切ない作品一覧
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4.9ウクライナに住む15歳の少女、あかりちゃんは日本のマンガとアニメが大好きな女の子。 彼女の夢はいつか日本でマンガ家になること。そのために毎日マンガを描いていました。 ウクライナの日常は変わってしまったけれど、マンガ家になる夢は変わらない。 これはそんな少女の日常を描いたお話です。
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4.0突如始まったロシアの侵攻…隣国ポーランドからウクライナ支援を続ける日本人からのメッセージ 2022年2月24日、多くの専門家の予想を裏切る形で突然勃発したロシアの侵攻に、当事国ウクライナだけではなく世界中が驚かされました。本書は、ウクライナ避難民を最も受け入れている隣国ポーランドで支援の前線に立ち続ける1人の日本人による記録です。ポーランドの首都ワルシャワの日本語学校で教頭をつとめる著者は、侵攻直後から避難民の受け入れや、戦地に残る人たちへの支援に奔走してきました。あれから1年、現地では何が起きていて、どんな支援が必要なのか、また日本にいる私たちができることは何かを強く伝える1冊です。 ※本書の売り上げの一部、また著者が得る報酬の全てを「千曲市ウクライナ避難民を支える会」を通じてウクライナ支援に充てさせていただきます。 「私たちはいつどこで突然避難民に、また支援者になるか分からない。それだけ情勢を読むのが難しい世界に私たちは生きている。だから知ってほしい。新聞やテレビを通しては届いてない現実を。ヨーロッパはどうウクライナを支え、ウクライナはどう戦っているのかを」―序章より 第一章 戦前、まやかしの平和 第二章 戦争勃発 第三章 支援の本格化 第四章 世界に届かない小さな声たち 第五章 先細りする支援と帰国の波 第六章 支援疲れを支援慣れに 第七章 越冬支援の開始 第八章 必ず、春は来る
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4.3第1回「日本の学生が選ぶゴンクール賞」受賞作!フランスの地方に暮らす幸せな一家。ある日、第三子が重い障がいを抱えていることが分かった。長男はかいがいしく第三子の世話に明け暮れるが、長女は彼の存在に徹底的に反発する。障がいのある子どもが誕生した家庭の心の変化を、静謐な筆致で描く感動長篇。
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3.0○普通に話してもウケる人、×何を言ってもスベる人……その違いはどこにある? 誰でも使えるアドリブトーク術として科学的に研究された会話メソッド、「インプロ(即興力)」このインプロをマスターし、プロ芸人の指導も行う放送作家が、「センス不要の鉄板トーク術」をこっそり教えます! 本書は、「話ベタ」「あがり症」「空回りしがち」な人でも、面白い話が自由自在に出来るようになる1冊です。 ◎本書には、こんな「ウケる話し方、スベる話し方」が書かれています! ○ウケる人はヒトを気にする ×スベる人はネタを気にする/○ウケる人はフリが短くオチが大きい ×スベる人はフリが長くオチが小さい/○ウケる人は3回目で勝負する ×スベる人は最初から勝負する/○ウケる人は話を聞くと映像が浮かぶ ×スベる人は話を聞くと疑問が浮かぶ/○ウケる人はモノに例える ×スベる人はヒトに例える/○ウケる人はリラックスしていて清々しい ×スベる人は緊張していて痛々しい……etc.
