近藤史恵のレビュー一覧

  • さいごの毛布

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    ☆4

    犬の最期を看取る「老犬ホーム ブランケット」が舞台の物語。
    ブランケットに犬を預ける人達の理由は様々で、中には許し難い身勝手な理由もありましたが、それでも健気に飼い主のお迎えを待ち続けている犬達の姿に胸が締め付けられる場面もありました。
    辛くなる場面もあったのですが…ブランケットのオーナーである麻耶子さんの言葉は心に響くものがたくさんあり、主人公である智美の成長も感じられて、とても心温まる物語でした。
    他にも近藤史恵さんの作品で、犬が出てくる作品があるとのことなので、そちらも読んでみたいと思います。

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    2024年03月08日
  • エデン

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    ネタバレ

    感想
    白石の中で常にエースのアシストに徹するべきか、狙える時はトップを狙うかなど様々な葛藤が見てとれる。強いフィジカルだけでなく、正にメンタルと自己犠牲の精神が必要とされる世界。

    一度、生で観戦したくなった。

    あらすじ
    白石はスペインのチームからフランスの大きなチームに移籍していた。ツール・ド・フランスを目前にチームのスポンサー撤退が知らされ、この先の契約が真っ暗になったが、チームエースのミッコを勝たせるため、ツール・ド・フランスでの奮起を誓う。

    白石が所属するチームは、初戦からチームがチグハグだった。理由は、フランス人の新星のニコラを勝たせるために白石のチームもアシストとするという方針

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    2024年02月28日
  • [新版]天使はモップを持って

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    ネタバレ

    気軽に読める本すき
    モヤモヤの気持ちを持ったまま結婚されて奥さんかわいそうと思ったらキリコでしっかり騙された

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    2024年02月28日
  • スティグマータ(新潮文庫)

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    勝負の世界の引き際を考えさせられる作品だったのかな。ドラマチックな結末は人の記憶に残りやすいと思ったのかもしれないけど、あくまで偶然のドラマだからより鮮明に記憶に残るんじゃないかな、真実がどうかは別にしてドミトリーめ、でした。
    伊庭さんて良い人じゃないか!味噌汁あげるなんて(笑)

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    2024年02月27日
  • インフルエンス

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    ネタバレ

    3人の女性の長期的交換殺人?とでもいうのかな…
    しかもはじめの2回は頼まれたわけではない。

    こんな展開あるんだ…と心をざわつかせながらページをめくるうちに、あっという間に読み終わっていました。

    現在の一人語りと過去の描写がところどころ入れ替わって、面白い作品でした。

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    2024年02月23日
  • シャルロットの憂鬱

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    歌舞伎座の怪紳士を読んでから、すっかり近藤史恵先生に魅了されてしまい、大好きな犬を題材にしている本は絶対読まなければならないと思い、ワクワクしながら手に取っていました。読んでいくとこれこれって言う近藤先生節があって、思わず一気に読んでしまったり、知らず知らずのうちに登場キャラクターに愛着が湧いてしまったり。本を読み終わった時に思わず心がほっこりする、それが近藤先生の作品です。私の本棚がまた素敵に彩られました。

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    2024年02月06日
  • キアズマ

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    アマチュアのスポーツはプロとは違う意義の中で戦うものだなぁと改めて感じました。自分もロードバイクに乗ってみたいなぁ、気持ちいんだろうなぁと思いました。家に置くところないけど。。。

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    2024年02月02日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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     人はみな、多かれ少なかれ満たされない思いを抱えて生きている。ただ、その思いとどんな向き合い方をするかの選択で人生は違ってくる。
     その「選択」がもたらしたものを描く8つの物語。
              ◇
     今日は学園祭当日だ。僕は久しぶりに校門を潜った。
     高校2年で実行委員を務める僕は学園祭の中心メンバーとして運営に当たるはずだったが、家庭の事情で昨日までの1週間を欠席したためほとんど手伝えなかった。

     エントランスに来た僕は壁に貼られたポスターに気がついた。ポスターには「降霊会、行います」と書かれていて、死んだペットの降霊をしますと、小さな字で付け加えられている。責任者は宮迫砂美となって

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    2024年02月03日
  • おはようおかえり

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    近藤史恵の日常ミステリ家族小説。和菓子屋の姉妹の話だった。
    近藤史恵の作品には多いけれど、さらっとゲイの人が出てきたりするんだよな。そういう描写が嬉しくなる。
    作中で明かされる主人公と主人公家族のある事柄に私は自分のフィルターをべりっと剥がされた感じがした。
    曾祖母のことについて探りながら主人公が自分と家族に向き合っていく話なのだけど、最終的には心があたたかくなれる、優しい読み口だった

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    2024年01月29日
  • 間の悪いスフレ

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    第4作。
    このシリーズは何度も読み返しているので、ビストロ・パ・マルは実際に訪れたことはないけれど馴染みのフレンチレストランのような気持ちになっている。
    なので、コロナが蔓延し制限が課される中、「あの人々はこの時期にどうなっているんだろう?」と思いを馳せた1作だ。
    営業時間を短縮したり席数を減らしたり、テイクアウトメニューを模索したり、料理教室を開いたり、その時の最善を尽くしていてほっとした。

    ギャルソンの高築君の視点で語られている物語だが、彼はあまり感情の起伏がない。
    ビストロ・パ・マルの他の面々も仲がいいが、あくまで仕事上でよいものを引き出すための関係という感じが心地よくも淡々としている

