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美人偏差値UP術
「美人」って結局、どんな人?――本書ではまずその答えを探すべく、女性誌などで多くの読者モデルを見てきた著者が、青山や有楽町で独自調査や研究を行いました。結果、「美人」とは持って生まれた顔立ちよりも「キャラ」が重要、ということが判明! つまり、「美人」っぽくすれば誰でも美人になれるということ! そのための具体的な方法を説いたのが、本書なのです。しかし、パーティーの第一印象で美人と思わせるのと、毎日通う職場で美人と思わせるのとでは、ハッタリの利かせ方や難しさも違います。そこで、3秒、3時間、3日、3年と、シチュエーション別の見せ方を徹底分析。しかも、「ゴージャス・エレガントな“威嚇系”で」「顔の印象の劇的な変え方」「美人とつるむ“目くらまし”作戦」「“エビちゃん”は最強の3時間美人」など、よくある美容法とは違い、目からウロコの裏ワザや戦略ばかり。今日から美人として生きてみませんか? -
「プチうつ」気分にサヨナラする本
「うつ」というと、心の弱さのせいだと思っている人が多いが、実はほとんどの場合は、心の弱さなどとは関係がなく、むしろ肉体のトラブルという側面が強い状態なのである。そしてその対策のためには、とにかく休養が必要。今の苦しさを一瞬でも忘れるために、体を鍛える、ディズニーランドへ行く、栄養ドリンクやサプリメントを飲むなどといった自分なりのストレス解消法は、短期的な対処法であって、すでに疲労困憊し始めている「プチうつ」のときは、逆効果にさえなる。そういう「プチうつ」状態の人に必要なのは、もっと本質的な、長期を見据えた対処法であり、本書では、「睡眠を十分にとる」「単純作業をしてみる」「呼吸法『数息観』でリラックスする」「癒しのシャワーを浴びる」など、負担がかからずに実践できる効果的な方法を紹介している。「もしかしたらプチうつかも……」と思っている人に最適の本。 -
実践的ライター入門
元手もかからず、ペン1本で稼げる仕事「ライター」。最近は、インターネットの普及や自費出版のブームもあり、自ら書いた文章を発表する人が増えている。しかし、「お金にかわる=売れる」文章を書くには、それなりのテクニックが必要だ。著者は、社会現象になったミリオンセラーを数冊手がけ、実に30年以上もコンスタントに年収1000万円を稼いできた超売れっ子ライター。本書は、その人物が、これまで培ってきた文章技術の奥義を初めて開陳したもの。「テーマを浮かび上がらせる七つの法則」「本は最初の五、六ページに全力を注げ」「知らない分野を即席勉強する方法」「時には自分なりの造語も作ってみる」「繰り返しは独特の効果をあげるテクニック」「感動させる文章はどうすれば書けるか」「読んでもらうためにはサプライズが必要」など、かゆいところに手が届く実践的アドバイスが詰まっている。ライター志望者のみならず、編集者も必読の一冊である。 -
世界一おもしろい戦国の授業
川中島で武田信玄に斬りつけたのは 実は上杉謙信ではなかった! 直江兼続が石田三成と謀って家康に「直江状」を送ったという事実はない! などなど、これまでの常識を破る衝撃の新事実! TVで大人気の現役高校教師の好評シリーズ第3弾! -
殴られる女 殴る男
男からの暴力で彼女たちは何を得て、何を失ったのか、男が殴った理由を理解したのか、そしてどのように消化していったのか…… 女性の3人に1人が男性から暴力を受けているいま、自らも体験者である著者が、決して語られることのなかった彼女たちの心の奥底の叫びに迫ったルポルタージュ。 -
ぼくらの特命教師
やつらを中学生と思ってはいけません。大人より狡猾で邪悪です。生徒たちをこんな風に変質させたのはオメガのせいです。あいつは悪魔です! 中山ひとみが教師を務める朝日中学は、崩壊寸前だった。オメガを名乗る正体不明の存在が、生徒達だけではなく教師達をも恐怖のどん底に陥れていた。そんな学校に“悪魔教師”こと菊地英治が特命教師として派遣された。大人気、それからの『ぼくらシリーズ』。 -
好きには恋を
自身が勤める会社の社長に呼ばれた乃坂は、突然息子の家庭教師を頼まれる。大学に行かないと反抗しだした息子を説得してくれないかということだった。打算も働いた彼は、その依頼を承諾するが、紹介された息子は、数日前にホテルに誘われ、三万円で抱いた青年・一希だった。動揺しつつも、裕福に育った子供の反抗期だと思っていた乃坂だが、一希の時おり見せる孤独そうな表情は、単に反抗期だけだとは思えなくて……。 -
白鷺が堕ちる夜
