太平洋作品一覧

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  • 太平洋海戦史
    4.5
    東条内閣の打倒,終戦工作で大きな役割を果たした高木惣吉少将.戦争終結から四年,本書は,海軍きっての知性派として知られた著者が,当時あたうかぎりの資料と情報を駆使し,太平洋での戦闘の詳細を記録した戦史である.真珠湾攻撃からレイテ沖海戦まで.作戦,戦術での過誤をも厳しく見つめ,冷静な筆致と客観的な分析で描写する.

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  • 太平洋戦争〈上〉
    4.2
    1~2巻1,012円 (税込)
    民族の興廃を賭け、二五〇万の尊い人命を失って敗れた太平洋戦争は、日本人にとってなんであったか。単なる回想や懴悔の対象であってよいであろうか。そのために著者は、何よりも戦争をして戦争を語らせようと努めて五年の歳月を費やし、国内資料の渉猟はもちろん、アメリカへ調査に渡り、南洋諸島、東南アジア各国の旧戦場を隈なく訪ね、相戦った双方の資料を突き合わせて戦争の赤裸な姿を再現する。毎日出版文化賞受賞。
  • 「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本
    -
    米国籍・米国人の私が、 袋叩きにあおうとも真実を語ろう! 先の大戦は「自衛の戦争だった」と、 マッカーサーも最後は変わった! アメリカ人が教わった「日米戦争」は嘘だらけ 「真珠湾・南京事件・慰安婦」の嘘を撃破しよう!
  • 太平洋戦争 海軍提督100選
    -
    太平洋戦争で活躍した日本海軍の「提督」は、実に数百人にも及ぶ。その中には、海軍の長老格として開戦・終戦の決断を担った者もいれば、連合艦隊司令長官や軍令部総長、海相として戦争全局を指導した最高幹部、第一線で艦隊を率いて米英と死闘を繰り広げた司令長官、トップクラスの将官参謀として大戦略を立てた者など、さまざまな提督がいた。さらには、「砲撃」「水雷」「航空」といった各分野のエキスパートたちも見逃せないだろう。本書は、日本の運命を大きく変えた“あの戦争”を理解するために、「これは!」という日本海軍の重要人物100人を選んで解説した決定版。山本五十六、米内光政、井上成美、山口多聞、小澤治三郎、南雲忠一など、太平洋戦争を語るうえで欠かせない有名提督から、陰で非常に重要な役割を果たした知られざる日本海軍のキーマンまでを網羅した一冊だ。提督それぞれのエピソードから「意外な真相」が見えてくる!

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  • 太平洋戦争99の謎
    -
    戦後70年!! なぜ滅亡戦争に突入したのか? 歴史に埋もれた意外な事実 開戦・終戦の謎から各戦闘の謎まで、国土を焦土と化し、300万人以上の国民の犠牲を強いた戦争の実体に迫る! 日本はなぜ、勝算のない滅亡戦争に突入したのか? 真珠湾攻撃での取り返しのつかない錯誤とは? 南方戦線の「勝利」に隠された謎とは? 地獄の戦場を生んだ無能指導者の謎とは? 原爆投下は、いつ、なぜ決定されたのか?…etc
  • 太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編
    値引きあり
    4.9
    あの戦争とは何だったのか。 1000万人もの若者が戦場に投入され、戦死者が230万人に達した歴史上、未曾有の悲劇。直接の体験を語ることができる人は少なくなり、日本人が戦争を考える機会は次第に失われている。 非業の死を遂げた兵士たちは、今も人々の記憶にとどまっているのか。その思いや無念は理解されているのか。 <私は個人の「体験」に耳を傾け続けた。それは、気の遠くなるような年月を経た出来事なのに、ご高齢とは思えない驚くべき詳細な記憶によって、私の目の前で次々と再現されていった。私は、その証言に触れながら、「人は二度死ぬ」という言葉を思い出していた。一度目は文字通りの「肉体の死」であり、二度目は人の心の中で生き続け、誰からも忘れ去られた時に、今度は「永遠の死を迎える」というものである。(中略)私は、彼らを「二度死なせる」ことはあってはならないと思う一人だ>(「はじめに」より)。 若者たちの壮烈な体験を「空」「陸」「海」の三部に分けて記録する「太平洋戦争 最後の証言」配信開始!
  • 太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方
    4.0
    負けるには理由がある この国が今なお抱え込む「失敗の本質」を深掘りした日本人組織論の決定版! 【おもな内容】 太平洋戦争史を振り返れば、日本人特有の「戦い方」が敗因となったと思われる事例は極めて多い。 人間関係で全てが決まる。 成功体験から抜け出せず、同じ戦い方を仕掛け続ける。 恥と面子のために方針転換ができず泥沼にはまり込む。 想定外に弱く、奇襲されると動揺して浮き足立つ。 このような特徴は今日の会社や学校などの組織でも、よく見られる光景ではないだろうか。 本書は改めて太平洋戦争を詳細に見直し、日本軍の「戦い方」を子細に分析する。 日本人の組織ならではの特徴、そしてそこから学ぶ教訓とは。 【目次】 はじめに 第一章 奇襲を好み、奇襲に弱い体質 第二章 一時の戦勝から生まれた妄想の迷走 第三章 習熟していなかった海洋国家の戦い方 第四章 人的戦力の育成・維持・強化を怠った結末 第五章 「特攻」という究極の戦い方 おわりに
  • 太平洋戦争全史
    -
    膨大な破壊と殺戮の悲劇はなぜ起こり、どのような戦いが繰り広げられたか――太平洋戦争の全貌を豊富な写真とともに描く決定版。現代もなお日本人が問い続け、問われ続ける問題は何かを考えるための好著。
  • 太平洋戦争大全[海空戦編]
    -
    第1部 快進撃の第一段作戦 開戦初期の日本軍快進撃を支えた空海のベテラン隊員たち 第2部 戦局の転回点 南太平洋を血に染めた日本海軍対連合国海軍の死闘 第3部 ガダルカナルの戦い 飢餓の島「ガ頭」をめぐる海の大激戦 第4部 開始された米艦隊の大反攻 逆転した戦局、圧倒的物量で進攻する連合国軍 第5部 連合艦隊の最期 一億総決起、本土に迫り来る連合国軍を阻止する悲壮な戦い
  • 太平洋戦争と新聞
    4.3
    満蒙の特殊権益をめぐる中国との対立から戦争の泥沼へとのめり込んでゆく日本。満州事変、日中戦争、太平洋戦争と続く動乱の時期、新聞は政府・軍部に対しどんな論陣を張り、いかに報道したのか。新聞紙法を始めとする法令、厳しい検閲に自由を奪われるとともに、戦争遂行へと自らの主張を転換する新聞。批判から迎合的煽動的論調への道筋を検証する。(講談社学術文庫)
  • 太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人
    3.5
    太平洋戦争の開戦を決めたのは誰か? 山本五十六はなぜ戦死したのか? 近年発掘された新資料で七つの謎を解明する。
  • 太平洋戦争日記(一)
    -
    真珠湾攻撃、文学者愛国大会、シンガポール陥落、「得能物語」出版、ガダルカナル戦、山本司令長官戦死、学徒戦時動員法――昭和を代表する文学者である伊藤整が、大学ノート18冊にわたって記した日記である。本書は著者の没後、昭和58年に刊行された。第一巻には、昭和16年12月1日から昭和18年6月30日までの日記が収められている。
  • 太平洋戦争 日本軍艦戦記
    4.0
    世界三大海軍の栄光から、その壊滅まで―― 1941年秋、世界三大海軍の一つとして、大日本帝国海軍は254隻、109万トンの大兵力を海上に浮かべていた。 しかし戦うこと3年半、40万もの戦死者とともに、そのほとんどが海底に沈んだ。 かつて「国防」の期待を一身に受けた大艦隊が消滅するに至るまでを、 従軍記や日米海軍の提督伝など多角的に、豊富な写真とともに再現する。 激戦の記録、希少な体験談。生残った将兵による「軍艦マイベスト5」。提督たちの列伝。 一冊でたどる大日本帝国海軍の最期。 ※この電子書籍は、1985年2月に刊行された文春文庫ビジュアル版『太平洋戦争 日本軍艦戦記』の版をもとにした文春文庫版を底本にしています。一部の画像に見づらい個所があります。また一部の記事は掲載されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 太平洋戦争 日本語諜報戦 ──言語官の活躍と試練
    4.0
    太平洋戦争の対日諜報戦で、捕獲した日本軍文書の翻訳、暗号解読、捕虜の尋問、プロパガンダ活動等に携わった言語官たち。終戦後は連合国軍の一員として戦犯裁判や、GHQの占領政策実施で不可欠な役割を果たした。米国、英国、オーストラリア、カナダは、語学兵をどのように動員したか。早い時期から重要性を認識して準備した国と、終戦間際になって慌てた国の違いは何だったのか。各国の言語官養成の実際、戦地での活躍、二世たちの葛藤……。貴重な記録から、日本語諜報の実像に迫る。
  • 太平洋戦争のif[イフ] 絶対不敗は可能だったか?
    3.8
    真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル、レイテ、本土決戦――太平洋戦争の重要な各局面における「イフ」を論じることで歴史の真実に迫る。厳密な史料分析をもとに第一線の研究者たちが挑んだ、意欲的な太平洋戦争史。

