あらすじ
地球文明と三体文明、二つの世界の命運をその手に掘る立場である執剣者。初代をつとめたもと面壁者・羅輯に代わり、程心は二代目の執剣者に選出される。だが、それは恐ろしい重圧をともなうものだった。やがて智子の導きのもと程心は思わぬかたちで雲天明と再会を果たす。人工冬眠と目覚めを繰り返し、次々に時空を超えた果てに程心が見たものとは。邦訳版累計部数100万部突破の壮大なる三部作ついに完結。解説/藤井太洋
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宇宙に興味を抱いてしまった。
ゴッホが星月夜を書いた時、空を通して宇宙を見てしまったのかもしれない…とか色々楽しく空想した!
宇宙について考えるのが好きだった幼少期を経て、今は西洋美術や西洋哲学、聖書についての教養を深めるのが好きな事もあり、出会うべくして出会った本!
読後は色んな感想よりもまず、運命だ〜!と思いました。
「三体」ここまで色んな知識を内包してしかもストーリーも面白いだなんて、、、作者にはどんなものが見えているんだろう!
作者の宇宙にも興味を抱いてしまった。
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超絶壮大なSF!1巻から話が大きくなりすぎてもはや最初の方をあまり覚えていないが…
Netflixで映像化されるようなので期待。
史強が好きだったけど3ではほぼ登場しないのが残念…
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ダレることなく3千ページ近くを完走。
おいおい、あんな攻撃ってあるのか?
文革で始まった物語だが、壮大さで言ったら、これ以上の物語はありえない。ラストは個人的にもやもやが残ったが、それはそれで良い
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スケールは文字通り無限大で、想像力の限界を軽々と超えてくるSFだった。展開は終始好奇心を刺激し続け、最後まで引き込まれる。特に「暗黒領域計画」や「なぜ宇宙が三次元なのか」といった設定は発想の振り切れ方が印象的で、SF的思考実験として非常に面白い。シリーズ全体としても完成度が高く、読み終えた直後に再読したくなる一冊だった。
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本作を読み終えて感じたのは、圧倒的なスケールの中で、どれだけ合理的に行動しても最終的に待っているのは終わりである、という事実だった。文明は生き延びるために合理的に振る舞い続けるが、それはあくまで延命に過ぎず、結末そのものを変えることはできない。どれだけ強く残酷に生き延びようと最終的には宇宙の終焉が待ち受けている。その点にどこか虚しさを感じた。
それでもなお、物語の中では合理性だけでは割り切れない選択が存在していた。程心は小宇宙に留まるという選択が合理的であると理解しつつも、大宇宙に回帰する選択をえらんだ。もはやそこには人類としての生存責任とは別の価値が確かに存在していることが示されていたように思う。
宇宙は極めて冷徹であり、上位の文明はもはや善悪や優しさといった基準では測れない存在として描かれていたが、その中で人間(程心)は合理に従うのではなく、関係や責任といった非合理なものを手放さない余地を持っていた。
最終的に感じたのは、全てが終わりに向かう中で、それをどう受け入れるかという態度こそが問われているのではないかということである。合理的に生き延びることと、納得できる形で終わりに向き合うことは必ずしも一致せず、その間で揺れること自体に人間らしさがあるのだと感じた。
個人的に一番刺さったのは、小宇宙内で超膜メッセージを眺めるなかで智子が三体と地球を叫び、三人で涙するシーン。ちゃんと人類も三体も生き残る事ができたのだと分かり、以前は敵対していた2つの文明はここでようやく真の共通の喜びを得たと思った。傑作であることに間違いはない作品。
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スケールが圧倒的だった。あまりにも壮大。次元が違って想像すらできない。そして最後は哲学的だった。果たしてどうなるのか。読後もまだ想像の中でストーリーが展開されてしまう。人類って、文明ってなんなのだろう、生存ってなんなのだろう…。死だけが…。
