すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレまず、ありきたりな感想かもしれないが、生と死について非常に考えさせられる作品だった。
死後の世界は誰にも分からない(作中では死者当人も死んだことに気付いていない描写もあった)が、生者の時間は1分1秒変わらぬペースで進み続けるのが自然の理だ。
そんな生者にとって、「死者をどのように扱うか?」というのが本作の大枠のテーマだったように思う。
・自分とは遠い存在の有名人に会いたいと願った女性→故人の言葉により生きる意味を見つけられた(かもしれない)。
・母に会いたいと願った田舎の本家の50代長男
→母の真意を知り本家の長男としても人間としても多少丸くなった(かもしれない)。
・親友に会いたいと -
Posted by ブクログ
ネタバレ【ずっと一緒にいて、オレのこと好きでいて(来栖)】
“Remain by my side for all eternity… and never, ever leave me.”
エロス度★★★★★★
おやおや。推しのVtuberの魂の抱き枕になってしまうとはかわいいですね。
「推しと現実で繋がる」という夢を甘く濃厚に体現した至高の溺愛ラブコメディです。
攻めの来栖視点と受けの紫郎視点の両視点があるのもよきよきです。
地方公務員・紫郎は、認知されないように遠くから静かに応援していたVTuber・宵淵ルキ(来栖瑠希)とまさかの現実接触。
帰宅途中に袋が破れたイケメンを助けたら彼の家に招 -
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駒子(こまこ)は肉体・現実・生命。駒子は嫉妬し、泣き、怒る。感情が濃い。身体感覚が強い。肌・酒・汗。具体的な温度。一方、葉子(ようこ)は精神・幻影・死。現実感が薄い。顔より先に声(悲しいほど美しい声)。しばしば遠くから見られ、光や反射の中にいる(鏡のような窓に映る娘の顔)。雪国の風景から生まれた幻のような存在。そんな葉子が火事の中、突然「重力」を持って落ちる。窓の反射や遠い声として存在していたものが肉体として落下する。幻が肉体に、観念が現実に、美が死によって物質化。島村の「美しい雪国」は揺らぐ。火事、悲鳴、墜落、死体。生々しい現実が侵入してくる。島村は夜空に浮かぶ天の河を見上げ、巨大な宇宙の感
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こういう視点で大東亜戦争を見るとは、斬新!
銀行、、とあるが、話の中心は「現金」「紙幣」だと勝手に感じた。
戦争によって軍事費が膨大になり、
その捻出のためにあれやこれやと手を尽くす政府。
まずは大量に紙幣を刷るため、初めて民間企業に紙幣の印刷を託す。
その会社が、私がかつて在籍した「凸版印刷」。
自社で紙幣を刷ったことがある、というのは年史に載っているくらい、
ある意味誇らしいことではあったが、
実はそういう国の窮状が背景にあったということを初めて知った。
ABCDE包囲網で原材料が海外から手に入らなくなり、
紙もインクも金属も不足する。
さらには広島長崎への原爆で、いよいよ敗戦濃厚と -
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ネタバレ粘菌生活のススメ
: 奇妙で美しい謎の生きものを求めて
かの南方熊楠が宇宙の理を調べるために研究していたと言われる粘菌。
いやー、今まで全く知りませんでした。
アメーバ―のように動き、キノコのように胞子をつくる。
色も、白、赤、緑、黄、紫、茶・・・・ものによっては金属光沢のものもいるという驚き。
それが、都会の中の公園などでも見られるとのこと。
さすがきのこ写真家である著者らしく、フルカラーのきれい(気持ち悪い)写真満載です。
また、写真家らしく、自分は素人という姿勢での粘菌研究者へのインタビューも面白いです。
イグノーベル賞を受賞した粘菌は迷路を最短で通り抜けられるという研究も、そんなの -
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Posted by ブクログ
「表現したい欲」と「社会のルール」みたいな、相反するものをぶつけるのが本当にうまいなと思った。
特に朝井リョウって、どちらかを完全な悪や正義にしないから、自分の中にも両方ある感情として刺さってくる。
自分はどちらかというと、精度を高めるよりも、とにかくまず出してみるタイプだと思う。勢いで動ける反面、社会人としては「ちゃんと詰める」「丁寧に積み上げる」みたいな部分が足りないと感じることもある。
だからこそ、この作品を読んで、仕事に対してもっと熱量を持って向き合わないといけないなと思った。
今は育休中で、仕事から少し距離がある時期だからこそ、「自分はこれからどう働きたいのか」を逆に冷静に -
Posted by ブクログ
管理職、仕事、子どものこと、あらゆることで支配されている毎日で、どうしても期待値やら理想を追いかけてしまいがちな毎日に心身削られる日々。割り切ってはいるものの、なかなか休まらない日々…
そんな時に手に取りました。
最初は自分が大切にしている価値観とも似ていて流し読みしながらライトな内容だな思いましたが、実験的な内容のパートにいくとシンプルだからこそ、大切なこと、そして自分が分かっていてもできていないことだらけでした。
私は正当法で突き進んでばかりで、仕事とプライベートの境界線もちゃんと引けていると思っていましたが、まだまだ自分を大切に扱えていないこと、そして守り方、回復の仕方も下手だったんだな