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  • 太平洋戦争の艦艇 最強図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦艦・空母・重巡・軽巡・駆逐艦・給糧艦・工作艦・潜水艦…日本海軍最強艦艇カタログ!大和の勇姿をCGイラストで完全再現!!
  • 太平洋戦争の失敗・10のポイント
    4.3
    真珠湾攻撃に始まり、終戦の玉音放送に終わった太平洋戦争。国力のすべてを傾注して戦い抜いた三年九ヵ月、しかしその結末はあまりに悲惨であった。大勢はすでに決しながら、多くの人的・物的損害を被ってなお遂行され続けた戦争。当時の戦争指導の諸相をつぶさに検証するとき、そこには近代日本の矛盾がすべて凝縮され、日本人のありのままの姿が見事にさらけ出されていると筆者はいう。大局の見失い、希望的観測に終始し、精神主義に陥り、現場の実情を観ずに繰り返されたミスリードの数々。その萌芽は、すでに大戦果をもたらした真珠湾攻撃の段階からあった。とくに連合艦隊指令長官・山本五十六が戦死すると、問題点・矛盾は急速に先鋭化していく。本書は、ミッドウェー敗戦、ガダルカナル撤退、アッシ島玉砕、インパールの惨劇といった代表的事例を中心に、10のテーマをもとに失敗の本質を鋭く分析、日本と日本人に痛切な教訓を投げかける力作評論である。
  • 太平洋戦争の収支決算報告
    5.0
    最盛期には800万人を超える兵力を動員し、とてつもない額の戦費を使い、国力を限界まで傾け、持てる人的資源、物的資源を注ぎ込む――。太平洋戦争は日本にとって、文字通りの“総力戦”になった。昭和16年12月8日の真珠湾攻撃、マレー上陸作戦から、昭和20年9月2日の戦艦ミズーリ甲板上での降伏文章調印まで、3年9ヵ月にわたってつづいたこの戦争で、日本は多くの人命を失っただけでなく、多くの財産を無に帰し、官民の在外資産、海外領土を喪失した。はたしてその損失はどれほどのものだったのか。また、戦後に国際社会に復帰するためにどれほどの賠償をおこなったのか。太平洋戦争を戦費・損失・賠償など、金銭面から解剖。かつてない戦争の姿が見えてくる。
  • 太平洋戦争の新常識
    4.5
    あの戦争はいったい何だったのか――。昭和、平成を経て、令和を迎えた日本。時代の節目とともに歴史に関する記憶が薄れてしまい、先の戦争について「日本が愚かな戦いを行なった」という認識しか残らないとすれば、大きな不幸である。三国同盟、日米開戦、ミッドウェー海戦、キスカ島撤退、終戦の聖断、占守島の戦い、東京裁判……。新時代のいまこそ思い込みや通説の誤りを排して歴史を振り返り、「太平洋戦争の新常識」を探るべきではないか。豪華執筆者による選び抜かれた論考を掲載。日本の近現代史に新たな視座を提供する。 【目次より】●第一章 日米両国は五十年間、戦端を開かなかった――中西輝政 ●第二章 情報を精査したうえで、開戦は決定された――牧野邦昭 ●第三章 三国同盟は「ある時点」まで日米交渉を有利に導いた――井上寿一 ●第四章 日中戦争が日米戦争の原因ではなかった――渡辺惣樹 ●第五章 戦艦大和は「時代遅れ」でも「無用の長物」でもない――戸高一成 ●第六章 ここで戦艦大和を投入すれば戦局は違った――平間洋一 ●第七章 零戦の性能は「設計の妙」がもたらした――戸高一成 ●第八章 ミッドウェー海戦時、日本の戦力は優位にあったのか――森史朗 ●第九章 「キスカ島撤退の奇跡」を導いたものは何か――早坂隆 ●第十章 「ヤルタ密約」をつかんだ日本の軍人がいた――岡部伸 ●第十一章 「終戦後」に始まった占守島と樺太の戦いとは何だったのか――早坂隆 ●第十二章 「終戦の聖断」が八月十四日に下された実相――古川隆久 ●第十三章 東京裁判で重光葵がA級戦犯にされた理由――中西輝政 ●第十四章 国を想い、凛として散ったBC級戦犯たちの戦い――福冨健一 ●第十五章 フランス代表判事は東京裁判で「反対」判決を出した――大岡優一郎
  • 太平洋戦争の肉声(1)開戦百日の栄光
    3.0
    戦後七十年の特別企画として、これまで「月刊文藝春秋」やその増刊に掲載された戦争体験者の手記や記事を再編集、戦後レジームからの脱却が叫ばれるいまあらためてあの戦争とは何だったのかを考えるシリーズ全四巻。第一巻の「開戦百日の栄光」では、昭和十九年のロンドン海軍軍縮予備交渉に臨んだ山本五十六のインタビューや真珠湾攻撃成功後の機動部隊の航空参謀だった源田實の手記や加藤隼戦闘隊の奮戦ぶりを伝える記事など、華々しい戦果を伝える名将たちの証言を中心に構成。
  • 太平洋戦争の秘密
    3.0
    太平洋戦争とは何のための、どんな戦争だったのか? そしてどのように始まり、どのように終わったのか? 意外と知っているようで知らない太平洋戦争の全貌が、図解と写真ともに一目瞭然。

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  • 太平洋戦争の名将たち
    4.0
    国力がはるかに勝る米国との戦争。それは当然ながら、苛烈な戦闘と決死の覚悟を日本の将兵に強いた。昭和から平成、そして令和に時代が変わった今でも、その「記憶」が消し去られることはない。兵を率いる指揮官には、理性派や闘将型、さまざまなタイプがあったが、刻々と変わる状況下で求められるのは、相手の出方を読む冷静な判断力に加え、「肉を切らせて骨を断つ」強烈な気迫であった。リーダーに迷いがあれば、部下はついてこない。そして、そのような将たちにも、守るべき家族がいた──。海軍からは、山本五十六、山口多聞、角田覚治。陸軍からは、中川州男、栗林忠道、今村均の戦略や戦術、采配を分析。真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ペリリュー島や硫黄島の戦いなど、太平洋戦争の分岐点となった数々の戦闘を取り上げ、その背景や位置づけ、勝敗を分けた要因について詳しく解説。父祖たちが残した激闘の軌跡から、現代の我々が受け取るべきものとは。
  • 太平洋戦争のロジスティクス
    3.7
    1巻1,324円 (税込)
    「日本軍は、ロジスティクス(兵站補給)を軽視したために太平洋戦争に敗れた」としばしば言われる。はたしてそうだったのか。日本陸海軍のロジスティクスの流れと方法、各種関係機関、鉄道や船舶などの輸送手段をつぶさに検討するとともにこの通説を覆す。
  • 太平洋戦争はこうすれば勝てた!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 物資に乏しい小国日本が、世界を相手に無謀な戦争を挑み惨敗した――こうした定説は誤りである。先の戦争おいて、日本が的確な外交、軍部人事、戦略、戦術を採用していれば、ゆめゆめ敗北を喫することはなかったからだ。歴史にIFはない。しかしながら、そのIFを検証することには大きな意義があるだろう。戦後70年目の真実!!
  • 太平洋戦争秘史 周辺国・植民地から見た「日本の戦争」
    5.0
    満洲国・インドシナ・シンガポール・フィリピン・豪州・メキシコ……アジア・北米・中南米諸国が直面していた政治的・軍事的状況をとおして、「日米英仏中ソ」の軍事戦略・政治工作・戦闘の詳細を明らかにし、「日本の戦争」を多面的・複眼的に読み解く。
  • 太平洋戦争秘史 戦士たちの遺言
    -
    戦後長らく、最前線で戦った海軍将兵のほとんどは、戦地での経験について沈黙していたが、戦後50年を経て多くが晩年を迎えたころから、戦死した仲間のことを後世に伝えたいとぽつりぽつりと語り始めた。そんな彼らの最後の証言、遺言ともいえる声を、神立尚紀氏が「零戦搭乗員の会」との関わりの中で、丁寧に取材したエピソード集である。 【主な内容】 真珠湾攻撃に参加した搭乗員たちがこっそり明かした本音~決して「卑怯なだまし討ち」ではなかった ミッドウェー海戦で大敗した海軍指揮官がついた大嘘~搭乗員たちが語り残した真実とは? ヒトラーの要請で日仏を往復した潜水艦乗組員たちを待ち受けた過酷な運命~無寄港、6万3千キロの旅 たった2日で3千人以上が戦死したマリアナ沖海戦の悲劇~からくも生き残った搭乗員の怒りの証言 特攻を超える戦死率75%…その戦場を生き抜いた搭乗員は何を見たか~敗戦を見通しながら戦う悲劇 「戦艦大和」特攻を「思い付きの作戦」と痛烈批判した副砲長の無念~大和はなぜ特攻、沈没しなければならなかったか 生存者は語る…日本軍捕虜1100人「決死の蜂起」その壮絶な記憶~偽名のまま命を落とした若者たち 知られざる「終戦後」の空戦 8月15日に戦争は終わっていなかった~降伏決定後に戦死した若い搭乗員たち 秘密裏に36年間も遂行されていた皇統護持作戦とは?~海軍の精鋭部隊に下された密命 日本人なら知っておくべき特攻の真実 他。
  • 太平洋戦争への道 1931-1941
    4.3
    満州事変から、真珠湾攻撃へ―― 日本を亡国に導いた6つの分岐点 2017年の終戦の日、昭和史研究のスペシャリスト3人が集結して話題を呼んだNHKラジオ番組「太平洋戦争への道」。本書は、その貴重な鼎談に、保阪正康氏の解説と図版・写真を加えた「日米開戦80年企画」として刊行するものです。1931年の満州事変から1941年の真珠湾攻撃へと至るその過程には、見逃せない6つの分岐点があったと3人は口をそろえます。各氏の視点と語り口が絶妙に交差しながら、昭和日本の闇へと迫る展開は、歴史好きの方にはもちろん、一般の方にも重層的な歴史理解を促すに違いありません。私たちは歴史から何を学ぶべきなのか。昭和日本が犯した「最大の失敗」から、令和日本が進むべき道を提言します。 〈内容〉 序 章 太平洋戦争とは何か 第一章 関東軍の暴走  1931 満州事変 - 1932 満州国建国 第二章 国際協調の放棄  1931 リットン報告書 - 1933 国際連盟脱退 第三章 言論・思想の統制  1932 五・一五事件 - 1936 二・二六事件 第四章 中国侵攻の拡大  1937 盧溝橋事件 - 1938 国家総動員法制定 第五章 三国同盟の締結  1939 第二次世界大戦勃発 - 1940 日独伊三国同盟 第六章 日米交渉の失敗  1941 野村・ハル会談 - 真珠湾攻撃 戦争までの歩みから、私たちが学ぶべき教訓
  • 太平洋戦争陸戦概史
    4.0
    1巻1,166円 (税込)
    太平洋戦争の陸戦の全局面を,物動,編成,兵器,動員人員などあらゆる角度からはじめて総合的に把握し,記録した画期的な書.元陸軍大佐で参謀本部の中枢にあり,敗戦時陸相の秘書官であった著者が,苦労をはらい収集した豊富な資料を駆使して正確に記述する.