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やっと読み終わった。
Ⅲの最初は雲天明から程心へのヒントと思われる「物語」から始まる。途中何を読んでるのか見失うくらい、中国の昔話が語られる。これが意外と長い。
今度は低次元化という攻撃により、太陽系全てが2次元化されてしまう。いわゆる「地球外生命体」に攻撃されるとかではなく、あっという間に無くなってしまう。
冬眠システムが優秀過ぎて、もう何万年先の未来にも行ける。何でもありだな。
スケールが凄いのは分かるけど、書いてある事が難し過ぎて、chat GPTに解説してもらいながら何とか読んだ。気力があればもう一回読んでみたい。
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1.暗黒森林抑止
暗黒森林抑止がなぜ効いていたのか。そして座標情報が伝わることがなにを意味するのか。この論点に対する理解が進展してよかった。三体星人は移住先を探しているという前提が物語をより面白くする要素になっているし、その点について三体ⅠのVR世界で語られていたというのもよかった。
2.スケール
時間も空間も圧倒的スケール感があってSFからしか摂取できない栄養素を感じた。ディストピア物のような部分も近未来物のような要素も詰まって全部入りって感じ。
3.低エントロピー体
まさか三体星人以外の外敵が登場するなんて思いもしなかったし、そこからの目線の描写よかった。三体星人ですらも下位の存在に過ぎなかった。
4.トマスウェイド
トマスウェイドが良かった。問題を解決するためにすべてを犠牲にして前に進む力強いリーダー。最終的には程心の言う通りに動いて死刑になってしまう。強い信念を感じるが、どんな気持ちで死を迎えたのだろうか。
5.愛情
程心の持っている愛情とは何だろうか。誰も切り捨てない。すべての人を救いたいという程心の理念こそが愛情で、それこそが人類の代表になりえた理由だろうか。しかし世界は愛情をもってしても救えなかった。。。
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2度目のヒューゴー賞受賞に相応しい作品であり、三体シリーズの完結作として申し分ない最後だったと思う。著者・劉慈欣の、「見えているのは技術の変化に過ぎない。その奥底にある科学の原理は解明の途上にある。新たな原理が世界観に変革を強いるときこそ、SFの出番だ。」という言葉の通り、科学技術の発展が著しい現代においてこそ、この作品が読者の科学観を現代、そして未来に渡って揺さぶったことは間違いない。SF史に残る傑作に出会えて良かった。
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もはや三体とか関係ないけどね。
宇宙には我々だけなのか。
その答えとして、見つかったら攻撃されるから存在を明かさない、という説を提示。
滅ぼされる前に滅ぼす。
その究極の武器は、次元を下げること。
下げられた次元の元では敵は生きられないから、自分たちが低次元でも生きられるように改造すればよい。
もともと宇宙は10次元でだんだん3次元になり、二次元化されようとしている。
光速ももっとずっと早かった。
2次元世界に入ると全て棒にしか見えないよね。。。
人をもっと掘り下げてくれると尚面白いなあ、と思う。
脳だけ宇宙に送られ、宇宙人に身体を蘇生され、たったひとりで数百年生き抜いたのに、愛する人ではなく別の人とくっつく人生って。しかも、あとちょっとで会えたのに。
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三体を読み始めてから半年近くかけてようやく読み終えた。長かったー!だからこそ読み終えるのが寂しくもある。。。
心のそこから楽しめた。
三体IIIが個人的には1番はまった。
スケールが壮大すぎて脳内でイメージ出来ず、ちんぷんかんぷんになっちゃたりした事もあったけど、それでも楽しめた。
脳内捕捉したいのでNetflixドラマではなくスター・ウォーズのように壮大で原作に忠実な三体を映画で観てみたい。(3部作で)