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3.7文学部2年の織辺玲(おりべ・れい)は、配信アプリで人気のイケメン陰謀論者・ユイリに高額投げ銭をしている友人を案じ、やめさせる方法を大学図書館で調べていたところ、 立ち入り禁止の閉架書庫の中に奇妙な空間があるのを見つける。ふかふかのラグマットに、たくさんの本、なぜか湯気を立てている肉まんも――!? 訝しんで近付くと、背後から「見た……?」と不気味な声が。振り返るとそこにいたのはボサッとした黒髪の、色白痩身の男性だった。 驚く玲に、彼は、「積んであった本のタイトルは?」など、奇妙な質問をしてくる。 なんと彼は、文学部心理学科の准教授・有島雨月(ありしま・うげつ)だった! 閉架書庫を自分のランチ場所にしていたようだ。 やたら不愛想な彼に戸惑う玲だが、心理学の准教授ならば渡りに船。 友人を助けてほしいと訳を話すと雨月は興味を示し、一緒にユイリ主催のイベントに参加することになったのだが――。 「え? 有島先生、催眠術使えるんですか!?」 「はあ? そんな非科学的なもの、この世に存在しません。催眠術なんて、この世には……」 「……なんで君だけ、全然かからないの」 「あはは! 有島せんせー、玲ちゃんに興味津々なんだってさ」 やがて玲は知ることになる。有島雨月の大きな秘密と苦悩を。そして彼が追い求めてやまない「誰か」の存在を。 自分の持つ「不思議な力」を利用しつつも憎んでいるクセ強准教授・有島雨月と、好奇心旺盛な天真爛漫女子・織辺玲。 新・凸凹コンビが科学と非科学の力で謎を解く、心理学×催眠術×現代ミステリ!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ▼概要 言いたいことがうまく言えなくて、どうしたらいいかわからないときがある。 「うまくいかないこともある、大丈夫だよ」と「うさお」がそっと励ましてくれる。 悲しいとき、寂しいとき、嬉しいときに、気づけば「うさお」がそばにいてくれる。 小学校教員の著者が友人や児童のために描いていた漫画が、『癒やされる』とTwitter上で大きな話題に。 多くを語らず“心”で伝える『usao漫画』、初の書籍化。Web未公開の描き下ろし作品も収載。
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3.6兎丸博士のマッドな新発明!イラスト・ショート・パロディ・ストーリー・2コマ・4コマ・怪談・女子高生・エロ…。バラエティに富んだファイルの数々を、あなたの脳に直接インストール!世界の見え方が変わる、ハード不要の新ソフト・Wsamarus2001が遂に完成!!(MacOS/Windows/Linux非対応…ていうか本作品はPCソフトじゃありません)。
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3.7私も、みんなと家族だったらよかった。 東京・目黒の家で暮らす小学5年生の奈保子の家族は、父親の不倫をきっかけに崩壊しつつあった。奈保子は母の失踪を機に、大阪にある父の実家にひとり預けられることになる。河原で出会った同じ年の少女・アサコが奈保子を連れて帰ったのは、血のつながらない4人の兄弟たちが住む、穴ぐらのような家だった。なかでも歳の離れた長男の鋭い眼光に、奈保子は心を奪われるが──。 痴呆が進んだ祖父の静けさと、灼熱の太陽を反射して光る大阪の川面が、冷え切った主人公の心を揺さぶる。人がはじめて対峙する「孤独」を丁寧に描いた、少女のひと夏の成長物語。
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3.0パリの美術専門の保険会社で鑑定士をしているグレースは、思いがけない仕事の依頼に興奮ぎみだった。依頼人はハリス・タヌス。亡き父親が残した絵のコレクションの鑑定をしてほしいという。グレースはハリスが住む地中海のアルハジャ島へ赴いた。だがハリスの父親は悪徳実業家として恐れられていた人物で、莫大な富を相続したばかりの彼を信用していいのか、グレースは迷った。ところが実際の彼はハンサムで優しい、魅力的な男性で、時折見え隠れする冷たい雰囲気が、グレースをよけいに惹きつけた。だめよ、男の本心など当てにしては。まして複雑そうな大富豪なんて!今なお心に痛手を残す結婚の記憶が、彼女の想いを抑えつけていた……。
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3.0田舎育ちの男爵令嬢セラフィナは十五歳の時に新国王の戴冠にて王都を訪ねる。そこで開かれた祝宴の場でデュラン王弟殿下からダンスの誘いを受ける。さらに続けて新国王ユージンからも。緊張から足を躓かせたセラフィナはユージンを巻き込んで転倒してしまう。このハプニングによってデュランに気に入られ、後日彼は、わざわざセラフィナの故郷まで出向いてきた。それから三年。定期的に訪ねてくるデュランと心を通わせ、ついにプロポーズされる。慣例に則って正式に婚姻通達の使者を送ると言われて待つこと数か月。ようやく待ちに待った王家からの使者がやってくる。喜ぶセラフィナだが、伝えられたのはデュランではなくユージンとの結婚だった。
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4.0ノーラ・ロバーツが好きなら、読むべき本!――――BookBub(電子書籍専門サイト) RITA賞受賞のベストセラー作家が贈る2014年ロマンティック・タイムズ誌大賞受賞作! 4歳のとき、目の前で父親が母親を殺害したのを目撃したエリザベスはすべての記憶を失い、生まれた町を離れた。23年後、仕事で町に戻ったとき大地震に遭遇し、複雑な気持ちを抱えたまま彼女はずっと会っていなかった父を訪ねる。だが病気のせいで記憶が混乱しつつも母への変わらない愛を語る父を見て、疑念がわきはじめた。本当に父は母を殺したの? 愛し合いながら別れた元夫のFBI捜査官ギャリックとともに調査を開始するが、意外な町の秘密が徐々に明らかに…… 原題:Virtue Falls
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1.0離婚寸前の夫が記憶を失くした。愛は再び輝くの? 「覚えてないの!? 私たちは1年前に結婚してるのよ!」 そして今は離婚しようとしているのに…。シャーリーは言葉をのみこんだ。夫のマッテオには、幸せの絶頂だった結婚式前日までの記憶しか残っていない。事故で頭を強打し、部分的に記憶を失ってしまったのだ。彼に、 これ以上の衝撃とストレスを与えることはできない。医師に2週間の静養を言い渡され、シャーリーは彼とともに新婚旅行で行くはずだったアマルフィを訪れることになるが…?
