エッセイ・紀行作品一覧

非表示の作品があります

  • かへいくん
    -
    その泣き笑いの人生は「たいかぶり」(おもらし)から始まった……。飼い犬の糞を代用し、再検査に呼び出された「検便」の話、理科の先生にやけどをさせてしまった実験「屁は燃えるか」などなど、やんちゃな子ども時代の爆笑エピソードから、努力することの喜びに気づいた青年時代、そして管理職として多くを学んだ郵便局勤務時代までを描く。人生の一つ一つの出来事に謙虚に学びながら、いつも明るくまっすぐに歩いてきた「かへいくん」。早期退職を機に、これまでの人生をふり返ってつづった、まじめでおかしい自伝エッセイ。
  • 明日がある
    -
    幼い頃から家族を助けて“仕事三昧”の日々を送ってきた著者。働くことが大好きでつねにポジティブな生き方を貫き通してきた著者が、率直な言葉で綴ったバイタリティーあふれる半生記。その生き方が勇気を与えてくれる一冊。
  • 綾のメモリー ~宿命と運命のはざまで~
    -
    宿命は変えられなくても、運命は変えられる――。 抗いがたい血のさだめにより、思春期に心を病んだが、医学部合格を目指すとの自己治療的試みにより、何とか脱却できた著者の半生を描いたエッセイ。  宿命は変えられないが、生きがいを持って運命を切り拓いてほしい、そんな著者の願いが込められた一冊。
  • 望郷・ふる里福島 東日本大震災と、その他つれづれ
    -
    あの日から数年が過ぎた。季節がめぐっても、ふる里には帰れない──。東日本大震災当時のこと、今なお残る影響、故郷に帰れず亡くなった母……そして美しかった故郷の思い出。遠くなってしまった故郷への愛情と、震災と原発事故、社会に対する疑問や疑念、心に去来するさまざまな思い……。過去の出来事をしみじみと振り返り、現在思うことを切実に吐露する、心に響く本。
  • 地球儀から見えてくること
    -
    地球の悲鳴が聞こえませんか? サイズを変えて見てみれば、あなたが、今、すべきことがわかるはず。大学で「環境教育」に携わる著者は1回目の講義には地球儀を持ちこむ。地球儀レベルで地球や宇宙を眺めてみると、意外に思うことがあるからだ。日常生活から学ぶ、日々の暮らしの中で誰にでもできる、本当の〈エコ〉について考える。それは守らなくてはならないから、地球と未来を──。
  • 文学・哲学・宗教 黄金の國
    -
    26年にわたる某新聞社との隠語問答クライマックスの記録。「心の分解・性の問題と理論と事象の一致」「表層次元の土台にあって矛盾にあるもの」「隠された領域(武士道の顕現)」「白紙領域(深層)と汚染領域(表層)」「この頃のネット開示が?」「エリートの責任」「正しくないことを自国で捩じ込まれて反発の心の力が生じない」「相棒の務め」……など、今明かされる真実。
  • 詩文集 波輪
    -
    生まれる直前に父は戦死。母と養父、親族や地域の人々に見守られて育ったが、若くして母と養父を失う。妹を支え、高等学校の教師となる。結婚後は三人の子供、そして五人の孫に恵まれる。釣り、囲碁、山菜取り、歌のボランティア活動と多趣味。その充実の人生を綴る。親族それぞれの生き方、生まれ育った地域や赴任地の追憶など、折々に書いてきた散文と詩をまとめた一冊。
  • ひとりで歩いた幾名山
    -
    「おばちゃん、もう95登ったの? 僕らと一緒に行く?」可愛く人なつこく寄って来た子ども達に彩られた男体山などなど。長距離ドライブなんのその。雨を乗り切り、風に向かって登ります。山をこよなく愛しているが、心情の吐露をあえて控えて、淡々とした登山記録は、寡黙な“山女”の強さ、大らかさなど、次第にその内面を浮かびあがらせていきます。
  • 陽だまりの記憶 小鳥とお菓子とホームズと
    -
    魔法使いになるのが夢だった子供時代。夢中で読みふけった物語の楽しさから、いつしか書くことの楽しさを覚え、誰かに伝えたいとペンをとると、文章が溢れ出してきました。大好きな小鳥や雑貨に囲まれ、優しい人達を愛し、愛され、おいしいお菓子作りに熱中し、英国の虜になって、スーツケースひとつで旅して歩いた懐かしき日々を、美しい「言葉の宝石」にしてまとめた一冊です。
  • 想い出のかけら 古きよき時代のドイツ、アメリカ暮らし
    -
    「想い出のかけらをつなぎ合わせていくと、古きよき時代にドイツとアメリカで暮らした日々が鮮明に蘇ってきます。この本をまとめていると、当時の記録や写真をよすがに外国で知り合った人々と一緒に過ごした楽しい時を再び生きることができたような気がしました」。記憶のピースを集めると、あの頃の風景が浮かび上がる。懐かしき日々のジグソーパズルのようなエッセイ集。
  • 想い出の欧州航路 古きよき時代の航海日誌 1967~1968
    -
    1967年と言えば日本がまだ貧しく、外国の新鮮な文化を渇望していた時代。医師である著者はドイツ留学を命じられる。海外旅行が自由化されたとはいえ、外国へ行くのは大変なこと。そこで著者が選んだ渡航方法は、船の旅だった。本書は、家族と共に過ごしたフランス客船カンボージュ号での旅の記録をそのまま収録したもの。合理化の波に飲まれて廃止されてしまった欧州航路の、優雅で新鮮な驚きに満ちた47日間の航海が蘇る。
  • またあの笑顔に逢えたなら 重い障がいのある娘が教えてくれたこと
    -
    【娘が生まれてからの三年くらいは、娘の障がいのことを、どうしても素直に受け入れることができずにいて、世間や神様を恨み、かたくなに心を閉ざしていました。そんな私の心を癒し、やさしく開いてくれたのは、他でもないその娘でした】(はじめにより)。水頭症と二分脊椎症という障がいを抱えながらも、「人として一番大切なこと」を教えてくれた娘との24年間の物語。
  • マンション自主管理40年 欠陥、不備、不良、不要の改修を続けて
    -
    マンションは、自分たちで管理できることを知っていますか? 一般的にマンションを管理するのは、管理会社が行うものだと思っていませんか。そうです。実際、多くのマンションの管理は、管理会社が行っています。しかし、管理会社を通さずに、自分たちで管理することを、この本は教えてくれます。長年、管理責任者を務めた著者の体験を網羅した一冊。
  • 初年兵のなみだ 安らかなれ 大興安嶺
    -
    海拉爾で、興安嶺との山中で、ソ連軍とは比べようもない僅かな兵器で懸命に戦った事を、又、一日でも多くソ連軍の進撃を阻止して、その間に、関東軍が完全な戦闘準備を完了し、有利な戦いが出来る事を、ひたすら念じ乍ら死んでいった日本軍兵士、部隊のあった事を知って欲しい、という思いで書かれた戦記物語。終戦前後の旧満州西部の状況を描いた、貴重な一冊。
  • 菫程な論文集
    -
    「『夢』は個人的体験であると同時に、きわめて文化的、社会的な事柄である。」──収録内容:ロンドンの夏目漱石 その下宿を中心に/古典と夢(日本書紀における夢・狭衣物語における夢・平家物語におけ夢・石山寺縁起における夢)/古典考察(徒然草における説話要素・鎌倉大草紙から説経小栗判官へ)/昔話読解(お月さんいくつ十三七つ・大工と鬼六読解・捨て童子金太郎)/賦し物
  • パリの86歳はなぜ、毎日が楽しそうなのか
    4.0
    本書は、86歳の日本人女性が贈る、人生を輝かせる珠玉のアドバイス集です。 パリでの豊かな経験を通じて培った、年齢を重ねても毎日をエレガントに楽しむ秘訣が満載です。 著者が提案する「パリジェンヌスタイル」は、シンプルでありながら洗練された魅力にあふれています。 ストレッチの効いた黒いパンツやジーンズを基本に、シックなジャケットやコートを合わせるだけで、カジュアルエレガンスが完成。 小物使いのコツを学べば、あなたも今すぐパリジェンヌに変身できるかもしれません。 元気な80代夫婦の食事法を参考にした、無理なく続けられる食生活のコツを伝授。 オートミールや新鮮な野菜、魚介類を中心とした、美味しくて健康的なメニューのアイデアが満載です。 「今」を大切にしながら、将来も見据えたスマートな家計管理の方法を紹介。 フランス流の割り勘文化や、夫婦間でのお金の使い方など、目から鱗の知恵が詰まっています。 旅行や友人との交流など、生活に彩りを添える方法も満載。 年齢を重ねるほどに深まる人間関係の築き方など、心豊かに生きるためのヒントが詰まっています。 この一冊で、あなたの毎日がもっと輝きます。 86歳の著者が体現する「年齢は数字に過ぎない」という生き方は、読者の心に勇気と希望を与えてくれるでしょう。 今すぐ手に取って、あなたの人生をボンシックに変えてみませんか?
  • ふりかえれば日々良日
    5.0
    これまでの人生と85歳の日常を綴る初著作!  本作は、映画『五番町夕霧楼』や『人生劇場 飛車角』、NHK大河ドラマ『おんな太閤記』、舞台『唐人お吉』など様々な作品で主演を果たしてきた女優・佐久間良子さんの初著作。 ≪気が付けば八十五歳。亡くなってしまった尊敬する先輩や仲間のこと、出演してきた作品の思い出なども、書き残しておこうかなと思い立ったのです。  それともう一つ、この本を出版することで、同じ時代を生きてきた方々と、これまでいろいろあった人生をともに喜び合い、そして「これからも健やかに過ごしましょうね」と励まし合えたらと考えたからです≫(「はじめに──これまでと、これからも」より)  これまでの人生について佐久間さんは本書でこう振り返っている。 ≪その道のりは、決して平坦ではありませんでした。山あり谷あり、私の人生は紆余曲折の連続でした。離婚もしました。人の裏切りにも遭いました≫  そうした嵐の日々も「日々良日」だったと綴る佐久間さんの生き方、心構えに励まされ、元気がわいてくること請け合い。
