近藤史恵のレビュー一覧

  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    短編集だが、感動ものとホラーというかミステリーみたいなもの、そして考えさせるものとバラエティに富んだラインナップだった。
    アミの会のアンソロジーに載っていたのもあるので読んだことのあるのもあったが。

    やはり秀逸だったのは『降霊会』かな。どんでん返しに次ぐどんでん返しが見事。

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    2025年02月18日
  • 岩窟姫

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    親友だったはずのサギリが日記を残した2つの意味が物語終盤で分かり、スッキリした。レミが「姫」であること、サギリがレミの価値を暴落させようとした理由が芸能界の闇と深く関わっていて、サギリのレミに対する愛情が半端なくて震えた。

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    2025年02月09日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    ネタバレ

    短編集、結構好きな雰囲気の話が多め。
    海外が舞台の話もあり、自分も今月末から海外なのでどこか別の国に行こうかなと思いながら読んだ。

    ・降霊会 ★★★★
    主人公が悪だと思ったらさらにその主人公が悪で悪を返すみたいなドス黒い展開が非常に良き!
    超短い話なのに1発目から、この本おもろいかも!と思えた。

    ・金色の風 ★★★
    パリが舞台。あんまりパリに住みたくはないけどヨーロッパ生活が懐かしい。
    チェコ人の女の子とゴールデンレトリバーの走る姿が爽やかな印象の話。

    ・迷宮の松露 ★★★
    モロッコが舞台の話。
    モロッコで暮らすのも悪くなさそう。と思いながら読んだ。
    主人公が京都でおばあちゃんと暮らすシ

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    2025年02月08日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    なんだか急に三舟シェフが好意を寄せる女性が現れたり、後半になるのわりと濃い愛の話が、いずれもさらりと盛り込まれていて、軽く読むつもりだったためちょっとびっくり。でもこれもまたよい。

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    2025年02月07日
  • おはようおかえり

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    面白かった。

    不思議な世界観ではあるけれど、
    現実にもあるのかもなぁ、と思わせてくれるような感覚と、少しずつ成長していく主人公、ゆるやかに見え方が変化していく家族、どこか引き込まれるストーリーでした

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    2025年02月05日
  • 間の悪いスフレ

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    久しぶりの三舟シェフシリーズ。
    安定の面白さと、安定の美味しそう。。。

    なかなかフランス料理に行くことはない(なかなかっていうか、ほぼない気も。。)ので、料理名を聞いてもそのものが思い浮かぶことは少ないけれど、美味しそうなのはわかる。

    こんなカジュアルなレストランが近所にあったら、半年に一回くらいは行きたいかなー。

    設定がコロナ禍なので、あーあの時は大変だったろうなーと思いなが読んでいた。

    タイトルの「間の悪いスフレ」は、両方の気持ちがわかるなー。
    あの2人が一緒に歩んでいくことを祈る。

    ついでに、ぜひとも志村さんの料理教室にも行きたいぞ(笑)

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    2025年01月26日
  • シャルロットのアルバイト

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    シャルロットの憂鬱続編。
    元警察犬のシャルロットと暮らす夫婦生活に起こるちょっとした事件をオムニバス形式で描く。
    迷子犬を保護したり、子犬を預かったり、シャルロットと旅行に出かけたり。
    すっかり家族の一員になったシャルロット。犬と暮らす生活の責任の重さを感じながらも羨ましくなる。

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    2025年01月26日
  • キアズマ

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    ロードレースの知識がなくとも、競技スポーツ経験者なら身に覚えのある感情描写に胸を打たれるんじゃないかな。
    大学生が主人公だと、より生々しさが伝わってくるね。生々しさというか、人間味?というのかな。
    某ペダルにハマった時にロードバイクを買った人間なので、主人公が自分のロードを手にしたシーンと最後の大会のシーンはグッときました。より深く情景が浮かんできて、グッときた。

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    2025年01月11日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    私の劇場通いは主としてなんばグランド花月と祇園花月なのですが、この本を読むと、どちらも至近距離にある大阪松竹座と南座をスルーしとったらアカンやん私、と思うのでした。

    これとか三浦しをんの『仏果を得ず』を読めば、歌舞伎や文楽などの日本の伝統芸能は決してとっつきにくいものではないということがわかるし、ミステリー要素もあって読みやすい。難しいという先入観を持たずに何でも観てみることで世界が広がるのだなぁと思えます。

    鬱々とした毎日を送っているときは新しいものに目が向かなかったりするけれど、そういうときこそ試してみればいいのかも。そもそも私が花月通いを始めたきっかけもそうですから。