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  • 太平洋戦争裏面史 日米諜報戦
    -
    太平洋各地での玉砕と敗戦の悲劇は、日本軍が事前の情報収集・解析を軽視したところに起因している.これを読めばアメリカの底力と恐ろしさが良く分かる.太平洋戦争で日本の敗北の大きな要因となったアメリカの通信諜報と暗号解読の全容を明らかにする。相手国のあらゆる情報を得ることに精通した国と情報収集を軽んじた国、負けるべくして敗北の道へ進んだ日本の情報戦略とはどういったものだったのか?戦局を一変させた諜報戦のすべて!
  • 太平洋戦争を考えるヒント
    -
    1巻1,500円 (税込)
    集団的自衛権、歴史認識問題、ますますヒートアップする中・韓との摩擦……など、太平洋戦争における日本の行動に対し、議論が高まり、一部では有名人による「勇ましい言論」も声高に聞こえるようになってきた。そして、インターネットでの言論を中心に、それら「勇ましい言論」が急速に共感を得てきているようである。その中で著者は、「今こそ日本人は、冷厳な目を持って太平洋戦争を見つめるべきであり、語るべきだ」と真剣に訴える。著者は、太平洋戦争の戦いの当事者たち延べ4000人余りに、戦争の本当の姿をインタビューして回り、多くの著作や論文を執筆してきた。本書は、その中の評論文から選んだものをまとめた、著者にとっては2作目の評論集である。いずれもが、「太平洋戦争という歴史から何を学ぶべきか」という問題意識で統一されており、現代のような、議論百出の時代における、考えるヒントとして役立つことは間違いない。

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  • 太平洋大戦争
    -
    開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記  中国大陸での権益をめぐり、アメリカと対立する日本。両国の水面下では決戦準備が、着々と進められる。  そして一九三一年三月、パナマ運河を航行中の「明石丸」の大爆発を契機に、日米決戦の火蓋は切って落とされる。勢いに乗る日本海軍は、激戦の末、フィリピンを陥落、続いて、グアムをもその手中におさめる。  度重なる失態に突き上げられた米海軍は、かつてない大規模な艦隊を率いて太平洋に出撃。そして、日本の背後に忍び寄る、ソ連の影…。  1925年(大正14年)、つまり実際の太平洋戦争が始まる16年前に執筆された、幻の傑作架空戦記が、ついに登場!  この当時では世界最高レベルの軍事知識の持ち主であった著者が、フィクションの形を借りて自身の見解を披露したのが本書である。  山本五十六に真珠湾奇襲のヒントを与えたといわれる“日米未来戦記”……その結末やいかに。 ●へクター・C・バイウォーター 1884年、ロンドン生まれ。幼少時から軍艦マニアで、十歳の時に日清戦争における日本海軍の行動について投稿した論文が専門誌に掲載される。渡米後は『ニューヨーク・ヘラルド』紙の記者となり、第一次大戦中は英国海軍の諜報員として活躍した。 訳者:林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。 『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。 訳者:清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。 著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。
  • 太平洋の果実 第1部 石原裕次郎のもとで
    3.0
    【電子オリジナル編集版】石原裕次郎の下で育ち、青春を過ごした“チャー坊”が、裕次郎へのオマージュと映画製作に賭けた青春。本作は、そんな著者が裕次郎の死直後より、裕次郎へ宛てて書き始めた手紙形式のエッセイである。大学生時代に、裕次郎に誘われるがままに飛び込んだ石原プロ。しかし、やむをえぬ離脱。不安を抱えながらも、勝新太郎、阿久悠、矢沢永吉など輝く才能たちとの出会いを通して映画プロデューサーとして成長していく。そして、いつでも青年を支えていたのは、ほかならぬ裕次郎の存在であった……。スクリーンの向こう側の裕次郎との初めての出会いから、別れまでをつづりつつ裕次郎への思いを込めた一冊。映画にとりつかれた男たちの人生哀歓が、読む人すべての心を熱くする感動作。 ※本作は『太平洋の果実 石原裕次郎の遺したもの』(小学館文庫)を改題・再編集したものです

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  • 「太平洋の巨鷲」山本五十六 用兵思想からみた真価
    3.6
    1巻1,012円 (税込)
    名将か、凡将か? 純粋に「軍人」としての能力を問う。 太平洋戦争開戦80年。『独ソ戦』著者の新境地、五十六論の総決算! 戦略、作戦、戦術の三次元で神話と俗説を解体する。 戦争に反対しながら、戦争を指揮したことで「悲劇の提督」となった山本五十六。 そのイメージは名将から、その反動としての凡将・愚将論まで、百家争鳴の状態となっている。 しかし、これまでの研究は政治との関わりに集中し、軍人・用兵思想家としての評価は後景に退いていた。 戦略・作戦・戦術の三次元における指揮能力と統率の面から、初めて山本を解剖する! ■山本は独ソ和平工作を仕掛けていた ■真珠湾攻撃、第二撃は当時から断念やむなしの空気だった ■ハワイを爆撃できる航空機を求めていた山本 ■MI作戦(ミッドウェイ攻略)は最初から杜撰な計画だった。 ■1930年代の山本の評価は「軟弱な親英米派」 ■第一次ロンドン軍縮会議では山本は艦隊派に与していた。 ■航空主兵論に大きな影響を与えた堀悌吉 ■陸攻は戦略爆撃でなくアメリカ艦隊撃破のためにつくられた ■「半年か一年の間は随分暴れてご覧に入れる」の真相 ■山本は戦艦を捨てきれなかった ■ミッドウェイで戦術的怠惰はあった 【目次】 序 章 山本五十六評価の変遷と本書の視点 第一章 雪国生まれの海軍士官 第二章 翼にめざめる 第三章 戦略家開眼 第四章 第二次ロンドン会議代表から航空本部長へ 第五章 政治と戦略 第六章 連合艦隊司令長官 第七章 真珠湾へ 第八章 山本戦略の栄光と挫折 第九章 南溟の終止符 終 章 用兵思想からの再評価 あとがき 主要参考文献
  • 太平洋の試練 レイテから終戦まで 上
    4.5
    史上最大の海の戦いは悲劇のクライマックスへ。 前人未踏の太平洋戦史トリロジー、遂に完結――。 第一部、第二部に続き、5年の執筆期間を費やして描き切られた、太平洋戦争最後の1年間。あまりに巨大かつ濃密なドラマが、かつてなかった戦史の掉尾を飾る。 太平洋戦争はその最終盤においては、初期よりもはるかに大規模に、そしてはるかに政治的になっていた。真珠湾、ミッドウェイ、ガダルカナルといったそれぞれの海戦戦記だけでは決してわからない、終戦に向かう巨大なうねりを可視化するには、本書が描き出す無数の人々の群像劇が必要不可欠だった。 それを象徴するエピソードが、本書上巻冒頭で描かれる、1944年7月のホノルル戦略会議である。この会議は、これまでの歴史書や伝記ではなおざりにされてきた。 しかし著者は新資料に基づいてこの会議の内実を余すところなく描写する。フィリピン解放を主張する陸軍・マッカーサー、台湾攻撃を支持する海軍・キング。そして前例のない4期目をめざす大統領選出馬を表明したばかりのローズヴェルト。 海軍と陸軍の縄張り争い、国内政治の綱引き、アジアの新勢力図をにらんだ国際政治――日本をどうやって降伏させるかは、単なる軍事的な問題を超えて、微妙な思惑が交錯する政治イシューになっていた。 ともあれ、多くの人々の運命を飲み込む決断は下された。そして動き出した奔流のなかで、ニミッツ提督はミンダナオ島を迂回してレイテを攻撃するという劇的な大転換を決意。それに対し、超戦艦武蔵と大和を擁する栗田提督は、レイテ侵攻に全力で対抗する動きを見せる。 太平洋戦争最後の艦隊決戦の幕が上がろうとしていた――。
  • 太平洋の試練 真珠湾からミッドウェイまで(上)
    4.4
    攻撃か、防御か。戦力か、情報力か 米国の若き海軍史家が“日本が戦争に勝っていた百八十日間”を日米双方の視点から描く。米主要紙絶賛の、まったく新しい太平洋戦史。 【目次】 序章 海軍のバイブル 第1章 真珠湾は燃えているか 第2章 ドイツと日本の運命を決めた日 第3章 非合理のなかの合理 第4章 ニミッツ着任 第5章 チャーチルは誘惑する 第6章 不意を打たれるのはお前だ
  • 太平洋の覇者
    4.3
    彗星の直撃により内乱状態に陥ったアメリカは、1927年に「アメリカ合衆国」と「南部テキサス連合」に分裂!1944年、アメリカ合衆国大統領ウィルキーは、テキサスと同盟関係にある日本を叩くべくハワイ王国駐留大日本帝国艦隊に対する奇襲攻撃を決断!