日舞桃井流の師範代「花鶯」の名を持ちながら、サラリーマンとして生活する晴己は、ある日突然、新社長クラウスの秘書補佐に任命される。ドイツからやって来た新社長は、六年前、実家への援助の代わりに一晩だけ身体を重ねた相手だった……。愛人になるという条件を反故にし逃げた晴己に、再会したクラウスは見返りを要求する。繰り返されるのは、「好き」という愛の言葉。クラウスの真意が分からず、混乱する晴己だが!~ -
始まりはミステイク
ニューヨークのインテリアデザイン事務所で働く麻川界人は、日本支店の新規立ち上げに伴い、帰国することになる。それと同時に、離れて暮らす母が再婚し、界人に兄弟が出来た。だが、日々の仕事に忙殺され、義兄・東秀に会う機会を逃していた界人と彼を引き合わせたのは、皮肉にも「両親の事故の知らせ」だった。搬送先を聞くために東秀の家を訪れた界人。しかし、初めて会った義兄は蔑むような笑みを浮かべ、強引に口づけてきて!? -
狂愛-不器用な恋のゆき先-
愛することも愛されることも知らず、全てを拒絶して生きてきた優等生・友哉。その孤独な心をかき乱したのは、倣慢な同級生、祥羽だった。なにかにつけ反発してくる祥羽に、ある日友哉は、強引に唇を奪われてしまう。真意を読めない彼の行動に驚きを感じながらも、次第に変えられていく自分に、ただ戸惑うしかなかった。そんな時、別の男から抱きしめられている現場を見られた友哉は、激怒した祥羽に無理やり体を拓かれて――!? -
妻たちの反乱~夫は、この現実を知らない~
世の多くの夫たちは、自分が家庭の中心的役割を担っていると信じて疑わない。妻子を養うために働いているのだから、妻は家を守り、子育てに専念していればよいと考える。だが、妻たちは夫からの一方的な押しつけに対して、敢然と自己主張しはじめた。 激増する妻からの離婚要求。夫婦の意識のすれちがいを、鋭く分析した緊急レポート! -
寂しき婚礼
★結婚が苦しみしかもたらさないのなら、一生夫を拒み続ければいいのだ。★エレナは親が決めた結婚相手から逃れるため、出会った当初から惹かれていたキットの元を訪ね、駆け落ち同然で結ばれた。ところが式を挙げた直後、夫が忽然と姿を消してしまう。おかげで、ひとり屋敷にとり残されたエレナには捨てられた花嫁という、ありがたくない呼び名がついた。口さがない人々の中傷は無視すればいい……そう思っていたエレナだが、夫が大陸でオペラ歌手と恋仲になっているという噂が耳に入る。もういつまでもめそめそと泣き暮らすわけにはいかなかった。 -
ギリシア式に愛して
勤め先のレストランを経営するミハエルの婚約者として、アビーは彼の家族がいるギリシアの島にやってきた。ミハエルが初めて女性を連れてきたことを喜び、家族はみなアビーを歓迎した。ただひとり、彼の兄で海運王国を支配するテオを除いて。「ずいぶんすばやい婚約だな」テオはアビーにささやき、あからさまに疑いの視線を向けてくる。でも、この婚約の事情を明かすことはできない。威圧的なテオの追及はますます厳しくなっていったが、アビーはだまって耐えるしかなかった。 -
侯爵夫人と呼ばれて
ソフィーはトレーラーハウスの清掃や内職をしながら、姉が遺した幼い娘を必死に育てている。ある日、姉の亡夫の兄、アントニオ・ロチャ侯爵が訪ねてきた。子供の存在を知り、一族に迎えたいというのだ。彼とは姉の結婚式に出席したときスペインで出会った。お互い、たちまち恋に落ちたと思っていたのに、なぜかふしだらな女と誤解され、あっけなく終わった。そして今、アントニオは、姪を渡すつもりのないソフィーに便宜上の結婚を申し出た。夫の自由が保証されるという、屈辱的な結婚を……。 -
報復はギリシア流に
ある日マディソンは弟のカイルから、富豪ディミトリアスが所有するヨットを海に沈めたと打ち明けられた。ディミトリアスは姉弟の父親を無実の罪に問い、死に追いやった男だ。弟の気持ちもわかるが、彼に知れたらどんな報復をされるかわからない。不安を募らせていると、突然ディミトリアスが家にやってきた。彼はすでにカイルが犯人だという証拠を握っていると言い、執拗に居所をきき出そうとする。だめ! 彼みたいな冷酷な人に、弟は渡せないわ。でも、百五十万ドルもの損害額を賠償できるはずもない…。するとディミトリアスは目を光らせ、ひとつの選択肢を提示した。 -
幕引きは華やかに