  • 探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった
    3.8
    【日本経済新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化】 〈お金では買えない「人生の富」はどこにある?〉 NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家が、「手放す」「信じる」「応答する」「聞く」「読む」「書く」などの小さな言葉から、深く生きるためのヒントを照らすエッセイ集。 ********** 解答を多く持つ人は、世のなかで華々しく活躍するかもしれない。 しかし私は、存在の深部で人生の問いに応答し続ける人たちにも出会ってきた。 そうした人たちと言葉を交わすたび、財産とはまったく異なる人生の富と呼びたくなるようなものを受け取る。(本文より) ********** 【目次】 この本の用い方―はじめに 1.失われた物語性を求めて……新美南吉 2.老いて増す能力……永瀬清子「第三の眼」 3.花について……岡倉天心『茶の本』 4.読書家・購書家・蔵書家……井筒俊彦とボルヘス 5.伝統と因習について……池田晶子の教え 6.話す・書く・聞く……金子大栄「対応の世界」 7.信念について……小林秀雄・論語・坂村真民 8.かなしみとは……鈴木大拙『無心ということ』 9.良知とは何か……王陽明の教え 10.偶然と運命について……九鬼周造の思索 11.人生の問い……C・S・ルイス『悲しみをみつめて』 12.言葉を練磨する……マラルメ「詩の危機」 13.本との出会い……石垣りんの詩と随筆 14.たった一つの言葉……サン=テグジュペリと須賀敦子 15.研究・調査・読書……井筒俊彦の創造的「誤読」 16.意志について……フィヒテ『人間の使命』 17.画家の原点……中川一政『画にもかけない』 18.写生について……正岡子規から島木赤彦へ 19.創造的に聞く……ミヒャエル・エンデ『モモ』 20.抽象と具象について……道元『正法眼蔵』 21.読むことの深み……ドストエフスキーをめぐって 22.想像力について……三木清『構想力の論理』 23.好奇心について……アーレントとモーム 24.手放すとは……『ゲド戦記』と美智子さまの詩 25.深秘とは……リルケと原民喜 おわりに ブックリスト **********
  • のみ歩きノート
    4.0
    あらゆる酒、つまみ、酒場に真摯に向き合い、純に愉しむ画家による「のむ」を味わうためのエッセイ集。挿絵も多数収録した『POPEYE』人気連載の書籍化。 午後三時を過ぎ、少し日差しが弱まってくると、気持ちがそわそわしてきて落ち着かない。どんなに個展の搬入日がせまっていようと、頭の中は夜の晩酌のことでいっぱいになる――
  • ノンバイナリー協奏曲 「もう息子と呼ばないで」と告白された私の800日
    -
    バイセクシュアルだと言っていた一人息子のアレックスから、ある日、「自分はノンバイナリー。男でも女でもないし、男でもあり女でもある」と打ち明けられた母・アミア。理解したい一心から、ジェンダーやLGBTQ+の学びを始めるが・・・。混乱、悩み、行きつ戻りつの奮闘の日々の先に、子供とそのパートナーや夫との関係にも新たな変化が・・・。 ジェンダーマイノリティをめぐる世界の動きに、戸惑う親世代の本音をつづって、共感必至! 【目次より】 この本を開いてくれたあなたに/LGBTQ+を理解するための基本的な用語解説/はじめに/第1章 カミングアウトは突然に/第2章 私には勉強が必要だ!/第3章 ありのままのあなたが美しい/第4章 何がなんでも愛してる/第5章 親にもアライが必要だ/第6章 ノンバイナリーの仲間との出会い/アレックスからエスカへ――私たちのノンバイナリー協奏曲 【著者プロフィール】アミア・ミラー/Amya Miller 1966年、日本生まれ。東京と北海道育ち。ゴーシェン大学で社会学を学ぶ。卒業後は、日本の民間企業や駐日米軍、FBI、アメリカ大使館等で通訳者、翻訳者として活動。2011~20年、東日本大震災のボランティアをきっかけに陸前高田市の海外広報ディレクター、特別顧問に就任する。現在はフリーランスのライターとして活動。著書に『TSUNAMI:Our Shock,Pain,and Resilience』(戸羽太(前・陸前高田市長)共著/TRANS PACIFIC PRESS)など。 本書は初めて日本語で執筆した書き下ろしエッセイとなる。アメリカ・シアトル在住。 https://amyamiller.com
  • みんなの校正教室
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 言葉に関心のある一般の方から実務者まで、わかりやすく基本が身につく、これまでにない校正の教科書。6つのテーマからなる章立てで、各章に親しみやすい実例と実習課題を豊富に付し、初歩から応用まで楽しく学べる構成とした。本・雑誌・新聞から料理レシピや手紙までの多彩なテーマ設定で、さまざまな分野・職種、生活シーンの校正が体験できる。校正という営みが、言葉と上手に付き合い「生きる智恵」となることをめざす。
  • 実家の猫が懐かない
    -
    大したことなど起きない日々の、残しておきたい記録集です。 ※猫だけの本ではありません。エッセイおよび日記です。 ページ数:本文モノクロ152P 目次 ・ニホンザリガニの楽園 ・大宮のジブリな酒場 ・イルカのような青年 ・実家の猫が懐かない ・たまに川に落ちる ・不思議なマスタードシード ・なにもない店にあったもの ・腐ったビールの方程式 ・ベニテングタケの味見 ・錦鯉を食べてみた ・フォークリフトの資格 ・アーバンサバイバルごっこ ・ネパールの都会の店 ・一〇年経っても懐かない ・ハッピー・痔・エンド https://blog.hyouhon.com/entry/neko
  • ニューヨーク流自分を魅せる力
    完結
    5.0
    私を楽しむだけで、選ばれる私になる。 それがNYの幸せなミリオネアのスタンダード! 料理研究家だけど、エプロンしない、髪の毛は巻いて、ドレスで調理。 NYのカリスマ料理家・企業家による仕事・人生・お金のHAPPY METHOD! ---------- ハイブランド企業との仕事、 芸能人もお忍びで通う人気の料理教室、 マンハッタンを見渡せる家に、最高の家族…… けれども未経験&異業種というゼロからのスタート。 42歳からの遅めの起業でした。 そんな著者のもとには、いつしかブランディングを学びたい女性も集まるように。 ・選んでもらえる私になる方法 ・「私は私」という強い個性や自分の強みの見つけ方 ・ふつうの個人の女性にも仕事が来るようになる方法 ・愛していることを仕事にすると幸せなブランドが生まれる ・周囲の逆を行く など、金融業界の第一線で大活躍していた著者のマーケティング知識もたっぷり。 自分の魅力の出し方・差別化を図りたい人はもちろん、 会社員女子でも、ふつうの主婦でも、楽しみながら夢&恋愛を叶えたい女性のための1冊です
  • 堂々再婚
    完結
    3.0
    0婚、1婚、2婚・・どの階層でも幸せになれるのが女の人生 白馬の王子さまは何度でもあらわれる 再婚はむずかしい。 離婚はもっとむずかしい。 しかし、幸せを手に入れた人を知れば、現在の状況を打破できる。 そんな勇気を与えるメッセージの本
  • ママはいつもつけまつげ ~母・中村メイコとドタバタ喜劇~
    4.5
    思わず噴き出す!亡き母を綴る爆笑エッセイ! ≪この本は、2023年12月31日に89歳で亡くなった母と過ごした不条理とドタバタを、ボケないうちに思い出しては笑ったり涙を流したりしながら綴った家族の記録であり母へのレクイエムです≫(「はじめのご挨拶」より) 中村メイコさんは2歳のときに映画デビュー。以来、映画やテレビ、ラジオなどで活躍を続け、89歳で亡くなる直前まで現役だった。そんな生涯女優であり続けたメイコさんの次女・神津はづきさんが綴った初著作が本書『ママはいつもつけまつげ』。  著者曰く「幼少期の仇も込めて”からくち”で書いてみました」という、愛情とユーモアが詰まったエッセイを35編収録。 ≪母のことをご存じのかたはそんな母親だったのねと思いながら、母のことをご存じないかたは昭和のある芸能人家族の風変わりな日常の記録と思いながら、最後までお付き合いいただけましたら幸いです≫  そんなわけで、昭和のドタバタ喜劇を地で行く、ウソのようなホントの風変わりな話がたっぷりと! ぜひ笑い転げながらお読みください。  装画は『おいピータン!!』や『おんなの窓』シリーズでお馴染みの漫画家・伊藤理佐さんの描き下ろしです。 (底本 2025年1月発売作品)
  • 僕には鳥の言葉がわかる
    4.6
