近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに近藤さんの小説を読んだ。そして、どうなっていくのだろうとストーリーの先が気になってしまい、最後まで一気に読んでしまった。
主人公の友梨たちとまさに同じ世代なので、彼女たちの幼少からの時代背景が手に取るようにわかり、当時のことを懐かしくも思い、自分もその中に生きて存在しているうちの1人のような感覚におちいってしまった。
本当に、小学校、中学校時代の当時の大人や先生たちの価値観が、いい面も悪い面も、とても忠実に描写されていたと思う。
また、女友達の関係も成長につれて変化していく、その一言で表せない不安定さもすごく共感できた。
予想外の結末に、彼女のことを思うとちょっぴり悲 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ビストロ・パ・マル」第4弾 7話の短編集
パ・マルもコロナ禍の影響をうけ、営業の縮小やテイクアウト、料理教室とスタイルの変更を余儀なくされる。
外食どころか外出も制限されていた、あの時期の閉塞感を思い出す。
そんな中だからこそ、パ・マルに集まる人々の悩みや心に溜まった澱は、おいしい料理とシェフの言葉で洗い流される。そして勇気づけられ、少し前を向けるようになる。
どの話も、どこかで感じたことがあるような気がして、少し心がざわざわする。思い込みや一方方向からしか物事が見えなくなった時に、すっと視界を広げてくれる感じがとても心地よかった。
「モロッコのタジンのようだ、と僕は思った。少ない -
Posted by ブクログ
年老いたり、病気を持っていたり、飼い主が
様々な事情で飼うことができなくなった時に
預ける有料の老犬ホーム。
そういう存在を初めて知った。
働き始めたばかりの智美は、亡くなる時にすら会いに来ない飼い主に対し腹を立て、そんなの犬が可愛そうと発する。そんな智美に麻耶子は
可愛そうと思うのは勝手だけど、それはあなたの感情に過ぎない。それで人を裁かないで
と叱咤する。
背景を知るうちに、さまざまな事情があり
預けることを選択したことを受け止めていく。
もちろん、自分の勝手で預ける人もいれば、
親の介護、自分自身の闘病などさまざま。
だけど、犬にとっては大好きな飼い主と一緒に居られなくなったことしか分