洗脳を得意とする精神科医ドクター・ブルックス。それが、FBI捜査官マライアの仮の姿だ。彼女は〈連合〉組織の内部に潜入し、極秘に活動を続けてきた。今回の任務はとくに慎重に進めなくてはならない。ジェイクを無事に救出する過程で、かなり手荒な行動も必要になる。だけど、敵も味方も同時に欺くなんて、私にできるかしら?マライアの治療室にジェイクが運びこまれてきた。彼のブルーの瞳は、何かを企んでいるように輝いている。この人は、なぜこんなに自信たっぷりなの?マライアは必死で雑念を振り払うと、注射針を彼の腕に突き刺した。★政府の遺伝子実験で生まれ、直後に引き裂かれた天才児たちの数奇な運命を描くサスペンス連作『闇の使徒たち』も、ついに最終話。数々の謎、事件はどんな解決をみるのでしょうか。そして、きょうだいたちの行く末は?★ -
ボスは意地悪
仕事で参加した地元企業の交流会議で、シェリーはボスのレイフとチームを組むことになった。レイフは今でこそ女性社員の憧れの的だが、シェリーは彼の正体をよく知っていた。幼いころから彼にばかにされ、意地悪をされ続けてきたからだ。案の定、シェリーと一緒に働くと知り、レイフは反感をむきだしにした態度を見せた。先行きを憂えていた矢先、企画の一環として、なぜかシェリーがレイフの上司として指揮を執ることになった。これまでの借りを返す願ってもないチャンスだわ!シェリーの胸は躍った。 -
臆病な女神
アイアンサは心の扉を閉ざして生きている。彼女の唯一のやすらぎは絵を描くこと――絵筆を取って風景画を描いているときだけ、忌まわしい過去の記憶を忘れられるからだ。今日も雪が降りしきるなか、彼女は外へ出かけていった。だが突風にあおられ、足を滑らせて、斜面を転がり落ちた。気がつくと、大柄な紳士が馬上からアイアンサを眺めている。「断じて危険な者ではありません」紳士は穏やかに言い、雪まみれのアイアンサに手を貸そうとした。次の瞬間、彼女はピストルに手を伸ばし、紳士の心臓に狙いを定めた。彼の眉が上がり、二人の間の空気がぴんと張りつめた。★独特の流麗な筆致でスリリングな世界を描くパトリシア・F・ローエル。RITA賞ファイナリストの彼女が今回送り出すのは、自分の中の闇と闘うヒロインが再生していく物語。彼女を見守るヒーローの辛抱強さに乾杯です。★ -
婚約のゆくえ
温泉保養地バースを訪れたアビーはあるパーティーで、祖父の名付け子のバートと再会した。数年前、アビーは彼にプロポーズされたが、断った過去がある。バートが祖父を喜ばせるためだけに求婚したとわかっていたからだ。お祖父さまはバートがここに滞在しているのを知って、私に温泉を勧めたにちがいない。まだ諦めてなかったんだわ!その手には乗らないとばかり、アビーはつとめて冷ややかにバートに接した。ところが、彼に同行していた妹がアビーになつき、どうしても一緒にピクニックに行きたいと言いだして……。★英国貴族たちの地方での過ごしかたはたいへん優雅なものでした。紳士は野外へ狩猟や魚釣りに出かけ、淑女はおおいに寝坊して遅い朝食をとり、庭園をぶらぶら散歩して過ごします。彼らにとって、馬車で遠出するピクニックは、ロマンチックな出会いを提供する貴重な場でもありました。★ -
禁じられた約束
もう二度とナニー養育係の仕事はしない。あるつらい出来事から、ジャッキーはそう決心していた。ところが知り合いの巧みな言葉にのせられて、小さな女の子を田舎の家まで送り届けるはめになる。そのうえ目指す屋敷に着いてみると、無愛想な男性にすぐさま追い払われてしまった。彼はいったいだれ? なぜこんな横柄な態度をとるの?怒りを覚える一方、ジャッキーは興味を引かれてもいた。魅力的な容姿には似合わない、かたくなで冷ややかな表情。あの男性も私と同じ、傷ついた心をかかえているのかもしれない。★ロマンス小説界の最高峰RITA賞をはじめ、数多くの賞を受賞してきたリズ・フィールディングの最新作をお届けします。巧みな話運び、せつない心情描写、孤独な人物像と、読みどころは盛りだくさん。リズならではの胸に迫るロマンスをお楽しみください。★ -
熱き暗闇
ルーシーは二年間ボスのピーターに憧れてきたが、彼はいっこうに気づく様子もなく、いつも美女たちを連れ歩いている。あきらめかけていたある日、パーティに同行してくれとピーターに頼まれ、彼女の心は躍った。もしかして二人の関係が変わるのかもしれない……。とびきりおしゃれをして出かけたルーシーの願いは、思いもよらない形でかなえられた。停電したエレベーターに二人きりで閉じこめられたのだ。ルーシーは勇気を出して、彼に口づけをした。★二月に日本デビューしたハイディ・ベッツ。彼女の作品は今後も順次お送りしていきます。★ -
再会のクリスマスから
