すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
このマンションのオーナーは、自ら管理人も務めていて腰の低い好々爺である。
ここに住む年齢も家族構成も違う女性3人が、あることで特別な関係を持つことになる。
平穏に暮らしていたそれぞれが、一気に奈落の底へ…と。
どうなるのかハラハラしながらも結末が気になってしかたなかった。
ひりひり感と怖さと可笑しさ、いろんな感情が渦を巻いてくる。
最後まで一気読みの面白さだった。
203号室〜小関凛。保育士で遠距離の彼と同棲間近
303号室〜真野遥香。幼い娘と息子と夫に3人目妊娠中
403号室〜岸本奈津子。弁護士の夫と二人暮らし。義母との同居話しが…
101号室〜中牟田宏。マンションの管理人兼オーナー -
Posted by ブクログ
すごく面白かったです!
また、表現が繊細で分かりやすく、文字を読むのが苦手な自分でも読みやすかったです。
少し自語りになりますが、私は「これがみんなにとっての普通だ」と断言できるほど、普通の中にいる人間ではありません。だからこそ、日頃からどこか救われなさのようなものを感じています。
ですが、この本は、普通ではない自分にも「誰かと命綱を握り合うこと」の素晴らしさを教えてくれました。
むしろ、少数派で、他に逃げる場所がないからこそ、「みんなが思う普通」から外れている者同士だからこそ、強く命綱を握り合えるのかもしれない。そんなことも思わせてくれました笑
この本を読んで、少しだけ将来に希望を抱 -
Posted by ブクログ
大変面白かった。
私は「汝、星の如く」を読んだあとにこの小説を読んだが、「仮に自分がこの立場だったらどうするだろう」という自分なりの正解が見つけられない、という点で共通していた。朝井リョウなどもそうであるが、「自分なりの正解が見つけられない」小説は素晴らしい小説だと私は思っている。
「事実」と「真実」は異なる。今回の話だけ見れば、週刊誌やネット上での議論がいかに浅く、愚かなものであるかを改めて感じた。
外面だけ見てわかった気になってジャッジしている、それは誹謗中傷のみならず「優しさ」にも適用されることを感じた。
最後の解説でもあった通り、普通を自任する人が「普通でない」と思われる人に対し「普通 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小市民シリーズ!冬期!!
これを読んでしまったら、小市民シリーズが終わってしまうと思ってずっと温めていましたが、『倫敦スコーンの謎』が発売されたので読みました。
面白かったです!最高!やっぱり米澤先生すごい!!!
ずっと気になっていた、小鳩くんと小佐内さんの過去のお話に触れられていました。
現在と過去で同じ場所で同じような事件が起こって、それを交互に描写していくスタイルを読むと、やっぱり『水車館の殺人』が浮かんできますよね。現代版水車館ですね。
中学時代の小鳩くんと小佐内さん。はじめましての会話も見られましたが噛み合ってない(笑)どちらも変わり者、というかどちらもそれぞれの考え方を強く持っ -
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