あらすじ
「具体と抽象(の往復)」。その思考回路を持つと、あなたの知的能力は劇的に進化する! 「具体⇔抽象」とは、抽象化と具体化という形で具体と抽象を行き来する思考法のこと。斬新な発想をできるようになるだけでなく、無用な軋轢やコミュニケーションギャップの解消にも役立ちます。そこで本書では、「抽象化と具体化の基本動作」から「仕事・日常生活における実践・応用の仕方」まで解説するとともに、トレーニング問題も多数用意しました。 ●問題:「目覚まし時計」「懐中電灯」「旅行代理店」「カメラ」「お金」の共通点は? ●問題:「自動車の座席」と「年末に配られるカレンダー」の共通点は? ●問題:「理系」と「文系」の違いは何でしょうか? ●問題:「成功」の反意語は何でしょうか? ●問題:「現象と理論」「一般論と例外」「チャーハンと中華料理」「物々交換と貨幣取引」……どちらが具体で、どちらが抽象でしょうか? こうした問題を解くうちに「具体⇔抽象」の思考回路が身につき、「自分の頭で考える力」が飛躍的にアップする一冊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前から気になっていた本。
やはり新書は勉強になる…!
この本自体が具体と抽象を行き来しながら書かれているので、ものすごくわかりやすい!
私は日常的に「なぜ?」と問うことが多く、抽象化は得意なほうだと自認しているが、自分の子供を叱る時だけは具体的にあれもこれも伝えたくなってしまう。
すると、話が長くなり、結局私が何を言っているのか子供が理解できない。笑
これまでそんなことを何度も繰り返してきた。
そもそも言葉ですべてを伝えることはできない。
大切なことを伝えるために、それ以外を省くこともまた、抽象化なのだと知り、なるほどと思った。
これからは具体的な説明から一度離れて、「メタ視点」で物事を俯瞰し、抽象化することで、自分が今なにを一番伝えたいのかを整理したい。
身近な人とのコミュニケーションに悩む方にもおすすめの本です!
Posted by ブクログ
東芝からEYに転じたコンサルタントの著者が俯瞰視点の持ち方のノウハウをまとめた本。機能と仕様との関係は、機能を具体化したものが仕様であり、複数の仕様があり得ることはシステムエンジニアリングでも仕様の性能規定化でも学んだ。しかし、具体と抽象という切り口で、コミュニケーションの問題、上司と部下の関係、他人にレッテルを張ることで自分と差別化を図ろうとする行動、DoubleRing(仕事と遊び)の9パターンの関係がいかに主観に左右されるかといった、仕事や人生でであうニ項対立問題のほとんどが説明される。具体に生きる人は具体であり、抽象に生きる人は抽象であることも多い中で、以下に具体と抽象をエレベーションし、他人をそのエレベーションに巻き込んでいけるかがポイントなのではないだろうか。
Posted by ブクログ
人生が変わった1冊。
わたしの中に縦軸の概念が生まれ、思考がスムーズになった。解説もわかりやすく、こういうことがあるから読書はやめられないと思った出会いだった。
Posted by ブクログ
2週目
具体と抽象という視点を持つことは様々なメリットがあると感じた。仕事では具体的な事例から学びを抽象化し、次の事例に適用することで成長できる。遊びでは異なるもの同士の共通点を抽出し、類推することでより深く味わうことができる。
コミュニケーションギャップは具体と抽象の層がズレていることが理由と書かれてた。このギャップを瞬時に理解し、埋められるコミュニケーションが取れる人間になりたい。
Posted by ブクログ