闘いもせずにあきらめたりしない。七年間の結婚生活と子供たちを守らなければ。夫からの突然の離別宣言をそのまま受け入れるわけにはいかないと、ロウィーナは夫の浮気相手に会いに、勤務先に出かけた。ところが会社に着くなり、最も会いたくない人物に出会ってしまった。夫の会社の社長、そして十一年前にロウィーナを捨てた男、キアだ。キアとロウィーナの兄は一緒に車に乗っていて事故にあい、兄は亡くなり、キアは重傷を負って、手術のためにアメリカに渡った。それきり連絡はとだえ、去年のクリスマスに再会したときには、世界がひっくりかえるのではないかというほどショックを受けた。それ以来、できるだけ彼から離れて暮らしてきたというのに……。近づいたらうっかり秘密を口にしてしまうかもしれない。三人の子供のうち一人は夫の子ではなく、実はキアの子だということを。 -
花嫁は逃亡中
ランディは望まない結婚から逃れようとしていた矢先、銃を持った男たちに命を狙われ、行方をくらました。恐怖から偽名を使い、あちこちを転々とする日々を送っている。そんなある日ランディは、ブレイディ・ジョーンズという男性が、雇い人を捜していると聞いて面接に訪れた。値踏みするような彼の視線におびえ、仕事をもらうのはあきらめかけたものの、思いがけなく採用されて、ランディは安堵した。これでしばらくの間、暮らしていける。だが次の瞬間、彼の言葉にランディは凍りついた。「きみは犯罪者なのか?」★今月のシルエット・サーティシックス アワーズは人気作家、スーザン・マレリーの作品です。★ -
暗がりで愛して
ジェイドは、著名な美容整形外科医グレースのもとで働いている。自身も生まれながらの痣に悩まされたジェイドは、同じように苦しむ人々を救いたいと思っていた。そしてついに念願が叶い、クリニックでは財団を設立し、経済的に手術する余裕がない人たちを助けることになった。その祝賀パーティの最中、一人の魅力的な男性がジェイドに近づいてきた。ギリシア系アメリカ人、ルーカス・デマキス。造船王国の主だ。「きみに会うために来た」初対面だというのに、彼はジェイドを誘惑する。男性に不慣れなジェイドは、戸惑いつつも彼に魅せられた。もちろん、ルーカスの言葉の真意に気づくはずなどなかった。 -
遠い夢の秘宝
ニューヨークの新聞記者ミーガンは、偽りの履歴書を手にイギリスへ渡り、ある公爵家の使用人の面接に臨んだ。目的はただひとつ――10年前に愛する兄を殺した次期公爵のテオ・モアランドに近づき、証拠を握って罪を償わせること。薔薇の咲き乱れる庭でミーガンが公爵夫人の質問に答えていると、不意にひとりの男性が現れた。豊かな黒髪、日に焼けた肌、官能的な曲線を描く唇。明るいブルーの瞳にとらえられ、ミーガンの心に不可思議な感覚が湧き起こった。だが公爵夫人が発した言葉に、彼女は衝撃を受けた。「これが長男のテオよ」 -
砕かれた永遠
空港のロビーで悲しみに震えながら、グレースは手紙を握りしめた。五年前に最愛の家族を不慮の事故で失って以来、彼女はまるで抜けがらのように生きてきた。ところが先日送られてきた差出人不明のこの手紙には、あれは事故ではなく他殺だったと綴られていたのだ。絶対に犯人に罪の報いを受けさせてみせる。復讐に燃えるグレースは腕利きのエージェントを頼んだ。ところが現れたジェド・タイリーに、彼女は驚いた。無骨な人物と思いきや、あらゆる女性を虜にする笑顔の持ち主だ。けれど誘うような笑みの奥に残酷きわまりない秘密が隠されていることを、グレースは知るよしもなかった。★マスコミ各紙から賞賛される実力派ビバリー・バートン。大人気シリーズ最新作を充実の増ページにてお届けします。★ -
秘密のウエディング
長い確執の歴史を持つ二つの家の跡取り同士でありながら、フルールとマットは深く愛し合うようになり、密かに結婚式を挙げた。それが憎み合ってきた両家を結ぶ、第一歩となるはずだった。ところがその夜フルールの母とマットの父が乗る車が事故を起こした。彼らの駆け落ちが発覚し、フルールの父は虚脱状態に陥ってしまう。ともにこの地を出ようと言うマットに、フルールは家族のために残ると告げるほかなかった。六年後、音信不通だった彼から一通の手紙が届いた。フルールは不安に震えながら、思い出の納屋でマットと再会するが彼の真の目的は、誓いを破ったフルールに対する復讐だった。★リズ・フィールディングの新作は、ロミオとジュリエットが現代に現れたかのような悲恋から幕を開けます。フルールは、孤独な年月に壊されかけた愛情を取り戻せるのでしょうか。懸命に小さな希望をつなごうとする姿が、静かな感動を呼び起こします。★ -
ローマの披露宴
