太平洋戦争の名将たち

太平洋戦争の名将たち

850円 (税込)

4pt

4.0

国力がはるかに勝る米国との戦争。それは当然ながら、苛烈な戦闘と決死の覚悟を日本の将兵に強いた。昭和から平成、そして令和に時代が変わった今でも、その「記憶」が消し去られることはない。兵を率いる指揮官には、理性派や闘将型、さまざまなタイプがあったが、刻々と変わる状況下で求められるのは、相手の出方を読む冷静な判断力に加え、「肉を切らせて骨を断つ」強烈な気迫であった。リーダーに迷いがあれば、部下はついてこない。そして、そのような将たちにも、守るべき家族がいた──。海軍からは、山本五十六、山口多聞、角田覚治。陸軍からは、中川州男、栗林忠道、今村均の戦略や戦術、采配を分析。真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ペリリュー島や硫黄島の戦いなど、太平洋戦争の分岐点となった数々の戦闘を取り上げ、その背景や位置づけ、勝敗を分けた要因について詳しく解説。父祖たちが残した激闘の軌跡から、現代の我々が受け取るべきものとは。

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太平洋戦争の名将たち のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年06月05日

    日本陸海軍の名将6人について、研究者がそれぞれの視点から考証しています。
    特に今村均は素晴らしい方で、この人が中枢にいたら歴史は確実に変わっていたでしょう。
    ページ数も少ないので、昨日から読み始めて、あっという読み終わりました。

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    Posted by ブクログ 2023年04月02日

    映画MIDWAYで浅野忠信氏が演じている山口多門という人がどのような人物であったか興味を持ったことがきっかけで本書を手に取った。

    帝国軍人というと、プライドが高くそれ故に柔軟性に欠けるようなイメージが漠然とあったが、名将と呼ばれる人々は皆総じて己のメンツよりも部下や現地の人々のことを非常に大事にす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月18日

    時代も価値観も当時と違うが、
    戦争時代の名将の生き様を現代に置き換えると
    という永遠の問いが集められた1冊

    そんな中、ペリリュー島が書かれた第四章は必読です

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    Posted by ブクログ 2021年12月29日

    日本人として、15年戦争について最低限のことは知っておきたいと思いながら、本によっては左右の違いが甚だしく偏りを感じることが多くありましたが、少しずつ読みやすい本が増えてきたように感じています。

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    Posted by ブクログ 2020年09月22日

    歴史街道という雑誌に掲載された記事を太平洋戦争中の日本の将官ごとにまとめたもの。
    名将たちということで、海軍からは山本五十六、山口多聞、角田覚治、陸軍からは中川州男、栗林忠道、今村均。執筆者も懐かしい渡部昇一がいたり。

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