    ようこそ シジュウカラの言葉の世界へ。 山極壽一先生(総合地球環境学研究所所長)絶賛! 「類人猿を超える鳥の言語の秘密を探り当てたフィールドワークは 現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ」 :::::::::::::::::::::::: NHK『ダーウィンが来た!』をはじめ国内外のメディアが注目する気鋭の若き動物言語学者による初の単著、ついに刊行! 古代ギリシャ時代から現代に至るまで、言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった。 その「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。 動物学者を志したきっかけ、楽しくも激ヤセした森でのシジュウカラ観察の日々、鳥の言葉を科学的に解明するための実験方法などを、軽快に綴る。 シジュウカラへの情熱と愛情あふれるみずみずしい視点に導かれるうちに、動物たちの豊かな世界への扉が開かれます。読後に世界の見え方が変わる一冊。巻頭口絵にはシジュウカラたちのカラー写真が、巻末にはシジュウカラの言葉を聞ける二次元コードつき。 ※この作品にはカラーが含まれます。 ※本書に掲載されている二次元バーコードは、デバイスの機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合もあります。その場合はURLからアクセスしてください。
  • 忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉(新潮選書)
    3.6
    「チグハグさ」が魅力の寺山修司の才能、小林秀雄が漏らした死の真実、墓場までイメージを背負って去った八千草薫、徹夜麻雀で見せた秋山庄太郎の悪ガキ振り、瀬戸内寂聴との長く不思議な縁、徳大寺有恒がヤクザ映画の主人公のように放った一言、追放者である人間の印を「刻印」された三木卓――。甦る昭和の思い出46編。
  • だったら、あなたもフェミニストじゃない?
    4.5
    フェミニスト=性差別に反対する人。 その反対語はセクシスト(性差別主義者)。 あなたはどっち!? 武田砂鉄、楠本まき、津田大介、瀧波ユカリ、竹田ダニエル、藤井サチ、渡辺満里奈 … 7人と語り合うフェミニズムとの出会いとこれからをまとめた対談集! 対談7本収録 武田砂鉄 「男同士でケアし合うこと、自分で自分をケアできること」 楠本まき 「物心がついた時にはフェミニストだった」 津田大介 「それって女性はいつもだよ、と言われてハッとしました」 瀧波ユカリ 「物言う女がブス呼ばわりされるだけのことじゃん」 竹田ダニエル 「人と違う意見があること自体に価値がある」 藤井サチ   「私が感じてきた生きづらさは、自分のせいじゃない」 渡辺満里奈 「自分を大切にするってどういうこと?」 そのほか、書き下ろしコラム7本収録 「パンツを買うのは誰?」 「私の中にいる少女」 「フェミ男子の作り方」 「黒歴史は恥だが役に立つ」 「この子たちは貝なのかしら?」 「フェミニズム効果」 「女に生まれてよかった」
  • 最高の二番手
    値引きあり
    4.0
    芸歴70年にして初著書! 国民的エンターテイナーが 本音で語った一冊! 人生の後半戦は仕事と どう向き合えばいいのか? どんな人と交わるべきか? 人気者でずっといるには? 自分、家族、仕事のこと。 堺正章流の思考や心持ちが きっと手本となるはず。
  • たまごだいすき
    3.0
    ※以下の作品は、『たまごだいすき』(電子版)には収録されておりません。 『たまごだいすき』(中公文庫)にのみ収録されていますのでご了承ください。  ・「フライパン問題と目玉焼き」江國香織  ・「親子の味の親子丼」東海林さだお  ・「卵焼きキムパプ」平松洋子 生卵は、王様みたいだった――西加奈子 ありふれているようで唯一無二の食材、たまご!  思い出の料理、忘れられない記憶、その姿が訴えかけてくる謎など、 多種多様なエッセイを読めば、 もっとたまごが好きになるはず。 ■電子版収録作品 「卵」辰巳芳子 「玉子」高山なおみ 「極道すきやき」宇野千代 「プレーンオムレツ」阿川佐和子 「おうい卵やあい」色川武大 「ピータンのタン」新井一二三 「未観光京都」「続・卵焼きサンド」「卵サンド、その後のその後」「たどり着いたほんものの味!」角田光代 「幸福の月見うどん」稲田俊輔 「卵料理さまざま」阿川弘之 「鏡タマゴのクレープ」「神父さんのオムレツ」「タイの焼きタマゴ」玉村豊男 「残り物の白身を使ってフリアンを」甘糟幸子 「温泉玉子の冒険」嵐山光三郎 「たまごを数式で表した偉人たち」小林真作 「冷凍食品の話」西村淳 「たまごシールとわたし」ひらいめぐみ 「卵酒」小泉武夫 「ゆで卵」鎌田實 「ジャンクスイーツの旅」「迷路の卵」若菜晃子 「塗り椀の卵 微妙に重い」片岡義男 「オフ・ア・ラ・コック・ファンタスティーク―空想半熟卵―」森於菟 「鶏卵」矢野誠一 「ねェねェ私のこと好き?」佐野洋子 「茹玉子」水野正夫 「スポーツマンの猫」堀江敏幸 「やんなった」千早茜 「ゆでたまご」向田邦子 「カイロの卵かけごはん」西加奈子
  • 自分で考えて生きよう
    3.9
    ―― どんなことでも楽しむための工夫をしてみる    工夫をするとコツが見つかる 日々の生活、仕事、人間関係、食などについて、著者が見いだした「工夫・コツ」。 ささやかなことだけれど、気づくと嬉しい。 そんな、暮らしの「しあわせの種」113篇を一冊にまとめました。 巻末に「一日を喜ぶ」を新たに収録。 そのままの味を探す 「お金は友だち」と思うこと ずる休みの効能 「後味おいしい仕事」学びたい 「ようこそようこそ」感謝の心 傘の巻き方から学ぶ 七十歳をしあわせのピークに 土曜日は餃子の日 (目次一部)
  • 砂のように眠る 私説昭和史1
    4.8
    1~3巻1,034~1,210円 (税込)
    昭和とは何だったのか?  関川氏の一連の作品は、この問題を考えるヒントに満ちている。 本作で描写される「戦後」は、貧困に苦しみつつ、つねに明日を信じて努力した時代であった。一瞬の光芒を放ちながら、やがて輝きを失い、うつろな社会へと変貌していくその短い青春の時間を、著者自身の経験に拠った、一人称視点の主人公によって織りなされる小説と、時代を映したベストセラー(『山びこ学校』から田中角栄『私の履歴書』まで)の評論で、交互に照らし出す。 巻末には、「自著解説」を新たに書き下ろす。 「私説昭和史」三部作の第一弾。
  • 能登早春紀行
    -
    私にとって能登は、やさしい土地だった――。二月の能登に降り立った作家が出逢ったのは、話したがりで優しい人々と、土地がもつ豊かな歴史。海女、漁師、賑わう朝市。不思議な伝承に彩られた集落の祭り。著者の旅路とともに能登半島に魅了される小さな旅行記。渡島半島から函館を巡る『津軽海峡を越えて』を併録。〈解説〉渡邊英理 【目次】 ○第一部 能登早春紀行 ・第一章 雪雷 能登・志雄町 ・第二章 潮しぶき 能登・羽咋市 ・第三章 風待港 外浦・富来町福浦 ・第四章 千浦の又次 外浦・富来町赤崎 ・第五章 栗ひろい 外浦・富来町富来 ・第六章 アワビ 奥能登・輪島市 ・第七章 民話 奥能登・珠洲市高屋 ・第八章 白い山 奥能登・珠洲市大谷 ・第九章 お山祭り 内浦・能都町 ・能登早春紀行 あとがき ○第二部 津軽海峡を越えて ・第一章 津軽海峡 ・第二章 旅は道連れ ・第三章 少年と姥神 ・第四章 函館旅情 ・津軽海峡を越えて あとがき   ○文庫解説 旅する言葉、海と女の思想圏 渡邊英理
  • ロシア文学を学びにアメリカへ? 増補版 屋根の上のバイリンガル
    3.3
    ロシア人亡命作家を追いかけ クロアチア移民とおしゃべりし イディッシュ語教室で人気者に―― 一九八〇年代、ロシア文学専攻でありながら米国に学んだ著者。 東欧系移民や亡命作家たちとの交流から得た豊かな体験談を起点に、 亡命者・移民・多言語話者の文学や言葉を縦横に考察。 ロシア・東欧文学から世界文学まで広く論じてきた著者の原点たるエッセイ。 「ハーバード生活から、三つのエピソード」他を新収録。 解説 「いつも身軽に「大事そうなもの」を集めること」奈倉有里 ニューヨークのこんな片隅のしがない食料品店の中でしぶとく生き続ける生粋のスラヴ語が聞けたという事実に嬉しくなったぼくは、つい好奇心にかられて、「いったい何語をしゃべっているんだい、スラヴ語みたいに聞こえるけど」と男の子のほうに脇から話しかけてしまった。 (「ブライトン・ビーチのロシア語街」より抜粋)
  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 パパは共感。ママは落胆。ママっていつもイライラしてるよね? パパって何か蚊帳の外だよね…? 話題の絵本作家・ヨシタケシンスケが父になってわかった“トホホな真実"を描く初の育児イラストエッセイ! 育児に疲れた夜、パラパラ読むとフッと脱力――
  • サイバラ絵日誌
    4.0
    『ぼくんち』『毎日かあさん』『できるかな』『西原理恵子の人生画力対決』など数々の名作を世に送り出す人気漫画家・西原理恵子が、約4年にわたる自身の私生活をさらけ出す。週刊誌連載に掲載されたイラストを、それぞれ「家族」「交友」「仕事」「旅」などに分類し、そのイラストに対して、自らツッコミを入れていく。サイバラの素顔が満載の爆笑イラスト集。  ※本作は、2012年に紙書籍版が刊行されたものです。また、シリーズ最新作『サイバラ10年絵日誌』が2024年11月に刊行・電子配信されました。この機会に、多彩な西原理恵子作品を是非お楽しみ下さい。  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 空とぶ絨緞