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  • 太平洋の覇者 連合機動艦隊大戦記(1)
    -
    昭和十六年、十二月二日、広島湾に停泊中の連合艦隊旗艦「長門」の山本五十六司令長官から、北太平洋を航行中の第一航空艦隊に暗号電報が発信された。「真珠湾を十二月八日をもって攻撃せよ」日米開戦の火蓋が切って落とされたのだ! 重空母「武蔵」を擁する第一航空艦隊旗艦は、その航空力を背景に米太平洋艦隊を圧倒、真珠湾奇襲攻撃は鮮やかに成功する。日米の国力の差から早期講和以外に活路はないとして、さらに山本長官は短期決戦をめざし、戦艦「大和」をミッドウェイに派遣するが……。 ●菅谷 充(すがや・みつる) 1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰し、2004年には第1回モータースポーツ大賞を受賞。1996~2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より京都精華大学マンガ学部教授。
  • 太平洋の薔薇 上
    値引きあり
    4.0
    カリブの海賊も慄くスペクタクル冒険小説!  柚木静一郎は、四十年近い船員生活の掉尾を飾る航海に出ていた。船長として乗り込んだのは、船齢二十四年の不定期貨物船パシフィック・ローズ。パシフィックローズは生ゴム一万二千トンを積んでスマトラ島中部のドゥマイ港を離岸した。目的地は横浜。そこが柚木の船乗りとして最後の寄港地となる。パシフィックローズは、娘の夏美を初めて乗せた船でもあった。  パシフィックローズはマラッカ・シンガポール海峡を航海中、ビンタン島沖合で船火事に遭遇する。要請を受けて救難に向かった柚木たちを待っていたのは、手痛い裏切りだった。パシフィックローズは、アララトと名乗る男が率いる集団にハイジャックされてしまう。船を乗っ取ったアララトは、北へ向かうよう指示する。彼らの目的は、積荷は身代金ではなかった。パシフィックローズは、世界規模のテロに巻き込まれようとしていた。  太平洋、ロシア、アメリカ、アルメニア……世界中を舞台に究極の生物兵器をめぐる攻防戦が始まる!
  • 太平洋のレアアース泥が日本を救う
    4.4
    ハイテク産業には欠かせないが中国が独占的に所有して問題となっているレアアース(希土類)――その巨大鉱床が太平洋の海底で発見された! 二〇一一年七月『ネイチャー・ジオサイエンス』誌で発表された「レアアース泥」は、なぜ「世紀の大発見」「21世紀の黄金」と世界で賞賛されたのか? レアアースの定義説明、産業用途、中国の巧妙な資源戦略、海底鉱床発見の経緯、将来の開発見通し……さらに日本の排他的経済水域に存在するレアアース泥についても情報公開。日本再生の最後の切り札は、南鳥島の周りに広がる“夢の泥”だ! 発表後、新聞、テレビ、インターネット等で話題沸騰! 冨山和彦氏推薦!! 「本書は海洋資源大国日本への正真正銘の大航海図である」。

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  • 太平洋ひとりぼっち
    3.7
    1巻1,257円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1962年、19フィートの〈マーメイド〉で日本人初の単独太平洋横断航海に成功した堀江謙一氏が著した体験記。一人の青年が夢をかたちにするまでの航跡は、ヨットによる海外渡航が認められなかった時代における「挑戦」の記でもある。
  • 太平洋文明の興亡 アジアと西洋・盛衰の500年
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    新しい「海の時代」を生きる智恵はあるか? 21世紀の日本の繁栄を占う歴史評論。過去五百年ほどの時間に太平洋という世界最大の海洋とその周辺の地域で起った歴史を記述し、その余勢をかって予見しうる未来についても、多少のスケッチを試みたのが本書である。
  • 太平洋魔城
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 太平洋雷撃戦隊
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 太陽の世界 1 聖双生児
    5.0
    かつて、南太平洋には巨大な大陸が存在していた。それはムーと呼ばれていた。そこには、想像を絶するほど高度に完成された一大文明が栄えていた。だがある日、広大で肥沃な土地に住み、完成された国家を持ち、平和な日日を送るムーの人々を、突然の災厄がおそった。大地震、大洪水、そして火山の爆発があいつぎ、そこに栄えたあらゆるものを、跡かたもなく海中に没し去ってしまったのだ――。失われた大陸・ムーの誕生から滅亡に至る2000年の歴史を描く大河ロマン。
  • 太陽の世界 全18冊合本版
    -
    かつて、南太平洋には巨大な大陸が存在していた。それはムーと呼ばれていた。そこには、想像を絶するほど高度に完成された一大文明が栄えていた。だがある日、広大で肥沃な土地に住み、完成された国家を持ち、平和な日々を送るムーの人々を、突然の災厄がおそった。大地震、大洪水、そして火山の爆発があいつぎ、そこに栄えたあらゆるものを、跡かたもなく海中に没し去ってしまったのだ――。失われた大陸・ムーの誕生から滅亡に至る2000年の歴史を描く大河ロマン。2002年に作家が永眠するまで書き続けられた畢生の一大叙事詩18巻を1冊にまとめた合本版!
  • 台湾に何が起きているのか
    -
    「米台は自主自決の運命共同体であるだけでなく、多くの共通の安全保障のテーマをもつ」「我々は台湾を絶対見捨てない」。2022年8月、米国のナンシー・ペロシ下院議長が訪台し、蔡英文総統と会談。中国にとって、威嚇的な「戦狼外交」が無視された衝撃的瞬間である。だが中台統一を自らの業績にしたい習近平主席が、台湾の併呑を諦めることはない。では、台湾は本当に中国の一部なのか。自らを中華、華人、チャイニーズと見なす台湾人も多いが、「私はタイワニーズ」と名乗る台湾人も増えている。著者は台湾侵攻、米中戦争の行方とともに、台湾人の歴史的ルーツを探る。漢人ではなく南太平洋島嶼国からの源流や独自の「十三行文化」、オランダ植民地時代から日本統治、中華民国の時代まで台湾・日台の歴史を通覧し、わが国に「友を守る覚悟」を問う。中国は台湾のEEZ(排他的経済水域)と同時に、日本の与那国島近海にもミサイルを撃ち込んできた。もはや対岸の火事ではない。
  • タカラジェンヌの太平洋戦争
    3.7
    華やかなその世界も、死と隣り合わせていた――。音楽学校に学ぶ乙女たちの青春とは。舞台を奪われ、緑の袴がモンペに替わったタカラジェンヌたちの心を支えたものは。「歌劇」「宝塚歌劇脚本集」「宝塚年鑑」には何が記されていたか。熱烈なファンがその目で見たものとは。宝塚大劇場はなぜ閉鎖され、いかにして再開されたのか。貴重な証言と資料から浮かび上がる「もう一つの昭和史」。

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  • 猛き艨艟 太平洋戦争日本軍艦戦史
    -
    二度と戻れないことを承知で、真珠湾の奥深く向った特殊潜航艇「甲標的」の搭乗員。敵潜水艦の危険を知りつつ、魔の海峡に突入した高雄型重巡戦隊。滅び去ることを目的に沖縄への特攻出撃を命じられた戦艦大和。幕末からわずか七十年足らずで世界三大海軍の一角を占めるようになりながら、3年8カ月の太平洋戦争によって消え去った日本の「いくさぶね」の姿が日米全調査で甦る。
  • ただひとつの愛をみつめて 1巻
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    太平洋戦争終盤…満足にご飯を食べることが出来ず、空襲に脅える毎日。そんな厳しい日々にも負けずに朝子は山脇という学生に出会う。2人は惹かれあい、愛し合うがつらい現実が2人を襲う…!!表題作「ただひとつの愛をみつめて」他、「オハヨー!星空さん」など2編収録。
  • 多胴型空母「四聖獣」(上) 朱雀篇
    -
    1941年、米英の輸送船を攻撃目標とする「通商破壊戦」の極秘兵器として開発された、三胴型空母「朱雀」。その主要任務は、太平洋海域における、アメリカ軍の兵站線攪乱であった。勇将・春瀬艦長は相手の意表をつく作戦で神出鬼没の戦闘を続け、敵を翻弄していた。そして、敵の一番嫌がるところを叩け、と度肝を抜くハワイ攻撃を敢行し、大成果をあげたのだが…。 ●青山智樹(あおやま・ともき) 1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。
  • 田中角栄心をつかむ3分間スピーチ
    3.0
    学生、エリート官僚、創価学会、そして政敵の心さえ鷲づかみ!「みなさんッ。この新潟県と群馬県の境にある三国峠を切り崩してしまう。そうすれば、日本海からの季節風は、太平洋側に抜けてしまい、越後には雪は降らないッ。みなが、大雪に苦しむことはなくなるのであります。切り崩した土砂は日本海へもっていく。日本海を埋め立てて、佐渡と陸続きにさせてしまえばええのであります!」 (「28歳初選挙での街頭演説」本文より)
  • 探険と冒険の物語
    -
    未知の土地,人間,動植物を見てみたい──そんな好奇心や欲望が人を探険や冒険に駆りたてた.熱帯の観察から進化概念を見つけたダーウィンやウォレス,新大陸や太平洋の島々を旧世界にむすびつけたコロンブスやマゼラン,極限の自然に挑んで極点をめざしたアムンゼンやスコット.彼らの物語は読み手の心をとらえて離さない.

