【感想・ネタバレ】粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めてのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月16日

非常にインスピレーションを刺激された。良い出会いだった。

自治体が自らとかいなかと名乗った土地で幼少期をすごし、そこそこ自然に触れながら育ったのに、粘菌を見かけた覚えがない。住まいのそばにはまあまあ豊かな自然があるので、機会があれば観察を試みたい。

この図鑑は多くの写真が掲載されているが、粘菌の...続きを読むスケール感がわかりにくいのが小さな傷で、一緒に写ってたキノコから類推してなんとなく把握した。
楽しい図鑑だが、被写体がアレなので、集合体恐怖症とかカビっぽいものが苦手なら避けるが吉。

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Posted by ブクログ 2019年07月15日

ほぼ日刊イトイ新聞で毎週菌曜日に「きのこの話」を連載する新井文彦さんは、阿寒のネイチャーガイドもしている。

ねんきんは奥が深い。北海道大学にも、イグノーベル賞を受賞している人がいる。風の谷のナウシカにもねんきんはちょっぴり出てくる。

ねんきんは、粘菌がただしいんだけど、みんな年金とかと間違えちゃ...続きを読むう。

この不思議な生命の美しさに大宇宙を重ねてしまう。粘菌には、人を惹きつけてやまないなにかがある。

糸井さんのキャッチコピーがいいんだなぁ。

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Posted by ブクログ 2016年06月23日

驚きますよ。
この不思議な生き物の魅力に。
ぜ〜んぜん知らなかった世界です。
粘菌ってきのことも菌類ともちょっと違う。
ネンキンって発音してみることもなかった。
動き回って微生物を捕食するアメーバ動物的状態から、
きのこのように子実体を形成し、
胞子で繁殖するっていう
動物でも植物でも菌類でもない不...続きを読む思議な生き物。
明治時代の知の巨人・南方熊楠がその生涯を通じて研究したのが隠花植物で
中でも粘菌だったんだそうです。

何種類か紹介されてるんですが、
その粘菌の名前が「マメホコリ」「ムラサキホコリ」「クダホコリ」「ツノホコリ」とか
いうんですよ。なんだよホコリって〜、ってほっこりしちゃう。

キレイで不思議でちょっと不気味で、
宝石かと思うような可愛くてキラキラ鮮やかな写真がいっぱい。
『風の谷のナウシカ』の腐海の世界みたいです。

キノコの写真も癒されるけど、
この粘菌もいいですよ。
こんなヘンテコな生き物が日本中のいたるところにいるらしいので、
森の中に探しに行きたくなっちゃいます。
森に限らず、不朽木のあるところにじっくりルーペでも持って探すといるかもしれないんだって。
案外自宅の庭の片隅にでもいるかもしんない。


写真がほとんどの本かと思ったら、
粘菌について何も知らない人にもわかるように説明もしてくれてるし、
専門家の研究を紹介もしてくれてます。
粘菌の探し方や、写真の撮り方も!

そしてそして、
左ページの下に粘菌の変化していく様子をイラストでパラパラマンガにしてくれてるんですよ!
可愛い〜〜楽しい〜!

これはきっとハマる人が増えると思う。

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Posted by ブクログ 2016年07月18日

キレイだ〜。
白、ピンク、赤、黄と色もさまざま、形もさまざま。
実物を見てみたいな。
しかし、自然の造形って美しすぎる。

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Posted by ブクログ 2016年06月16日

こんな不思議な生き物がいただなんて、知らなかった!
ある粘菌には美を感じるし、あるものには芸術を感じる。

〈本から〉
 粘菌は、アメーバー動物の一種。動物でもなく、植物でもなく、菌類でもない、進化系等の異端児(もしかしたら王道?)と言いたくなるような存在なんです。

ひそひそ話をしている異星人の姿...続きを読むを連想させるコムラサキホコリの子実体。

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