    -
    \伝説的アートディレクターで絵本作家/ 堀内さんと世界をぐるり、美食・秘宝・島巡り! チュニジアの魚介スープ、台湾の屋台飯、ウクライナの肉団子をたいらげ、 国宝の美術品から露店の玩具までこよなく愛した堀内さん。 世界の美食・秘宝・島々をぐるりとび回る! 「パンパンになったお腹をなでなで、食後酒のグラッパをやってると、 いつしか自分がまるで常連客だったようにくつろいでいる。」 カラーイラスト約200点と単行本未収録エッセイを満載に、初文庫化。 アテネの町のあちこちでトウモロコシを焼いて売ってる。 醤油があったら、と一瞬思ったが、 それはアサハカな習慣なのがスグ分って 〝こりゃウマいや!〟と叫んだ。 オジサンのふってくれた塩だけ、というのがいいのだ。 (本文より)
  • サイバラ志麻子 悪友交換日記
    3.8
    毒舌ホラー作家・岩井志麻子×暴走漫画家・西原理恵子、初の共著!  “人生・友情・性欲”抱腹絶倒エッセイ&イラスト集  名ホラー作家にして“エロスの女王”でもある岩井志麻子が、身のまわりで起きるエロ事件をつづった赤裸々エッセイに、親友の漫画家・西原理恵子が1コマ漫画で答える、“下品で下品を洗う!!”(by西原氏)女友達の交換日記的エッセイ。2人の破天荒な日常と、時折挟まれるぶっとんだ友情エピソードが魅力。特別付録「サイバラ×志麻子還暦対談」も収録。
  • へこたれてなんかいられない
    3.7
    きのうまでの「普通」を急にアップデートするのは難しいし、 ポンコツなわれわれはどうしたって失敗もする。 変わらぬ偏見にゲンナリすることも、無力感にさいなまれる 夜もあるけれど、「まあ、いいか」と思える強さも身についた。 明日の私に勇気をくれる、ごほうびエッセイ。 〈目次〉 第1章 今日もなんとか生きていく 第2章 ポンコツな我々と日々のタスクと 第3章 大人の醍醐味・中年の特権 第4章 それでも生活は続くのだから
  • 老年書生かくありき 同世代との微妙な距離感のなかで
    -
    『もの言える老人のための条件』『新・老年書生の境地』『老年書生のこだわり』に続く「老年書生」シリーズ第4弾。 団塊の世代として生まれた男がこれまで生きてきて培ってきた物事に関する考え方や持論、過去の追憶、ノウハウなどについて紹介していく。
  • 私の同行二人―人生の四国遍路―(新潮新書)
    3.8
    一度は父のため、二度は母のため……発心の阿波から修行の土佐、菩提の伊予から涅槃の讃岐へ、歩き遍路はただ歩く。30度を超える連日の猛暑に土砂降りの雨、にわかに降りだした雪。転倒によるケガや山中での道迷いなど相次ぐアクシデントに見舞われながらも、またふたたび歩き出す。自身の半生を振り返りながら、数知れない巡礼者の悲しみとともに巡る一〇八札所・1600キロの秋の遍路道、結願までの同行二人。
  • ルネサンス 遺産とレジリエンス
    -
    どんな人生であっても、平凡であれ、非凡であれ喜び、悲しみ、勝利、そして挑戦の糸で織り成された「タペストリー」なのです。 ガーナで生まれ、夢が届かないような小さな町で育った筆者が、揺るぎない家族の支えと自分の情熱だけを頼りに次々と襲ってくる困難に直面しながらも、逆行を乗り越えていく物語。日本に辿り着いてからも、文化の違いや様々な困難が待ち構えているが、固い絆で結ばれた「アスィードウ家」の団結力・精神力によって、文化を融合させながら日本の地で生活していくストーリーが描かれる。これまでの物語を「旅」に例え、単に移住と適応したことを記すものではなく、本来人間が持ち合わせている「強さ」そして、祖国の遺産を守る重要性についても語られています。ぜひ皆さんも一緒にこの物語を読みながら、未来の扉を開けてみましょう。 【目次】 この自叙伝について 最愛の人達へ 希望のタペストリー はじめに 背景 - 幼少期 予期しない出会い 専門的成長と家族の喜びの旅 日本での初期の年月 親としてと学問とのバランス 子供たちの教育の旅とキャリア 変化とグローバルな協力を受け入れる 仙台での精神的な安らぎを見つける旅 住居から市民権へ(日本で定住するまでの旅) 文化的統合とコミュニティ作りの旅 学問の啓蒙の旅 困難から助けの手へ(私の旅) 研究と出版の旅 終わりに 謝辞 【著者】 アイザック・ヤウ・アスィードウ アイザック・ヤウ・アスィードウ博士は、ガーナアゴナ・ンサバで生まれ1980年にガーナ科学技術大学を卒業後、タルクワ金鉱やGIHOC製鉄所で鋼鉄生産プロセスの最適化に寄与。国連開発計画やJICAの研修を経て酸素ランシング技術を革新した。2023年には東北大学で「アフリカとグローバルシステム」を講義し、教育に尽力。現在、宮城アフリカ協会(AFAM)の会長。著書『The Transformative Power of Mindset in Africa’s Development』
  • 傷と雨傘
    4.3
    半径5m。言葉がもたらす小さな奇跡の連鎖。 カツセマサヒコが贈る、極上ショートストーリー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「しんどい人生の中にある『捨てたもんじゃない』と思える瞬間」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あなたの人生を振り返ったとき「人生捨てたもんじゃないなぁ」と感じた瞬間は、 いつ、誰に、どんな言葉をかけられたとき? 何気なく耳を傾けていたラジオから、そんな呼びかけがあったとしたら…… 本書は、まるでラジオに投稿された十人十色のエピソードを紹介するように、 ありふれた日常に起こる小さな奇跡の瞬間を切り取り、 家族、友人、パートナー、同僚、コンビニ店員、タクシードライバー、SNS投稿者…… 心が沈んだあの瞬間を救い出してくれた誰かの「言葉」を主役にした 全34編、全員が主人公の連鎖する物語。
  • ふと、新世界と繫がって
    -
    コンビニで落としたワイヤレスイヤホンは亜空間へと旅立ってしまった、自動車学校の練習コースはゲームステージだった、自分の中から急に出てくる不思議な音を追いかけて――。歌詞のワードセンスに定評のあるシンガー・ソングライターが日常生活の一瞬を切り取った純度100%のショート・ショート日記。全25篇。
  • 猫とわたしの東京物語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『猫のハローワーク』『世界のまどねこ』など、世界中を旅する犬猫写真家新美敬子の出発点。 上京したばかりで、何物でもなかったあの頃、よく散歩した都電荒川線沿線。家並みからひょっこり顔を出す猫たちと仲良くなった新美さん。人見知りの猫たちも、なぜか安心して寄ってくる。猫たちのしぐさを記録に残したくてカメラを向けてみた。もしかしたらそれが犬猫写真家の”原点”だったのかもしれない。 自由で時間だけはあって、どこか不安でなにかを探していたあのころ。 かわいいだけじゃない、しぜんな猫たちのしぐさを追いかける新見さんの”原点”を旅するような、すこし切なく心に響くフォトエッセイ。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 妻への十悔
    -
    淳子さん――。 僕があなたを失って14年が経った。 あの日、あなたに言われて約束したよね。 「無理心中なんて嫌だからね。後追い自殺もダメ」。 僕はまだ、生きている。あなたを失った時間を――。 2010年1月26日。 振り返ると青山アンデルセンの小さな袋を手にした淳子さんは、 そのまま僕の前を横切り、左横に座りながら、 それはあまりに突然の言葉だった。 「膵臓がんだって。  もう一度正確な検査しないとハッキリしないけど、  まず間違いないって。レントゲン見たけど、  肝臓にも3か所転移があって、結構大きい。  ステージⅣのbだから、手術するのも無理。  助からないみたい」 『バーテンダー』など数々のヒット作を生み出した 漫画原作家の城アラキは、最愛の妻から突然の余命宣告を受ける。 混乱して子供のように泣き出す夫と、どこまでも冷静な妻。 「ふたりだけのことだから、最後までふたりだけで生きたい」 妻の願いにより、残された数か月をほぼふたりきりで過ごす夫婦。 共に過ごした30年間の、更に濃密な3か月間。 愛して、愛して、愛した妻の、最期の言葉――。 「淳子さんの心の本当の奥底にあった孤独感は、 やはり僕には分からなかった」 妻を失って壊れた心は、簡単には戻らない。 もう戻ることはないのかもしれない。 それでも、美しくて、強くて、聡明だった淳子さんを残したい。 同じように誰かを失くした、誰かのために。 城アラキが2年以上の歳月をかけ、悩み、迷いながら綴った、 妻への愛と後悔のエッセイ。 喪失の対象はさまざまだろう。 時に妻であり夫であり、子供であり、両親であり、 祖父母であり、恋人や友人のこともあるはずだ。 ただ、唯一無二のかけがえのない「その人」。 世界のすべてと交換しても、 もう一度会いたい、もう一度取り戻したい。 そう思える誰か。 そんな誰かを失ったあなたに、読んでほしい。 あなたのためだけに本書を書き始めたい。 城アラキ