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4.0テッサは、かつて誘拐事件に巻き込まれて記憶を失い、顔を整形したうえに大富豪の娘として育てられた。それから十七年がたったとき、十六歳になったテッサの愛娘が突然家出をするという事件が起きる。調査会社ダンディー・エージェンシーに捜査を依頼し、派遣されてきた調査員ダンテをひと目見てテッサははっとした。なぜだかわからないけれど、彼のことを前から知っている気がする。そして、自分でも覚えのない熱い気持ちが込み上げるけれど……。だが茫然と彼を見つめるテッサは知るよしもなかった――ダンテも彼女と同じ思いにとらわれていることを。★ハーレクイン・スポットライト・プラス・エクストラでは、大人気の作家たちの長編作品を主にお届けしていきます。今月のビバリー・バートンの好評ミニシリーズ『狼たちの休息』は、スポットライト・プラスとともに来月以降も3カ月連続で刊行予定いたします。★
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4.0彼はあの夜の出来事を覚えてもいない。私は彼にとってその程度の存在だったの……?■十三年前、メグに忘れられない思い出を残してサムは去った。友人の結婚式に出席するためふたたび町を訪れたサムの、何か苦悩を抱えているような表情がメグの記憶のなかの彼と重なった。あの夜、妻の死を伝えられて悲しみに打ちひしがれるサムを、十代のメグは慰めた。サムの悲しみが情熱に変わったとき、メグは彼を拒まなかった。彼を愛していたからだ。だからこそ、次の朝サムが何も言わずに去っていったことに傷つき、いまも彼に対して憤りと困惑を感じずにはいられない。「なぜ君が僕を見るのも我慢できないという態度をとるのか、わけを聞かせてもらおうか!」サムは本気で言っているの?それなら、ますます彼に真実を話すわけにはいかない……。
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4.1邪悪な魔女や人間を襲う人狼。クロスボウを構えたラプンツェル。人間を憎む恐ろしい妖精(フェイ)。――「めでたしめでたし」なんて、無縁の世界。ロンドンに暮らすセレスは、ひとりで8歳の娘を育てていたが、ある日、娘が交通事故で昏睡状態となってしまった。医師の勧めで、セレスは田舎にあるケア施設に娘を移すことにする。その施設の敷地には、『失われたものたちの本』という物語を書いた作家の古い屋敷があった。娘の看病を続けるセレスが限界を迎えた日、彼女は何者かに呼び寄せられるようにして屋敷の屋根裏部屋に入り込み、さまざまな本が呼びかけてくる声を聴いた。そこに突然現れた怪物に襲われ、屋敷から逃げ出すが、気がつくと知らない場所に迷い込んでいた。そこは魔女や人狼、巨人たちが存在する、美しくも残酷な世界だった。セレスは元の世界に戻れるのか? 異世界冒険譚『失われたものたちの本』続編!