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  • 大逆転!太平洋戦争を阻止せよ
    -
    〃太平洋戦争は回避できた〃と主張する大学助教授・西条秀彦のもとに、シミュレーション・ゲームに挑戦してほしいとの要請があった。二・二六事件、太平洋戦争などが起こった激動の昭和にタイム・スリップ! 首相となった西条は、陸軍の不信をかって、いきなり暗殺されてしまった……。戦争を阻止することは可能か? 小説の枠を超えた感動興奮の仮想現実小説(ヴァーチャル・リアリティ・ノベル)。
  • 大逆転! 太平洋大海戦(上)~「連合艦隊」中部太平洋迎撃作戦
    -
    昭和十六年九月、山本五十六連合艦隊司令長官が、広島駅頭で暗殺された! 長官の発想から生まれた真珠湾(パール・ハーバー)奇襲作戦は捨てられた。後任の長官となった米内光政は、「対米英蘭帝国海軍作戦計画」をもって対米戦に備えた。ついにハワイ沖で、伊16潜水艦が米戦艦に魚雷を発射、海戦の火ぶたが切られた! 潜水艦戦、航空戦を、壮大なスケールで描いたスペクタクル小説。
  • 大逆転!ミッドウェー海戦
    -
    1988(昭和63)年、米大統領諮問委員会は、TSSW(時空移動兵器/タイム・スペース・スリッピング・ウェポン)の実験として、46年前のミッドウェー海戦に調査用飛行機を派遣した。ところが、環太平洋演習(リムパック88)に参加中の日本の海上護衛艦四隻も過去の世界へ! その一隻が米潜水艦の魚雷で撃沈された。司令・明智は、日本連合艦隊救出を決意するが……? 最新鋭艦が史上名高い海戦で闘う長編スペクタクルの快作!
  • 大逆転!レイテ海戦
    -
    海上自衛隊の最新鋭潜水艦・〃おやしお〃は、原因不明の爆発に巻き込まれ、ソ連の潜水艦とともにタイム・スリップした。そこは太平洋戦争最大の海戦・レイテ海戦の真っ只中! 現状を把握できないソ連潜水艦は、海上に浮かぶ米空母に魚雷を撃ち込んだ。頭上には、戦艦大和ら連合艦隊を待ち受ける米機動部隊が……!? 海上自衛隊潜水艦の壮絶な苦闘がはじまった!
  • 第三次世界大戦1 太平洋発火
    5.0
    ロサンゼルスで、ある事件が白昼に起こる。祖国で巨額の横領を働いた男に、中国特殊部隊“ドラゴン・スカル”が接触したのだ。彼らは米国へ逃げた人物の奪還を任務としていたが、この時に出た予想外の犠牲者が、ホワイトハウスに激震を与える。IT長者で、大統領の最大支援者の妻子が巻き添えになってしまったからだ。謝罪を求める米国に対し、中国も「人民の金を不正に使い込んだ男を、米国は情報提供と引き替えにずっと匿っていた」と不快感を示す。そしてこの小さな事件が、後に日本を、世界をも巻き込む大戦のはじまりとなっていった。「第三次世界大戦」シリーズ、堂々スタート!
  • 第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」
    3.4
    キープレーヤーはインドだ “ポストGゼロ”“ポスト米中対立”の「新グレートゲーム」のキープレーヤーとなるのはインド――。 2023年中に14億人を突破し人口世界第1位に躍り出るとされ、軍事費では現在世界第3位、きたる2047年に建国100年を迎えるインド。「米中に次ぐ第三の超大国」は、伝統的非同盟を堅持しつつ米中に対して自ら独立した“局”となる戦略的自立で存在感を増している。 ウクライナ侵攻をめぐる国連安保理でのロシア非難決議案採決を棄権し衝撃を与えたインド。そして各国による経済制裁のさなかにもロシアから石油を爆買いし、普通なら風当たりが強くなりそうなものだが、実際に起きたのは独自の立場を貫くインドへの主要国トップによる“モディ詣で”だった。 貿易協定、サプライチェーン、エネルギー、半導体、インフラ整備、感染症対策……。あらゆる分野で激しさを増す米中を軸とする覇権争いにおいて、中国主導のAIIB(アジア・インフラ投資銀行)にも非加盟で中国と距離を置きつつ、安全保障上はクアッド(日米豪印戦略対話)の枠組みにある日米とも是々非々の独自路線を採る。 インドと中国、インドとロシア、そしてインドと日米――。今まさに東半球を舞台に激突する「一帯一路」vs.「自由で開かれたインド太平洋」の2大経済圏構想。この“新たなグレート・ゲーム”の帰趨が21世紀後半のパラダイムを規定する。
  • 大制覇 重空母武蔵世界の海を征く(1)
    -
    昭和十七年八月。海軍の活躍に焦った帝国陸軍は、満州でソ連軍基地を攻撃、戦闘状態に入った。ソ連がドイツ軍との戦闘に主力部隊を総て投入している隙に、極東、シベリアへ進攻しようという陸軍の独断専行だった。しかし頼みのドイツ軍が、電光石火の変わり身でソ連軍と休戦、不可侵条約を結んでしまった。苦境に陥ったのは帝国陸軍だけではなかった。ソ連という楯が無くなった英国もまた絶体絶命の状況に陥ってしまったのだ。チャーチルからの救援要請を受けて山本五十六は、重空母「武蔵」擁する連合機動艦隊の出撃を命じた! 『太平洋の覇者 連合機動艦隊大戦記』(全3巻)の続編ストーリー。 ●菅谷 充(すがや・みつる) 1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰し、2004年には第1回モータースポーツ大賞を受賞。1996~2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より京都精華大学マンガ学部教授。
  • 大東亜大戦2014[1]中国軍VS日米連合
    -
    2014年、韓国は、金正日王朝の崩壊により悲願の統一を果たすことができたものの、北部を中心に反米・反日デモの嵐が吹き荒れていた。一方、中国は、経済の急成長とともに石油資源が枯渇して、原油の輸出国から輸入国に転じていた。中国が選択した解決策は、周辺の膨大な大陸棚の海底深くに眠る地下資源を独占することだった。しかし、そのためにはASEAN諸国、韓国、台湾、日本との国際紛争を覚悟しなければならない。中国は密かに、統一まもない韓国の動揺を誘う謀略を展開させた。この中国の戦略を、冷静に見抜いたアメリカは、環太平洋諸国による合同軍事演習リムパックを、中国の庭先ともいえる黄海で行おうと、太平洋第七艦隊を出撃させた。日本の海上自衛隊第一護衛隊群も同行し、海軍力で中国を押さえこもうというのだ。果たして、この未曾有の危機を自衛隊は乗りきれるのか!?気鋭の軍事アナリスト、高貫布士が驚愕の国際情報を駆使して描く迫力満点の近未来シミュレーション戦記!!
  • 大東亜の矛 -ソロモン諸島の激闘-
    3.0
    ミッドウェー海戦で四隻の空母を失った日本海軍は、太平洋上で二隻の所属不明空母を発見する。艦内に生存者は一人だけで、死亡者の遺留品からこの空母は『倭国』という謎の国家が建造したことが明らかになる。空母の性能は、世界の技術水準を遙かに超えており、理解不能な装置さえ存在していた。

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  • 大東亜の矛 太平洋封鎖戦
    4.0
    昭和17年10月、ニューギニアから密かに出港した潜水艦に乗艦していたのは、倭国に敵対する組織の少女と大日本帝国軍の憲兵中尉だった。この二人の接触により、友好的だった日本と倭国の関係が変化し始める。
  • シリーズ戦争学入門 第二次世界大戦
    -
    50ヵ国以上が参戦、1億1000万人以上が動員された第二次世界大戦。世界に未曾有の惨禍をもたらした戦争は、いかにして始まり、いかなる経緯を辿ったのか。戦後、世界はどう変わったのか。本書では、第一次世界大戦の講和会議から太平洋戦争の終結まで、各国の外交活動および主要な戦域における各軍の行動を解説する。各戦域の布陣と展開を詳細に示した地図多数を収録。
  • 第二次大戦 逆転戦略ゲーム
    -
    10倍の敵が守る要塞に700人で突入に成功したが、周囲は敵ばかり。多勢に無勢、さてどうする? 零戦に搭乗して初出撃時、左翼の前方に明るい光とも火の玉ともつかぬ物が走った。どう対処する? 偽装巡洋艦に補給中の潜水艦が、敵艦から砲撃された。慌てて潜行して偽装艦の下に隠れたが、その後どうする?  選択肢は二つ。戦史研究に裏打ちされた正しいものと、もっともそうではあるが誤ったもの。貴官(読者)はどの戦術を選ぶか。元自衛隊情報官・戦史教官である著者が考案した、陸海空にわたる太平洋戦争シミュレーションゲーム、全54問。 ●柳内伸作(やない・しんさく) ノンフィクション作家。1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。
  • 第二次太平洋戦争【1】誕生! 夜襲機動部隊
    -
    昭和17年10月。山本五十六の率いる連合艦隊が「布哇沖海戦」で勝利、オアフ島上陸の構えをみせると、ルーズベルト大統領は武力によるハワイ防衛をあきらめて日本政府に急遽、停戦を申し入れた(『山本五十六の野望』シリーズ)。東條内閣はそれを受諾、日米間に休戦協定が成立するが、大統領四選をもくろむルーズベルトは失地回復、対日再戦の機会を虎視眈々とうかがっていた。1944年初頭に待望の高速空母15隻(エセックス級7隻、インディペンデンス級8隻)が出そろうや、ルーズベルトは休戦協定の破棄をひそかに決意、チェスター・W・ニミッツに対して“逆奇襲"による、マーシャル占領を厳命する!
  • 第二次太平洋戦争 上
    2.0
    華やかなパーティに日米の軍人が集う感謝祭の夜、三沢・厚木・横田の三基地を完全武装の陸自部隊が急襲し、これを無血占領した。破局を迎えた米国との経済対立、核燃料処理施設への米軍機墜落などに業を煮やした日本政府が、基地返還を求めて危険な一歩を踏み出したのだ。だが、先制攻撃でステルス爆撃機B-2の放った対地ミサイルは、国産VTOL艦上戦闘機「海燕」によって撃破されてしまう。戦略テクノサスペンス不朽の快作。

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  • 大日本史
    4.3
    博学無双の黄金タッグが幕末から太平洋戦争までの「日本の最も熱い時代」を縦横無尽に徹底討論。「日本とは何か」「日本人とは何か」が見える! この『大日本史』は、日本史を軸に世界史を考え、日本史との関連で世界史を理解する人びとの参考になることを願っている書物である。(「まえがき」より)
  • 大放浪(電子復刻版)
    5.0
    南太平洋でクルージングを楽しんだツトムはサンフランシスコへ帰ってきて驚いた。巨大な廃墟! 街には未知の疫病が蔓延し、人影がまったくなくなっているのだ。やがて正体不明の病原菌が巻きおこすパニックは全世界にひろがってゆく。人類の根絶を防ぐため、謎の富豪R・Rはエリート集団だけの生存を企て、原子力飛行船を使った「ノアの箱舟計画」を実行するが……。気鋭の長篇冒険小説!

