運命の逆転

ポーラ・マーシャル / 横山あつ子

結婚式当日、花婿に捨てられたスザンナは、幸せいっぱいの花嫁から行き遅れの貧しい娘へと転落した。伯爵夫人になるはずだったのに、自らの力で生計を立てるしかなくなったのだ。そんな苦難の中、さらに大きな事件が起こる。職探しに行く道すがら、いきなり馬車に押しこまれたのだ!文無しの娘を誘拐するなんて、いったい何が目的なの?連れていかれたのは、目をみはるほど豪壮な屋敷。そこで待っていたのは、謎の大富豪ウルフだった。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクイン文庫
• ページ数: 368ページ
• 電子版発売日: 2014年08月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

スザンナ非常に好ましいヒロイン。
クズとクズ以下の人間がゴロゴロ出てくるが、クズ以下のバハクームが最後に捨て身でやって来るのは演出過剰な感じ。
ああいうタイプは逃げおおせて生涯恨み言ばかりなほうが、それらしいと思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

謎めいたインド帰りの大富豪ヒーロー。式当日に手紙で婚約者に捨てられ家族からも見捨てられ貴婦人付き添い人になったヒロイン。ある復讐げきに巻き込まれ人生が大きく変わってくヒロイン。気が強くて個性的なヒロインも家族がないヒーローも心に傷をおっていて　後半になると不穏な空気が２人を包みはじめる。裁判シーンはハラハラしてしまった。ヒーローの過去はとても悲しい話だったなぁ。

[ブクログ · ★★★★☆]

結婚式当日に花婿に逃げられたスザンナ。そのうえ母の再婚相手に家を追い出され、富豪令嬢からスキャンダルにまみれた文無 し娘へと転落する。未婚令嬢の付添婦としてかろうじて身を立てるが、人違いで誘拐された日から運命が変わる…。逆転逆転また逆転。スザンナがおっとり令嬢から強気で知的な職業婦人に変わる辺り共感できます。ヒーローのウルフがちょっとなさけないけど。この作者さんの作品は他２冊（「エマと伯爵」「十年目の蜜月」）読みましたが、コレが１番面白かったです。作者さん「逆転」がお好きなようです。

[りらりら · ★★★☆☆]

ヒロインとヒーローがそれぞれ苦労して幸せになるまでハラハラしたが、スラスラと一気に読めた。
でも、ヒロインの性格はあまり好みではなかった。
ロマンス度は低め。

[felix · ★★★☆☆]

人違いの誘拐に巻き込まれヒーローとヒロイン運命的な出会いをします。
家にまつわる過去の事件、迫りくる身の危険、サスペンス要素が加わって、ハラハラドキドキの展開です。
最後は危機一髪助かって二人はハッピーエンド。