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4.1「ここにあるロクサンを、私たち女子高生だけで運行して碓氷峠を走らせようって計画なんだ!」正式名称、碓氷観光開発コンソーシアム・女子学生鉄道プロジェクト。廃止された路線に、伝説の電気機関車を走らせるという壮大な計画に参加することになった僕、志賀 真。れっきとした男である僕がなぜこの活動に参加したかというと、鉄道に興味があるから――ではなく、地域貢献がしたかったから――でもなく、僕の前で楽しそうに鉄道の魅力を語る女の子、浅間夏綺がいたからだ。リーダーの明日香、広報の朱鷺音、機関士の夏綺、整備士のみすず。僕ら五人はこの伝説の地で、新たな歴史を作っていく――。
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3.0「現地はつねに文献以上の何物かをもっている。しかし問いがなければ、現地は何も答えてくれない」。沖縄・八重山諸島から九州、大和、紀伊、関東、東北…… 日本各地を旅し、森かげや海のほとりに息づく、いにしえから百年千年つづいてきたものを、ひとびとの生き方のうちに見る。個々の事象の羅列では見えない、習俗の背後の全体性を、他界観や宇宙観ごと考えながら、ていねいに掘り起こす。「中央の高級社会だけにあると信じられてきた優雅さや高貴さや幽玄は、すべて庶民の生き方の中にこそある」。「日本の歴史」には載らない、名もなき生者と死者たちの生きた場所から、現在にも連なる精神史をひもとく、谷川民俗学の真髄。 本書の原本は『埋もれた日本地図』(筑摩書房、1972年)です。 【目次】 1 埋もれた日本地図 大王崎紀行 八重山民謡誌 由布島由来記 月夜の愛の歌 関東地方に遺る古代朝鮮の文化 追分宿の女たち 庶民遺文抄 下北半島紀行 獅子島の若者たち 白鳥伝説を訪ねて 霧島山麓のカヤカベ信仰 2 琉球の宇宙観と他界観 太陽の洞窟――琉球の宇宙観 あかるい冥府――琉球の他界観 沖縄の日本兵
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3.3コンビニ前に集っている若者、公園で遊んでいる小学生、路上で生活する人々は「マヨヒガ」それを都市伝説、怪談、昔話、真実として認知していた。不思議と社会的なコミュニティの中でその名は一切語られず、知られていなかった。情報をまとめると、マヨヒガとは六、七歳の男の子、あるいは、そういう場所の名前。落としたり、失くしたりした物は相応のものと交換することで取り戻すことができる。マヨイガへの鍵は、袋小路である。神出鬼没の奇妙な少年・マヨヒガ。彼に会えば、失くしてしまった何かを取り戻すことができまる。たとえそれが亡き人だとしても。神か悪魔か――少年をめぐる、懐かしくも怪しい物語がはじまる。
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4.1【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「あやまってすむようなうそはつかない」――。嘘に誠実であるほど、「ぼく」の言葉が深く響く。谷川俊太郎の珠玉の詩が絵本に! 「うそはくるしい」はずなのに、平気でうそをつく人がいる。 大きな声でうそをつき、しらを切り通す人もいる。 うそをくり返したら、ほんとうになるのだろうか。 この世はほんとのことより、うそであふれている。 うそをつかない人なんて、この世にはいないだろう。 でも、どうして人はうそをつくのだろうか。 ついついてしまったうそ。ごまかすためのうそ。 自分を守るためのうそ。 相手の幸せを願ってつくうそ。 そもそも[ついていいうそ]と[ついてはいけないうそ]、[いいうそ]と[悪いうそ]ってあるのだろうか。 あるとすれば、その違いはなんだろう。 いい・悪い、軽い・重いの基準で測れるものだろうか。 この絵本は、詩人・谷川俊太郎さんが1988年に発表した詩「うそ」に、イラストレーター・中山信一さんが絵を描き、構成した一冊。 ある男の子がうそについていろいろと思い、考える。 心の奥深いところまで届く、時おり読み返したくなる宝物のような一冊。 谷川 俊太郎(タニカワシュンタロウ):詩人。1931年、東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グーズのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞をはじめ、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。この「うそ」は、1988年刊の『はだか 谷川俊太郎詩集』(佐野洋子絵)の一編。 中山 信一(ナカヤマシンイチ):イラストレーター。1986年、神奈川県生まれ。広告や書籍、アパレルグッズなどのイラストを手がけるほか、個展開催や作品と合わせたエッセイ集も発表するなど、作家としても活躍中。また、HIPHOPユニット「中小企業」のラッパーとしても活動しており、これまでに1stアルバム「cookie」と2ndアルバム「NESS」をリリース。D&AD賞2018Wood Pencil(銅賞)、JAGDA2018亀倉雄策賞ノミネート、JAGDA賞ノミネート、東京装画賞2013銅賞、そのほかADC入選、TDC入選など多数。