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  • 大本営から読み解く太平洋戦争
    -
    1巻1,215円 (税込)
    戦後、多くの歴史家や識者が太平洋戦争を論じ、原因・敗因・責任などについて考えてきた。数え切れないほど膨大な文献や論文などで論じられてきたが、それは今なお進行形であり、答えらしい答えは出ていない。 太平洋戦争を論じる上で、大きな指針となる組織が存在する。それが「大本営」である。大本営という組織を要約すると、「戦時または事変における軍の最高統帥機関」ということになる。 しかし、この大本営が「どのような組織で」「どのような活動を行っていて」「どのような末路を迎えたのか」を答えられる人は意外なほど少ない。本書では「大本営」の成り立ちから、その歴史を追うことで、太平洋戦争の真の姿を見つめようとするものである。
  • 大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争
    4.5
    信用できない情報の代名詞とされる「大本営発表」。その由来は、日本軍の最高司令部「大本営」にある。その公式発表によれば、日本軍は、太平洋戦争で連合軍の戦艦を四十三隻、空母を八十四隻沈めた。だが実際は、戦艦四隻、空母十一隻にすぎなかった。誤魔化しは、数字だけに留まらない。守備隊の撤退は、「転進」と言い換えられ、全滅は、「玉砕」と美化された。戦局の悪化とともに軍官僚の作文と化した大本営発表は、組織間の不和と政治と報道の一体化にその破綻の原因があった。今なお続く日本の病理。悲劇の歴史を繙く。
  • ダイヤモンド社「農業特集」2冊パック
    -
    【この商品は「週刊ダイヤモンド 特集BOOKS(Vol.36)「日本の農業の真の実力」と(Vol.37)「実は強いぞ! 日本の農業」の2冊がパックとなった合本版です。それぞれ、単品でも販売しています。詳しくは『週刊ダイヤモンド 特集BOOKS』で検索ください】 (第1巻「実は強いぞ! 日本の農業」) 豊かな国内需要に応えて世界5位の農業大国、日本。 味覚や安全性に厳しい消費者に鍛えられた農産物の品質競争力は高い。 進取の気性と創造力に富んだ農業企業家は、 減反などの抑制策や既得権益などの艱難を克服し、 アジア・太平洋市場を取り込んで新たな成長を目指す。 (第2巻「日本の農業の真の実力」) 2012年の総選挙ではTPP(環太平洋経済連携協定)に参加すれば 日本の農業が壊滅するという点が争点になった。 だが、日本の農業は本当にそこまで脆弱な存在なのか。 日本の農業の実力について考える。
  • 奪還―日本人難民6万人を救った男―
    NEW
    -
    太平洋戦争の敗戦で朝鮮半島北部の邦人は難民に。飢餓や伝染病で斃れゆく老若男女の前に忽然と現れ、ソ連軍の監視をかいくぐり、母国へと導く男――彼はかつて国家から断罪されたアウトサイダーだった。時間も資金も情報もない中で、頭脳と度胸を駆使した決死の闘いが始まる。見返りを求めない「究極の利他」が胸を打つ実話。
  • 「太平洋漏水孔」漂流記
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・アカデミア1 進め! 第三生徒会
    4.5
    舞台は太平洋上にある巨大学園アカデミア。オーヴァードと一般人が共存するこの学園にやってきた転校生・修太郎と彼を狙う美少女たちによる暴走ラブコメリプレイが始まる! こんなダブルクロス見たことない!!
  • 誰が太平洋戦争を始めたのか
    3.6
    戦争を始めるためにはなにが必要か? それは膨大なペーパー・ワークを伴う「戦争計画」に基づいた動員・集中・開進・作戦という兵力の運用である。では、太平洋戦争はどう準備されたのだろうか。支那事変から真珠湾攻撃までの経過を検証し、「縄張り意識」と「無責任」が支配する官僚国家が引き起こした悲劇の内幕に迫る。
  • 地球科学入門I 次に来る自然災害 地震・噴火・異常気象
    3.0
    1~2巻679~699円 (税込)
    東日本大震災はいまだ終わっていない。むしろ「巨大災害の世紀」が幕を開けたのだ。太平洋沖で起きるM8クラスの「余震」、首都圏直撃の恐れもある「直下型地震」、富士山も含めた「活火山の噴火」、300年に1度の三連動地震による「西日本大震災」――地球科学の観点から、これら4つはいつ起こっても不思議ではない。「天災は忘れたころにやってくる」は珠玉の名言。しかし現実には、次の大地震は忘れる前にやってきてしまう。「自分だけは大丈夫」に根拠はない。自分の身は自分で守るしかない時代に、これだけは知らないと危うい自然災害の基礎知識と最新情報を京大人気教授がわかりやすく解説。地震と津波、火山噴火はもとより、エルニーニョ現象やゲリラ豪雨など、「異常気象」と呼ばれる現象のメカニズムと個人がとるべき対策も網羅した。安全を約束された場所は、この国にはない。「知識は力なり」。私たちができることは何かを知っておこう。

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  • 地球軍独立戦闘隊
    -
    未確認飛行物体――炎の戦闘機。オレンジ色または赤色の燐光を発し、編隊を組んで飛行する謎の球体。昭和19年、日米が戦っていた太平洋上空にこつ然と姿を現したUFOに、日本が誇る名機・零戦が挑んでいった…。果たして零戦はUFOに勝てるのか? 表題の作品他「西部戦線」「恋のメッセンジャー」「眠れる美女」「かまどの火」「霧の国」の傑作SF五篇を収録。
  • 地球の悪魔 手塚治虫文庫全集
    完結
    4.3
    狸と人が静かに暮らす十三里村に、突如として地底要塞が建造されはじめる。いったい誰が何のために!? この基地を設計した高野(たかの)博士が語る謎の言葉「デモノバース」が意味するものとは……。謎が謎を呼ぶ珠玉のSFミステリー集。『大洪水時代』『太平洋Xポイント』『世界を滅ぼす男』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『地球の悪魔』『大洪水時代』 MT09『地球の悪魔』収録/『太平洋Xポイント』『世界を滅ぼす男』 MT71『太平洋Xポイント』収録 <初出掲載>『地球の悪魔』(原題『地球1954』) 「冒険王」1954年1月号付録/『大洪水時代』 「おもしろブック」1955年8月号付録/『太平洋Xポイント』 「冒険王」1953年1月号付録/『世界を滅ぼす男』 「冒険王」1954年10月号付録
  • 地球の歩き方 B20 中米 2018-2019
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。※この商品は、「中米」編2冊がパックとなった合本です。それぞれ、単品でも販売しています。詳しくは『地球の歩き方 中米』で検索ください。北米と南米をつなぐ細い地峡に、7つの小さな国が連なる中米。古代マヤの都市遺跡が点在し、中世の植民地時代に築かれたコロニアル調の古都が各地にある。太平洋とカリブ海の沿岸に砂浜があり、熱帯雨林が生い茂る中米の地峡は自然の宝庫で、ビーチリゾートやエコツーリズムが楽しめる。また域内には計17ヵ所にユネスコの世界遺産があり人気を集める。■旅行のシーズン中米の旅行のピークシーズンはセマナ・サンタ(復活祭)とクリスマス。この時期には海外からの旅行者のほか、地元の人の観光シーズンにもなるので、交通機関も宿泊施設も大変混み合う。また割増料金を設定しているホテルも多い。早めに予約を入れ、スケジュールにも余裕をもたせておこう。逆に雨季はコスタリカなどでグリーンシーズンとも呼ばれ、オフシーズンのための10~20%の割引料金を設定するホテルもある。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 地形と歴史から探る福岡
    3.0
    1巻980円 (税込)
    【「福岡」「博多」2万年全史】 博多っ子も知らない福岡発展の秘密! 世界で最も住みやすい都市。 明太子、博多ラーメンのうまかもんの街。 巨人に代わって常勝軍団となったプロ野球「ソフトバンクホークス」の本拠地……。 人びとをひきつけてやまない福岡。 九州北部に位置し、荒海で有名な玄界灘に臨み、目と鼻の先には朝鮮半島、さらに中国大陸があった。 海路を通じてもたらされる外来文化の影響を強く受けた福岡は、日本列島の中でも稲作がいち早く始まった最先端の地であり、鎌倉時代にはすでに「チャイナタウン」が街中にあったとされている。 日本に伝来した多くの文化は、博多を通じて伝播したとしても言い過ぎではないだろう。 一方、博多は文化の入り口だけでなく、平安時代の刀伊の入寇、さらに鎌倉時代にはモンゴル軍の襲来「元寇」という異民族の襲来を受ける窓口ともなった。 日本の海賊「倭寇」が跋扈した基地にされ、さらに博多商人たちがアジアに目を向けた貿易港の歴史もあった。 本書は、旧石器時代から近現代に至る「アジアの玄関口」福岡の繁栄を歴史と地形から読み解き、さらに、この地に生きる人々の人生や伝統的な祭りや食といった文化に光をあてるものである。 現在、「世界で最も住みやすい都市」のひとつと謳われる、街の魅力とは何なのか。福岡の歴史と地理に隠された秘密が、その魅力を深く知るきっかけになれば幸いである。 〈本書の内容〉  ■第一章 早くから開けていた「福岡」 ■第二章 「福岡」にある外国人受け入れの下地 ■第三章 中央に対抗する「福岡」   ■第四章 対外戦争の窓にもなった「福岡」 ■第五章 多様な政治力を醸成する「福岡」 ■第六章 独自の文化を持つ「福岡」 〈著者プロフィール〉 石村智(いしむら・とも) 1976年、兵庫県に生まれる。1999年、京都大学文学部卒業。2004年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、東京文化財研究所無形文化遺産部音声映像記録研究室室長。専門は考古学・文化遺産学。「太平洋のヴェニス」とも呼ばれるミクロネシア連邦ナンマトル遺跡のユネスコ世界遺産登録にも尽力している。著書に『ラピタ人の考古学』(渓水社)、『よみがえる古代の港』(吉川弘文館)、『海の日本史 江戸湾』(洋泉社/共著)がある。

