雪国(新潮文庫)

雪国(新潮文庫)

506円 (税込)

2pt

新緑の山あいの温泉で、島村は駒子という美しい娘に出会う。駒子の肌は陶器のように白く、唇はなめらかで、三味線が上手だった。その年の暮れ、彼女に再び会うために、島村は汽車へと乗り込む。すると同じ車両にいた葉子という娘が気になり……。葉子と駒子の間には、あるつながりが隠されていたのだ。徹底した情景描写で日本的な「美」を結晶化させた世界的名作。ノーベル文学賞対象作品。(解説・竹西寛子、伊藤整、堀江敏幸)

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    雪国(新潮文庫)
  • タイトルID
    1942679
  • 電子版発売日
    2025年07月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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雪国(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全体を通して表現がしつこくない美しさで作者の感受性の豊かさを感じた。
    雪国を舞台とした島村の一人旅の結晶みたいな小説。情景の美しさはもちろん、生々しい表現が全くないのにも関わらず駒子との親密さが伝わってきた。さらに葉子を島村の世界に引き込んで理解しようとする過程も絶妙だった。
    伊藤整さんの書評『島村

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    すごく好みの作品でした。川端康成さん特有の美しく惹かれる文章や世界観がすごく好きです。新潟を舞台にした銀世界の広がるしんしんとした風景が川端康成さんの文章から伝わってきます。なにより、本作に出てくる女性が言葉遣いが柔らかく丁寧で、女性の面倒臭い部分(失礼にあたる言動ですがご了承ください)が忠実に表現

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    ええ……待って……凄い……というのが正直な感想。
    ストーリーはともかく、日本画のようであり、読む人の頭の中から山の景色を引っ張り出す、あまりに美しい情景描写。
    視線の動きを追うので、まるで一緒に旅をしているようだった。肌に当たる熱や、寒さ、田舎の景色や湿度、山の匂いを感じるようだ。そして、文字という

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    何度読んでも、美しい詩のような作品。具体的なロケ地をもちながら抽象的で、鮮烈な感覚に目が冴える。孤独で空っぽの主人公はのらりくらりとして、真剣に今を生きる女たちの表層しかなぞれない。不誠実なようでいて、真摯に刹那的な美に向き合っているとも言えるのかもしれない。

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    葉子は美しく、しかし後になって気違いだとわかる。その事実にショックを受けつつも作中で葉子はそれを少しも見せない。ただひたすら、美しい人として立ち現れてくる。

    物語は主人公と駒子を軸に進んでいくのに、自分の心を震わせたのは葉子のほうだった。彼女がほしいという感情ではなく、なりたいという感情に近い。生

    0
    2026年03月18日

    Posted by ブクログ

    『雪国』を読んで気づいたんだ。 愛って、いつも劇的に実るものばかりじゃなくて、ただ相手を見つめることだったり、言わないまま胸にしまっておくひと言だったり、冬の夜に並んで歩く足音みたいなものでもあるんだなって

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    駒子(こまこ)は肉体・現実・生命。駒子は嫉妬し、泣き、怒る。感情が濃い。身体感覚が強い。肌・酒・汗。具体的な温度。一方、葉子(ようこ)は精神・幻影・死。現実感が薄い。顔より先に声(悲しいほど美しい声)。しばしば遠くから見られ、光や反射の中にいる(鏡のような窓に映る娘の顔)。雪国の風景から生まれた幻の

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    かの有名な冒頭。
    改めて読むと、鳥肌が立った。
    暗から明へ。閉塞から解放へ。夜の闇の底に光る白い雪。トンネルに響く列車の音が雪に吸われて静かになる情景まで浮かぶ。

    東京からやってくる島村と、雪国の芸者、駒子。そして列車で向かいの席に座っていた葉子。

    ともに同じ部屋で寝ているのに、二人が交わったか

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    雪国の山村の情景描写が美しい
    美しい描写が多すぎて抜粋箇所に困る

    わかりやすい起承転結・プロットの面白さというよりも、美しい日本語と美しい日本の情景を求めて読むなら間違いない一冊

    雪山、養蚕、温泉の描写に先日訪れた白川郷周辺の風景を思い出した。たまたまだが読むタイミングとしても良かった。

    0
    2026年04月14日

    Posted by ブクログ

    川端康成は『片腕』ぐらいしか読めていないので更に鑑賞していきたい。
    本作を読んで感じたのは「鋭い美的感覚」である。
    最初の電車からの風景と葉子を重ねるシーンしかり、駒子の身体的描写しかり、考えたことはないけれど心に沁みる表現が沢山あった。具体的でないのに、漠然とした形を伴って強い迫力があった。
    また

    0
    2026年04月08日

雪国(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    雪国(新潮文庫)
  • タイトルID
    1942679
  • 電子版発売日
    2025年07月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
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