近藤史恵のレビュー一覧

  • サクリファイス

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    久しぶりに読んだけど面白かった。また自転車乗ってみようかなって思うような描写も多くて良かった。ロードレースは個人戦のようで実は団体戦。一人のエースを勝たせるために他の選手はアシストすることに徹する、この姿がいいんだよな。主人公の白石誓はまさに生粋のアシストで自分で前に出て勝とうとするのではなくエースを勝たせることに重きを置いて走っていて結果的にそれが彼のキャリアを上げることになるのもロードレースの面白さ。しっかりとミステリの要素もありロードレースの世界観にマッチしていた。まさか白石と伊庭が飲んだワインの中にエフェドリンが入っているとは、そのことを発覚させないためにエースの石尾が自ら事故でレース

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    2025年06月13日
  • みかんとひよどり

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    いのちをいただくということ。
    食事や料理がテーマの本は多数読んできましたが、ジビエは初。
    馴染みがないけれども、いつも食べている食肉よりも、より鮮明に「生」を感じる気がします。
    鹿や猪、うさぎ、小鳥などを食べることはよくあることではないからこそ、食べる時に生きてる姿を想像しちゃうのはあるあるなのかな。
    シェフ×猟師の描写が、いのちが一品になっていくのを感じられてすごくよかったです。
    そして2人が勝っている犬がまたすごく可愛いです。

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    2025年06月13日
  • 岩窟姫

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    面白かった…!
    とあるアイドルタレントの自殺。自殺の原因と目されたのは同じ事務所のグラビアタレント、レミ。まったく心当たりがないのにいじめの疑いをかけられたレミは、自殺の真実を探し始める。
    胸糞悪い真実が待っているけど、復讐を誓うレミとその謎解きが面白くて一気に読んだ。

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    2025年06月11日
  • [新版]天使はモップを持って

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    私にとって近藤史恵さんの作品は兎に角読みやすくて少し疲れてて、あまりややこしい話は読みたくないなという時の癒しのようなもの。
    今回もすいすい読めて人間関係もわかりやすく、軽めのミステリがとても心地よい。

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    2025年06月07日
  • サクリファイス

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    ロードレースのお話。ちょっと謎解き要素が入っている。エースアシストとして走る白石、絶対的エース石尾。ツールドフランスは全然詳しくなかったが、ロードレースの魅力をふんだんに感じれた。

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    2025年06月04日
  • 間の悪いスフレ

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    かなり詳しいフランス料理の話が出てきますが、最低限の解説はあるので詳しくなくても気にせず読めます。
    絶望するには早すぎる、は説得力ありました。

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    2025年06月02日
  • おはようおかえり

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    ネタバレ

    タイトルや表紙、和菓子屋さんが舞台ということからもっとほんわかした物語かと思っていた。読んでみると、姉妹の比較や曾祖母の過去、出自のことなど、考えさせられるエピソードが多く、良い意味で裏切られた。最後の手紙を破るシーンが印象的。小梅なりの曾祖母への思いやりなのだと思った。

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    2025年06月02日
  • 震える教室

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    歴史の古い女子校が舞台の女子高生2人によるホラー・ミステリー。手を繋ぐと霊感が強くなる特技によりミステリーを解決していく手法が楽しい。
    女子高生と女子校特有の事情などが盛り込まれておりそちらも楽しい。これが男女共学であれば否が応でも恋愛要素も盛り込まれそうだがそれがないのもミステリーに集中出来て好感でした。
    花音の母、芽衣子エピローグでの続編の存在を思わせる不穏な思慮はなんだろう。

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    2025年06月01日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    夜食って、罪悪感あるけどいつも頑張ってる自分にご褒美だとかたまにだからいいかなって甘やかしちゃって食べてしまう。ラーメンの話は美味しそうだった!最後の韓国のインスタントラーメンも美味しいだろうな〜

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    2025年05月25日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    なぜ火をつけたのか?束縛の夫婦生活から逃れようと足掻く女性たちを描いた表題作ほか、ミステリ中心の短編集。
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    近藤さんの短編集ですが、なんとイヤミスがたくさんありました。近藤さんのミステリはけっこう際どい線を行っていてもイヤミスと言えるほどのものは読んだことがなかったのですが、これらははっきりイヤミスですね。うーん、と思いながら読んだのが多かったです(つまらないということではなく、面白く読みながらも読後感が・・)。
    読めば読むほど迷路の奥に誘われるような「孤独の谷」と女性の憐憫に絡め取られるモラハラ夫を描いた「老いた犬のように」が好きです。