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    2025年01月10日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    後半は高梁目線を離れて今回は三船シェフのフランス修行時代のお話もあったり思考が変わっていた。安定の面白さと読みやすさ。

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    2025年01月09日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    人生につまづき立ち止まってしまう。それが何かのきっかけで前に進めるようになる、という話好きで読む機会が多い。この作品もそういう話なんだけど、きっかけが歌舞伎というのが私の中では斬新で面白かった。歌舞伎を全く知らない私が言うのは生意気になってしまうのだけど。

    色々な事情によりパニック障害になってしまった主人公の岩居久澄。引きこもりがちな久澄に祖母のしのぶがあるバイトを頼む。それが歌舞伎などの演劇のチケットを渡すので、しのぶの代わりに演劇を観に行きその感想をしのぶに教える、というバイト。
    そのバイトで歌舞伎などの演劇に出会い、久澄の気持ちが明るい方向へ向いて行く。

    久澄が初めて歌舞伎を観て、ず

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    2025年01月07日
  • インフルエンス

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    重い作品で読み終わったあとに装丁を眺めて
    ゾッとした。
    罪を罪で重ねていくことが読んでいて苦しくなったし、どこかでなにかのきっかけで負の連鎖が止まって欲しいと思いながら読み進めた…。

    でもさすが近藤史恵先生。最高でした。

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    2025年01月06日
  • マカロンはマカロン

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    〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ第三弾。安定のおもしろさ。
    「共犯のピエ・ド・コション」がとくに好きかもしれない。登場人物みんな良い人だった。
    〈ビストロ・パ・マル〉シリーズは、料理に関する雑学やレストランでのマナーだったりが謎解きを楽しみながら知ることができるので飽きずに読み続けられる。

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    2025年01月04日
  • おはようおかえり

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    ひいおばあちゃんが生前思い残した事があった為にツグミに幽霊になり乗り移る。和菓子を作ったこともないツグミが、今は作っていないサツマイモのきんつばを作り皆んなに食べさせてあげるところが、戦時中も苦労してサツマイモを使いながら和菓子屋さんを続けて家族を養った曽祖母の苦労を思いました。曽祖母が書いた手紙が無事に見つかり、気持ちに整理がついたお蔭様で二度と現れなくなった曽祖母。成仏したのですね。

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    2025年01月04日
  • ダークルーム

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    短編だけど、一つ一つ充分に内容が濃くて、そうなるの?という結末に驚かされた。
    マリアージュと過去の絵、白衣60度の恋がとてもよかった。

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    2025年01月01日
  • マカロンはマカロン

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    パ-マルを舞台にした短編小説。
    3作品目にして、一番面白く感じた。
    豚の血を加工したソーセージは、印象的
    いい話、世知辛い話と色んなテーマがあって、読み応えがあった。

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    2024年12月29日
  • サクリファイス

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    ロードバイク競技についてよく知らなかったので、アシストという役割があることを初めて知った。チームのエースのために身を粉にして働くって言うのは簡単だけど実際できる人はどれくらいいるのだろう。主人公は事件の真相から、アシストの犠牲を知るエースの思考に到達し、アシストとして成長する。スポーツとミステリって見ない組み合わせだったが面白かった。

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    2024年12月28日
  • みかんとひよどり

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    初めて読んだ作家さんでしたが時期といいタイムリーな、クリスマスから年末年始にかけてのストーリーで、山で遭難するは、地元の猟師に助けられるは舞台は京都の山奥だし、3拍子揃って楽しめました。
    しかも美味しいジビエ料理の匂いが漂ってくるはです。
    私も地産地消のジビエには興味あるのですが、生々しい解体現場のこととか許可がいることとか知ることができてためになったしテンポよく読書できて嬉しかったです。
    みかんとヒヨドリってタイトルがどこで出会うのかずーと気になって読んでましたけど、絶品の組合せなんですね。
    作中出てきた人類の祖先の話、そこに留まる者と進んでいく者の話はよかったです。そしてオーナーのまえむき

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    2024年12月27日
  • 間の悪いスフレ

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    安定の面白さ。サクサク読める。
    少し謎解き感が低い感じがしたけど、日常の一コマを見せてもらっている様でとても面白い。
    この本を読んで、自宅近くのビストロに行ってみた。見たことのある料理名が並んでいて嬉しくなった。

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    2024年12月23日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    博識な近藤先生の本は、読んで知識が深まるだけでなく、ミステリーあり、恋心ありと読んでいて飽きない。今回も歌舞伎や演劇など、興味をくすぐるような表現であらすじを教えてくれて感謝!読んでひとつも嫌な気分にならない近藤先生の本、また好きな作品に会えました。

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    2024年12月20日