近藤史恵のレビュー一覧

  • おはようおかえり

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    曾祖母が妹に憑依する、ファンタジー設定の家族ドラマ。女性の社会の在り方や、目標の持ち方は、現代の女性のテーマに通ずると思う。
    怖くないからなんでもできる、ではなく、
    怖くてもそれでも歩き出せる。
    あの人は前向きだから、と思ってた人も、実は怖いのかなと思った。怖いからやめる選択は、やめようと思った。

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    2024年05月09日
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    會川と黒岩のバディ感がとても良い。
    愛犬誘拐事件を追う二人は怪しい女の情報を得る。
    その女の身元が判明し、いよいよ調査開始かと思いきや新たな事件に遭遇する。
    善悪で判断できるような単純な話でもなく、すぐにどうこうできる問題でもない。
    だからこそ、この結末は切ないなあと。

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    2024年05月07日
  • 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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    新装版の刊行ってありがたい。
    今は手に入らない昔の作品が読めるの、ホント嬉しい。
    警察バディものは楽しいし、キャラクターも好き。
    でも本作で扱う事件には考えさせられた。
    やっぱり難しいのかな。
    各章の冒頭に登場する寓話と今回の事件。
    その関連性を探りながら読んだ。

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    2024年05月03日
  • おはようおかえり

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    和菓子屋さんを舞台に、その曽祖母の思いや、父が在日であることへの葛藤などが描かれる。
    曽祖母がつぐみに乗り移るという、ファンタジー要素がありつつ、けっこうスルッと楽しく読んだ。

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    2024年04月30日
  • タルト・タタンの夢

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    ネタバレ

    今までフランス料理というと、格式が高いイメージがあり何となく堅苦しいものだと思っていましたが、この小説では温かみのある家庭料理を楽しめます。特に個数を割り切れない素数にすることで、余った分を食べてもらえるように工夫されていた「割り切れないチョコレート」が印象的でした。母の思いと成長した息子の思いが「割り切れない」に込められていてぐっときます。三舟シェフの鮮やかな推理と心温まる謎の真相に、心も身体もお腹いっぱいになりました。

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    2025年12月21日
  • シャルロットの憂鬱

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    シャルロット可愛すぎます!!
    読んでいるだけでシャルロットの表情や、感情が伝わってきて犬好きにはたまりません。
    シャルロットを通じて色々な事件?を解決していくお話でとてもよみやすかったです!

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    2024年04月24日
  • マカロンはマカロン

    購入済み

    心が暖かさを感じる

    軽快で暖かな読後感を持てるストーリー。もう少し踏み込んだ心理描写が欲しかったかな。個人的には、ちょっと軽すぎな感じがした。

    #ほのぼの #切ない

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    2024年04月21日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    音のひとつひとつが、雨粒のようだった。大きな雨粒がひとつひとつわたしの身体の上に降ってくる。皮膚の上で冷たく弾けて、わたしを濡らす。わたしはあっという間にずぶ濡れになる。

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    え〜ん、これまた面白かった〜!!!
    え〜、そゆこと?!堀口さんとしのぶさん切なくて泣いた…。
    ちょいちょいオペラ座の怪人のオマージュはさんでるのが素敵。

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    2024年04月18日
  • 岩窟姫

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    たぶん、感情は幾層にも重なって、グラデーションを作っているのだ。光の当たり方によって、本人にすら見え方が違う。

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    ほぉ。これまた面白かった。
    この人の本、冒頭は地味?でハズレかな…と思って読み進めると後半からラストの勢いがすごい。
    れみちゃんが全く違う道を歩もうとするラストが清々しかった。

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    2024年04月18日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ちょうど今年は伊勢に行こうと決めていたので、初めのお話はとても参考になった。行き方や伊勢うどんの由来、参拝の仕方など物語にちりばめられていたし、少年達の冒険を見守っている感じの話で、一番この中で楽しかった。どの作品も終わりに少しほっと出来てしあわせ編とはその通りたど思った。

    他5作
    ・失われた甘い時をもとめての二人は無事に出会ったのだろうか。続きが気になった。

    ・浜崎の奥さんを検索してしまった。そんなに美味しいのか。食べてみたいな。

    ・ベネツィアは1度は行ってみたい憧れの街だな。
    おばちゃんの話はきっと妄想だったようだけど、現実をみて主人公は学んだし、母との距離も縮まって良かった。

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    2024年04月16日
  • 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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    近藤史恵さんの警察小説は初読。ちょっと怖い寓話と事件とのつながりはどこなんだろう、中盤以降になるほどと。
    けっして喜ばしい事件の解決ではなく、問題となった事柄についての根深さ・厳しさ・辛さがぐっとのしかかる一冊。