  • 遊行期 オレたちはどうボケるか
    3.0
    加齢と折り合いをつけてどう生きるか。92歳の作家が、人生を四つに分けるインドの住期の最後、「遊行期」という平穏な時に身をおいて考える。一方で、長生きは「老い」や「ボケ」も一緒に連れてくる。目・耳・歩行力などへの「養生」の工夫、人生100年を生き切るための明るい「修養」、そして執筆活動の根源を明かす。
  • 三流シェフ
    4.6
    北海道・増毛での極貧の幼少期。 鍋を磨き続けた二年と〝料理の神様〟に近づきたくて生やした口髭。地獄の厨房と欧州修業。一文無しでの開業とバッシング、そしてミシュランとの決別――。三國シェフの不可能を可能にする圧倒的努力、生きるための営みと企み、そして本気になるとはどういうことか。仕事の流儀と人生の本質が凝縮された一冊。
  • 性と芸術
    4.5
    日本を代表する現代美術家・会田誠による「犬」は、二〇一二年森美術館展覧会での撤去抗議をはじめ、数々の批判に晒されてきた。裸の少女の〝残虐〞ともいえる絵を、会田はなぜ描いたのか――? 作者が自作を解説することの禁を破り、動機、意図を初めて綴る。歴史を背負い、不完全な人間を表現することのジレンマ。ほぼ「遺書」ともいえる告白。
  • 誰でも英語耳を獲得できる
    -
    日本で助教授をしていた39歳の時に、初めてカナダに留学した著者。渡航前に英会話教室に通ったが、現地ではうまく英語が聞き取れない。そこから一念発起し、「英語を聞いて、分かる」ようになるまでを自身の経験を交えて公開! 基本の会話を覚えて使う、世界で起きていることを英字新聞で読む、ニュースを聞く、インターネットを活用する……すぐに実践できるアドバイスが満載の一冊。
  • ただいまとおかえりの間で
    -
    近所で女子高生とお喋りしていたら、マンホールにつまずいて膝を強打。その後、知り合いから心無い言葉を浴びせられ、コロナに感染したとあらぬ噂を立てられる。ウクライナの現状に胸を痛め、親切なご近所の方や子供たちとのふれあいに倖せを感じていたら、懸念事項だった息子にやっと彼女ができて、とうとう結婚!? 誰もが戸惑うコロナ禍での生活を綴ったエッセイ集。
  • 恋愛上手なあの子がしてる 溺愛されるわがままのすすめ
    完結
    5.0
    全1巻1,287円 (税込)
    わがまま上等!自分中心OK!な~んにもしなくっていい!! 自分の人生を、堂々と生きて、愛されちゃお 尽くさないから愛される 彼氏がいない、彼氏や夫がいてもうまくいかない、「頑張っているのに、なぜかうまくいかない」……それにはちゃんと理由があります! デート服専門のパーソナルスタイリストだった著者に寄せられた恋愛相談の数々。アドバイスしたところ「大好きな人とお付き合いができた」「プロポーズされた」と嬉しい報告が続出。 それをきっかけに、男女の考え方の違いや、恋愛・結婚でのコミュニケーション力を全国の女性に向けて発信しているのがかわいい鬼嫁コンサルタント”として人気の著者。 恋愛は苦しい涙を流すものではなくて「ご褒美」。女性がラクに幸せに、ありのままの自分で愛されるマインドを身につければ、不安がなくなり、余計な妄想に苦しまなくなり、パートナーも優しく変わる それだけでなく、まわりの人間関係も、仕事も好転。自由になるほどパートナーから感謝されて、ますます溺愛される 「自分の人生を堂々と生きる。だから愛される」。 生き方や人生まで、まるごとハッピーになれるノウハウをお教えします!
  • 女の子が自力で生きていくために必要なこと
    完結
    -
    学歴があっても、いい会社に勤めても、結婚しても、幸せになれるとは限らない……。 そんな生きにくい世の中で、普通の女の子が幸せに生きていくために知って欲しいことをすべて網羅しました。 著者は『媚びない人生』『来世でも読みたい恋愛論』『ジョンとばななの幸せって何ですか』などで知られ、いま多くの女性起業家が慕う存在であるジョン・キム氏。 SNSでは学歴や職歴関係なく、お金・美・パートナーなど含めた幸せを手に入れる女性が目立つ戦国時代! それを見るたびに憧れと同時に、競争心や比較、劣等感、焦りでいっぱいになり、混迷しがちな毎日を送っていませんか? でも「自分という軸」をしっかり持てば、だれでも幸せにたどり着くことができるのです! それはむずかしいことではなく、ちょっと考え方を整えたり、「人と会ったあとには15分スタバに入る」など、かんたんな方法を試せばいいだけ。楽しみながら気軽に読める1冊です。
  • 終わらない恋のはじめ方
    完結
    4.0
    全1巻1,386円 (税込)
    片思い・結婚・復縁・不倫…すべての悩みを消す、恋のバイブル! 的確なアドバイス満載の、リアルお悩み相談室 著者へのお悩み相談を実際に募集し、多くの女性にあてはまる20個を厳選。 アドバイスを書き下ろしました。 また5人の女性が登場する、5つのお悩み解決ストーリーをマンガで掲載。 ・自信がない、不安でいっぱい ・告白されるのに最後はフラれる ・別れたけど復縁したい ・浮気は許す?許さない? ・結婚できないってこじらせ女子? ・夫や家族に問題発覚!! 片思いでも両想いでも結婚しても、恋愛の悩みは尽きないもの。 でも、悩むより、我慢より、次のステップを考えよう!! 「私の恋愛、こうすればよかったんだ!」 と、きっとヒントが見つかります!!
  • 成功への扉が次々ひらくミラクルレッスン
    完結
    4.5
    全1巻1,386円 (税込)
    大好評の『可愛いままで年収1000万円』著者が 人生にミラクルを起こす方法を大公開。 「自分の力でなんとかしようとすること。 自分一人でがんばろうとすること。 これって、ミラクルの法則に反しています。 だって、一人で意固地になってがんばっても、 がんばった分の結果しか手に入ないでしょ。 それよりも、安心して、満たされて、信じれば、 自分の想像以上、思っていた以上の未来が実現するのです」 “パッとしない”普通のOLだった著者が、 あふれる豊かさと幸せを手に入れ、 人生のステージをするりと上げていく奇跡の法則を、 惜しげもなくまとめています。 ミラクルを起こすのに、「もう、遅いかな」なんて、心配することは何もない! 本書であなたの人生にミラクルを起こしませんか?
  • 天とう虫のメッセージ 覚えられない今日のこと 忘れられない昔の思い出
    -
    1巻1,408円 (税込)
    君たちは知っているか、君たちが今ここに在るためにたくさんの物語があったことを──この本を読み終わったあなたは、これまで聞き流していたあなたの年老いた父母が繰り返す思い出話に耳を傾けてみたくなるでしょう。そこには彼ら・彼女らの物語があります。両親、祖父母、先祖などの人生物語の上に自分が存在していることに向き合った家族史。
  • 可愛いままで年収1000万円になる WORK LIFE STYLE BOOK
    完結
    4.0
    全1巻1,485円 (税込)
    理想を集めて「こうなる」、そう決めるだけ♡ ベストセラー『可愛いままで年収1000万円』の待望のビジュアル版。 可愛いままで年収1000万円になれる♡パーフェクトガイド。 1日の時間の使い方、朝の習慣、デスクまわり、カバンの中身、カフェを仕事場にする、 こだわりのヘアメイク、服装の選び方、手帳の使い方、豊かになるためのマインド、理想に一歩近づくための習慣、そしてセルフブランディング、可愛く豊かな女性になるアイテムなど。 「これを読めばマネできる♡」具体案をビジュアルと共に紹介します。
  • 可愛いお金持ち養成講座
    完結
    4.4
    全1巻1,485円 (税込)
    可愛いままでスルリと1億円 お金は幸せと交換できるチケット 「私はお金に恵まれない星のもとに生まれてきたんだ」 ――長い間、本気でそう思っていました(本文より)。 「もったいない」 「お金がない」 が口癖の毎日から、著者がするりと卒業できた方法。 その答えが『お金は「幸せ」と交換できるチケット』という考え方。 手取り月給15万円のOLだった著者が 「可愛いままで」「今の私のままで」 お金がドバーッとあふれ出すようになった軌跡を一冊にまとめました。
  • 可愛いままでこう働く
    完結
    3.5
    全1巻1,485円 (税込)
    「好きなことを好きなときに好きな場所で好きなだけ」 「可愛いままで起業できる!」 もっと自由に、もっと心地よく働き方も生き方も、選べます。 仕事も人生も可愛くスルッと上手くいく。 ゆるふわキャリアのマインドと働き方の秘密を大公開。
  • わたし、恋人が2人います。
    完結
    3.6
    全1巻1,485円 (税込)
    好きな人をひとりに決められない。 誰もが傷つかないために必要なこと.。 「ポリアモリー」(複数愛)とは、複数の人と同時に、それぞれが合意の上で性愛関係を築くライフスタイルのことです。 浮気でも不倫でも二股でもない「誠実で正直な複数恋愛」のこと。 気になる人がいる程度ではなく,ほんとうにたくさんの恋人がいる状態を合意のうえでつくるポリアモリー(複数愛)というライフスタイル。
  • キミコのよろよろ養生日記
    4.3