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  • 知識採点 太平洋戦争500問
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人なら知っておきたい太平洋戦争の知識を、クイズ形式で自己採点できる一冊。マルバツ(○×)式や三択式など、500問にのぼる設問には全て解説が付いており、回答を重ねて正誤確認を行うことで、戦争の全貌に迫ることができる、戦史ファン必読の書!
  • 智将 小沢治三郎(電子復刻版)
    -
    太平洋戦争突入寸前の一九四一年十月、海軍大学校長だった小沢治三郎中将は南遣艦隊司令長官に親補された。南方攻略の命を受けた中将は、機動部隊を指揮してマレー、マリアナ、フィリピン沖の海戦で壮絶な戦いを展開。〃鬼がわら〃と呼ばれ、おとり作戦、アウト・レンジ作戦という意表を衝く攻撃を得意とした海軍随一の戦術家小沢提督の独特の戦法を描きつつ、その人間像に迫るドキュメント。

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  • 地図でスッと頭に入るオーストラリアと太平洋の島々'23
    -
    1巻1,689円 (税込)
    好評の『地図でスッと頭に入る~』海外大陸編の続刊でシリーズ第7弾はオーストラリアを中心とするオセアニア(大洋州)の22の国々と島々を収録します。オーストラリアとミクロネシア、メラネシア、ニュージーランドを含むポリネシアの4章と、最後に南極を追加。オセアニアは地球上でもっとも広大な海域で、国ごとに異なる自然環境や文化的多様性を特徴としており、本書はそれぞれの国(島)の概要をイラストと文章でわかりやすく解説。 ※一部コンテンツが収録されていない場合があります。

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  • 地図でスッと頭に入る世界の軍事情勢'23
    -
    1巻1,500円 (税込)
    各国の安保戦略や軍事情勢が大きく変わりつつある現代。中国が海軍力を高め、太平洋進出を強化したことにより、アメリカとの対立が激化している。かつての超大国ロシアは、ウクライナ侵攻で国際的失墜を示す一方、NATOが存在感を高めている。そして、東側諸国と西側諸国にゆさぶりをかけているのが、これまで注目されてこなかったアフリカ諸国である。いま、これまでなんとか均衡を保ってきた世界のパワーバランスが崩れつつあるといえるだろう。本書は、いまの国際問題を読み解くうえで不可欠な最新の世界の軍事情勢について、地図を多用してわかりやすく解説する、教養として知っておきたい「世界のいま」を網羅した一冊。 ※一部コンテンツが収録されていない場合があります。

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  • 地図で読む昭和の日本:定点観測でたどる街の風景
    3.8
    【電子書籍化にあたり、地図・図版をカラー化しました】 街の風景は気づくと変わっている。しかし、何がどう変わったかなかなか思い出せないことも多い。そのような日々のささやかな変化の積み重ねがいまの街のすがたを形づくる。 日本のさまざまな地域の歩みを「定点観測」でたどってみたい。時代の異なる同じ地域の地図を数種類比べることで、それぞれの時代になにが大切にされ、どのような変化があったのかが見えてくる。 明治時代の地図を見ると干潟に塩田が広がる千葉県谷津。昭和36年の地図では干潟が埋め立てられ、遊園地となり、海上にジェットコースターが延びる。その後、平成19年の地図では団地がならび、干潟のごく一部だけが保存されている。 日明貿易で発達した大阪の堺市は明治の地図を見るとその「大きさ」が実感できる。昭和15年の地図には多くの鉄道が描かれ、大浜海水浴場や水族館で賑わう街の様子がうかがえる。その後、太平洋戦争では度重なる空襲を受け、戦後はさまざまな工場が建ち並び、風景は一変する。 このほか、名古屋の中村、仙台の長町、東京の立川や銀座、博多や横浜など、全28景を追いかけていく。 谷津と堺は地名変更や大阪都構想に揺れる。詳細な地図をもとに日本各地の街の歴史を考えることで、国のかたちが浮かび上がってくる。
  • 地政学でよくわかる!世界の紛争・戦争・経済史
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代ビジネスマンの最低必須教養「地政学」がみるみる理解できる!『中国が尖閣に固執する理由』『なぜイスラム諸国は戦争ばかりしている?』『イスラム国はなぜ生まれた?』『太平洋戦争はなぜ起きた?』『アメリカが“世界の警察”を辞めた理由』『流行語“地政学的リスク”の正しい使い方』…etc.難解な国際情勢と世界史を「地図」と「図解」でやさしく解説!あなたをワンアップ知的にする超やさしい地政学講座。
  • 「地勢」で読み解く太平洋戦争の謎
    -
    世界最強と謳われたシンガポール要塞を、日本軍はいかに陥落させたのか? アメリカ軍による山本五十六“暗殺”の真相は? 日本陸軍が、珍兵器“風船爆弾”にこだわった理由は? アメリカが広島と長崎に原爆を投下した意図は? 本書は「地勢」という新たな視点から、太平洋戦争の数々の謎に迫ったもの。図表を豊富に用いたわかりやすい解説で、戦争の概要もつかめる稀有な一冊。

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  • 父 山本五十六
    4.5
    「この戦争に、だれよりも反対していた父であることを、私たちは知っていた」。十日間ほどにもわたる盛大な国葬の最中、山本五十六の息子である著者は、喪主としての役割を務めながらもむなしさを噛み締めていた…。真珠湾攻撃を指揮し、太平洋戦争開始の役割を担った軍人が、家族だけに見せた繊細で温かな素顔と、生い立ちや職務のために常に抱えていた苦悩をつづったノンフィクション。

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  • 中央分水嶺を旅する 日本列島の背骨
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・山と自然の文庫シリーズ「モン・ブックス」第5弾。・日本列島を貫く脊梁山脈・中央分水嶺の山々を紹介。・登山や車で行ける場所を豊富なカラー写真とともに解説。中央分水嶺とは、北海道から九州までを南北に貫く脊梁山脈であり、水系を日本海と太平洋に分ける全長6000キロに及ぶまさに日本列島の背骨。この中央分水嶺を豊富なカラー写真で紹介する本は画期的。実際に登れる山、車で行ける場所、自然景観、動植物などを案内する。あわせて日本の高山である日本アルプスも紹介する。
  • 中国・四国 山歩きガイド 改訂版 ゆったり楽しむ
    完結
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 温泉などの「立ち寄りスポット紹介」。 ★ 旬の見どころで選ぶ「四季の登山カレンダー」など。 山を楽しむための〇得情報が満載! ★ 四季折々の豊かな自然 心地よい風景を楽しむ『厳選!50コース』。 ◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇ ☆ 人気の三山 中国・四国を代表する山といえば やはりこの三山 大山、剣、石鎚 その頂は四方を見渡し 信仰の山としての歴史を体感させる 「日本百名山」人気の三座 * 鳥取 (大山) * 徳島 (剣山) * 愛媛 (石鎚山) ・・・全3コース ☆ 中国地方の山 山口から兵庫までを貫く 総延長360キロの中国山地 そして火山活動により形成された大山エリア 古代の神話に彩られた豊かな恵みの山々は あなたがまだ知らない魅力に満ちている * 広島 (牛曳山・伊良谷山・毛無山) * 広島 (天狗岩) * 岡山 (後山) * 岡山 (那岐山) * 鳥取 (扇ノ山) * 鳥取 (久松山) * 島根 (吾妻山) * 島根 (春日山) * 山口 (嘉納山・文珠山・嵩山) * 山口 (寂地山) ・・・など全30コース ☆ 四国地方の山 四国全土の7割は森林 瀬戸内の穏やかな海と太平洋の黒潮を望む 個性的な森、そして大地が 他所では味わえないひとときを あなたにもたらしてくれる * 愛媛 (伊予富士) * 愛媛 (瓶ヶ森) * 香川 (飯野山) * 香川 (五色台) * 徳島 (丸笹山) * 徳島 (三嶺) * 高知 (不入山) * 高知 (白髪山) ・・・など全17コース *コラム1 山歩きの準備と持ち物 *コラム2 美味しい野外食 *コラム3 春の味覚を楽しもう *コラム4 山へ登る楽しみ *コラム5 知っておきたい危険動植物 ※ 本書は2017年発行の 『ゆったりいこう!中国・四国 山歩きガイド』 を元に、加筆・修正を行い再編集した新版です。
  • 中国人民解放軍の全貌 習近平 野望実現の切り札
    4.0
    我が国は人民解放軍の脅威を正しく認識し、適切に対処しようとしているであろうか? ・習近平の中国の夢は米国を追い越し、世界一の国家になることであるが、習近平の野望を実現するために不可欠な組織は人民解放軍である。・我が国においては、人民解放軍の実力を低く評価する(低く評価したがる)傾向や反対に高く評価しすぎる傾向があるが、21世紀に入り急激に戦力を増強し続けている人民解放軍を事実に基づいて客観的に評価すべきである。・過去、特に1990年以前において二流の軍隊であった人民解放軍は、2018年時点において米軍も一目を置かざるを得ない軍隊に成長している。2000年からの20年間における驚くべき軍事力増強は事実であるし、2020年代以降もさらに戦力を増強することになる。 ・中国は自国で世界最先端の航空エンジンを開発できないので、米国やロシアの技術を盗用している。善悪とか倫理を超越して目的のためには手段を選ばない中国のやり方は、逆説的だが中国の強みであり、我が国にとっての脅威である。 ハリー・ハリス米太平洋軍司令官は2018年2月14日、米下院軍事委員会で証言し、「中国が急速に軍備増強を進め、間もなくほぼ全ての分野で米国と競合することになるだろう。米国が後れを取れば、太平洋軍は将来戦場で人民解放軍に苦戦を強いられることになる。戦争遂行能力が重要で、それがなければ、張子の虎だ。我々は紛争を望みはしないが、米国は起こりうる中国との紛争に備えなければいけない」と危機感をあらわにしている。このハリス大将の認識は、人民解放軍と対峙する米軍の第一線指揮官の認識であり、無視すべきではない。そして、ハリス大将の認識は、日本防衛の最前線で人民解放軍と対峙する自衛官の共通認識でもある。人民解放軍の質量ともの進化と脅威を認めざるを得ないのだ。 本書では人民解放軍研究の第一人者たる著者が、米国の研究機関、第一級の同軍研究論文や関係者から得た情報を基に、目まぐるしく変貌して先鋭化していく人民解放軍の現状を分析、軍事的知識がなくてもその全貌を理解できるように解説している。現実的な脅威を知るための必読書である。
  • 中国に振り回されるアメリカ
    -
    1巻1,200円 (税込)
    アメリカの北朝鮮に対する積極外交によって、急展開を見せる朝鮮半島情勢。金正日の思惑に振り回されたままでよいのか。著者は言う。「クリントンの経済一辺倒外交により、アメリカは中国や北朝鮮にいいようにあしらわれている。最高に近い軍事機密をカネで中国に流している程だ」。しかし「次の大統領は政策を大きく転換させ、外交・安全保障面を重視し、中国に厳しく接していくだろう」とアメリカの戦略の転換を予測する。そして「既に米軍は朝鮮半島と台湾海峡有事両方の明確なシナリオを描き、西太平洋に展開している陸海空、海兵隊を総合的に動かせる体制を整え、いつでも実戦に入れる状況を作りつつある。今後日本は、アメリカのアジア戦略に於けるかなりの部分を担わされる。本当の同盟国への脱皮を求められるのだ」と日本の覚悟を問う。爆発寸前の東アジア情勢を超大国・アメリカの東アジア戦略から見通し、日本の国家戦略を考える衝撃の書。