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4.1これから少年に嘘をつく――。主人公は、かつて幼い息子を水難事故でなくした、絵本作家の里谷千紗子。彼女は父・孝蔵との間に確執があり、長いあいだ絶縁状態にあったが、独りで暮らす孝蔵が認知症になったため、田舎に戻ってしぶしぶ介護をはじめることになった。ところが、久しぶりに再会した旧友と町で飲んだ帰り道、旧友がひとりの少年を車ではねてしまう。幸い大きなケガはなかったものの、少年は記憶を失ってしまっていた。ただ彼の身体に虐待の跡を見つけた千紗子は、少年を自分の子供として育てることを決意するのだった……。ひとつの“嘘”によってはじまった少年と千紗子の母子、そして認知症が進行する父親の三人の生活は、豊かな自然のなかで、しだいに新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、そのひとときの幸せな生活にも、やがて破局の足音が近づいてくるのだった――。新進気鋭のミステリ作家が紡ぎ出す、感動&衝撃のストーリー。
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4.5たった一人の家族だった祖母を亡くした実羽。すると、突然伯父を名乗る人物が現れ、従妹のフリをしてとある社長と同棲しろと命令される。どうやら、従妹は彼との結婚を嫌がり失踪中らしく、それがバレないように誤魔化してほしいというものだ。無理のある計画に呆れるものの、成功したら父の形見をもらえるという約束につられ実羽はこの話を引き受けてしまった! 同棲生活を始めてみると、傲慢で俺様な相手の態度に苛々させられっぱなし。けれど、そんな彼の不器用な優しさに実羽は気づいていく。従妹が見つかれば、彼女と替わらなければいけないのに彼に惹かれるのを止められなくなって――!?
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3.6人の嘘が分かる、そんな特殊な力を持つ高校生、藤倉聖。全ての人の嘘が分かるわけではない。分かるのは、好きになった人の嘘だけ。幼い頃から、両親・友人と、大切に想う人たちからの嘘に苦しめられてきた聖は、もう誰も好きにならないよう、他人と接点を持たないように生きてきた。だがそんなある日、聖は嘘とは無縁な、明るく素直な転校生、二葉晴夏と出会ってしまい――。「誰かを好きになりたい、でも好きになったら――」嘘が分かる少年と、嘘をつかない素直な少女がおくる切ない青春ストーリー。
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4.1史上最強最大の帝国だった大英帝国。その国に敢然と立ち向かい、渡り合い、そして刺し違えた国があった。その名は、大日本帝国。友情・敵対・破滅、近代日本の真実を描く。
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3.9「反日」という妄執に囚われ、捏造で自我を保つ国・韓国。著者は本書で「韓国人の歴史観はすべてファンタジー」と斬り捨てる。「嫌いな国を無理に好きになろうとする必要はありませんが、自分を嫌っている相手にこそ言うことを聞かせるべきです。これこそが、哀れな隣人と付き合う要諦なのです」かつて中国史の一部でしかなかった朝鮮半島史を、気鋭の憲政史研究者が冷徹に分析し見えてきた「真実」とは?
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3.3【描き下ろし番外編+あとがき5Pを新たに収録!!】 学生時代から二人きりでお互いの家に遊びにいくほど仲がいい玲奈と勇人。うっかり終電を逃してしまった玲奈は勇人に一晩泊めてほしいと頼むが、勇人は気が乗らない様子。「まさか意識してる?」と茶化す玲奈と、どこか落ち着きがない勇人。その晩別々の部屋で寝ることになったのだが、玲奈は物音が聞こえ目を覚ます。ふと見ると目の前には勇人が立っていて…でもどこか様子が変?「ね…寝てる?」寝たまま玲奈の元へ来た勇人はそのまま玲奈をベッドに押し倒しキスをして…さらにはエッチなことまで!寝たままエッチなことをされたなんて死んでも言えない!ただの男友達だったのに、その日から勇人を意識してしまって…… 。【本作品は「嘘っ!寝たままの男友達に襲われちゃう?」第1~6巻を収録した電子特装版です】【リア×ロマ】
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5.0人里離れた全寮制男子校――。学園の帝王とあだ名される人気者の恋人になった僕に、つらい現実が待ち受けていた。一度は別れを告げた僕だけど、卒業した先輩が真摯な態度で現れて…!?学園青春よみきりシリーズ集!!
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3.9大企業・相沢グループの一人息子の花梨は、実はオメガの大学三年生。これまでの発情期は抑制剤で抑えられていたのに、ある日突然、突発的な発情に襲われてしまう。そんな花梨を助けてくれたのは、相沢グループに匹敵する大企業・東徳グループの嫡男にして若き専務・東徳恭平――二次性別はアルファの男。発情に抗えず、一度だけ恭平と身体を重ねた花梨だったが、後日、恭平から突然告白されて……!?