日常生活から仕事まであらゆる面でつかえる汎用性の高い概念について学べた。当たり前に具体抽象ができるようになるには時間がかかりそうだが、本書から学んだ思考法を自分のものにできたら世界の見え方が広がると思った。
Posted by ブクログ
再読本。いま話しているのは具体なのか抽象なのかを区別すれば、どちらがその場面で適切なのかが判断でき、不毛な議論を減らすという意味で仕事には役に立ちそう。
メンバーに指導するのに、「どこまで具体的に説明すればよいか」をいつも悩んでるところなので、ピラミッドのどの辺の話をしてるよ も添えて説明すればいいのかなーと考えたりした。
Posted by ブクログ
具体と抽象、なんとなく意識していたことを言語化してくれてありがたい一冊だった。ものごとや、小説・漫才・映画などを構造的に読み解いてみるのが好きなんだけど、めっちゃ役立ちそう。ほか、なぜ人は分かり合えないのかといったコミュニケーション、どうして仕事がうまく行ってないのかといった課題解決、優先順位の付け方などにも活かせると思った。
とはいえ、書かれていることはだいぶ抽象的。仕事や生活に活かすのは自分次第だと思う。
単なるハウツーの本ではなく、具体と抽象で階層的に教えてくれる。
より具体的な方が良いこと、より視座を上げて抽象的に考えないと最適解が見えてこないこと、など色々な局面で行き詰まった時に思い出せるようになりたい。
言い争いや喧嘩はもしかしたら、考え方が違うのではなく、前提条件を共有できてないとか、そもそも抽象レベルの不一致が原因かもしれないというのは、なるほどなと思った。面白い。
抽象するとは、それ以外の要素の具体を捨てること。
Posted by ブクログ
細谷功さんの具体と抽象について、この考え方を普段の仕事や私生活でも活かしたく、事あることに一度立ち止まって能動的に考えるようになりました。
目の前のこと、ただ言われたことをそのままやる事(具体)は答えをなぞるだけなので簡単ですが、抽象化して本質を理解した上で具体化に落とす事はAIには代替出来ない人間の強みだと思ってます。
Posted by ブクログ
そもそもの本質的な話をしている人と、瑣末(に聞こえる)な個々の事例を延々と述べている人。仕事上でこの二者に正に挟まれる立場になることが多く、この状況をうまく説明してもらった気持ち。優秀な人は会話の流れを崩さずに、具体的な人をスッと抽象側に連れていくよね、とも思ったり。そんな人になりたいなとあらためて思った。
Posted by ブクログ
本書を通じて、具体と抽象を行き来する視点を持つことができたと同時に、その汎用性の高さに驚かされた。「知識量×抽象化」や「抽象と具体の階層」を表現した正三角形の図解は理解しやすかった。
Posted by ブクログ
見えてなかった世界を見せてくれた本。
話が噛み合わないのは知識不足?と感じることがあったが、自分自身が抽象的に物事を見ることができていないことも原因の一つなのだと気づくことができた。
具体病に陥っているため、抽象的に物事を捉えるトレーニング方法をもっと知りたいと感じてしまった、、
まずは、二つ以上の物事における類似点を見つけることから抽象化トレーニングを始めてみたい。
繰り返し読まなければ理解できないのは、自分が抽象の世界を見ることができていないからだと思う。見える人にしか見えない抽象の世界を見てみたい。
Posted by ブクログ
職場におけるコミュニケーションギャップに悩んでいたので、非常に良いヒントになった。また、抽象とは何か、具体とは?本質とは?についてもきちんと解説した後に抽象と具体視点のものの見方とメリット・デメリットの説明があり、考えうるギャップの方が示されていて、現実にも当てはめやすい。
Posted by ブクログ
社会人3〜5年目くらいに読みたかった!
