【感想・ネタバレ】傷つきやすいものたちのレビュー

あらすじ

ストレーガ賞W受賞の傑作ヒューマンドラマ。

遠くへ去った親友。傷を抱えた娘。あのときなぜ私は…。
語り手の後悔とレジリエンスの物語に心揺さぶられた。
――中島京子さん(作家)

奪われた尊厳を、私たちの手に取り戻す。
襲いかかる不条理に対し、女性たちが自分らしく息ができる場所を探していく、静かで峻烈な抵抗の物語。
――辻愛沙子さん(株式会社arca CEO | Creative Director)

こんな物語に出くわすから読書はやめられないのだ。
この一作から世界文学の広さと大きさを思い知り、胸が震えた。
――間室道子さん(書評家、代官山 蔦屋書店 文学コンシェルジュ)

イタリア文学賞の最高峰ストレーガ賞+同賞ヤング部門賞W受賞!

ルチアは故郷の山間の町に暮らしている。夫は単身赴任で家を出たままで、老父が暮らす近所の実家を時々訪れる日々。都市封鎖でミラノの大学から戻ってきた娘は部屋に引き籠もったままだ。ある日、ルチアは父親から土地を継げと持ちかけられる。その土地はかつて、今も町に影を落とす忌まわしい事件が起きた場所だった。ルチアは封印していた記憶と向き合うことに――。
すべての人間の弱さを力強く描いた、感動の人生賛歌。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

『戻ってきた娘』もよかったが、これもよかった。愛憎こもごもが入り混じった母と娘(或いは父と娘)の複雑な感情のひだを、それはもう丁寧に掬い上げる。

0
2026年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公・ルチアは老いた父と大学生の娘を持つ中年女性。夫とは別居中。家族の中での自分の役割や居場所に感じる息苦しさがリアルで、読んでいてこちらまで少し苦しくなるほど。イタリアで実際に起こった事件に着想を得ているだけあってミステリー要素もあり、最後まで引き込まれた。「新しい日常においては、暗譜している曲もこれまでとは異なって響く。」という一文が印象的。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

イタリアのヒューマンドラマ。
あとがきにあったのだけど、作中の事件は実際に起きた「モッローネ殺人事件」をベースにしたそう。
自分は事件そのものを知らなかった。
母親、親友、娘、被害者、犯人までも。出てくる人たちが傷ついてる。

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2026年04月05日

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