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2.0都内で働くOLつきながアプリで出会ったヤサメン・ウソ吉。 出会ってすぐに付き合うことになり、幸せの絶頂のつきなだったが、ウソ吉の故郷・大阪への旅行前、突然音信不通に…。 そんなさなか、とある人物と連絡を取るようになり、次第にウソ吉の嘘が明らかになっていく…。 OLつきなの実体験を元にしたコミックエッセイ。
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4.5「貴女なら、吸血鬼をただの人間にできるのだろう?」――ローヴァイン伯爵令嬢・フィーネは突然、王命で王太子リーンハルトに嫁ぐことに。社交界デビューも果たしていない自分がなぜと訝しんでいると、この婚姻はいわゆる契約結婚……吸血鬼執刑官としてリーンハルトの身を護るための任務だと聞かされる。そう、フィーネは世に蔓延る吸血鬼たちを無力化する特別な血を受け継いでいた。だがリーンハルトがフィーネにかける言葉は、仮初の花嫁に向けられたものとは思えないほど、甘く蠱惑的。どこか妖しい魅力を持つ彼に惹かれていくフィーネだったが、どうやら彼にはこの結婚に秘めた思惑があるようで……!? ノベル1、2巻同時発売!
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4.5隣国から嫁いできた皇后ニジェナが『男』だった!! 衝撃の事実を知ってしまったコチュンは、口封じとして皇后付きの女中になることに。 初めは態度のデカいニジェナに腹を立てるも、実は彼が、和平のために皇帝と結託して偽装結婚したことを知る。 その覚悟に心を打たれたコチュンも力を貸すが、この婚姻をよく思わない勢力に正体が暴かれそうになり!? 第3回ビーズログ小説大賞《優秀賞》受賞作! 【電子特典は、淡湊世花先生書き下ろしSS「トゥルムとオリガの出会い」を収録!】
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5.015年間、塔に幽閉されている王女エステル。叔父の反逆により王族としての華々しい生活は全て失い、いつか来る""処刑の日""をただ待つだけ…そんな彼女の元に現れたのは優しくて頼りになる公爵・シモン。塔からエステルを連れ出したシモンは全てを与えてくれた。教育・教養・そして愛――だがそれは彼女を手懐け、思いのままにする為の策略だった!けれど純粋なエステルと接するうちに、シモンの心はどんどん彼女に惹かれて――?!口先だけの愛を語る公爵と、愛を知らない王女。これは、二人が真実の愛を知るまでの物語。
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3.7ツンデレ姫と不機嫌夫のすれ違いラブ! 玲艶は、即位を二月後に控えた煌昌国の次期女王。大好きな夫・才諒に対し、意識しすぎて冷たくしてしまうのが悩み。一方、才諒も、玲艶のことが好きすぎて、うまく接することが出来ずに悩んでいた。そんなある日、即位式に必要な宝物、「龍珠爪」が盗まれる事件が起きる。しかも犯人は、先代女王によって処刑された悪人、「揚影嵐」の幽霊だという。 即位の日までに犯人を捜し出し、龍珠爪を取り戻そうとする玲艶と才諒。ぎこちない会話の中、お互いの気持ちを近づけていく二人。しかしついに、犯人の魔の手は玲艶にまでのびて…!二人がお互いの気持ちを確かめ合う日は来るのか?龍珠爪の行方は?そして犯人は本当に幽霊なのか…?焦れったくてクセになりそうな、極甘中華ラブコメ! ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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4.0嘘つきな令嬢が、縦ロールを武器に迷宮で成り上がる! 美少女たちが戦う熱血冒険ファンタジー! 見栄っ張りで嘘ばかりつく貴族の令嬢リルドールは、 自分で仕掛けた決闘で敗北し、実家を追い出されてしまう。 迷宮都市で謹慎処分を受けるのだが、リルドールは挫けない。 周囲を見返すため、冒険者としての成り上がりを決意し、 街で出会った少女コロネルとともに迷宮へ挑む。 温室育ちのリルドールは自分よりも才能のあるコロネルに嫉妬し、 現実に打ちのめされ挫けそうになるも、 自分が持っている、とある「武器」に気がつく。 艶めく髪は女の命、ドリルロールは美の結晶。 女の誇りが詰まったこの髪に、貫けぬものなどありはしない。 見栄と強がりしかなかった少女が 自分の嘘を真実へと変える覚悟を決めたとき、 縦ロールは最強の武器として変化し、無敵の輝きを放つ。 これは、ただの小娘だった少女が 英雄になるまでの熱血冒険ストーリー。 佐藤 真登(サトウマト):東京都在住。『ヒロインな妹、悪役令嬢な私』にてデビュー。 霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。 『クール・エール』(プライムノベルス)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』など、多数のライトノベルの挿絵を中心に活躍中。
