あらすじ
物理学者の父親を文化大革命で惨殺された科学者・葉文潔。彼女の絶望がすべての始まりだった……。Netflix版ドラマ3月配信決定。
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Posted by ブクログ
読まれた方にはそれはどうなのと思われそうだが
三体3作全てまとめて。何故なら時間軸の違いだけでまとめて同じ話と感じたので
宇宙人と地球人の物語として少なくとも2000年以降の小説では最高峰と思います
正直、古典な内容ですし
正直、文句もたくさんありますし
でも正直、くっそ面白いのです
2900万部、いいじゃないですか
こんな、古っ典のふっるくっさい話が世界中でウケたんです。しかも中国から発信されたんです。こんなものが。最高じゃないですか、みんな戦争なんてやめて好きな本の話教えてくれよ。なんぼでも聞くから。その間は少なくとも争わないだろ、そうだろ
ド頭から中国の歴史、背景が語られます
ここで挫ける人もたくさんいると思う
でも面倒くさいかもしれない、大河ドラマ見てるとでも思ってメモしていいから耐えてほしい
きっと、1巻目の三体から感じる物が中盤にある
VR世界で永遠とゲームオーバーになりながら
この世界はなんなのだとひたすら攻略する過程
あそこで うあああっとなるのがセンス・オブ・ワンダーというやつだ
昔からそんなもんある、腐る程
でも、頑張って読めばそれだけたくさんの要素が体験できる
オバマ元大統領がいきなりベタ褒めしたくらい
ねえ読んだ?と人に言いたくなるほどに
未知の宇宙人対地球人
今更こんなもん(笑)と思うけれど
ABBAのチキチータが流れテイク・ア・チャンスで煽りユニゾンスクエアガーデンがオリオンをなぞった
かと思えばカーリー・レイ・ジェプセンが電話してよと微笑みBTSが華やかに踊りだしエンヤが落ち着いてと語りかけ、クイーンがママやっちまったよとラプソディを歌えばマイケルジャクソンが私たちの世界だと訴える
誰も出てきはしないが、そういう話なんだ多分
三体全部読んだけどわからない、つまらない
いいです、それより良かった本教えてください
SFとか受け付けないんだよね
いいです、好きなジャンルの面白い本教えてください
その時間少なくとも世界は平和だろう
そういう話なんだ、多分 しらんけど
頑張って読む価値はある
これほどの世界観を作者1人の頭の中で作り上げたというのが尋常ではない。
自分はNetflixの映像作品から入ったけどやっぱり原作は読まなきゃダメだなと感じた。
Posted by ブクログ
Netflixのドラマを観ていたので、かろうじて映像として想像できたけど、基本的には難しいと感じた。そしてドラマはだいぶ飛ばしているというのも分かった。
そもそも本格的なSFはほぼ初めてなので、言葉とか、物理の問題とかよく分からなくても、何となくで読み進めている。
それでも、面白かった。次巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
リア充という言葉が普通に出てきて驚く。原著ではなんと書いてあって、どのように使われてるのか気になる。
壮大なプロローグ。プロローグでも既に面白いのだが、Ⅱ黒暗森林を読み終わる頃には三体ワールドに引きずり込まれている。一巻目を読んだ人は二巻も勢いで行っちゃった方が良いと思います。
Posted by ブクログ
専門用語が多く、特に次元に関してはほぼさーっとひか目を通せなかった。
ただ、それを差し引いてでも面白かった。
途中から読む手が止まらなかった。
僕は読む前にドラマを視聴していたので、ある程度想像がしやすく良かった。
しかし、ドラマを見ていなかったら結構読んでイメージが湧きづらかったと思う。
Posted by ブクログ
「『三体』とは何か?」を中心に、過去と現代を交互に行き来するストーリーは、サスペンスのようでもあった。ラストに張られた伏線が回収され、ある種の絶望感を残して終わる物語は一本の映画を見ているようだった。
SF好きだけじゃなくて、ミステリー好きにもおすすめできそう。
Posted by ブクログ
超骨太
物理学とかのことはわからんけどわからんなりにちゃんと楽しめる
最初のパートはなんだったんだろうなと思いながら読み進めてた、ああ総帥の人物像を深めるためだったのか
三体人が かなり人間っぽくて変な気持ちになる
次から、戦争ですか!?