弁護士のミニーは四年前、最愛の男性を亡くした。以来、半ば心を閉ざすようにして生きている。同じアパートメントで暮らす住人たちとの交流が唯一の安らぎだ。その建物は危険なくらい老朽化が進んでいて、ミニーは住人を代表し、家主に修繕を要求し続けていた。新しく家主となったルークは思ったほど悪人ではなさそうで、住人たちの話を聞こうと穏やかに接してくる。ミニーは逆に反感を覚え、闘争心を燃やした。きっと裏があるのよ。簡単にまるめこまれるものですか。あの悲劇以来、彼女は初めて熱く駆りたてられるものを感じた。★RITA賞に2度も輝いた実力派ルーシー・ゴードンのミニシリーズ〈リヌッチ家より愛をこめて〉は、イタリアの名家の6人兄弟の恋愛模様を描きます。傷心の三男ルークが出会った、心から大切に思える人。しかし彼女の過去は深い悲しみに縁取られていて……。★ -
胸騒ぎの舞踏会
自堕落で酒癖の悪い夫が逝って一年。アナベラは義母から執拗ないじめを受けていた。そんな折、喪が明けて社交界に復帰した舞踏会で、魅力的な紳士サー・ウィリアムから声をかけられる。「以前からお近づきになりたいと思っていました」夏の海のような青い瞳に見つめられて、アナベラの心はかき乱され、胸はときめいた。でも、この紳士に惹かれるのは危険だわ。どういう人なのか何も知らないし……。それにしても、どうしてわたしに関心を持ったのかしら?★今や英国摂政期(リージエンシー)の大御所作家の感があるニコラ・コーニック。この作品の主人公アナベラは、『いたずらな運命』(HS~257)でヒロインをつとめたアリシアの妹にあたります。★ -
夜に隠れて
1793年、マルセイユにほど近い港ではフランス在住の外国人が難民と化し、われ先に脱出せんと埠頭に押しかけ、ごったがえしていた。沖合にはイギリスの軍艦が待機し、英国人のリントン一家も接岸する救助艇を待って乗り込もうとした。が、そのとき、船にどっと人々が殺到して娘のエマ・リントンだけが取り残された。「お父さま!」エマは必死で叫んだが、船は無情にも遠ざかっていく。呆然とする彼女の肩を、背後からがっしりとした手がつかんだ。「行きましょう。ここにいては危ない」英国人の紳士に言われ、エマは振り返った。この人は誰?私をどこへ連れていこうというの? -
春はめぐり来る
マギーは心痛と冷気に耐えながら、寂寥とした一帯を歩き続けた。人里離れた牧場へ面接に来たものの、冷たく追い返されたのだ。前科者を雇うほど愚かではない、と経営者のイーサンは言った。誰も信じてくれなくても、神に誓ってわたしは無実――傲慢な男性に蔑まれたくらいで、誇りを失うわけにはいかないわ。一方のイーサンは、暗い空模様を見上げて思い悩んでいた。雪が降り出す前に、あの女性が町までたどり着けるとは思えない。堂々としていながら、どこかはかなげな、青い瞳のマギー。これから吹雪になる……矢も楯もたまらず、彼は車に飛び乗った。 -
愛は時空を越えて
6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで彼女は不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。何かに導かれるようにして指にはめると、突然世界が回りだし、意識が急速に遠のいていった……。気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない――夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。 -
身代わりデート
ジョジーは汗ばむ手でミニスカートの裾を引っ張り、店に入った。過保護な姉が薦めてくるブラインドデートの相手が従順な妻を探す退屈な男性ばかりなことにうんざりした彼女は、今夜、デート相手を怖じ気づかせて早々に追い返すつもりだった。セクシーな衣装を身にまとい、奔放な女のふりをして。だが、待ち合わせた男と目が合った瞬間、彼女の思考は停止した。彼はまさに好みの、目がくらむほどゴージャスな男性だったのだ。一方、友人の代わりにデートを断りに来たニックは、ひと目でジョジーに心を奪われてしまい、事情を言いそびれ……。 -
悲しみを知ったベネチア
上司がベネチアの国際的大企業にヘッドハントされ、能力を買われた秘書のベスも上司に同行することになった。だが出社して社長室に向かい、そこにいる男性を見て呆然とした。優雅なオフィスでほほ笑むのは間違いなくルカ!五年前、軍人だったルカに夢中になったものの、上流社会で育った私は身分の差を超えられなかった。彼を振り払うようにして別離を選んだが、その後父が亡くなり、今や私は日々の生活にも窮しているのだ。言葉を失うベスに、ルカは皮肉な笑みをたたえて言い放った。「金のために捨てた男に再会した気分はどうかな?」 -
麗しのハウスキーパー
