近藤史恵のレビュー一覧

  • 茨姫はたたかう

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    大雑把にいってしまえば。
    だいたいにおいて、女性の方が男性に対して愛してるって聞くわけだ。まぁ逆バージョンは気持ち悪いしね。それだけ女性の方が愛されているかって事に敏感なんだろうなぁ。
    でも愛されてるかって言っても分からんよね。本当に私の事愛してるの?って聞かれて、男が、もちろん愛してるよ、って答えたとしようか。じゃあこれは本当に愛してるかなんて分からんよね。いやもう面倒だわーって思って答えてるかもしれんし、真面目に答えてるかもしれんし。ともかくこういう質問が女性から来た時点でもうアカンというか。
    じゃあどうすりゃ良いのよって言われれば、愛されるよりも愛したいマジで by Kinki Kids

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    2018年01月25日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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    2015.2/2 シリーズ4作目。端からすれば娘とも見紛う身重の義母の体調を心から気遣ったり、降って湧いた縁談の相手おふくとのやりとり、窮地に貶められたライバルの同心の疑惑に奔走したり、浮世絵師の国克や女形役者巴之氶付きの裏方与四郎の使い方などなど、ここまできて今作が一番面白かった!

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    2018年01月09日
  • 胡蝶殺し

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    面白くて ぐいぐい引き込まれた。
    繰り返し何度も読んだ。
    読むたびに面白さが増す。涙が出た。
    近藤史恵は好きな作家だし この人の描く歌舞伎ものも好きで読んできたけど その中でも1番面白かった。
    それぞれのキャラクターが秀逸。
    途中読むのが切なくなるほど 秋司は運命に翻弄されるが
    話はハッピーエンドで終わり ホッとする。
    この先 秋司の歌舞伎役者としての人生はまだまだ苦難が続くだろうが 長くそしてハッピーエンドで終わることを祈る。

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    2018年01月07日
  • エデン

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    心地よい世界

    サクリファイスを読んだ翌日にこの続編を読みました。舞台がヨーロッパにうつり、また新たな登場人物がたくさん出てきますが、嫌みのない好感の持てるキャラクターばかりで、この本の世界にひたっていたくなります。また続きが読みたくなる作品です。

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    2017年11月05日
  • サクリファイス

    購入済み

    一気に読みました

    スポーツ物は苦手なのでどうかなぁと思いましたが評価が良かったので読んでみました。
    話のほとんどがレース中の話でしたが、小難しい解説が入ることもなく、スラスラと読めました。途中からはミステリーの要素で満たされて、主人公のキャラクターも好感が持てるので一気に読み終えてしまいました。
    読み終えて、スポーツに興味のないわたしでも、今はロードレースがどんなものか映像でも見てみたいと思いました。

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    2017年11月04日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    猿若町捕物帳シリーズ、第2弾。
    「にわか大根」から先を読んでしまってから、第一弾の「巴之丞鹿の子」を読んだので、これを持って、シリーズ全部つながったことになる。
    ずいぶん間があいて、人間関係を忘れてしまっていたので、ちょうど良かった。
    お駒さんのこと、途中から記憶がよみがえりつつありましたが…

    第一弾と同様、本筋の話の間に娘の一人称の話が挟まれる。
    読み進むうちにだんだんと感情移入していくので、やりきれなくなったけれど…

    長く閉じ込められていた者にとって、自由は何物にも代えがたい。
    解放されたことで生きていけなくなる者もあるが、どちらになるかは魂の強さ弱さによるのだろう。
    魅力的なシリーズ

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    2017年07月09日
  • エール!(1)

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    働く女子へのエールを描いた小説。

    凹んだり、働くって大変そうだなって
    思った時にそんなことないよと
    背中を押してくれる読後感の良い小説。

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    2017年05月24日
  • 賢者はベンチで思索する

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    びっくりするぐらいに久里子の考えているところに共感してしまった。
    どうありたいのか、どこにいきたいのか答えに迷っている感じに分かる、と頭を抱えたくなった。
    国枝さんはひたすらかっこいい。最後の落ちに驚いた。

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    2017年05月09日
  • シフォン・リボン・シフォン

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    人を大切に、とは日々思うことだけど、自分を大切に、とはそんなにいつもは思わない。
    この小説を読んで、自分を大切にしなきゃ、と思えた。

    乳がんの手術後、東京から故郷の地方都市に戻ってランジェリーショップを開いたオーナーのかなえ。地方にはなじまない輸入ものの下着が並ぶショップは、ネット販売があるから成り立つと言えるほど、訪れる客は少なかった。
    しかしその数少ない客は皆それぞれの屈託を抱えていて、レースやリボンで飾られた美しい下着に、優しく心をほぐされていく。

    綺麗な下着をつけていると、自分を大切に扱っているような気持ちになる。
    この小説の登場人物の1人が語った言葉について、しばし考えた。私も綺

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    2017年05月06日
  • 昨日の海は

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    東京から叔母と従姉妹がくることになった。一緒に暮らすという。戸惑いながら暮らす高校生の光介は、叔母から祖父母の死の真相を知らされる。