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3.1【秘密を抱えた人々のオムニバス ストーリー】 ーー同性の部下に想いを寄せるサラリーマン・佐藤(さとう)。 妻のいる身でありながら、佐藤と逢瀬を重ねる木村(きむら)。 そんな2人の関係を知ってしまった同僚の山口(やまぐち)。 本音が見えない夫に猜疑心を募らせる木村の妻。 誰しもが真実を隠している。 ※本作品は読み切りアンソロジー『朝食、しましょうか。』に収録されています。重複購入にお気をつけ下さい。
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5.0豊城悠久(ゆうき)は国内外トップブランドからキャスティングされる人気モデル。その成功に驕ることなく知的でストイック、業界内では気さくな好青年として周知されている。 しかし素の悠久(はるひさ)は自信家・わがまま・潔癖症。その性格のため仕事以外の人間関係は壊滅的、友人はおろか恋愛でも長続きせず後腐れのないワンナイばかり。 しかし、そんな悠久は半年ほど前に仕事先で知り合った会社員・人見陽(ひとみよう)に恋をしている。 陽のしっかりした真面目な性格と意志の強い眼差し、身体の相性の良さに惹かれ、今度こそ自身の性格で別れることがないよう、完璧な好青年「モデル豊城悠久」として関係を築いていた。セフレのような関係であるものの、素の自分を内側から変えてくれる陽との日々に悠久は充足感を感じていた。 お互いに相思相愛であると確信した悠久は、ベッドの中で陽に現状の曖昧な関係から将来を見据えた交際をしようと告白が――!?
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3.7★ひと夏の恋は終わっていなかった。彼女にとっては……そして彼にとっても。★大勢の客でにぎわうロンドンのナイトクラブでエロイーズは思いがけずマーカス・クーヴァリスと再会した。ギリシアの島で休暇を過ごしていた十九歳の彼女が、ひと目で恋に落ち……その後二度と会うことのなかったマーカス。初めてのデートを楽しんだ日の翌朝、彼は病気の父を見舞うため島を離れ、それきり戻ってこなかった。エロイーズは待った。彼からの連絡を待ち続けた――彼女の人生に影を落とす、ある事件が起きるまでは。あれから五年。マーカスも彼女を捜し続けていた。けれども、彼の胸を熱く燃え上がらせているのは恋ではなく、復讐の炎。彼をだましたエロイーズへの復讐心だった。そうとも知らず、エロイーズは彼とダンスをし、翌日のディナーの誘いにも応じた。ひそかな不安は胸にしまい込んで。
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4.7「なんで俺のこと誘ったの?」「いつもと一緒が良かったんだよ」同級生のアルとミロは、家が隣で幼なじみ。素直で正直者のミロに対し、アルはいつも飄々としていて何を考えているのかわからない。けれど不思議と、二人はずっと一緒に過ごしてきた。ホリデーシーズンを間近に控えたある日、ミロはアルから二人きりでの旅に誘われる。突然の誘いに戸惑いはあったものの、断る理由もなく快諾するミロ。――行き先もわからないまま始まった旅の目的地は、幼い頃に家族ぐるみで訪れた場所だった。理由を聞いてもはぐらかしてばかりのアルは、何か隠し事をしているようで…。【描き下ろし15pあり】
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4.0ネルソン家の三姉妹は、疎遠だった祖母から、百万ドルと引き替えに曾甥トッドと結婚してほしいと頼まれる。祖母の頼みをむげに断るわけにもいかず、代表として長女のジュリーが、渋々彼とデートをすることになった。結婚相手を探すのに大金が必要だなんて、ろくでもない男性に違いない。そう思っていたジュリーだが、会った瞬間、驚いた。予想に反して、トッドはすばらしく魅力的な男性だったのだ。たちまち心奪われ、がらにもなくジュリーはその夜のうちにトッドに身を捧げてしまう。彼が本当は誰で、何をたくらんでいるのかも知らずに。★シルエット・ディザイアはおかげさまで1200号を迎えることができました。皆さまのご愛読に心から感謝いたします。記念号を飾るのは大人気作家スーザン・マレリーが紡ぐロマンス。著者からの祝福メッセージつきです。★
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2.0幼い頃両親の虐待に耐えかね家出したカーリーは、運よく大企業の社長夫人に救われ、今では忠実な秘書として夫人に仕えていた。そんな夫人から、ライバル会社に潜りこみ、自分たちの情報を流すスパイを探しだしてほしいと言われてしまう。あまり乗り気ではないカーリーだったが、恩返しを求める夫人の無言の圧力に逆らえず、目的を隠したままライバル会社の社長秘書となった。だが冷酷な経営者と噂の社長ジョッシュはハンサムで、思わず惹かれそうになり――…!?