    失われた体力を求めて―― 大病と化学療法でよろよろの身体、それでも人生は続いていく。 乳がんの治療ですっかり体力を失ったキミコさん。 ラジオ体操でさえフラフラの状態だが、体育会系編集者の叱咤激励によっていやいや運動を始めることに。まずは1日1000歩から。 散歩、縄跳び、そして最難関・山登り(標高531メートル)へ・・・! 思わず元気をもらえる、北海道在住・ぐうたらエッセイストの、猫と散歩と養生の日々。 【著者プロフィール】 北大路公子(きたおおじ・きみこ) 北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆。 エッセイに『生きていてもいいかしら日記』『苦手図鑑』『石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常』『晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常』『ロスねこ日記』『いやよいやよも旅のうち』『お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記』、小説に『ハッピーライフ』など著書多数。
  • ことぱの観察
    3.6
    文芸の世界で最も注目を集める作家が挑んだ、言葉の定義をめぐるエッセイ集。 「好きになる」「さびしさ」「つきあう」――。日常で何気なく使っている言葉で私たちは、他人と「本当に」分かり合えているのだろうか。一つ一つの言葉が持つあいまいさや脆さを鋭く見抜き、記憶や経験、痛みや喜びの「手ざわり」からその意味を結び直す。他人や、自分自身や、そのあいだにある関係を観察した日々の、試行錯誤の記録。 【内容】 まえがき 1.「友だち」「遊びと定義」「敬意とあなどり」「やさしさ」「確認」「忘れる」「くさみ」 2.「好きになる」「恋」「ときめき」「性欲」「つきあう」「愛する」 3.あなた「友だち2」「めまいと怒り」「さびしさ」「寝る」「飲むとわかる」「乗る」「観察」
  • シリーズ51爪句@空撮日記-2022
    -
    1年ぶりに刊行される爪句シリーズ第51集のテーマは2022年空撮日記。コロナ禍、冬季オリンピック、ウクライナ問題など、激動の1年を空撮写真と爪句で振り返る。
  • シリーズ52爪句@天空に記す自分史
    -
    爪句シリーズ第52集のテーマは自分史。著者は2005年に北海道大学を退職するまで、書籍、論文発表のほか、北海道新聞連載や雑誌記事などで、様々な活動を紹介されてきました。本書はそれらを1冊にまとめたものです。
  • シリーズ53爪句@天空の整理箱
    -
    爪句シリーズ第53集は、北海道新聞連載や書籍、雑誌記事などで、様々な活動を紹介されてきました。本書はそれらを1冊にまとめたものです。
  • 忘れないうちに今【第2集】
    -
    本書は、著者が釧路新聞社「巷論」に平成29年11月から令和2年8月までに寄稿し、掲載された内容を1冊にまとめたものです。自由な発想で巷の声を社会に発信するため、800字という制限の中に著者の思いを託しています。
  • 北海道 大地の理 北の鼓動に耳を澄ませて
    -
    北海道庁職員時代に、時のアセスメントや狂牛病全頭検査、北海道遺産など、全国から注目を集めた〈北海道スタンダード〉ともいえる数々の政策を打ち出した元副知事の磯田憲一。道庁を離れてからも「君の椅子プロジェクト」など、人々の心を打つ取り組みを続けてきた磯田。本書はその軌跡をたどる新聞連載を大幅に改稿したノンフィクション。北海道独自の価値観を発信したあの時代を振り返ることは、かつての政策や事業の意味をたどるだけでなく、北海道の未来を考える機会になるだろう。北海道大学公共政策大学院・山崎幹根教授による解説も掲載。
  • あしたに向かって
    -
    釧路新聞社において、特別連載された「遥かなるシルクロード」「アメリカ横断空を行く」のほか、水曜随想などに連載された内容を1冊にまとめました。著者の貴重な体験談や体験を通して知った思いがほとばしっています。
  • 心の決めたままに 母と紡ぐ、わたしの半生記
    -
    創立80周年を迎えた「札幌ファッションデザイン専門学校DOREME(ドレメ)」名誉校長の著者が、現在に至るまでの“ありのままの生き方”をつづった自叙伝。札幌で戦前にドレスメーカー女学院を創立し、女性の社会進出を先駆けた母・浅井淑子の背を追って教育者となり、自らも3児の母として50年近い歳月を走り続けてきたその半生を赤裸々につづります。
  • 利尻島から流れ流れて本屋になった
    -
    祖父が採ってきたウニの殻割りの手伝い、利尻の夏、父の軽トラ…。利尻島で生まれ育ち、今は札幌で書店員として多忙な毎日を送る著者が、ふとした瞬間に頭に浮かんでくる故郷の記憶を綴る。note掲載を書籍化。
  • ミシシッピ・デルタ ストーリー
    -
    本書は、アメリカ南部ミシシッピ州の最奥ミシシッピデルタが舞台。1960年初め頃、人種差別に対する公民権獲得運動が激しい時代でした。著者がこの地を訪れたのは1970年代、人種差別の実態をテーマとした内容となっています。
  • 50歳になりまして
    3.7
    もうすぐ50歳。もう一つの人生を回収しようと一大決心してみたけれど… 後ろ向きに考え抜いたその先には、 人生後半戦を明るく照らす 私の「ガンダーラ」があるはずだ! コロナ禍の変化、更年期のとまどい、そして老後の話…… 話題沸騰の「留学の話」を含む、書き下ろしエッセイ集。 40代になって仕事がゆる~りと減り始め、一大決心してレギュラー番組に休みをもらい、大好きな部屋を引き払って留学する予定だった2020年4月。しかし、緊急事態宣言が発出されて、留学を断念、家なき子の仕事なき子になってしまって……。 「東京に行けばすべてが叶う」と妄信して上京した18歳の時と同じような気持ちで決めた、50歳目前の新しい挑戦=留学。今年の夏にカナダ留学にリトライしよう、という新しい目標を決めて、留学するまでのことを23本のエッセイに。 40代最後の年の決意、コロナ禍に妹の家で過ごした居候生活、「イーーーーーーー!!!」となるくらい大好きな手芸のこと、更年期を迎えようとしている心と体の変化、なぜカナダだったのか、来年30周年のコンビのこと……。同世代にとって、そしてちょっと生き辛さを感じているさまざまな世代の人たちがクスっと笑えて、「あなたもですか」と共感しつつ元気をもらえるエッセイ集です。 単行本 2021年5月 文藝春秋刊 文庫版 2025年1月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 俳優のノート
    4.4
    万人を感嘆させるプロフェッショナル魂 戯曲『リア王』を演ずるにあたり、俳優・山崎努が綴ったノートは八冊にも及ぶ。演技とは? 死とは? 生とは? 身につけた技術に甘んじることなく、思索を深める日々。その果てに結実する、独創的な演劇論。いつしか我が身に流れ出す、リアの血潮。凄烈なプロフェッショナル魂が万人の胸を打つ、日記文学の傑作。 解説・香川照之 単行本 2000年3月 メディアファクトリー刊 文庫版 2003年8月 文春文庫刊 この電子書籍は2013年10月刊の文春文庫新装版を底本としています。
  • 「俳優」の肩ごしに
    4.0
    *この電子書籍は、『「俳優」の肩ごしに』文春文庫版を底本としています。文春文庫版には、新たに山下澄人さんとの対談、山下智久さんの特別寄稿、池澤夏樹さんの解説を収録しています。】 実人生と俳優業の原理は似ている――橋のたもとの恐ろしい狂人、淡い憧れを抱いた女先生、父の復員と死……幼年期から少年期の記憶の断片は演技の原点となり、やがて独自の表現へと昇華した。波乱の人生を駆け抜けた孤高の俳優が、特異な視点で自由自在に綴った初の自伝。 付録に山下澄人との対談を収録。 特別寄稿・山下智久 解説・池澤夏樹 「人は与えらえた役柄のなかで生きるしかない」 稀代の俳優、初の自伝! 【日経新聞「私の履歴書」で大反響!】 ●狂人、女先生との同居、戦争体験 ●俳優の原点…父の帰還と「ハダシの疾走」 ●文学座→劇団「雲」→37歳でフリーに ●黒澤明、森繁久彌、三船敏郎、山田太一、寺山修司、伊丹十三…巨人たちとの出会い ●俳優人生の転機『ヘンリー四世』 ●老いをどう迎えるか? etc. 単行本 2022年11月 日本経済新聞出版刊 文庫版 2025年1月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • ペーターのドイツ世界遺産全踏破
    3.5
    ドイツには、39件の世界遺産がある(2014年7月現在)。古代へのロマンをかきたてるアルプス山系の水上住居跡や、「ヨーロッパの父」カール大帝が建てたアーヘン大聖堂(世界遺産登録第1号)、ルターが新約聖書のドイツ語訳を完成させ、ワーグナーがオペラ『タンホイザー』の舞台にしたヴァルトブルク城、デザインの世界に革命をもたらしたバウハウス──このほか数々の美しい宮殿や庭園など、ドイツが誇る世界遺産の数々を一挙ご紹介。ペーターのおしゃべり解説とともに、世界遺産をめぐりながら、時間旅行の旅へ!
  • カラー版 東京凸凹地形散歩
    3.8
    東京は崖あり谷あり、スリバチありの地形パラダイス! 山手から下町・郊外まで23エリアを標高差が一目でわかるデジタル地図とともに紹介。見て読んで歩いて楽しい一冊!
  • 紙呪
