近藤史恵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
そのスーツケースを持って1人で旅すると人生が変わる。
革張りの青いスーツケースを手にした女性たちに訪れた転機を描いた連作短編集。全9話。
* * * * *
アラサー女性4人を中心に、幸運のスーツケースを巡る因縁がおもしろい。ゆるやかなファンタジーではありますが、作りすぎた感がないのは近藤史恵さんのうまさゆえなのでしょう。
各話の主人公となった女性たちには共通点がありました。
それは、「1人で行動できる」というところです。
大人と言っても主要人物は誰も30歳にもなっていない ( 春菜など20歳そこそこ ) のだから、1人ということに不安があってあたりまえだ -
Posted by ブクログ
旅先の本屋でカバーに惹かれて手に取った一冊。
一目惚れした本は、想像した以上に面白く、あっという間に読み終わった。
青いスーツケースが繋ぐ九つの物語。その一つ一つが心揺さぶられる内容だった。
自身の過去旅と重ねたり、コロナ禍で疎遠になった旅への想いが沸々と湧いてきたりするお話だった。
楽しいだけじゃない内容も含まれているけど、ハッピーエンドなラストは大好き。
映画「旅するジーンズ」を思い出す。
10代の4人の少女が一本のジーンズを通して経験する青春ストーリー。サントリーニ島の風景が綺麗だった。
そういうのも含めて、心がザワザワする物語でした。
ちなみにこの本は新刊ではなくて今年7月に1 -
購入済み
何度も読み返してる
図書館で借りたのが最初の出会いです。何度も読み返すので、購入しました。
こんな大衆フレンチのお店があったら通いつめたい。コージーミステリーの中でも
一番好きな作品です。食べたことのないフランス料理に興味が湧いてネット検索したり、
思いきって食べに行ったりしました。カスレにハマりました。
ドラマ化したので、それをきっかけにまた再読。
ドラマ版は少しキャラのイメージが違ったので、小説読み直してやっぱり
三船シェフは無骨な男のイメージだよな・・と実感。短編集で、どの作品も読後感が
あたたかいじんわりとした気落ちになります。読後感のよさって大事ですよね。
それこそ、作品に登場するヴァン