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    2025年02月15日
  • おいしい旅 初めて編

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    「アミの会」のアンソロジー。
    『初めて編』ということで、七編のストーリーは、初めて訪れる旅先での初めての食べ物が登場する。

    料理が美味しそうだったのは、乗り鉄・食べ鉄にも嬉しい「下田にいるか」坂木司さん。なんと言っても下田なら行けそう!と思えるのが嬉しい。観光も楽しそう。

    もうひとつは、サハリンでのロシア料理がたっぷりの「地の果ては、隣」永嶋恵美さん。初めて読む作家さん。作中では、既にロシアとウクライナの戦争の気配が描かれていて、今は…まだ、いつになったらロシアに旅行に行こうと思えるのかわからないけれど。

    コロナ禍のあと、旅に出る物語が描きにくくなっただろうと思うけれど、むしろ、だからこ

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    2024年01月27日
  • 夜の向こうの蛹たち

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    誰もに勧めるものではないけれど、私は面白く引き込まれた。
    レズの話だけれど、生々しさはなくサクッと読める。主人公に北川景子か菜々緒、主人公が好きになる赤ちゃんみたいな白いぷくぷくした初芝は富田望美、美人過ぎて薄幸な速水は今田美桜かなぁ。トリリオンゲームに引っ張られてるかなぁ。

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    2024年01月24日
  • さいごの毛布

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    人もペットも高齢化社会。老犬ホームという施設が本当にあるのだと知って、確かにこれから需要は増えていくのだろうと思った。
    登場人物たちが皆少しずつ訳アリで、時々不穏なものが漂い、事件も起こるが、お話が進むにつれて静かに解けていく。
    性格のコンプレックスなどは誰もが抱えているだろうけれど、他人から救われる一言が発せられる場面があったりして優しい気持ちになる。

    ところで兵庫県が舞台らしいし主人公も奈良出身だというが、関西弁がまったく話されていないのが不思議。関東人の自分には読みやすくてありがたいけれど。

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    2024年01月15日
  • 二人道成寺

    匿名

    購入済み

    タイミングが良かった

    奇しくも今月歌舞伎座では、娘道成寺がかかっており、前半と後半で二人の役者がそれぞれの娘道成寺をやる。
    女形の根底の一部が見えたような気さえする作品だった。
    早く歌舞伎座で娘道成寺を見たくなった。

    #切ない #エモい #深い

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    2024年01月15日
  • 夜の向こうの蛹たち

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    小説家である織部妙は、新人小説家の橋本さなぎという綺麗な女性を紹介される。
    織部は、橋本さなぎの本に夢中になるが、紹介された橋本本人が、本の印象とは違うことに違和感を抱く。この人がこの本を書くのか?という違和感、わかる気がする。
    暗く不条理な、そんな小説を書いている女性がホステス風だと、なんかイメージ違ったなってなりそうだ。この本では、織部以外の人は橋本さなぎに違和感を抱いていない様子なのは、単に「美人だからいっか」と美人は許されるということなのか、橋本さなぎの文体を初芝祐のような太った女性が書いていることを笑うのが主流だからなのか…。私には分からない。
    でも確かに、小説家について見た目と作風

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    2024年01月15日
  • [新版]モップの精は旅に出る

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    モップシリーズ最新刊、久々に出た!と喜んだら最終巻とは寂しい。
    英会話スクールの講師人気ランキングの話はよく聞きますね、大人になってもイジメして相手を追い込んで加害者は罪を意識せず過ごしてる、て現実でもよくあって気分悪い。軽い気持ちのイタズラ、「そんなつもりなかった」て言ってもそれで済まないことがある、男女の認識の差。最終話、大介登場。外では快刀乱麻を断つキリコも実生活では色々ある、でも絶対的な味方がいて良かった。

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    2024年01月11日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    大好きなアミの会(仮)のアンソロジー。ラストメッセージという副題でなんとなく遺書を思い浮かべたけど、そうかぁこんなに色んな最後のメッセージてのがあるもんだ、としみじみしてしまった。近藤史恵さんの久々にゾワッとする怖い話も、福田和代さんのカッコいい刑事さんの話も、楽しんで読めた本。

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    2024年01月06日
  • はぶらし

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    昔の友人から突然連絡があり、居候させて欲しいという、しかも子連れ。少しならと受け入れるとなんだかんだで長引くのでイライラさせられる。恐らくほとんど読者は居候されている側の気持ちで、どうしてくれるんだみたいなザワザワしたまま物語の先を追いかける。
    作者が女性だから書けるだろうというところもあり、ある部分で居候側の気持ちもわかったりして、最後まで読んでいくらか納得して高い評価となるのか。まあ、そういう話かというエンディング。先が気になって一気に読んだから星4つにしたが、感想を書いていて星3かなというところ。
    自転車レースの推理小説がとても面白かったので何冊か読んでいるが、それに並ぶような快作がない

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    2023年12月27日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    身内って家族ってなんだろうね。相性もあるのだろうしどこまでも信じられるって思えるか正直不安。自分と相手の幸せが交錯すればそこに言葉にはしないが憎しみも生まれるかもしれない。

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    2023年12月24日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    読みに行くいものは飛ばして。
    海外の内容も多かった。
    個人的には国内の短編が読みやすい。
    食べ物はハンバーグ、サンドイッチとか
    挟まれる系が多かったかも

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    2023年12月17日