誰か作ってください。お願いします
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三部作の最終巻で、第一部よりも壮大な展開を待ち受ける。程心と雲天明の二人で、地球を超え、さらに宇宙の果てまで長い時間をかけて進んでいく。そしてその先で発見した不可思議な空間の様子を、読者は二人と共に見ていく。
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3次元太陽系への2次元攻撃と小宇宙から大宇宙への引越し、スケール膨大すぎて読んでてアドレナリンすごかった...これより面白いSF存在できるのか
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たった一人の、世界に絶望してしまった人の虚空に向けたメッセージによって、地球の運命をまさか一枚の紙によって葬ることになるとは誰も想像出来なかっただろう。
壮大なスペクタクルで描かれる二次元攻撃の描写はあまりにも壮大過ぎて頭の中で完全な映像化が追い付かないまま、読み進める手を止められなかった。
人の尊厳は責任を背負うことによって保たれる。
雲天明と艾AAが晴れやかな死を向かえたことを祈る。
Posted by ブクログ
面白かった。前評判に違わぬとてつもないスケールの大きさと面白さだった。
上巻から思っていたのだが、程心は登場から常に傲慢だったと思う。
程心のもたらした結果は常に人類、もしくは程心にとってよくない方向へ進み、その度に後悔を繰り返していたが、結局最後まで傲慢であり続けた。
一方で程心以外の主な登場人物は己の手で道を切り拓き、常に前に進み続けた。
この対比は割と意識して描かれていたんじゃないかと思う。
程心の傲慢さに少しイラッとすることもあったが、きっと自分が同じ立場ならそうするし、傲慢こそが人類が持つ特性なのだと思う。
そう思えば、この三部作の中で一番共感の持てる主人公であったし、一番嫌いな主人公であった。
だが、関一帆の言うようにこれが当然の帰結だったのだろう。
素晴らしい作品だった。
ただ、ラストの展開は何がしたかったのかいまいち分からなかった。
ちなみに今作の一番のお気に入りは雲天明。
年代スケールが桁違い
年数表でも分かりように、時の概念から桁違いに凄かった。とうとう読み終えてしまった。これを読み終えると、次に手に取る小説に困ってしまうほど面白かった。いつか、三体Ⅳとして続きを読んでみたい。
Posted by ブクログ
ようやく読み終わった。
中盤は予想外な展開もあり、また行動が人間らしくもあったので、世界観に入り込め面白かった。
この物語がどのような結末を迎えるか楽しみであったが、最後の方はどんどん話がぶっ飛んでゆき、それ故に没入感がなくなってしまった。
Posted by ブクログ
とにかく科学要素が難しすぎるが、内容は思いのほか壮大で、乗ってくれば非常に面白い。宇宙の捉え方が特異。直前でプロジェクト・ヘイル・メアリーの映画化を観ていたため、光のSFと闇のSFだ……と思った。
面白いんだけど2のラストで一応の決着を見た部分を3で早々にひっくり返されたときはなんてことを……と思った。なんてことを。一応うまく着地したと思ったのに。
Posted by ブクログ
確かに大ヒットするだけの壮大な物語だと思った。
展開は面白い。ただ、やっぱり長いね…作中作はそんな長くする必要あったかなー、と。
ソフォン退場も都合良く感じた。
ティエンミンと結ばれなかったのは意外だったな。
ルオジーとエイエイは癒し。
Posted by ブクログ
時間が経つほど理解が深まって、良さと凄さをジワジワと感じる作品。
黒暗森林状態から話をどう広げるのかと思ったら、
予想の遥か上の内容と結末で、まさに三体の集大成と言える作品でした。
下巻は、程心が雲天明と再会時に、語られた物語から始まる。物語は面白いんだけど、三体との関連や意図が分からなくて。
でも本編を読み終わってから、この物語を読むと伝えたい事がちゃんと理解できる内容になってるの!メッセージ性と構成力がそれをまた別の物語として生み出した作者は本当天才。
掩体計画のために奮闘してきたのに、誰が予想できる!?となるような内容ばかり。
物理法則の固定概念を根本的に覆して、物語に組込むのが上手すぎる。低光速や低次元なんて考えたこともないもの。