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  • 中国の侵略に討ち勝つハイブリッド防衛 日本に迫る複合危機勃発のXデー
    -
    1巻1,870円 (税込)
    2023年3月10日 第三期習王朝樹立! 列島に迫る未曾有の複合危機 最新の安全保障の姿を50点以上の図版・288ページで詳説! 本書を読むことが抑止力の向上に繋がる 以下、目次より抜粋 序章 哀悼 安倍晋三元最高司令官 歴代で最も「自衛隊」を尊重した最高司令官 反対派を気遣って「裏門から出ろ」 「自衛隊の最高司令官が務まるか」が総理の資格 第1章 アメリカが導き出した開戦Xデー 日本列島と台湾島は中国の太平洋進出の壁 領土・領海の拡大を実現して「皇帝」を目指す習近平 粛清と制裁で第3期習王朝にこぎ着けた 中国共産党 第20期人事が示す野望 技術開発のギャップを狙う 原子力のテクノクラートを参画させた意味 中央軍事委員会メンバーの異様性 次期国防大臣選任の背景にある軍改革 党の軍から習近平の私設軍隊へ 侵攻のXデー 第2章 ウクライナが伝える「複合危機」の脅威 EUの東方拡大に21世紀欧州初の戦争を仕掛けた アメリカの姿勢と原油価格 親ロシア派とクリミア半島 「クリミア半島」はロシアの核心的利益 スターリンの呪縛がクリミア半島を譲渡させた たった1隻を残して寝返ったウクライナ海軍 ウクライナの国防改革 演説の天才 第3章 中国に攻めさせない日本の決断 撃墜スパイ気球が示す中国の非対称戦略 ロシアと中国の占領タスクが酷似 最重要課題は「中国に攻めさせない」こと 宇宙、サイバー、電磁波領域という新たな戦域 アメリカの軍民融合 安保3文書改定 「30+2対1」と「2対3」と「0対1」 韓国には期待できない 戦闘機の共同開発と経済安保 第4章 分断する世界と経済安全保障 「安保3文書」改定が生んだ新たな関係 345の包囲網 原潜のターゲットは中国 AUKUSの裏にあるJAUKUS メガFTAによる中国包囲網 「軍民融合」戦略が半導体の禁輸に繋がった 日米台韓の「Chip4」で中国と分断 セキュリティー・クリアランス グローバルサウスの争奪戦 第5章 その時、列島に何が起こるか――覚悟した日本国民こそ最大の抑止力 2023年秋に訪れる危機 CSISのシミュレーションの意味 その日、中国軍は台湾海峡を封鎖する 列島はウクライナ侵攻後のポーランドになる 立ちはだかる「武器輸出三原則」の壁 横須賀防衛学園都市 抑止力の土台「自衛官」の惨状 人任せ防衛から自立防衛の意識へ
  • 中国、敗れたり アメリカと日本がアジアの新しい秩序をつくる
    -
    1巻1,500円 (税込)
    歴史の碩学で、国際政治を動かしてきた戦略家であるヘンリー・キッシンジャー博士は、新著『ワールド・オーダー』の中で、次の四つを指摘している。(1)アメリカが超大国であるかどうかが明確でなくなったこと。(2)中国が力を増し、アジアに新しい緊張をもたらしていること。(3)中東がイスラムの宗教的な対立によって、底知れない混乱と分裂に巻き込まれていること。(4)国家とは何かを明確にしたウエストファリア条約以来360年の間に確立した政治体制が崩壊しつつあること――である。著者(日高義樹氏)は本書において、キッシンジャー博士が「新しい世界の秩序」に向かう動きとして指摘した四つのうち、とくに中国に焦点を当て、中国の海軍力増強の野望が潰えたことと、オバマ大統領による対中融和政策の失敗について詳述している。中国の海軍力増強はなぜ失敗に終わったのか。これからアジア、太平洋に何が起きるのか。ワシントン情報から読み解く最新情勢。

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  • 駐日米国大使ジョセフ・グルーの昭和史
    -
    1巻1,600円 (税込)
    天皇を敬慕し、日米開戦回避に奔走したアメリカ人がいた――。太平洋戦争前夜の真実が、いま明かされる。満洲国が建国された昭和7年、アメリカ大使として東京に着任してきたジョセフ・C・グルー。数々の忌まわしい事件や出来事を身近に見つめ、日米交渉が暗礁に乗り上げたさなか、ローズヴェルト大統領、ハル国務長官に強く進言して戦争回避に努めた大使である。戦後は日本の天皇制存続、天皇の免責に腐心したことでも知られている。本書は、ワシントンの国立公文書館で公開されている機密文書、外交文書、大統領やマッカーサー元帥との書簡、対日ソ連側資料などを多角的に織り交ぜ、グルーの足跡を辿りながら、新しい「昭和史」をひもとくものである。

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  • 超空自衛隊 奪回!ガダルカナル
    4.3
    海外復興支援に向かう陸自施設隊(工兵隊)が嵐に巻き込まれ、太平洋戦争中のガダルカナル島にタイムスリップ。ガダルカナル防衛の日本軍と接触した自衛隊は現地の飛行場奪取と建設に手を貸すことに。果たしてアメリカ軍の大反抗は食い止められるのか?

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  • 大撃滅!真珠湾艦隊 超軍神・山本五十六【第一部】
    -
    神田神保町の古本屋の店主・斉藤磯八は、暴走族に巻きこまれ意識を失なった瞬間、なんと右翼の爆弾テロに襲われた山本五十六のからだに乗り移ってしまった。 昭和14年、まさに山本が連合艦隊司令長官になる直前の時であった。磯八は「歴史のもし」を実践せんと『山本五十六』として生き抜き、太平洋戦争を勝利に導こうと決心するのだった―。 そして昭和16年12月。真珠湾奇襲に際して山本は、敵空母を絶対に討ちもらさないこと、真珠湾を徹底的に叩くことを命じるのだった。 果たして『山本五十六』こと斉藤磯八は歴史を変えられるのか―。
  • 超極級戦艦「八島」【1】強襲! 米本土砲撃
    -
    1942年、航空兵力の活躍により英東洋艦隊との決戦に勝利した日本は、ついに米国との戦いを決意、ミッドウェイ島南西250キロの距離まで艦隊を進出させる。 だがこの戦力は、米軍が予測していた空母艦隊ではなく、あたかも島と見紛うほどの巨大戦艦であった。 排水量128万を超え、全長全幅ともに大和型の三倍近くの大きさを誇る超極級戦艦「八島」は、脅威の64センチ主砲を武器とし、交換可能なコンクリートを建艦資材とすることによって、修復しつつ継戦可能な、まさに絶対的な不沈艦として誕生したのである。 八島を擁する日本海軍は、米太平洋艦隊の要衝を次々と攻略し、いよいよ極秘作戦に着手するのだが……。
  • 超時空AI戦艦「大和」【1】南洋沸騰! 奇跡の連続勝利
    3.0
    令和日本の科学研究員、田伏由佳は、初歩的な電子計算機の知識や図面、タブレットを、時空間送信機によって昭和十五年の由佳の曾祖母、田伏雪乃に送る……すべては、雪乃とその恋人である鷹岳省吾を救わんとする窮余の一策であった。 二人の運命を変えるということは、必定、太平洋戦争における日本の敗戦を避けることを意味する。雪乃と省吾は未来知識を武器に軍部での地位を固め、革新的な軍事兵器……人工知能による戦況予測を確立させる。 未来技術により日本は米太平洋艦隊を手玉に取り、のみならず国家間の戦略すら優位に進めていくのだが……。 令和の最新技術により、大和が無敵艦へと生まれ変わる!
  • 超時空艦隊(1)海上自衛隊、太平洋戦争へ!!
    -
    平成13年11月、海上自衛隊・第二護衛隊群は、アメリカ軍のアフガニスタン侵攻の後方支援のためインド洋に進出しようとしていた。濃霧に包まれた深夜の佐世保基地を後にしてまもなく、突然、全艦のコンピュータが稼働しなくなってしまった。夜霧の中、北朝鮮工作船のサイバー・テロかと艦隊は大混乱に陥るが、数時間後、霧は晴れ、コンピュータは稼働した。しかし、コンピュータにより現在位置と時間を確認したところ、なんと第二護衛隊群は、昭和19年6月10日、マリアナ沖海戦直前の太平洋戦争の真っただ中にタイムスリップしていたのであった!?第二護衛隊群は、旧日本軍に協力してなんとか太平洋戦争を勝利に導こうと決意するが、最新兵器を装備しているといえども、その数量には限りがあり、修理も補給もきかないのである。深謀遠慮の智将スプルーアンスが、大群を率いて日本軍に容赦なく襲いかかり、苛烈な戦闘が展開される!!豊富な軍事知識をベースに期待の大型新人が活写する戦記シミュレーションの傑作、ここに登場。

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