浮気人類進化論 きびしい社会といいかげんな社会

浮気人類進化論 きびしい社会といいかげんな社会

529円 (税込)

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3.4

浮気をめぐり、男女は踊る──男のウワキを見抜くために女は「井戸端会議」という情報戦に備えた発達をし、男はいかにセックスの機会を獲得するか、のために「くどき」の言葉を洗練させる。そして、このあほらしくも偉大な進化こそが、サルと人間を隔てる大きな分岐点なのだ──さまざまな動物の婚姻形態を比較しながら、人間の男を社交的で口説き上手の文化系男と口下手だが誠実な理科系男に分類。常識を覆す人間考察と大胆な仮説で話題を呼んだ、竹内久美子の衝撃デビュー作。

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浮気人類進化論 きびしい社会といいかげんな社会 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年09月22日

    「浮気人類進化論」4

    著者 竹内久美子
    出版 文藝春秋

    p188より引用
    “こうなるとますますもって子の父親が誰であるかわからなくな
    り、すべてのオスが父親としての責任を負わされる。要するにメ
    スの狙いはそこなのである。”

     動物行動学者である著者による、人類が人類になった理由など
    を考察する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     タイトルに書かれていることよりも、「何故に人間の女性には、発情期がないのか」という点について興味深く読むことができました。その理由は、とても悲しいものでしたけれど。

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月30日

    あんまり人間のことは書いてなかった。
    動物や虫なんかの交尾に対する姿勢みたいなものがたくさん書いてあった。
    子殺しをする猿ってけっこう多いらしい。それに比べると人間はまだ平和なほうだということが何度も書かれていた。

    0

    Posted by ブクログ 2010年04月05日

    購入済み

    内容(「BOOK」データベースより)
    サルはなぜ人間に進化したのか?それは言葉による男と女の駆け引き、騙し合い、そして「浮気」のせいだった―様々な動物の婚姻形態を比較しながら、人間の男を社交的で口説き上手の文科系男と口下手だが誠実な理科系男に分類。常識を覆す人間考察と大胆な仮説で話題を呼...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    著書ではドーキンスの「利己的な遺伝子」の観点からほ乳類の生態の2類型を考察し、それぞれの利点と欠点を挙げている。
    ほ乳類の社会には厳しい社会といいかげんな社会とがある。厳しい社会とは浮気を容認しない社会であり、いいかげんな社会とは浮気を容認する社会のこと。厳しい社会ではハヌマンラングールやライオンに...続きを読む

    0

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