予定より早く出張を終えたトリスタン・バークリーは、豪華な屋敷に戻るなり、まずエラがいないことに気づいた。エラはこの屋敷で働く、地味ながら非常に有能なハウスキーパーだ。彼女の車のキーはあるのに姿はどこにも見当たらず、ハンドバッグの中身はキッチンの調理台の上に散乱し、床にはくしゃくしゃの制服と靴が脱ぎ捨てられている。いったい何があったんだ? まさか、強盗でも押し入ってきたのか?慌ててエラを捜すうち、トリスタンはプールで泳ぐ人影に目を留めた。警戒しながら近づくと、その人物はあまりにセクシーな女性で――トリスタンははっとして問いかけた。「エラ……きみなのか?」■注目作家がお届けするのは、冴えないハウスキーパーと富豪のボスとのシンデレラストーリーです。いつもそばにいた使用人が、実は理想の女性だと気づいた彼は……?ドラマティックな物語をどうぞお楽しみください! -
プレイボーイの復讐
カリーは十代で両親を亡くし、ギリシアにいるおじに引き取られた。だが、おじの会社を救うため十九歳で初老の男性と政略結婚させられ、夫婦生活もない数年を耐えたあと、夫の死により自由の身になった。ギリシアに戻り、自立の道を探っていたある日、ダモンと名乗る男性と知り合い、愛される喜びを初めて知る。セクシーな肉体だけが取り柄の彼と、将来をともにするつもりはない。でも、信じられる人を見つけた今、もう少しだけ彼と一緒にいたい。そんな折、おじが新たに娘を政略結婚させようとしていることを知り、紹介された相手の男性を見てカリーは言葉を失った。傲慢そうな笑みを浮かべたダモンがそこに立っていたのだ。■情熱的な作風が評判のアニー・ウエストがギリシアを舞台に描く、愛と憎しみの交錯するストーリーです。不運な人生を送ってきたカリーの初めての恋のゆくえははたして? -
思い出のなかの結婚
メイブはローマ郊外の病院で目を覚ました――事故で怪我を負い、一カ月も昏睡状態が続いたあとに。意識は戻ったものの、彼女は記憶喪失に陥っていた。退院するメイブを出迎えたのは、夫だというダリオ・コスタンツォ。世界的な大企業の副社長で、とびきりハンサムなイタリア人男性だというのに、彼と結婚していたことをまったく思い出すことができない。病みあがりのメイブはダリオに連れられ、プライベートジェット機で静養先の小さな島に飛んだ。何もかもが謎だらけの暮らしが始まるとも知らずに。 -
淑女は踊る
社交界にもデビューせずに館を切り盛りしてきたグエンだが、愛する父が亡くなると、男爵位を継いだ高慢ないとこから、借金のかたに知人と結婚しろ、さもなくば幽閉すると脅される。あまりの仕打ちに、彼女は親戚の住む町を目指して逃げ出した。いとこの追っ手に見つからないようジプシーの一団に加わり、踊り子に扮して旅するある日、紳士たちが野営地にやってきた。一人の男に視線を注がれ、グエンは警戒しつつときめきを覚える。日が暮れ、かがり火の周囲でダンスが始まると、彼は囁いた。「踊ってくれ……私だけのために」そしてグエンの唇を奪った。 -
恋愛はラテン式に
留学先からギリシャに帰国したフェーベは、ペトロニデス家の長男との婚約を解消しようと決心していた。本当は次男スピロスのほうを愛していたから。だが、親族が決めた婚約の破棄は許されない状況に陥る。婚約者の援助がなければ父の会社は倒産してしまう……。◆アリーは双子の妹を訪ねてローマに来たところ、緊急事態に直面した。妹は失恋が原因で自殺未遂を起こしていたのだ。失恋相手の親族ヴィットーリオは大富豪で、一族の平穏を守るためアリーに自分の恋人のふりをするよう命じる。彼女が双子の姉であるとも知らず。◆シドニーに住むリアは弟が作った借金の返済に頭を抱えていた。ある日、彼女の前に一人の男が現れる。スペインで半年間だけ熱い愛を交わしたアレハンドロだ。実業界の大物の彼は、リアの弟の借金を肩代わりする見返りに、またベッドをともにするよう要求した。 -
天使を抱いた夜
タムシンは純白の花嫁衣装に身を包み、リムジンに乗っていた。倒産しかけた一族企業を救い、幼い妹を守るため、巨万の富と引き替えに、シークの甥に嫁ぐ覚悟を決めたのだ。恋に落ち、愛する人と結ばれる夢はついえた。これから悪評高き花婿と地獄のような日々を送るのだ。絶望に浸っていたタムシンは、突然リムジンが止まり、ドアが開いたのを見て悲鳴をあげた。冷酷な美しさを漂わせた男が、じっと彼女を見つめている。「タムシン・ウィンター、ついに君を手に入れた」次の瞬間、布で口をふさがれ、タムシンは気を失った。◆先月日本デビューしたジェニー・ルーカス。本作も期待を裏切らない華やかなジェットコースター・ロマンスです。来月5日にも彼女の作品を刊行予定。お見逃しなく! -