部署異動が頻繁な公務員は情報量(横)が多い人=できる人とされがち。
一方で財政や計画を担当すると抽象化が必要で、その温度感で原課と話すとギャップが生じる。
と感じていたことが見事に言語化されていました。
Posted by ブクログ
とても考えさせられてワクワクする本でした。演習問題を解きながら、自分の頭で普段いかに考えてなかったか、考えるのを面倒に思ってきたかを身につまされました。
コミュニケーションギャップがなぜ起こるのかは具体も抽象という視点を持てるかどうか、今行われている事が軸上のどこにマッピングするのかが理解できるかどうか。これがわかれば問題は問題を可視化し発見のための位置付けが大きい。
お前は間違っている、この意見が正しいと議論を始める前にそもそもどのような状況で起こっているのか、それを語った人がどんな事を狙ってその行動を取ったのか、どんな制約条件があったのかを十分に確認する。それをしないままに行われる議論はそもそも議論にすらならなず、自分の正しさを証明するためのものでしかないことを自覚すれば世の中の無用な軋轢は減らせるのではないかと思う。
じゃあどうしたらいいのかに関しては、抽象の世界は見える人にしか見えないので気付いてしまった人の主張は具体のことしかわからない人には気付いてもらえずにお互いに不愉快な状況が残る。なのだ本書自体が壮大な独り言という事にもなる。
具体抽象モデルの正三角形のモデルで考えるといろいろわかりやすい。抽象の事はまだまだアナログに紙やホワイトボードとかに図式化して買いた方がわかりやすい。
抽象とはwhyを問うこと、線引きをする事、都合の良いように切り取る事、見えない線を繋ぐ事、目的に合わせる事、捨てる事、図式化する事、自由度を上げる事
具体とはhowを問う事、引かれた線の中を詳細化すること、逃げ道をなくす事(数字と固有化)、違いを明確にする事、横の力つまり知識や情報量が豊富に必要な事
認知バイアス それまでの経験などで物事を客観的に見る事ができずに何らかの偏りをもって見てしまう。自分の成功を正当化するために都合の良い要因、自分が努力してきた事のみを成功要因としてしまうのが一例。失敗した時はその逆で他人や環境や運のせいにする。
上司と部下の期待の4パターン
指示が具体で期待も具体 ⚪︎面倒見の良い上司
指示が具体で期待は抽象 xマイクロマネジメント 追い抜き
指示が抽象で期待は具体 x丸投げされた バトン落ちる
指示が抽象で期待は抽象 ⚪︎任せるのが上手い上司
プロの仕事とは 顧客の抽象的な依頼に対して幅広い具体的な業務知識を持ってベストな着地点を示せる事。もし顧客が不自然に具体的な依頼をしてきた時はあえて抽象度の高い本来のニーズに一度戻した上で再度ベターな改善策を示してあげられる事
美味しいパスタが食べたいという顧客に、何分茹でるか、太さはと聞くのは野暮
言葉の定義を明確にするために、⚪︎ではあるが⭐︎ではない
きれいとかわいい 頭が良いと勉強ができる 結婚したいと恋人にしたい オヤジとおじさん 天才と秀才 考えると悩む 戦略と戦術 公平と平等
beef or chikenはあくまで料理の属性を表す一つの軸でしかない
Posted by ブクログ
良書!!!!
具体:個別知識の深度が深まる。がそこに自由な選択肢がなくなる。
抽象:俯瞰的な視点で、様々に具体事例を鑑みて本構成、グループ化へと理解促進に繋げる。
⚫︎引用:同じ領域の情報量だけを圧倒的に積み上げるのは横の世界に置いて価値あること。しかし、縦の世界でより重要なのは、多様な領域での知識や情報を持っているかどうか。
自分用メモ:
・社会的関係、組織・グループ、人権等々は抽象的概念であり、皆が認知する共通理解の元で成り立っている。※頭では想像できているけど、上手く言葉にできない時に、頭のイメージを添付送信みたいに相手に伝われ!と思うが、ある種それが抽象を生かした伝達方法。
具体と抽象の認識が相手とズレていたら噛み合わない不毛の会話になる。お互いに立ち位置を同レベルにする必要がある。
Posted by ブクログ
抽象化が苦手だと思っていたら、私は具体派で取捨選択が苦手なために良心の呵責があるんだ…。抽象は目的によって都合の良い部分を抽出し、他を切り捨てる性質もあるというところが、たぶんわかってなかったんだと思う。
言語化も苦手って思ってたし、言語化は具体化するもんだと思ってた。逆だったんだ…
抽象化は言語化で構造化。全部苦手だ…
具体化はhow、抽象化はwhy。
具体と抽象のコミュニケーションギャップ、納得できたし面白かった。あるあるだなー。行政は抽象で市民は具体なんだよね。
Posted by ブクログ
具体は個々の話でありhowの話、抽象は切り取り(切り捨て)でありwhyの話。
なぜあの人の話は聞いててイライラするのか?
勉強のための本を探していて「自分が探してるのはこれじゃない」というモヤモヤを抱える時、自分は本当は何を求めていたのか?
