近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この猿若町捕物帳シリーズも3冊目。
本当に面白い。
いつものメンバー(千蔭や八十吉、巴之じょう、梅ヶ枝等)を除いた今回登場する人々にはもちろん何か意味があるのだろうと思いながら読んでいるけど、それぞれの繋がりや犯行理由、被害者の感情等々…脇役がいないというか、ひとりひとりの背景や気持ちが描かれていて、とても読み応えがあった。それに加えていつものメンバーの描写もしっかりとある。読み手を飽きさせない。
読みながら頭の中はぐるぐると犯人と犯行動機を考えながら、もうひとつの閉じ込められているお玉ちゃんパート、千蔭のお見合い…と楽しめる。
今作も事件の真相は哀しく切ない人間模様だった。
人を信じる気 -
Posted by ブクログ
久々に一日中読書。近藤史恵さん2冊積読解消。
なんとなく購入して本棚の肥やしでしたが、スッキリしました。
やっぱり近藤さんは読みやすい!愛犬をめぐるお話だと思っていたのですが、
早々に主人公草間都の不注意から愛犬エルが命を落としてしまう。おやおやと読み進めると人間の嫌な打算的な面が描かれすぎて、どーなるの!
場面がガラッとかわり、人生泥沼中で振込み詐欺のダシコをしている江口正道を中心に草間都と絡んでいくのですが。視点が変わるのも良かったですね。
ワタシは後半とても面白かったです!
タイトルからは全く想像できない展開。
でも読み終わるとなるほど、なんですよね。
ラストシーンも絶妙だと思い -
Posted by ブクログ
猿若町捕物帳シリーズを読みたくて何冊か購入♪
近藤史恵さんの物語は好きで何作か読んでいるが、時代ものも現代ものも両方書けて、尚且つ面白いというのは才能豊かで凄いなぁと感心するばかりです。
感想は面白い!です。
登場人物像もわかりやすく、主人公は同心である玉島千蔭であり、その小者である主に語りの八十吉であり、でも歌舞伎役者の巴之じょうや花魁の梅が枝もなくてはならない。
千蔭の両親もまた大切なエッセンスであり…と書き出すと盛りだくさんな気がしますが、読んでいる時はそれを感じさせない近藤さんの筆力で私の脳裏に記憶されていきます。
今年の大河ドラマべらぼうを観ているせいか文中の町並みや吉原なども想