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    2025年05月25日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    マドモワゼル・ブイヤベースにご用心、が新たな三舟シェフを知れてよかった。
    前半は高築視点、後半はお客だったり三舟の知り合いだったり。

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    2025年05月22日
  • 間の悪いスフレ

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    読みやすい
    けど、自分に置き換えて読める内容
    コロナ禍など世の中の流れもきちんと入れて書かれていて現実味がありますね
    こんなビストロが近所、帰り道にあったらいいな

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    2025年05月21日
  • マカロンはマカロン

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    シリーズ3作目。あっという間に読み切ってしまった。
    表題作である「マカロンはマカロン」も勿論良かったが、「ムッシュ・パピヨンに伝言を」が二度読み返し、また直ぐ読めるように付箋を付けた程好みな作話だった。
    改めて著者の近藤史恵さんは人間関係や心情を描くことに長けている方だなと感心した。

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    2025年05月19日
  • スーツケースの半分は

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    青い革張りのスーツケースによってもたらされる幸せについてのお話。
    1話完結になっているがところどころ繋がっており、最終的にはスーツケースがどこからやってきたかも明らかになる。

    個人的には6話目のシングルマザーと娘の話で少しウルッときた。そのスーツケースは幸運を呼ぶが、その裏側に悲しむ人がいることも教えてくれた。

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    2025年05月17日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ほっと温まる短編たち。
    夜に読むと必ずお腹が空く。
    総じて気を使いすぎて自分を偽っても
    良いことは起きないなと思えた。
    特に最後のお話は
    ラストでクスッとこの夫婦が愛おしくなる。
    愛おしい夫婦といえば、ワケアッテの夫婦も。
    こんなペンション止まってみたいなー!
    夜食の会、ちょっと切ないけれど、そんな仲間が私にもいたらなと思う。
    未来に期待。
    この人の本読んでみたい!ってなる作家さんにも出会えて
    とっても楽しかった!

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    2025年05月13日
  • サクリファイス

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     ロードレースはおろかスポーツ全般への知識が乏しいので敬遠していたが、評判が良いので手に取る。個人競技とばかり思っていたが、チームスポーツだったとは。自転車は身近な乗り物だが、未知の自転車競技の世界と文章から感じる爽快感に魅了された。プロローグから主人公をずっと心配していたが、このような仕掛けが待っていようとは。もっと地味な展開を予想していたため、二転三転する展開と真相に良い意味で期待を裏切られた。エースとしての責務、アシストとしての信念に心を打たれる。続編も楽しみ。

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    2025年05月10日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    一気読みしました。よくある家族のちょっとした違和感と、家族だからこその秘密から成るストーリー。登場人物達のあるある感と実際に起こりうる(超レアケースだとは思うが)問題に、自分ならどうする?と考えさせられた。

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    2025年05月08日
  • 天使はモップを持って

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    近藤史恵さん読書キャンペーンがそろそろおわりそうです。『天使はモップを持って』、キリコちゃんシリーズの第1作目。キリコちゃんと新入社員の大介の出会いから、社内の色々なトラブルを、解決していく連作短編です。

    どの短編もライトに読めるので、気楽に読みたい方にオススメでしょうかね。でも、近藤先生らしく、人間のもつ闇のようなココロ、粘着質な女性の内面と、男優位社会からぬけだせない男の弱さがチラホラブレンドされていますのでご注意を。

    ワタシも女性ばかりの職場で20代を過ごしました。自分的には女性は優秀で、優しいなぁと思っていました。いい匂いするし。しかし、その女性先輩達はみな言っていましたね。
    『女

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    2025年05月07日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どれも美味しそうな夜食がいっぱいでそれぞれ美味しそうに食べてたり罪悪感を感じていたりしていて読みながら自分も、食べたいな〜って気持ちになりました。
    特に『深夜に二人で背脂ラーメンを』と『ペンション・ワケアッテの夜食』の話が特に好きだった。

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    2025年05月03日
  • インフルエンス

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    ネタバレ

    続きが気になりすぎてページをめくる手が止まらなかったです!!ずっと主人公(小説家)が何か関係あるドンデン返し系かと思っていたので、最後そっちかー!と騙されました。笑

    女性の友情特有のドライなベトベト感(?)といい、終始付きまとう罪悪感の気持ち悪さといい、完全に友梨に感情移入して読むのがどんどん苦しくなりました。ほんとリアルすぎてこわい…

    こちらの作者の方の本は初挑戦でしたが、
    他の作品も読んでみたいと思います!!
    新しい推し作品が見つかって嬉しい!

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    2025年05月01日