Posted by ブクログ
最後まで読んでる。
文革の話がここまで広がるとは。最初は宇宙人の話であることすらわからなかった。
丁寧に丁寧に段階を踏んでてマジですごい。一冊の中にたくさんの人の人生と努力と運命を感じる。どんな取材をしたら書けるんだろう
Posted by ブクログ
あっという間に読んでしまいました。正直科学的な、専門的な記述は半分くらいしか理解できていないと思いますがそれでも面白かったです。多くを語らない文体なのにここまで壮大な話を描けるなんて、表現の素晴らしさを実感します。
Posted by ブクログ
シリーズを通して絶望的な状況に追いやられる度に、麦畑で史強(シー・チアン)が汪淼(ワン・ミャオ)と丁儀(ディン・イー)に話した言葉を思い出した。とても好きなシーン。
Posted by ブクログ
ついに手を出してしまった。三体。とんでもないスケールのSF。中国文革の凄惨さから始まり、科学者達を襲う謎の現象。VRゲーム三体の残酷で不思議な世界。文庫版で600ページ超の大長編だけど、面白くって一気読み。あとがきにこれが壮大なプロローグって書いてあって、ワクワクが止まらない。宇宙、11次元、素粒子、多元宇宙、個人的にものすごく興味のあった分野のてんこ盛りで、かなりエキサイティングだった。このあと三体Ⅱ 三体Ⅲ 三体0 とまだまだ続くのが嬉しい。
このストーリーが始まる根底には、人間の愚かさとか、残酷さとかへの絶望があって、その気持ちもわからなくはない。今後人間がどうなっていくのかも、個人的に追いたい所。史強がいい意味で人間くさくて、最初の印象に反してすごく好きなキャラだった。
Posted by ブクログ
私はSF小説を読むのがこの作品が初めてで、序盤は中々読み進めるのに苦労したが、後半になるにつれてどんどんのめり込む面白さがありました。
これからどうなる!?!?
壮大なSF
冒頭は文革から始まり、これって何の物語?と思ったが、どんどん物語に引き込まれた。科学的なミステリーを交えたSFなので、陳腐さが全くない。少し物理の内容で難しい感じはあるが、とにか楽しめます。続刊が楽しみ。
Posted by ブクログ
Netflixのドラマが面白くて原作を手に取った。
物理学、工学など特に理系分野の専門用語が飛び交うのと、時系列が複雑に絡んで話が進むのでエネルギーは使うが、とにかく壮大で面白い。
事前に基礎知識(三体問題)を入れるか、調べながら読むことをおすすめする。
Posted by ブクログ
敢えて言わせてもらうなら、残念ながら日本では、世界が注目する程の『ハリーポッターシリーズ』並の人気は出ないだろうと推測する。誠に遺憾ながら。それは決して作品が面白くないということを意味しない。
僭越ながら、自分はこれまで『幼年期の終り』『星を継ぐもの』『銀河帝国の興亡 1』は読んできた。なので本作は今までのSFの流れを正当に汲んでいて、その中でも大作だなと思えた。しかしながら、SFを読み慣れないとなかなか読むの難しいんじゃないかと思う。少なくとも、本を普段から読み慣れない友人に最初に薦められる一冊ではない。かといって、科学的な、物理の天文の力学の素養は全く無いので、全ての記述を全て理解できなかったわけで、理系の友人に読んで解説をしてもらいたい気持ちはある。
三体文明の、次元を変化させるというのは言葉自体はわかっていても、意味するところはよくわからなかった。読んでいて思い出したのはシーザーの「真っ黒に感光しろ!」とか『戦国BASARA3』の毛利元就もステージギミックで鏡に太陽光集めて攻撃してきたよなーとか、それくらい。
中国文学に対してほんの欠片を甘噛みした自分には、漢詩漂うような修辞とか文革の流れとか紂王と姫昌ときたらこれ太公望も出てくるんじゃねとか墨子って武帝の時代じゃねえだろでも時代考証バグってるとか自分で言ってるしなーとか思いながら読んで、色々と使ってくるな面白いなっていうのもあったし、久々に「中国の作品」をまたひとつ好きになれたのはとても良かったとも思っている。
あと、何より史強が良い。理論で頭でっかちになりがちなインテリや、大がかりで頭でっかちになりがちな軍人の中で柔軟に冷静に状況に対処しつつも、何かあれば酒という物事の本質を理解している素晴らしいキャラクターである。
Posted by ブクログ
・ETOのトップがまさかのあの人で、あの瞬間はよんでいてとても興奮した。
・中盤の方から話に引き込まれて一気に読むスピードが上がった。
・主人公の物理学者やダーシーの二人がとても個性的で好きになった。
・最初の文化大革命のところが長くて読むのがしんどかった。
・中国の作家の作品を初めて読んだので名前を覚えるのが大変だった。
・文化大革命の時の人達が可哀想すぎて、心が痛くなった。漫画のキングダムも読んでいて思うけど、中国は不幸な人達の屍の上で建国されたんだなと思った。
Posted by ブクログ
理系すぎないか?笑 自分が文系すぎるので物理学の部分は雰囲気で読んでたw理解できてたらもっと面白いんだろうな。それ以外の部分は楽しめたと思うが、ここからって感じはあるので、次巻が楽しみ。後半ようやく中国人物名に慣れた。
Posted by ブクログ
ファーストコンタクト系の壮大なSF小説の第一部
難しいのにどんどん読んでしまう。
