近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
明治時代になったが、人々はまだ江戸時代の名残りを残しながら暮らしていた。
不気味な幽霊絵師として好事家に売れていた絵師の火狂こと興四郎は、絵を描きながら、料理屋「しの田」へ居候することになる。一人娘の真阿は、幼い頃から床につかされていて外の世界を知らないが、本を読み、想像の世界に遊んでいた。そして不思議な夢見をするのだった。
14歳になる少女の見る夢と、不思議なものを見、ゾッとするような絵を描く絵師の交流から、さまざまな事件が浮かび上がり、解決していく。そして真阿と興四郎の過去も明かされていく。
面白かった!二人の過去が明かされて、これでおしまいになっているけど、シリーズものとしてぜひ続きが読みたい。
単行本の装丁とイラストがとても素敵で、物語の雰囲気にとても合っていた。思わず「ジャケ買い」したが、文庫本では変えられてしまって残念。 -
Posted by ブクログ
40代の女性小説家に、同い年の女性から手紙が届く。内容は、その女性(友梨)と友人2人の30年にわたる関係を小説にしてほしいというもの。
友梨の4歳から40代までの人生の話。
同じ団地に住む幼馴染の里子と、中学で転校してきた憧れの存在の真帆。3人の関係が複雑に絡みあい、罪が密かに重なり合う。そして大人になった3人の運命と驚愕の真実。
女子特有の独占欲や執着がリアルに描かれ、子供の頃の“友達が人生の全て”という感覚が呼び起こされた。三人はお互いのために罪を犯し、友情を封印する。もし悪意ある大人に出会っていなければ、彼女たちの関係は幸せだったかもしれない。この物語は、大人の無責任やその重さを強く感じさせる。
終始重い空気が漂う作品ながら、先が気になりページを捲る手が止まらなかった。非常に面白い内容で、ぜひお勧めしたい。
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購入済み
家の掃除をしたり自分でご飯を作ったりするのはちゃんと生活していくため。別に完璧じゃなくても、基本的なことはする。同居している人がいるなら、お互い納得できるように分担する。1人暮らしの時なんかは自分1人のことだけ考えていればいいしある程度余裕をもって家事ができるけど複数人で生活していると所詮は他人だしやってらんない時もあるよね。主人公が家事に対して前向きになれたのはよかった。