本書を読んですっと腹落ちした。
抽象化して物事を考えられる人、そして本書を読んでいる人が偉いと言っているようで、選民思想的だと感じた。
抽象化して物事を考えられる人が常に偉いとは思わないが、抽象と具体を行き来できると良いし、具体の質が高い専門家がいても良いと思う。
Posted by ブクログ
コミュニケーションの認識相違について、今まで、起きていた理由が、目から鱗だった。
抽象化は気づかずにしているけど、見えるところは、具体的視点になりがちで、敢えて俯瞰してみることが大切だと気づいた。
自己分析もできない理由にも気づけた。
Posted by ブクログ
コミュニケーションが噛み合わないとき、これまでは考え方の違いだと思っていた。
でも本書を読んで、それは具体と抽象のズレかもしれないと気づいた。
抽象化と具体化を行き来する大切さを意識して、これから実践してみたい。
Posted by ブクログ
抽象化と具体化について深く考えることができた。トレーニングでもゆっくり考えながら読むことができた。
日頃から抽象的なのかどうか考えながら過ごしたい。
この評価も本に倣って4にしておきます
Posted by ブクログ
印象に残った点
もう少し具体例が多いといいと思った。コンセプトには異論なし。
★簡単に言えば、具体病というのは思考停止した状態で、そのような人は真っ先に機械に置き換えられる。31 縦の世界:問いが重要53 抽象化能力と知識量は直接相関しない118
・問題解決の3パターン:「表面的」「机上」「根本的」
・具体:すべて同等、抽象:優先順位85
・喩えと例え(抽象化を伴うか否か)132
★メモ作成:書類作成や構成は抽象度高い作業のため柄ガラポンができるように148→赤ペン添削は最後
・普段使っているソフトウェアを見れば、その人の仕事の抽象度がわかる151
★具体・抽象のための思考力を決定的にわけるのは「能動性」。「水は低きに流れる」ため、これを変えるためには意志が必要。281
Posted by ブクログ
抽象的な表現を先に出していろんな具体例で説明してるから、言い方変えただけの同じ内容を何度も読み返してる気分になる。
反復と考えれば聞こえはいいけど、必要なことだけをギュッとまとめたら1/4くらいの量になりそう。
開発業務で使うV字プロセス
言ってることはすごく大事なことなんだけど、もっと深いところまで話してほしい。
具体化と抽象化問題の表層の部分だけで終わってしまった感
Posted by ブクログ
具体と抽象の行き来がなぜ必要か。それができないと、どのような弊害が生じてしまうか。それらについて解説している。
だが、少し話が難しいように感じた。(ということは、自分に具体と抽象を行き来する能力がないことになるかもしれないが)
そもそも具体と抽象の違いや、それを活用したフレームワークを学びたい人にはおすすめする。
Posted by ブクログ
すごい頭の体操になるというか柔らかくなる。
とにかく視野が広がる。
抽象的に見れていると思っても
もっとさらに抽象的にも見ることが出来るし、
でもその塩梅も難しい。
ズームアウトしたりズームアップしたり。
上手くできるようになったら
ビジネスに限らず、かなり本質に近い部分に目を向けられる気がする。
Posted by ブクログ
私にはかなり難しく.....多分私は具体人だからこの本の3割も理解できなかったのかもしれない。でも、AIが出てきて知識量ではもう到底敵わないこと、専門的なこともなんでも教えてくれるAIに少し怖さを感じてて、自分なんて存在意義なくなるじゃん...という恐怖から脱出できる希望の本だとも思った。けど!!難しい...。たぶん演習問題とか応用問題とか答えがないのと不安なんだな。具体人って結局正解がないと怖い気がする。だから仕事も受け身になってる。抽象的に一つにまとめたとして、それがつぎの具体につながらないんだよなあ...って思っちゃう。だからめちゃめちゃ川下人間なんだってことは理解。自分の位置はわかったので、次は行き来できるようになる練習をしなければ...。AIはパートナーって言うけど脅威だよなあ...人間である以上最大限に人間を生かすためにはこのトレーニングで鍛える必要がありそう...。※新書苦手意識あったけどいきなり難しいところ突っ込んでしまったかなあ〜最終的に読み切ることが目標みたいになっちゃった。
Posted by ブクログ
具体と抽象の言語化について上司に鍛えた方が良いと言われて読んでみた。抽象度は自由度が高い、抽象化するとは分類することなど、なんとなく分かっていたつもりのことがイメージ高く理解できた。