    面白かったです。
    光介目線で話が進むため、ドロドロしたものにならず、爽やかな青春物語風にまとまっていて、良かったです。

    真実のさらに先にあった本当の真実、それを乗り越えてきた光介の母の気持ちを思うと胸が苦しくなります。

    掘り出してしまった真実は、光介が大人になる過程では大事なものだったとは思いますが、それを知ったしまったことは、苦しんだであろう夢には知られないでいて欲しいと思います。

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    2017年02月05日
  • 胡蝶殺し

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    大好きな近藤史恵さんの歌舞伎物。伝統芸能を受け継ぐ家に生まれるということは、我々には計り知れないいろいろな葛藤があるのだと思う。

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    2016年09月21日
  • 茨姫はたたかう

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    ネタバレ

    2016/9/12
    めちゃくちゃおもしろいわ。
    力先生好きすぎる。
    力先生みたいな整体師にズバズバ言い当てられたら私確実に泣いちゃうわ。
    怒られても労わられても。
    誰も私をわかってくれないなんて当たり前のことやし、納得もしてるし、わかってもらおうという努力もしてないし、怒ったり嘆いたりするどころかそう思うつもりさえさらさらないけど、もし誰かがわかってくれたら堰が切れそう。
    投げ捨てたと思ってもやっぱり心のどっかにあるこのわかってもらいたいという業はなんなんやろう。
    ホンマに先生おらんねやろか。
    腰も肩も足も心もホンマは痛いねん、私。

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    2016年09月12日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    2016/9/10
    めっちゃおもしろかった。
    千蔭さんまたお嫁さん逃しちゃったけどそれがすごいかっこよくていじらしくて熱くなった。
    なんてなんて素敵な人だろうと思った。
    千蔭さんの素敵さを大声で言ってまわりたくなったので、友人にオススメしといた。

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    2016年09月11日
  • シフォン・リボン・シフォン

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    近藤史恵のシフォン・リボン・シフォンを読みました。

    きれいな下着を身に着けていると、自分がとても大切に扱われているような気がする。
    あなたが、あなた自身を大事に扱っているのだから。

    水橋かなえは東京で開いていたランジェリーショップを他人に任せて、自分は田舎の町に帰ってきました。
    田舎の町できれいなランジェリーショップを開いたかなえとその町に住む人たちの物語でした。

    かなえは乳がんにかかって手術を受けていたり、彼女が帰ってきた理由は母親が介護を必要とするようになったためだったり。
    力まずに生きているかなえの行動がとても魅力的に感じました。

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    2016年05月12日
  • 賢者はベンチで思索する

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    ファミレスで働く主人公がまきこまれた事件をひょんなことから解決してくれたのは、勤務先のファミレスでいつも同じ窓際の席で何時間も粘る老人だった。
    誰かが亡くなったりするわけではなく、日常にはびこる悪意や悲しみを解決するお話。
    また主人公のどこにもいけない気持ちがだんだん変わっていくのがとてもあたたかく、胸にくる。
    最後にはあっと驚くどんでん返しも待っている。
    連作短編でさらりと読める。

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    2016年04月01日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    ネタバレ

    キリコシリーズ2弾目。短編シリーズで読みやすくて好きです。謎に悩む各短編主人公を清掃作業員キリコがお助けする。日常ミステリーに少しの苦みを感じるストーリーで楽しめます。

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    2016年01月24日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    「みんな、さ、それぞれ頑張って、ちゃんとやってきているの。なのに、自分がやってきたことって、つい、なんでもないことのように思っちゃうの。人のやっていることばかり、立派に見えちゃうの。どうしてだろうね」

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    2015年09月30日
  • シフォン・リボン・シフォン

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    どうしても介護の問題に目が行くのは仕方ないんでしょね。
    親の面倒を見る人間は、親の人生の一部も引き受けるということになるんでしょうね。

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    2015年08月25日
  • ねむりねずみ

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    現代の歌舞伎界が舞台のミステリ。研修生あがりの端役をつとめる役者・瀬川小菊と、梨園の御曹子・花形役者の妻とのふたりの語り手により世界が展開する。

    「雨」や「時間」などのことばが頭から消えていく症状を訴える花形役者・中村銀弥。彼に何が起こっているのか?そして、2か月前に劇場内で起こったいわゆる「密室」殺人事件の真相は。
    探偵事務所をかまえる今泉と、大学時代の同期であるワトソン役・小菊との掛け合いも痛快ななかに、歌舞伎の本質をつらぬく、身を切るような真実が明らかになる。後半、小菊の男前な啖呵が胸をすく。

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    2015年08月08日
  • あなたに贈る×(キス)

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    ネタバレ

    ”ソムノスフォビア”≪唾液感染症睡眠恐怖症≫

    この病はキスによってのみ感染する―。
    致死率100%のウイルス。

    キスが禁じられた世界、近未来の物語。
    憧れの先輩はなぜ死んだのか?全寮制の学園で起こった事件。甘く残酷な真実。
    読後のぞくり感が半端ない青春ミステリー。

    命がけで人を愛する少年少女たち。
    設定が秀逸…!!というか心くすぐられるツボがかなり押さえられていてざわざわします…
    「キス」が悪しきもの、汚らわしいとされたお話って初めてで、(物語の中では検閲対象にまでなっているのです…)作中の竹内先生と砂川が軽くキスするだけの場面を、妙にどきどきしながら読んでしまった…。

    竹内先生と砂川

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    2015年06月22日