この第一部では主に過去や現代のことが描かれているが、史実を織り交ぜていることと科学理論が具体的であることにより、単なるフィクションという感じがしない。第二部以降に描かれる未来の話が本当の未来かと思えてくる。
最後、バッタの大群についてダーシーが語るシーン、めちゃくちゃ興奮した。
Posted by ブクログ
冒頭が少し入りづらいけど、話が軌道に乗ってからはすいすい読める
汪淼のパートと文潔のパート両方から明かされていく三体世界の秘密がおもしろいので、詳しくない科学分野の話もノイズにならず受け入れられる
訳者あとがきによるとまだプロローグとのことなので、続きが楽しみ
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた一冊。SFとして私が重視する「壮大さ」と「科学的スッキリ感」がどちらもしっかり詰め込まれていて面白かった。冒頭の暴力の描写はちょっと伊藤計劃みもあり、好みだった。
Posted by ブクログ
壮大な話で面白かった。
特にVRゲームで三体世界を攻略していくところとか地球外生命体との初めてのコンタクトが取れた時とか。
物理学を完全に理解せずとも面白く読み進められるのがいいなと思ったが、後半の智子計画のところが難しく、かなりペースダウンした笑
キャラが魅力的というよりは(汪先生や大史は好きだが)壮大で緻密な設定など世界観にワクワクさせられた。
続きが気になるので続編も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
SFが苦手な私でも面白かったです。
三体の観測者からのメッセージと、それに対する文潔の秘めた感情を曝け出したメッセージにゾワっとした。
Posted by ブクログ
周囲の勧めで読み始めた。
最初の一巻は、全体の序章だと思うが全体の話がつかみずらい印象を持った。スケールが大きい(大きすぎる)からが全体に無理があるストーリーのような気もする。
それとゲームの位置づけも意味不明。そもそもゲームなのかもよくわからない。
「三体」という言葉はよくでてくるが、そもそも「あの世界」が三体であるというそもそもの説明がどこにもない気がするのは自分だけであろうか。
1巻までは我慢を強いられている気がするが、途中で脱落しなければ、この先は非常に面白くなるようなので、楽しみではある。(SFなのであまり細かいことは気にしてもしょうがないのだろうとも思っている。)
Posted by ブクログ
壮大な世界観と物理学を基盤とした精緻な設定には感銘を受けたが、物語全体の流れにはそれほど面白みを感じなかった。丁儀が発する哲学的な示唆や文章表現は個人的に好み。
Posted by ブクログ
中国の近代史を背景にしたストーリーで前半は期待できたが、個人的には無茶苦茶なオチで冷めた。科学技術的な知識が薄いからかもしれないが、いろいろな矛盾を感じたし、エンターテイメントとしても、もう少ししっかり作って欲しい。
Posted by ブクログ
総じて面白いが、傑作とは言えず意欲作といったところ。ストーリーの原動力が文革という歴史背景などの枠組み頼りで、それ以上ではない。登場人物もストーリーもプロットありきで個性が生きてこない。それが顕著なのはゲーム描写。主人公が主体的に進めたのは本当に1プロセスだけであとはただただゲームーオーバーまでのムービーを眺めてるだけなのに、彼はゲーム内で異常に持ち上げられ、そんなゲーム性をもまた異常に持ち上げ。「このゲームはとにかく面白くて難しいのである。」「そんな難しいゲームを解いたことになっている主人公はすごいのである」を飲み込めないものはエリートから除外される。
続編で漂ってる死体を拾うほど人類の情報が必要なら、仲間が輪切りにされるのを黙って見てないで教えたれよ。ワイヤー細いっても智子からしたら極太やろ。
Posted by ブクログ
久しぶりのSF。まあまあ面白かったです。
興味が引かれたのは、この小説そのもの、というより、文化大革命の記述です。文革についてほとんど知らなかったので、この小説の前半も前半部分で、その様子が描かれていてとてもショックでした。読んでて怖かった!
中国は、韓国同様、近くて歴史的にも繋がりのある国ですし、文化大革命についてちゃんと勉強すべきかも、と思っています。
Posted by ブクログ
面白い。とは思うんだけど、助走が長い。
この一巻の後半で漸く何の話か、前振りがつながり始めるんだけども、そこまで大体400ページくらいなんだかよく分からないゲームの話や、地球外生命とコンタクトするきっかけ作った人物の動機が延々と掘り下げられる。
それを辛い、退屈と思う人には向かない。
また高校から理系の大学で習う程度の科学知識、リテラシーがないと何のことやらついていけない気がする。特に三体世界の話。それらがあっても何のことやらって感じではあるけども。
あとは中国人の名前が読んでいて覚えられず辛い。
そのことを見越してか、文庫には登場人物のメモ書きみたいな紙がついている。…序盤で目を通してしまうと若干ネタバレ気味の記載なんだけど。
本巻の最終盤、ダーシーが意気消沈している科学者たちをある所に連れて行き、もう一度奮起を促すシーンが一番刺さった。少年マンガ的なアツい展開なんだけど、「ダーシー!大好き!」ってなる人多いのでは。自分はそう 笑