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    2024年04月12日
  • インフルエンス

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    面白かったです!
    読んでも読んでも拭えない不安感と息苦しさの中、あっという間に最後まで読んでしまいました。(褒めてる)

    語られる罪の連鎖の結末が一体どうなるのか気になる一方、目の前で語る友梨は果たして何者なのか。
    物語が進むにつれ、私は今どの辺まで騙されてるのだろう?ととても不安でした。読み終えた今でも、まだ何か騙されてるのでは…?と反芻してしまっています。

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    2024年04月03日
  • 賢者はベンチで思索する

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    不思議な老人とフリーターの主人公の物語。

    様々なことで思い悩む主人公の周囲で事件が起きる。そのことを老人と一緒に考えながら追いかけてゆく。その中で老人との会話によって主人公自身の気持ちが前を向いていく様子にとても心温まった。

    近藤史恵の作品に初めて触れたがこれからも読み続けたいなと感じた。

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    2024年03月26日
  • キアズマ

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    ネタバレ

    感想
    今回はプロではなく、大学生がロードバイクと出会い、奮起する話。

    大学の時の先輩もロードバイクやってたなぁ。なんて思い出しながら読んだ。

    大学時代を捧げるくらい熱くなれるものに出会えたなんて幸せ。ロードバイクにも乗ってみたくなった。

    あらすじ
    フランス帰りの岸田は、新光大学に入学した。入学時に自転車部と事故を起こし、自転車部の部長の村上に怪我をさせてしまう。村上のお願いを何でも聞くといった岸田は、自転車部に入って欲しいと言われる。

    しぶしぶ1年だけと考えて、自転車部に入ったが、岸田はロードレースの魅力に取りつかれていく。

    岸田はエースの櫻井を追いかけ、練習や食事調整、体重管理など

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    2024年03月16日
  • おいしい旅 初めて編

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    旅と、食の思い出にまつわるエトセトラ。”初めて”と副題にあるだけあって、非日常。旅に出るきっかけもひとそれぞれ。
    下田に行ってみたくなった。
    台湾へは派遣で働いている彼女が一人旅、のはずが会社のお使いもする羽目に。
    函館はカフェめぐり。函館の話の内容は重たかったけれど、カフェには行ってみたいな。NHKの”ふるカフェ系 ハルさんの休日”を思い出した。
    糸島の彼女たち。出かける前の後ではさぞ印象が変わったことだろう。

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    2024年03月13日
  • 昨日の海は

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    母&伯母 天海祐希&石田ゆり子
    息子 水沢林太郎
    ドラマ化してほしい。NHKさんかWOWOWさんでお願いします!

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    2024年03月11日
  • さいごの毛布

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    ☆4

    犬の最期を看取る「老犬ホーム ブランケット」が舞台の物語。
    ブランケットに犬を預ける人達の理由は様々で、中には許し難い身勝手な理由もありましたが、それでも健気に飼い主のお迎えを待ち続けている犬達の姿に胸が締め付けられる場面もありました。
    辛くなる場面もあったのですが…ブランケットのオーナーである麻耶子さんの言葉は心に響くものがたくさんあり、主人公である智美の成長も感じられて、とても心温まる物語でした。
    他にも近藤史恵さんの作品で、犬が出てくる作品があるとのことなので、そちらも読んでみたいと思います。

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    2024年03月08日
  • エデン

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    ネタバレ

    感想
    白石の中で常にエースのアシストに徹するべきか、狙える時はトップを狙うかなど様々な葛藤が見てとれる。強いフィジカルだけでなく、正にメンタルと自己犠牲の精神が必要とされる世界。

    一度、生で観戦したくなった。

    あらすじ
    白石はスペインのチームからフランスの大きなチームに移籍していた。ツール・ド・フランスを目前にチームのスポンサー撤退が知らされ、この先の契約が真っ暗になったが、チームエースのミッコを勝たせるため、ツール・ド・フランスでの奮起を誓う。

    白石が所属するチームは、初戦からチームがチグハグだった。理由は、フランス人の新星のニコラを勝たせるために白石のチームもアシストとするという方針

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    2024年02月28日
  • [新版]天使はモップを持って

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    ネタバレ

    気軽に読める本すき
    モヤモヤの気持ちを持ったまま結婚されて奥さんかわいそうと思ったらキリコでしっかり騙された

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    2024年02月28日
  • スティグマータ(新潮文庫)

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    勝負の世界の引き際を考えさせられる作品だったのかな。ドラマチックな結末は人の記憶に残りやすいと思ったのかもしれないけど、あくまで偶然のドラマだからより鮮明に記憶に残るんじゃないかな、真実がどうかは別にしてドミトリーめ、でした。
    伊庭さんて良い人じゃないか!味噌汁あげるなんて(笑)

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    2024年02月27日