すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
よかった。でも、悲しかった。深みのあるドラマでした。「犯罪者」に続いて読みました。太田愛さんの大ファンになりました。脚本家でもあり、さすが、映像が浮かぶような素晴らしい文章。
子供の時の思い出。友情。子供の考える世界。子供なりに、自分の家族を守ろうとしたことが、悪い方向へ。おとうさんは人殺し、それを背負う家族たち。火のないところに煙は立たないと、やはり思ってしまう、私たち日本人。大人の階級の強い世界。冤罪と、その周囲の人達。考えさせられることが多かった。ハラハラドキドキ、なぜ、なぜと、読書は楽しめた。読後は、ぼーーー。
3部作と言われているので、もう一つ読みたい。 -
Posted by ブクログ
アイルランドの移動生活者(パヴィー)の青年ジムは、新しい学校に通うことになった。別に行きたくて行くわけじゃない。役人が行けと言うから行くだけだ。でも、母さんはジムに、文字の読み方を覚えてほしいと期待している。ジムの家族はみんな文字が読めないのだ。登校すると早速生徒たちからお馴染みの差別的な反応が返ってきた。ただ一人、キットという子だけは違った。
移動生活をしている人たちがアイルランドに今もいることを初めて知りました。家族全員文字が読めないということから、移動生活をしている人々が抱える困難が垣間見えるように思いました。この本は、差別などの問題について書かれた本であると同時に、美しい恋愛小説でも -
Posted by ブクログ
ついに小市民シリーズ最終章。
冒頭でいきなり小鳩くんが轢き逃げに…大学受験もふいになり、文字通り動けない入院生活を強いられることに。
もて余す時間を埋めるかのように、小鳩くんの意識は3年前へと向かう。
小山内さんとの“馴れ初め”であり、また自身の封印したい過去でもある事件と向き合う。
過去の追想と現在を行き来する形で、物理的には動けない小鳩くんが躍動する。
全4作のうち、一番本格的なミステリーの印象。
過去のトラウマと向き合ったことで、小鳩くんの内面的な成長が感じられるラストも感慨深い。
過去の出来事が語られたことで、ここから1作目の「春期限定〜」を再読するのもまた味わい深そう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ青山美智子さんの本は、読むたびに
『今までで一番好き』
って思わせてくれます。
今回のは、いろんな世代の人達の
苦しかったり切なかったり…
その時々の気持ちを『物語』というよりは
『詩』のような軽い感じで読み進めることができました。
いろんな世代の人達の話し…
だと思っていたのに実は一人の女性のお話し。
これには、びっくり!笑
そして、後の章(BOX2)では、アナザーストーリーが
控えていました。
この構成は私の大好物!
途中に入る写真も抒情的でとても素敵。
また大事にしたい本に出会えました。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
『転ばない人なんていない。そんな人生なんてな
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