噂のメロディ・メイカー

噂のメロディ・メイカー

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

4.6

あの〈ラスト・クリスマス〉を作曲したのは日本人だった!?歌手であり、80年代の洋楽研究家としても人気の著者が「日本人ゴーストライター」の噂を徹底追究したルポルタージュ風長編小説。6年をかけてたどり着いた衝撃の真実とは!?

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    扶桑社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    SPA!BOOKS
  • タイトル
    :
    噂のメロディ・メイカー
  • タイトルID
    :
    282518
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年09月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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噂のメロディ・メイカー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    買ってから12年も経ってしまったが、読み始めると面白すぎて2日で読み終えてしまった。
    「ノンフィクション風小説」と、執念を感じさせる緻密な取材内容、さらに楽曲や作風に対するミュージシャンならではの視点による考察。
    この3つが絶妙なバランスで支え合い、この作品を充実させている。
    この作品の舞台となる1980年代には生まれていない私にも手に取るように伝わってくる、当時の音楽業界の勢いやムード、日本における熱狂についても描き切る、情報量・表現力ともに見事というほかない仕上がり。
    ミュージシャンとしての筆者のファンである私には、主人公(筆者)を取り巻く登場人物が知っている人々ばかりで笑ってしまったが、人物描写も素晴らしい。
    なによりプロミュージシャンだからこそ書ける言葉の使い方や語り口の心地よさ、リズムのよさは他の著者には真似できないものである。
    まさかこの本の出版から数年後にジョージ、マイケルが亡くなってしまうとは…。当時の筆者の心情を思いやると胸が痛む。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    音楽フリークのみならず、80年代カルチャーの洗礼を受けた人たちすべてに読んで欲しい佳作。文句のない5ツ星。
    まさかあのヒットチューンに日本のゴーストライターが存在していたとは。その真偽を追う旅の長さと興味深さに何度も感嘆してしまいそうになった。
    ポップすぎるゆえ少し軽んじていた印象のあった「ワム!」だけれど(とはいえずっとiPodに入り続けていたが)、あの短い活動期間でこんなにも様々なエピソードと奇跡が生まれていたとはまったく思いもよらなかった。
    マイケル・ジャクソン同様、ジョージ・マイケルはもっと評価されていいとすら思った。アンドリュー・リッジリーもしかりである。雰囲気を作る相棒が如何に大切かということだ。
    ちょっと違うかもしれないが、この関係性は現在の電気グルーヴにも通じるものがあるような気がしたのは余談である。

    0
    2014年10月05日

    Posted by ブクログ

    メルマ旬報の連載で毎号読んでいたものが一冊に綴られている。連載から郷太さんが削りさらに増やしたこの完全版というべきこの小説はノンフィクション的なものをあえて小説として描くことで多重性を持ちえている。この多重性≒多層であることとは郷太さん自身が主人公でありワムのゴーストライターをしていた日本人がいるという話からその人物に迫っていくノンフィクションとメタフィクションが混ざり合うよう、そこにあるのは真実なのか虚実なのか。
    小説として書く事でしか書けないものがあるからこの小説として書かれているのだと読めばわかる。
    ワムのゴーストライターをしていた日本人がいるという切り口から郷太さんが取材をして小説という物語に落とし込む事でその時代や人物を知らない人にも通じてわかるものにしている。物語とは現実をよりよく理解するためのモデルであるのだ。
    80年代という時代や音楽業界で働いていた人たち、そこにいた人たちはもう定年退職をされていたり現場からは第一線から消えている。歴史を再検証するようにあの時何があったのか誰が何をしていたのかを含めて文章にして残すという郷太さんの熱意が感じられる。と同時にそれがいまできるのは自分しかいないという使命感も持っていたはずだ。でなければ、このスタイル(小説)にはなっていなかっただろう。
    郷太さんはこのゴーストライター説を巡る関係者の方々に取材をして当時の資料も読みあさり徹底して調べ上げたはずだ。そして知れば知るほどに書けないことが出てきているだろう、調べれば調べるほどに表には出せない事情を郷太さんは知ってしまったはずだ。書けないことが。知っているが書かない事で先に進めたのかもしれない。それは徹底的に調べたという行為の先にあるものだろうし、だからこそ最後のラストシーンに繋がったのではないかと僕は想像する。海に投げられたのはそんな語る事ができないなにかなのかもしれない。

    小説というフィクションの中に様々なノンフィクションを取り込みながら完成した作品だが、ここに至るまでの流れは郷太さん自身が好きだからこそ好きだと言って動き続けた結果、自身の音楽活動を通じてそこから派生したものが結果繋がっているのはまぎれもない事実だ。

    以前、郷太さんにツイートしてもらった
    「あるで!しつこくまっすぐ進んだら、ある時から自分が吸盤になったみたいに好きなもんばっかりひっついてくるでー!」という言葉、先日ツイートしてもらった
    「あるで。まじであるでーーー!三十代前半で一個ずつ穴あけたビンゴ。四十前後でなんか急に色々並んでビンゴ連呼する感じ。ちょっと若い君ら、あるでーーー!!」
    ということの具現化のひとつがこの『噂のメロディ・メイカー』である。

    ワムが日本でライブを再びする日はいつか来るのだろうと来てほしいと最後まで読むと思う。その時郷太さんはまたビンゴの穴を一つ推してビンゴを連呼しているはずだ。

    0
    2014年07月09日

    Posted by ブクログ

    ワムにゴーストライターがいたというある意味トンデモ話ではあるものの、真相に近付いていく過程は手に汗握るような展開だった。そして相変わらず自分と同世代の作者のポップスに対する言葉が悉く刺さる。

    0
    2015年11月21日

    Posted by ブクログ

    一気に読みたくなる内容で、実際に一気に読んだ。面白かった。
    本の質感とサイズが革の手帳みたいで、郷太さんの取材ノートを見せてもらったような気にもなる。
    読みながらiTunesであの2曲を購入。ワムをリアルタイムで聴いていなかった事が残念。
    幻のあの曲も聴きたい。

    0
    2014年07月08日

噂のメロディ・メイカー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    扶桑社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    SPA!BOOKS
  • タイトル
    :
    噂のメロディ・メイカー
  • タイトルID
    :
    282518
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年09月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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