そして副題である死神永生。
どんな人生を辿っても最後は必ず死ぬ、つまり死は不滅で、生死は永遠に循環すると言う意味らしい。確かにどんな人生を歩んでも、死だけは生を受けた瞬間から決まってるもんな。人間は他の生物より欲が多くて、満たしたいと思うあまり、強制終了の死を恐れるのだろう。でも死は不滅だから争わずに受け入れてべきなんだろうね。
sfという枠を超えた素晴らしい作品でした、
Posted by ブクログ
『三体』三部作、完結。読み終えてまず感じるのは、頭が遠くなるような「スケールの歪み」だ。
1. 魔法の正体は「四次元」だった
冒頭、1453年のコンスタンティノープルで描かれた「聖女の魔法」。心臓を抜き取る、鍵を奪うといった非現実的な描写が、実は宇宙に漂う「四次元の破片」による物理現象だったという設定には脱帽した。この「上位次元からは三次元の密室など存在しない」というルールが、後に太陽系を襲う「二次元化攻撃」の絶望感へと直結している。歴史の転換点と宇宙の物理法則を繋げる筆力に圧倒された。
2. 狂気の「階梯計画」から始まったすれ違い
かつての同級生、雲天明の脳を宇宙へ放り出すという「階梯計画」。あんなにも非人道的な計画から始まった二人の関係が、物語の最後であれほどまでに美しい、そして残酷な結末を迎えるとは予想だにしなかった。雲天明は程心を救うために三体文明の中で孤独に戦い、彼女のために「小宇宙」という最高の隠れ家まで用意した。
3. 相対性理論という名の壁
しかし、宇宙の物理法則は非情だ。1600万年という、イメージも湧かないほどの歳月が二人を永遠に引き裂く。再会を誓った遊園地のような星で、結局は別の男(関一帆)と余生を過ごすことになる程心の姿には、言葉にならない切なさを感じる。個人の愛がいかに深くとも、光速の遅延や次元の崩壊という大きな流れの前では、ただ流されるしかない。
総評:
難解な物理学の解説も、読み終えて点と点が繋がった瞬間に快感へと変わる。人類は滅び、故郷も失われたが、最後に彼らが選んだ「質量の返却」という決断に、わずかな希望を見出したい。SFとしての壮大な仕掛けと、あまりに切ない「すれ違い」の物語。間違いなく、一生忘れられない読書体験になった。
Posted by ブクログ
簡単に読み通せるSFではないし、全てを理解できたかと言われたらできていない部分は多い。しかしながら核融合エンジンの炎の色や恒星X…の惑星の色の記述に代表されるように色彩感あふれる世界観がリアルさを醸し出しているように感じられた。色彩の描写しかり、4次元空間や2次元空間の描写などが本当に見てきたかのような臨場感であり著者の頭の中を見てみたいほどであるが、これらを破綻なく訳出した訳者らに心から賛辞を贈らせていただきたい。最後に恋愛小説のエッセンスが垣間見られたのも象徴的で、これだけ壮大な宇宙の物語であっても種の存続というファクターは無視できないという本質的な事実に改めて気付いた。足掛け数年掛けて読んだが、三体世界のロスを感じている。
Posted by ブクログ
とんでもない作品だった。後半部分は読んでいて自分の理解と想像が追いつけているのか不安になってしまった。まあ追いつけはしなかった。
話しのスケール感は大きいが人間臭さがある登場人物に魅了され、最後100ページの展開は美しくも感動的で引き込まれた。
現代から始まった物語がここまで連れて行ってくれるなんてやっぱり読書はいいものだ。
Posted by ブクログ
なんとか全巻読破!!
3巻の上までは楽しめたんやけど…下になると物理を全く学んでこなかった私には本当にあまりにも理解できなくて悲しかった…笑
序盤は物理学のところは流し読みしてもよかったけど、ここまでくるともうお手上げでございました。笑
もっと楽しみたかったから悔しい。笑
あとシンプルに程心を好きになれへんかった…
2巻までの登場人物たちの方が好きやった。
史強どこいったん!!
ワンミャオは!?
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この作家さんは、いろいろな説明が冗長過ぎて退屈してくる事が多い。
軌道エレベーターから宇宙ステーションの説明。各宇宙都市の説明など本編からすると、もっと簡素に説明してくれる方がテンポ良く読みやすくなると思うのは僕だけかな?
