あらすじ
“三つの柱”で挑む! 紀元前231年 韓攻略戦 「番吾の戦い」で趙軍に惨敗を喫した秦。失意に沈む咸陽だったが、軍総司令・昌平君が起死回生の“三つの柱”を進言。もう一度、中華統一の道へ回帰するべく、秦国は総動員体制で立て直しを図る。その第一歩として、全国民の“戸籍作り”に奔走する文官たちだが…!?
...続きを読む
舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ようやく端緒についた
初めて…中華統一後の理想的な姿作りへの取り組みが始まった。
カンキ将軍が亡くなってて良かったと思った。
騰将軍の下でなら、無闇に侵略地として暴虐の限りを尽くすのではなく、善政が期待できそう。信の隊もずっとそうだから、いよいよ戦う以外のところで出番かな?
法治の実戦もここから。
あと、李牧とカイネがまだ結婚してなさそうな…
プロポーズのシーンがあるのかと楽しみにしてたのだけど。
現代のことに不意に思い至る。
もはや侵略される側の日本。
移民という名の彼らを受け入れる前に彼らに法の教育を…。
中国人は宿泊先のホテルを住所にしてたった10問のテストで自動車免許が取れるの、なぜ?
日本で起業するといえば1500万円貰えて、国に帰ってまた来たらまた1500万円貰えるのはなぜ?
タワマンに住むのはだから中国人ばかりだよ。
ベトナムにいるベトナム人の医療保険を静岡県の県税で払うのはなぜ?
埼玉のクルド人が何度性犯罪を犯してもすぐに釈放されるのはなぜ?
日本人の生活保護費は12万円、外国人には40万円なのはなぜ?
国の文化活動を廃止して動物のいる公園で隣国の騒音だらけの9000人しか来場者が見込めないイベントするのはなぜ?
侵略される側であれど、民主主義。
お金さえあればここを出られる。
もう日本の治安はもとの状態にはならない、よね。
日本人だって100年前は刀を下げた一部の男たちが威張ってた。
永久に安全な国家などないのだろう。
匿名
南陽を無血開城させ、新たな統治の形をおぼろげながらに開始させた。悲しみや恨み辛みが無い世界を作っていきたいとする、秦王と信の理想が垣間見えた。
昌平君がかっこいい
敗北続きの秦ですが、再起をかけて武官と文官それぞれが役割を果たそうとする展開に引き込まれます。中でも昌平君の能力がいかんなく発揮され、秦が再び盛り返すのでは?と思わされます。
いよいよ始まった!!
趙軍の李牧に大敗(しかも連敗)から、どう立ち直るのかが判明し、
さらに各国への防衛と進軍開始!!遂に、韓をロックオン。
韓と言えば、大国に囲まれながら、どこか怪しげな国として今まで
生き残って来た。それに立ち向かう六大将軍の騰と飛信隊の李信。
総司令もいいところ見てるんだなぁ〜と。
うちの会社の上とはえらい違いなんだが。次巻も待ち切れない!!
原先生、倒れないで〜最後まで頼むよ〜。
匿名
判断良し
剛京長官の判断は素晴らしかった。
実際のところ儒者の理論は必要だとは思うけれど、法という共通の概念があってこそだとも思う。
世の中性悪・性善の二つではっきりと語れるわけではないのだから。
Posted by ブクログ
安定の面白さ
韓攻略に向けた準備が着々と進み、次巻からいよいよ大決戦
騰の南陽に対するアプローチが素晴らしい
固定概念や既存の概念にとらわれない、先を見たものの考え方をしていて、騰ほんとすごい
憎しみの連鎖をたち、違う民族や国も垣根なくお互いを尊重しともに生きていく、現代に置いても永遠の課題となっている事象にアプローチしており、すごく面白い
一気に読みました
いつもながら、迫力満点の画面で一気に読み終えました。南陽の剛京長官が、犯罪をおかした軍人を斬首刑に処したのは真にあっぱれでした。
Posted by ブクログ
敬いながらもただイエスマンでいるのではなく、しっかり苦言を呈することもできる倉央とそれを受け止める王翦の潔さや懐の深さが感慨深いです。
また、『城から出ていく力はない』とし、共に南陽へ残るお年寄り方にも『かたじけない』と頭を下げられる城主龍安の名君っぷりが読んでて気持ちよかったです。
御意と告げる昌平君の眼差しに何かを感じたような描写が不穏w
Posted by ブクログ
渕さんが自分は五千人将にはなれない
というのも、
渕さんが支えてくれるから飛信隊は成り立っている
と信が言ってくれるのも泣けた。
法治国家に住む現代からは考えられないことだが
戸籍がなく、政府が民を把握していないというのは
途方もないことだ。
ただ日々暮らしていたら知らぬ人間がやってきて
おまえたちはうちの国民だと言い出しても
それは摩擦が起きても当然である。
自分に知識がないので、長官と将軍なら
六将の方が上かと思っていた。
騰将軍がこういう視点を持っているとわかっていたなら
派遣する長官もまともな人間を出してやればいいのに。
危うく身内で切合いになるところでは。
そもそも信は略奪などもさせないし、仁義に動く人間だ。
確かに甘いし、それで殺されていたら意味はないのだが
おじいさんを罰さず若者の行動には気づかなかったふりをする
飛信隊の面々は恰好良いと思う。
敵国の民にしろ新兵にしろ、対応する現場は本当に大変だ。
Posted by ブクログ
羌瘣の将軍になったときの顔の雑みが(笑)
戸籍を作り終えたときの李斯と昌文君の団結力よ(笑)
そしてだんだんネタキャラになる隆国(笑)
ただ中身としては韓が滅亡する1歩前の話で、中華全土を攻略するうえで大切なことが描かれてる。
信が爺さんに刺されそうになったのは、ある意味甘すぎたし準備不足だと思う。結果的にその事件から街の住人とわだかまりがなくなってきたけど。尾平だったらやられてたとか何度も言われて尾平かわいそうじゃないか(笑)。
もし自分が韓人だったら、信がいくら歩み寄ろうとも絶対に信用しない。優しくするのは裏があるからあとで裏切るからとか考える。そして爺さんみたいに何年経っても恨みを忘れないかもしれない。
だから剛京みたいなキャラが出てきたのかと。騰がああいうキャラだと見込んで韓攻略をまかせたのなら、長官もそういったキャラ連れてこいよ!と憤慨したもんだけど(笑)、最後の方で、法律の下では誰も平等、という法家思想の美点を見せつけてくれた。これがなかったらやってられなかった。
最後に。昂が百将になるぐらい強くなってたのはいいとして、ほぼ初期メンバーの中鉄がまだ三百将だったのに驚いた。富村の殺し屋との異名をとる彼が、大して強くない(コラ)尾平と同じかよ!ほかの田有とか千人将以上だぞ!と……。
Posted by ブクログ
ついに韓を滅ぼしにいく!
秦六代将軍 騰が人々の心を変えていく
法の下に 韓人か秦人 一般人か武人かなど一切関係ない 等しく平等なのだ