    4.2
    呪物コレクター、そして人気怪談師としてTBSテレビ「クレイジージャーニー」で活躍する 田中俊行が書き下ろした実話怪談集。 怪異を起こす本、呪われた絵、泣き声が聞こえる写真、 いわくつきの手紙、お札でグルグル巻きにされた骨……など 著者が蒐集した「紙の呪物の怪談」を収録。 呪われた紙がもたらす禍々しい怪談の世界を味わってください。 【主な内容】 ・骨董屋の主人が入手したお札が貼られた骨。お札をはがすと意外なものが現れる ・「飾ってはいけない」と言われる呪われた絵。著者が引き取った夜、ある夢を見る ・話題になったのは平凡なカレンダーだった。しかし実はある写真にその理由があり… ・古い呪術書を買ってみたところ、夜に不思議な人物が現れる ・骨董屋の主人に譲られたのは門外不出の写真。夜に写真から泣き声が聞こえるという 他 【目次】 紙が怖い 呪術書 呪いの絵 紙に包まれた曰く物 青い目の人形 頭骨とお札 ティッシュ 黒龍 ブリタニカの英語教材 お香の匂い 台本と体育館教室 地獄絵図 謎のお札 一冊だけ 折符 祖父の絵 カレンダー 隠された紙 心理学の本 卒業アルバム 旅館の掛け軸 旅先のノート 古本屋の話 紙が重い 星に光る薔薇の痣 赤い紙 紙の神様 紙と黒い影 死体写真と封筒 書肆ゲンシシャ 血の桶で頭を洗う女 カルテと診察券 まん丸のカチカチ 読まれない手紙
  • 恐い怪談
    3.6
    著者累計40万部突破! ベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』の松原タニシが贈る怪談集 2012年に事故物件に住みはじめてから、タニシさんのもとに不思議と集まってきた怪談を100話収録。すべて「実話」という読み応えたっぷりの一冊です。 事故物件怪談、間取り図、心霊写真、呪われた絵、心霊スポット、見たら死ぬ夢…、戦慄の怪異の世界をお楽しみください。 【主な内容】 16軒目の事故物件で起きた不思議な話 17軒目の事故物件に現れた黒い影 飾ると何故か店が繁盛する絵 グラウンドに現れる謎の手 最終電車で出会った不思議な女 廃墟マニアが出会った老夫婦の思い出 深夜のビルに漂う香水の匂い マンションのモニターに映った回る女 住んだ人が必ず亡くなる家 他
  • 50カラット
    -
    〈50男〉の徒然を通して渋味や苦味、えぐ味といったもっぱら雑味を披露するつもりでいたがこの有り様。だがじつを言うと、そんな自分も何処か嫌いではない──。40代で世に問うた『40~ズ』から10年ぶりとなる50男渾身のエッセイ。初老の私に常に伴走し勇気付け、発破をかけ続けてくれたシジュウカラとゴジュウカラの両氏に、この場を借りて心から礼を述べたい。
  • 風天尚次郎旅日記 バルトのヴァイキング バルト三国、ポーランド、フィンランド
    -
    1巻891円 (税込)
    世界60か国を訪れた著者の旅日記。今回はフィンランドを経由して、バルト三国、ポーランドを駆け抜ける! 旅先の景勝の紹介といったガイドブック的な面ではない、大上段に構えることのない気さくな語り口が魅力。コロナ禍の去った後に東諸国を自由に旅したいと考える、幅広い層の支持が期待される作品。フーテン尚次郎「旅日記」をお楽しみあれ!!
  • サンキュー フォー ユア ハピネス
    -
    著者が20歳で嫁いだ先はドヤ街の飲食店。昼夜なく懸命に働き息子二人をもうけるが、ある時、夫からあらぬ浮気疑惑をもたれDVを受けるようになる。命の危険を感じた著者は息子を連れて別居。離婚してシングルマザーとして家族を養うべく奮闘する。その後、35歳で公務員になると、経済的にも安定し、新居も購入できた。息子も一人前になり孫も成人した今、山あり谷ありの人生を回顧する。
  • 此の世にこそ華がある 「地獄と極楽」 無駄にするなよ我が人生(みち)を!!
    -
    仏教を信仰し般若心経を独自に研究してきた著者が、極楽にも地獄にもなり得る現代の“生”をさまざまな切り口で論じたエッセイ。テーマは、宗教論から国際関係、環境問題、政治経済、IT、時事ネタ、酒やギャンブルといった身近な娯楽などまで、じつに多彩。地獄の一丁目に迷い込まないように、人生をパラダイスにするためには? 著者の思いとヒントが詰まった一冊です。
  • 私は北京から知青新三届でした
    -
    1巻1,100円 (税込)
    苦難と奮闘の体験談 日本と中国の違いについて、私が知る巨龍の記録
  • 101歳 一粒の籾よりお米さまのお命をいただいて
    -
    現在101歳。農家に生まれ、馬耕の技術を学んだあともずっと農業に携わってきた著者が、今、残したいことを綴る。──大地の教えは自分の肌で感じなければわかるものではありません。涙を流さなければならないこと、歯を食いしばって頑張らなければならないこともあります。そういうことの中からいろいろ教えられるのです。大地の教えは無言の教科書です。(著者より)
  • 再復刊「借金大国日本」の再生に秘策あり 消費税を3%にすれば国民はよみがえる
    -
    二度目の緊急復刊! 働いては取られるインボイス制度。商品を買ったら取られる消費税。やみくもな国債の乱発ですっかり借金大国になり果てた日本政府を一喝し、次代を担う子孫に負債を残さぬための大改革策を緊急提言。「公務員や官僚を大幅に削減して、特別企業群を民営化し、莫大なる税金投入をなくせば今ならまだ間に合う」という著者渾身の社会評論。
  • 馬と土に生きる 改装版
    -
    馬耕とは戦争で男手の少ない中推奨された、馬に犂をひかせて畝作る畜力利用農法。馬耕の名手だった著者の半生を綴る。【目次】序章 馬耕全国大会入賞の感激/第一章 馬耕と生きた昭和/第二章 弾の飛ばない戦場/第三章 父に仕込まれた農作業/第四章 愚痴を言う間も惜しい/第五章 仕事は「ののこ」/第六章 さまざまな別れ/終章 いのちにありがとう
  • デンチンカン主義 老営業マンが語るビジネスとお酒と二次電池
    -
    1巻1,287円 (税込)
    いまや日本は電池ビジネス後進国、だけど…。電池に携わって40年、アメリカ駐在歴21年超。グローバルに活躍する二次電池会社の“シャチョー”が、時には真面目に、時にはユーモアたっぷりに語る二次電池とビジネスのお話。行きつけの酒場での面白話も掲載。「セミの羽はなぜ半透明なの?」「それはね…」知ったらきっと、どこかで誰かに話してみたくなるでしょう。
  • 想い出の足あと
    -
    子育てが落ち着いて自分を振り返る時間が持てるようになった。巷で話題の断捨離なるものを試みてみたが、一向にはかどらない。日々の暮らし、大切な家族、友人、ふるさとの風景、うれしかったこと、悲しい出来事や怒りを感じたこと……そのすべてが宝物だから。出会えた人たちに感謝の気持ちを込めて。思い出を書き留めた日記と、心のおもむくままに作った川柳で彩って仕上げた一冊。
  • 日にち雑感 線維筋痛症とワタシ
    -
    14歳の時に線維筋痛症を発症。以来数十年、日常的に起こる原因不明の痛みや様々な症状と闘い、誰にも理解されない辛さを抱えて過ごしてきた。家族や友人のこと、痛みを押して通う絵画教室、読書、芸術鑑賞。病を抱えながらどのように日常を楽しむか、老いと向き合い誰にも訪れる生の終わりに思いをめぐらせ、それを受け入れるまでに至る心境など、日々の思いを綴った3年間の日記。
  • 魅惑と陶酔の風に吹かれて 六五歳の詩日記
    -
    1巻1,485円 (税込)
    ここでは、一年間の私と私の家族、そして私の心象風景が描かれています。できれば、この日記を読んでいただいて、私たち家族の想いを共有していただけると大変嬉しく思います。これから健康をどうやって維持し、私たち家族が幸せに生きてゆくために、何が必要か考えてみました。どこかにあなたの興味を惹く話題があるかもしれません。(「はじめに」より)
  • しまなみ海道・四国一周 徒歩の旅絵日記
    -
    1巻1,782円 (税込)
    今回の「しまなみ海道・四国一周 徒歩の旅」を振り返ると、それまでの旅とは少し違った内容になりました。北海道から沖縄本島まで歩いた「日本縦断 徒歩の旅」では、一人で宿場町や寺社、峠や街道、美しい景色を簡単なスケッチをしながら淡々と歩きましたが、今回の旅ではそれらに加えて人との出会いが数多くありました──。日本列島縦断 徒歩の旅絵日記シリーズ第6弾!!
  • 忘れの構造 新版
    -
    「カラダは私の宇宙のブラック・ホールかもしれない。ブラック・ホールは光より速い速度で万物をひきよせているから見えないのだそうだ。言葉以上の速さで思考が突入する地点、それがカラダであり、思考の言葉にとってそれはナイというほかない。」人間はなぜ忘れるのだろう? “忘れ現象”に独自の光を当てて、人間が人間であることの意味を深く見つめる哲学エッセイの名著。 解説 若松英輔
  • 不条理な呪縛 なぜ、これが交通違反なのか?
    -
    正義か理不尽か?法に挑んだ男の、反骨のドキュメント ある交通違反を巡り、著者が公正な立場で争った実体験をもとにしたエッセイ。著者は視認性の問題から交通標識が見えず右折したことで、警察に違反と判断される。行政や裁判に対しても異議を唱えるが、主張は退けられ敗訴。その間に経験した行政や裁判の対応、さらに日本の交通ルールの曖昧さに疑問を感じ、その不条理を徹底追求する。