それにラストの話は宇宙の馴れ初めや起源に関わる話は興味深く面白かったけど、もう少し手前で終わっても良かったかと思う
。
トマス・ウェイドがチェン・シンとの約束を守ったのは彼らしく納得出来るけど、部下の兵士達の中には反旗を振りかざす奴が現れても良かったと思うし、あれだけの理想と決意を持って入れば、ウェイドのチェン・シンに対する従順な対応に、不満を持ってしかりだよ。
ましてや、個々の持っている武器だけで徒党を組まずに地球連邦政府に脅かしを掛けて十分に屈服させる事が出来るのにね。
宇宙都市に潜伏している兵士が自爆覚悟で武器を一度使えば、それだけで勝てたのに、実際、研究に従事していた星環グループの人達は光速宇宙船を完成させたかったのだからね。
この辺の人間心理とかが僕には納得出来ない。
他にも全体を通して不満な点も多く有ったけど、読みやすく比較的分かり易い部分も多く有ったので、SFに興味が無い人でも読めると思う小説かな。
僕が思う本当に面白い小説って多少の矛盾や安直な設定などツッコミ処が有っても、テンポよくグイグイと読者を引っ張って行く作品だと思うんだよね。
その点で言うと若干この小説は弱いかな。
Posted by ブクログ
三体2に比べると、読後感は劣ると言わざるを得ない。
これは2の着地が綺麗に決まっているが故に、それを超えるのは難しいというのが正しいか。
気になった点
雲天明は宇宙に送り出される直前、自分を顧みなかった人類(社会)や大した考えもなく、自分の思いも知らず、安直に自分を候補にした程心を恨んでいたように思う。
でも、その後登場する彼は善意の人になっていて、その変遷は描かれていない。
ここがずっと喉に引っかかった魚の小骨のようになっていて、最後まで解消されなかった。
もしかして二次創作側で描かれるのか??でもそれって同人だよね?
伏線を全て回収しろというような野暮は言わないが、やはりモヤっとした感覚はある。
程心の最後の独白で「私は普通の人生を選べなかった」というようなことが述べられるが、ズッコケてしまった。
「お前の意志でえらんだものもあったろ!!」という気分になった。特にPIAに属するところ、前述の雲天明を選んだのは他ならぬ程心の選択であって、それを「普通の人生を選べなかった」という形で片付けてしまうのは苛立ちすら覚えた。
程心については超人ルオジーに比べて、実際の人に近いキャラクター描写がされていると思うが、どうしても身勝手さが目について感情移入ができなかった。そこが二巻に比べて三巻の読後感の悪さにも繋がっているように思う。
一点、気づきであったメモ。
光速宇宙船でプレゼントされた恒星系に移動する時、「約58時間で着く」というシーンがあるが、⚪︎光年離れてるんだから年単位の時間がかかるんじゃないの??と思っていた。
⚪︎光年というのは光速で移動しているものを観測している側基準の時間であり、光速で移動している側の時間ではなく、⚪︎時間という話になるのかと気付かされた。
Posted by ブクログ
audibleで聴読。
壮大なSFと思いながら読んでいたら、ついに宇宙を作り出したり、時間の概念がなくなったり、人が冬眠して数世紀時間が経過したりと、ハードSFというジャンルになっていて、内容には全然ついていけなかったが、ほえーっ!こんな想像力があるものなんだと驚いた。
SFファンなら楽しく読めるのだろうが、普段読んでいないジャンルなので、文章量と面白さを比較するとコスパが悪いと感じてしまう。
とはいえ、完走した達成感は感じる量があった。漫画版をいつか読んでみたい。
Posted by ブクログ
・とても壮大な話になって読んだあとが少し怖いという感情が残った。
・あの二人は最後まで再会できず、とても悲しかった。もう少しハッピーエンドを求めてしまった。救いがなさ過ぎるように感じた。
・地球がなくなってしまうのは悲しい。
・太陽系を滅ぼすのが紙一枚という斬新な武器。その発想がすごい。
・結局、反人類罪の二人が正しかった。自分を貫くことのすごさ、後からしかわからない正しさを考えさせられた。
・作中を通してルオジーが一番好きだったので、最後まで登場してくれてうれしかった。
・ルオジーのモナリザを見つけた時のそこにいたんだね、それならもっとここにきたのに。という言葉が感動的だった。200年経っても忘れられない人。