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4.0クラスでは地味な高校生の紗倉は、SNSでは自分を偽り、可愛いインフルエンサーを演じる日々を送っていた。ある日、そのアカウントがクラスの人気者男子・真野にバレてしまう。紗倉は秘密にしてもらう代わりに、SNSの“ある活動”に協力させられることに。一緒に過ごすうち、真野の前ではありのままの自分でいられることに気づく。「俺は、そのままの紗倉がいい」SNSの自分も地味な自分も、まるごと肯定してくれる真野の言葉に紗倉は救われる。一方で、実は彼がSNSの辛い過去を抱えていると知り――。
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3.7うぶめに気に入られ、正式に妖怪の子預かり屋となった弥助。妖怪除けの札に悩まされるあかなめの親子や、母を捜す健気な子猫の妖怪りん、千弥を婿にと望む華蛇族のわがままな姫君初音など……。養い親である千弥の助けも借り、弥助は次々とやってくる妖怪達の問題を解決していく。そんなとき、妖怪の子供達が行方不明になるという事件が発生。仲良しの梅の子妖怪梅吉に頼まれ、行方不明の友達を捜しに浅草に行った弥助は、そこで一人の娘に出会った……。妖怪達と少年の交流を描いた、ちょっと怖くて心温まる、お江戸妖怪ファンタジー第2弾。
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3.3島全体が『王立魔法学院』という魔法の技術や歴史を学ぶ学校になっているイーシャ島。ラトナ・バインガニーは厳しい採用試験を潜り抜け、教師として、かつて青春を過ごした学院に戻ってきた。在学中からの夢を叶えたラトナをかつての恩師たちは暖かく迎え入れてくれたが、ひっそりと立つ長身の男性の姿を見つけた途端、ラトナの胸がどくりと鳴った。サフェード・カル・アーダルシュ。公爵家の次期当主にして勉学の先輩でもあり恋人でもあった男。いまだ別れを引き摺るほどに恋焦がれた初恋の人がそこにいた。別れてから七年。やっと夢を叶え、最近ようやく新しい恋をしてみたいと思えるようにもなったのに、ここで再び心を乱されたくはない。──それなら。 「す、すみません! 私、実は二年前に事故にあって、なぜか高等部の時の記憶がないんです!」 飛び出したのは、サフェードどころか高等部時代をすべて覚えていないと言い張るとんでもない嘘で……!?
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-「俺のフェロモンて、どんな匂い?」 日常的にフェロモンが漏れ出てしまう体質のΩ・律。 彼はα嫌いだが、唯一自分のフェロモンを感じない幼馴染のα・一颯とセックスすることで、匂いを上書きーー”マーキング”してもらっている。 友人だから、同情でマーキングをしてくれているってわかってる。 けれど本当は、一颯にだけはフェロモンを感じて欲しくてーー。 「俺の本能はこんなにも運命だって叫んでるのに」 忍耐強い医学生α×α嫌いの大学生Ωの切なく甘い、両片想いオメガバース。 ※この作品は「Tulle vol.40」に収録されています。重複購入にご注意ください。
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3.0小篠沙樹は校内で囁かれる「生徒会長とデキている」という噂に辟易していた。根も葉もない噂だが、なぜか生徒会長の夏目紀人は噂を放置。みんなの態度が変わるなか、副会長の川瀬一生だけは以前と変わらない態度で接してくれているのが沙樹には唯一の救い。噂を本当のことにすればいいという夏目に押し倒され、沙樹はその場に現われた川瀬のことが好きだと嘘をついて難を逃れた。喜ぶ川瀬に嘘とは言えず、なし崩しにつきあうことになってしまって!? 『ワガママさえも愛しいなんてッ!』の気になる弟編!!
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