    試し読み

    フォロー
  • 養老先生、がんになる
    3.7
    心筋梗塞から4年。 奇跡の生還を遂げた養老孟司先生が、 がんになった。 2024年5月から始まった抗がん剤治療、 6月の建長寺虫供養、 7月~8月の虫展開催に向けて準備をしながら、 再度の入院。そして放射線治療。 教え子で自らもがんの、東大病院放射線科医師の中川恵一先生が、 養老先生のがんについてくわしく解説。 もうすぐ87歳になる養老先生が、 がんと闘いながら自らの老いと向き合ったシリーズ最新刊。 担当医のコメントや、家族の声も初公開。

    試し読み

    フォロー
  • GOOD DAYS カウンセリングみたいな対話
    -
    不思議な出会いがもたらした、ささやかな喜びに満ちた日々 4年前、足の怪我を治療したことをきっかけに毎日ベランダにやってくるようになった野良ハトのポッポ。 そんなポッポと私と相棒の、豊かな日常を綴ったエッセイ。

    試し読み

    フォロー
  • 神と人を結ぶメッセージ わだつみ
    -
    神が凡人に託した使命 「神の存在を多くの者達へ伝えよ」と神から命令を受けた著者。はじめはその重責に戸惑いながらも、自らの体験を通じて神の意図を悟ってゆく。 神聖な声を受け取った者としての苦悩と気づきを綴る自伝的エッセイ

    試し読み

    フォロー
  • へたな旅
    4.3
    情報があふれかえる今だから、 せめて旅くらいはアナログがいい。 ふらり各駅電車で出かけ、街の銭湯でさっぱりしたら、気楽な酒場で一杯やる──。 還暦を迎えた人気画家が愛好する「酒・食・風呂」の悦楽を、滋味ゆたかにつづる、しぶい旅の味わい方。 ********** 雑誌や書籍、映画『かもめ食堂』のイラストでもお馴染みの人気画家、牧野伊三夫さん。 今年還暦を迎えた画人は、老若男女から愛される風流な趣味人であり、無類の酒、食、銭湯の愛好者としても知られる。そんな牧野さんが手ほどきするちいさな旅の醍醐味。 ********** 【目次】 旅  すきな旅  出発の日  時刻表  ふらり、甲府まで  松本を想う  きゅうりと、なすは、ともだちです  かわりゆく富山の街で  金沢の、椅子ががくがくするホテル  土井ヶ浜のバンガローで壁画をたのまれる  避暑地と湯治場 ふたつの雲仙  小濱鉄道跡をあるく  霧島連山のふもと えびの駅の、田の神さぁ  おうだーメイド  作家が長逗留した宿を訪ねて  憧れの缶詰  湯町窯の画家を訪ねる  マダガスカルの麦わら帽子 たべもの、あれこれ  料理のこと  思い出の味  食パンのハンバーガー  だらだら鍋  アサリは、もういないのか  立ち売りの駅弁当  郷里、北九州の味  日田のきこりめし、いかだすし  鰊みがき弁当  うまかったラーメン。そして中華そば  懐かしのマルタイラーメン  直角のコハダ  三つのお店のこと  池波正太郎ゆかりの上野、浅草を歩く お酒と銭湯  酒場を探して  ある日の立石、赤羽  大黒屋のこと  銀座のバーのサンドウィッチ  「牧野めじろ園」と高円寺の街  甲府でのんで、絵を描く  中原蒼二さんのこと  お風呂のこと  天ケ瀬温泉の災害支援について  甲府の温泉銭湯 あとがき **********
  • 偉大な作家生活には病院生活が必要だ
    3.7
    生死の淵をさまよう闘病生活の果てに、左側麻痺の身となりながら生還した偉大な作家の驚異的な軌跡(奇跡!)。待望の生還第一作にして、病の前後を記録した前代未聞のエッセイ集。
  • チャーリーとの旅 アメリカを探して
    4.0
    「かくして,わたしは気がついたのだ,自分の国を知らない,と」.一九六〇年.大統領選挙の直前,激動の一〇年の始まりの年.この国を「肌身で感じとってこなかった」二五年を埋めるべく,ロシナンテと名づけた改造トラックで,老プードルを相棒に旅に出た作家は,アメリカのどんな真相を見たのか? 路上を行く旅の記録.

    試し読み

    フォロー
  • 【カラー版】温泉百名山(集英社インターナショナル)
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者は温泉取材歴40年のベテランだが、2016年に白山に登ったのをきっかけに元来の山好きに火がつき、「日本百名山」を意識する。翌年完登したものの、意外にも温泉がないことに気づき、温泉のある名山を自らが100座選定することを決意。深田久弥の「日本百名山」に倣い、「品格」「歴史」「個性」をもった名湯のある名山を100座選定。18年より実際に選定登山に取り組み、21年に完登。温泉達人による「温泉百名山」が誕生した。 本書は名山と名湯をセットで紹介するガイドの体裁だが、すべてを一人で取材した著者の体験レポートとしても楽しめる。また選定登山に取り組む間、悪性リンパ腫や膝関節症などと闘い、病を克服しての実現となった。 「前進すれば、きっと山頂に立てる」という奮起を促す一冊! 電子特別版として写真はオールカラー。

最近チェックした作品からのおすすめ

無料で読めるエッセイ・紀行

一覧 >>

エッセイ・紀行ランキング

一覧 >>