近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
近藤史恵さんの人気シリーズ
『ビストロ・パ・マルシリーズ』第四弾。
7話の短編、今回も安定のメンバー達が絡み合います。
今回は、私たちの記憶に新しいコロナ禍が舞台。時短営業、アルコール制限、テイクアウト提供などなど・・・ありましたねぇ。
そんなときにも、いやそんな時だからこそ
ビストロ・パ・マルには小さな事件が舞い降ります。ほんと日常の出来事。
殺人事件はおきません。
シェフ三舟の一言でこんがらがった人間関係も
スルッと解決へ。
でもその解決がオシャレ。無理せずさり気ない
一言が本質をずばりと突いちゃう。
こんな一言が言える大人になりたい。
そして言いたい!
『ヴァン・ショーを飲まないか -
Posted by ブクログ
すごく良かった。一気に読んでしまった。
”残酷でなかったとは言わないし、とても言えない。だが、ぼくはその残酷さを見据えながら、肉を食べていきたいと思っている。”
狩る者、調理する者、そして食う者として、命をいただいているということを忘れてはいけないのだと気づかされた。すっかり忘れていた自分が恐ろしい。
そして何より近藤さんの料理の表現がページを進めさせる。私もヒヨドリを食べてみたい。
命の大切さだけでなく、大高や潮田の人生における様々な考えが詰まっている気がした。
ビストロ・パ・マル シリーズといい、章題をみてワクワクしてから本編を読むのがとても楽しい。 -
Posted by ブクログ
この猿若町捕物帳シリーズも3冊目。
本当に面白い。
いつものメンバー(千蔭や八十吉、巴之じょう、梅ヶ枝等)を除いた今回登場する人々にはもちろん何か意味があるのだろうと思いながら読んでいるけど、それぞれの繋がりや犯行理由、被害者の感情等々…脇役がいないというか、ひとりひとりの背景や気持ちが描かれていて、とても読み応えがあった。それに加えていつものメンバーの描写もしっかりとある。読み手を飽きさせない。
読みながら頭の中はぐるぐると犯人と犯行動機を考えながら、もうひとつの閉じ込められているお玉ちゃんパート、千蔭のお見合い…と楽しめる。
今作も事件の真相は哀しく切ない人間模様だった。
人を信じる気