【感想・ネタバレ】血は争えないのレビュー

あらすじ

「歌舞伎町の狂王」と呼ばれ、夜の街を支配した伝説の隻眼のヤクザ・不破隆次。血に縛られ、暴力にまみれた人生のなれの果ては――。
1970年に母をなくして上京した15歳の不破少年。実の父親は台湾人で歌舞伎町を牛耳る『ブライトネス』グループの総帥・王大偉だった。不破は父と兄弟に認められるため、一族を裏から支え、血と暴力にまみれた任侠の道で成り上がっていく。対立組織のボスを拳ひとつで惨殺し、一般人にも容赦のない制裁を加える狂王。昭和から平成を駆け上がり、令和に没した最凶ヤクザの一代記!

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Posted by ブクログ

率直な感想として、すごく面白かった。
任侠ものとしても、人情ものとしても素晴らしく。一瞬たりともつまらないところがなかった。

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2026年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!
 個人的に、血に囚われる人生を送る人っているんかなーと思った。
 隆二の母と岡谷の関係は如何に、恋人ではなく愛人なのか?また、王大尉は、隆二に対し子供ではなく、懸案の火消しそんな感情を抱いていたのか。
 この辺りが読後むず痒く解消したいところかな
本作の感想は、血は争えないを体現したようなエピソードやった

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

★5 歌舞伎町の狂王と呼ばれた不破に焦点を当てた悪漢小説、もはやヤクザの大河ドラマ

■あらすじ
昭和45年の新宿は歌舞伎町、15歳の少年だった不破がある事務所を訪れる。そこは歌舞伎町を牛耳るブライトネスグループの事務所であり、自身の父親がグループ総帥であることを告げる。

その後彼は、父親やその家族に認められるために、極道の道を歩むことになる… 昭和から令和まで、歌舞伎町の狂王と呼ばれたヤクザの人生を描く。

■きっと読みたくなるレビュー
歌舞伎町の狂王と呼ばれた不破に焦点を当てた悪漢小説、もはやヤクザの大河ドラマです。

最初から最後まで、ひたすら遠慮なしに悪逆や野郎どもが描かれる。とてもじゃないけど体験したくない、でもちょっと悪の世界も覗いてみたいですよね。うんうん。

さて本作の物語は田舎者の少年が歌舞伎町に乗り込んでくるところから始まる。最初は相手にもされないんだけど、時代が進むごとにトラブルやら事件やらに巻き込まれながら、ヤクザとしての力量もあげていくのです。

ダークサイドで権力をつけていくと下品な感じになってしまうと思いきや、そうでもありません。むしろワイルドで、クールなんですよね~、男が男に惚れるようなカッコ良さなんです。

というのも、若かりし不破の面倒をみた近藤とその妻歩美の存在がでかいんですよね。こんな兄貴と姐さんにおせわになっちゃったら、尽くしたくもなるよ。どんな環境でも人との出会いってのは大切。

物語も中盤以降になると、さらに大きな抗争に巻き込まれ、いよいよドンパチが始まることになる。さらには暴対法や中国マフィアなど、現実の時代にそった裏社会の変遷がリアルに描かれるところもイイ。社会から敵視されていくヤクザの悲劇が、丁寧に丁寧に描かれていくのです。

多くの登場人物がでてきますが、それぞれの立場で必死に生きているだけなんです。不破や近藤をはじめ、王兄弟、極道幹部、警察―― でも幸せに包まれるようなシーンはなく、読み進めるほどに胸がざわざわしちゃうんすよ。一体あなたたちは何のために戦っているのか…

物語は終盤になると不破も出世し、抗争も極上級になる。終盤は凶悪すぎで見てられないんだけど、筋を貫き通す生き様にはすっかり引き込まれてしまいました。力強く強烈でピカレスクロマン、楽しませていただきました!