誘惑のらせん階段
自ら営む花屋のオフィスにいたクリスティーナは、不意に聞こえてきた話し声にどきっとした。昨日、ちょっとした窮地を救ってくれた男性に違いない。途方もなくセクシーな彼にクリスティーナは心を奪われた。彼はラファエルと名乗り、大企業の経営者だとわかったが、再会を約す言葉もなく、行ってしまったのだった。「僕がいないほうが君は幸せだろう……」どうやら花束に添えるカードを店員に書かせているらしい。花を贈って一方的に恋人との関係を絶つ魂胆ね。非情な男!クリスティーナは怒りに駆られ、彼の前に進み出た。 -
あの頃、憧れは遠くに
ベーカリーを経営するジェニーは祖父母が遺した家に独りで暮らしていた。ある日、不運にもその家が火事で焼け落ちた。すべてを失い途方に暮れる彼女を見かね、警察署長のロークが、しばらく彼の家に住んでもいいと申し出た。ジェニーは昔、ロークに憧れていたが、彼はいつもそっけない態度をとり続けた――親友の訃報の悲しみに耐えられず、一線を越えてしまったあの夜を除いては。以来9年ものあいだ、ずっと互いを避けてきたというのに……。心にわだかまりを抱えながらも、気づけばジェニーは彼の申し出にうなずいていた。 -
愛を請う予感
インテリアデザイナーのキーラはインドを訪れ、友人の結婚式に列席した。式が滞りなく終わり、中庭で催される披露宴が始まる前のことだった。「失礼」と声をかけられ、庭に出る道をふさいでいたのに気がついた。建物と庭園の織りなす神秘的な光景に、呆然と立ち尽くしていたせいだ。振り向くと、長身の男性が立っていた。これほどセクシーで、しかも危険な雰囲気を持つ男性は初めてだった。言葉を交わすうち、抗いがたい力で彼に引きつけられていくのを感じ、気がつくと彼の腕のなかにいて、キスを交わしていた。なんということをしてしまったの。彼と二度と会わずにすみますように。しかしキーラの願いは叶わず……。◆30周年の記念の年、おかげさまでハーレクイン・ロマンスは2400号を迎えることができました。これまでのご愛読に感謝を込めて、ペニー・ジョーダンの意欲作をお届けいたします。◆ -
魔性の恋人
イギリス政府の秘密諜報員として働くリチャードは場末の貧民窟で重大情報を手に入れた夜、腹を空かせた浮浪児にそれをかっぱらわれる。すぐに取り戻して事なきを得たが、浮浪児は少年に変装した美少女だった。それもかなり高貴な生まれの。ジョージーと名乗った彼女は語り出す――両親の死後、薄気味悪い男との結婚を無理強いされ逃げ出した。有り金をすられ、浮浪児となって生き延びるほかなかった、と。強烈にジョージーに惹きつけられ、リチャードは彼女を屋敷に連れ帰る。だが暗い秘密を抱えた彼が、ジョージーを妻にすることは不可能だった。 -
貞淑な唇
★生まれる時代を間違えた戦士――彼こそわたしがすべてを捧げるヒーロー。★誰かがわたしを狙っている。身に覚えはないけれど、確かに危険が迫っている。つぎつぎにふりかかる災難は、いったい誰のしわざなのだろう?職場を変え、住む町を変えても、不安は消えない。華奢な体で必死に護身術のレッスンを受けながらも、レジーナはひどくおびえていた。頼れるのはただひとり、レッスンの指導者ライリーだけだ。危険なほど強く、罪深いほどセクシーな男性。出会ってすぐに、レジーナにははっきりとわかった。彼ならわたしを守ってくれる。必ず。 -
偽りの抱擁
「ラファエロ・ヴィラーニを誘惑してちょうだい」彼との浮気が夫にばれそうになった姉に偽装工作を頼まれ、レイチェルは場違いな豪華パーティに出席した。おずおずと声をかけてみても、相手が応えてくれるはずもなく、焦ったレイチェルは無理やり彼に抱きついてキスしてしまう。その不意討ちに、ラファエロはひどく腹を立て、半ば拉致するようにレイチェルを自宅へと連れ帰った。彼女から事情を聞き出して、いきさつを知ると、ラファエロは追ってきた報道陣の前に出て、突然、宣言した。「僕たちは婚約しました。どうか祝福してほしい」★イタリア人富豪ラファエロと心ならずもかかわることになったレイチェルは、予想のつかない彼の言動に翻弄されるばかり。情熱のストーリーで魅了するミシェル・リードの新作です!★ -
見せかけの恋人
ヘザーは、昼は補助教員、夜は海運会社で派遣社員として働いていた。ある晩、仕事先で空腹のあまり倒れてしまったところを、ずっと憧れていた社長のテオ・ミケルに助けおこされる。思わぬ幸運を噛みしめていたのもつかの間、彼のお節介のせいで派遣の仕事を首になってしまう。数週間後、責任を感じていたテオが、住みこみで家政婦の仕事をしないかと持ちかけてきた。ヘザーは大喜びで引き受けたが、息子の結婚を望むテオの母に恋人だと勘違いされたことから、彼と同じ寝室を使うはめに……。 -