■ぜっさん推しポイント
本作で唯一ぬくもりを感じるのは近藤の妻、歩美だけ。夫は任侠の世界に生きてるのに、派手な生活にならず、しっかりと家庭を大切にしてる彼女にぞっこんです。

彼女はどんな人に対しても、バイアスかけずにまっすぐに向き合ってくれるんですね。男性にとって、包容力がある女性と一緒にいられるのは本当に幸せなんです。戦いにでる男を胸を張って送りだしてくれるから。いやー、カッコ良かった。

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

待ってました、深町氏の十八番・真骨頂、最凶ヤクザの一代大河ドラマ。時代背景や周辺描写も抜群で、華僑・極道の特殊社会を余すところなく活写し、魅力溢れる人物像を紡ぐ。流石の深町節炸裂の傑作。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

久々新作の深町秋生さん。
発売前から楽しみで・・・
発売日当日、朝一で本屋さんへ・・・・
空き時間のほとんどを費やし、
アッという間に・・・・
楽しい時間を終えるということが、
こんなにも寂しいものか・・・

次作が待ち遠しい・・・・
ゴチソウさまでした。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

感想
熱い物語だな。龍が如くみたい。

そして最後は因果応報?悲しい話だな。


あらすじ
不破隆次は裁判にかけられ、死刑目前かと思われていた。

時は遡り、昭和45年。隆次は15歳。ストリッパーとして山形にいた母親を癌で亡くした。自分が亡くなったら、新宿の王大偉を頼れと言われ、新宿にやってきた。王がやる歌舞伎町の会社を訪れ、王の息子兄弟に会うも追い返される。その時、腹違いの兄弟のヤクザの近藤に拾われる。

隆次は王の息子の智文のボーリング場で、朝から晩まで働く。ある日、鞭馬会の新井が嫌がらせに来たところ、隆次は立ち向かってボーリング場を守る。そのことが大偉に知れて、親子の対面を果たす。その席で隆次は近藤が所属する岡谷組に入りたいと懇願し、認められる。

隆次は20代になっていた身体を鍛え、債券回収の仕事にも限界を感じつつあった。大偉も年を取り、病院に入退院を繰り返していた。弱みを見せなかった大黒柱の王英輝が議員の杉森と美人局にあい、近藤と不破で解決に乗り出す。チンピラを使い、裏で糸を引いていたのは出所した新井だった。岡谷組は、近藤の知り合いで台湾の石国豪を雇って、新井を始末する。不破は大怪我を負い、生死を彷徨うが一命を取り留める。血液型で大偉と血が繋がっていないことが分かる。

昭和63年、近藤は若頭、不破は若頭補佐となり、金貸しと地上げで稼いでいた。そんな中、台湾から逃げてきて糖尿病を患った石が新宿に逃げてくる。石は岡谷組が禁忌としている覚醒剤を新宿で捌いていた。石は近藤の家族を襲う。駆けつけた近藤と不破で対応するが、近藤と石は相討ちで死ぬ。

時は平成になり、バブルが崩壊して、ブライトネスも青息吐息。不破は岡谷組の二代目を襲名する。親戚とも仲良く過ごす。新宿に中国の東北から来たグループに釘を刺す。近藤の息子の雄也はブライトネスで働いていたが、ある日中国人に刺されて亡くなる。岡谷が自分の父親であることが分かる。雄也を殺したのは東北帮の任だった。不破たちは丸腰ながらも任たちを返り討ちにする。任の死に際に真犯人の名前を聞く。

不破は6年の刑務所生活を経て出所した。彼が向かったのは王心賢のところ。心賢が大偉の血を引き継いでいないことを餌におびき寄せる。舎弟頭の南場と共に、心賢を殺す。

不破は、死刑判決を受けて、投獄中に病死する。近藤の妻の歩美と若頭だった土居が訪れたのは変わり果てた新宿だった。

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

「ヘルドッグス」シリーズの作者による、ヤクザ小説。
台湾系実業家の非嫡出子である主人公が、一族を影から守るため、日本ヤクザとして昭和から令和まで戦い続ける話。

それぞれの時代の空気感の描写は見事だから、ところどころ台詞の陳腐さに気恥ずかしさを覚えた。作者の精神年齢が若いのだろうか。

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2026年05月03日

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