プリンスの甘い罠
マギーは住み込みの家政婦をしながら大学生活を送った。雇主はトム・プリンスという魅力的な大学院生で、マギーは抗いようもなく彼に恋してしまう。しかしトムは別の女性と結婚し、マギーは傷心のうちに彼の家を出た。六年の月日がたち、妻に先立たれたある王国のプリンスの依頼により、彼女は幼い男の子と女の子の子守りとして働くことになった。ある夜、子供たちにベッドを占領されたマギーは、留守中のプリンスのベッドで寝ていた。すると深夜、ベッドに男性が入ってきた。夢にまで見たトムが……。★架空の国のプリンスをヒーローに繰り広げられるロマンチックなミニシリーズ〈三つのティアラ〉がスタートいたします。第一話では周到な計画のもとにヒロインが王国に呼び寄せられ……。★ -
誤解が招いた愛
アリーの夫は四カ月前に車の事故で亡くなった。突然のことに、いまだ心の整理がつかない状態だ。そしてこのほど、同乗していた女性の身元が判明した。ローマにほど近い町に住む、著名な公爵の夫人だという。遺された彼女の夫に会い、悲しみを分かち合えたら――。そんな思いがふくらんで、アリーはローマに飛んだ。ところが、公爵の屋敷では門前払いされてしまう。なんとしても公爵に会いたいアリーは、公爵の関係者らしいジーノという男に導かれるまま、車に乗りこむ。自分の運命が大きく変わるとも知らずに。 -
甘い手ほどき
ハンナが研修先に選んだのはロンドンの一流病院だった。驚いたことに、彼女の指導を受け持つという医師は、かつて憧れを抱いていた幼なじみのアダムだった。久しぶりに再会したアダムは、自信にあふれ、有能そのものだ。都会になじめず、不安でいっぱいのハンナとは正反対。裕福な家庭に生まれた彼は、貧しい里親に育てられた私とは違う。みじめさに打ちのめされる彼女に、アダムが追い討ちをかけた。「ロンドンに出てきたとは驚きだ。君には田舎がお似合いだよ」そのさげすむような口調に、幼い恋心を打ち砕いた彼の冷酷な仕打ちがよみがえった。 -
花婿の約束
幼なじみで、ずっと憧れていたリチャードとの結婚――レクシーは幸せの絶頂にいるはずだった。だが結婚式のあと、レクシーはみなの前でいきなり花婿に銃を向けた。式の直前に、あいついで亡くなった父と兄を死に追いやったのは、実はリチャードだったと知ったのだ。妻としての財産も手に入れた今、私がこの手で彼をあやめてみせる。しかしリチャードは、落ち着いた様子で彼女に取り引きを申し出た。半年の間に無実を証明できなければ、君のいいなりになろう、と。それまでは普通の夫婦を演じてほしいという彼の提案で、憎き男性との奇妙な結婚生活が始まった。 -
王の愛人
国王ヘンリー二世からの予期せぬ手紙に、オリックは戸惑いを隠せなかった。忠臣の働きに報いるため、褒美を授けるという。その褒美とは、新たな称号と金、そして妻だった。王がオリックの妻にと選んだ女性の名はマルガリート。しかし、華やかな宮廷から厳しい北の地に喜んで嫁ぐ女性がそうそういるとも思えない。この話には何か裏がありそうだとオリックは感じた。そこへ、信じられない知らせがもたらされる。マルガリートは王の愛人だったというのだ。 -
愛を禁じた理由
社交に明け暮れる奔放な生活を送っていた十代の頃、エイミは思慮のなさから取り返しのつかない事故を起こした。罪悪感にさいなまれ、現実の厳しさに目覚めた彼女は、それ以来別人のように生活態度を改め、今は外科医ニックの有能な秘書として働いている。ある日、ニックの両親の屋敷に招かれたエイミは、彼の兄で著名な実業家ジョナスと出会う。プレイボーイと噂され、圧倒的な魅力を放つ彼をひと目見て、エイミは激しく惹かれた。いったいどうしたというの?この九年、幸せにつながるものすべてを自らに禁じてきたのに。 -
見えざる檻
FBIに1通の犯行声明文が届いた。手紙は大胆にも差し入れのドーナツの箱に忍ばされ、今日午前10時に大惨事が起きると予告している。捜査官マギーは爆発物処理班を率いて記された住所へ向かった。だがありふれた郊外の住宅には幼い少女がいるだけで、不審物は見当たらない。予告時間が迫るなか、少女の母親が病床に伏していると聞き、容態をみるために奥の寝室の扉を開けると、そこには信じられない惨状が広がっていた。そのときマギーは気づいた。犯人の巧妙な罠に。そして今、この場にいる全員の命が脅かされていることに。
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