【感想・ネタバレ】三体3 死神永生 上のレビュー

あらすじ

世界的ベストセラー三部作、完結篇! 〈ローカス賞受賞〉三体世界の太陽系侵略に対抗すべく、侵略艦隊の懐に人類のスパイをひとり送る――奇想天外なこの「階梯計画」を実現に導いたのは、若き航空宇宙エンジニアの【程心/チェン・シン】。計画の鍵を握るのは孤独な男・【雲天明/ユン・ティエンミン】。この二人の関係が宇宙全体の運命を動かすとはまだ誰も知らなかった……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

現状、ここまで読んできた中では今作が1番のお気に入りになった。
面白いし、ワクワクするし、宇宙や未知に対する思考が自分の脳とは全く違う。
新しい学問を学んでるみたい。

あと人間の傲慢さが満遍なく描かれていた。
でも、人間を形成するうちの一つが傲慢さだから、きっとこれを捨てきることはないんだろうな。

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2025年11月17日

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ネタバレ

いやーすごいわ。ラダープロジェクトとか、それに至る運命とか、すごい!多次元宇宙はマジでワクワクする!!

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2025年10月02日

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暗黒森林に続き、本巻でもどんどんとスケールが大きくなり、ページを捲る手が止まらなかった。
梯子計画、万有引力と藍色空間、人類大移住とどの展開も自分が今まで映画やアニメで見たことのある物語よりも一回りスケールが大きく、未知の世界を疑似体験するというフィクションの醍醐味を存分に味わえた。
特に「四次元のかけら」が登場する場面では、四次元空間についての説明を読みながら、私なりの四次元空間が脳内に展開された。この本を読んでいなければ、決して想像できなかったであろうイメージを体感できる。SFって凄いと毎巻思わされる。


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2025年09月04日

Posted by ブクログ

「人類をひとり、敵の心臓に送り込む」

「あぁそうなのか」と一度受け入れてしまうが、よくよく考えると随分残酷な展開。もう終わりでいいじゃないか、幸せになってくれよ、と思いながらもページを捲る手は止められない。

人類の安寧はまだ先らしい。

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2025年08月30日

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新しい主人公と新しい文明社会。拮抗状態である三体文明と地球。面壁者ルオジーが前巻で必死に対策した世界で執剣者としてチェンシンが引き継ぐ。
宇宙艦隊、冬眠、科学技術、大移動、全てが最初から最後まで展開が動き続けている。
最初のチェンシンとティエンミンの話からずっと引き込まれてしまった。ルオジーがあんなに頑張って守ったのに、、、あんまりルオジーは出てこなかったけど大事な場面でしっかりと出てきた!もうお疲れ様だよ!!!ずっと面白い!!

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2025年08月18日

購入済み

Ⅱを上まる世界観

Ⅱで完了かと思っていたが、その先にこのような
物語の展開が待っていようとは‥
三体人とのやりとり、駆け引きに手に汗握る展開。そして、また深い宇宙の謎があって。こんな面白い小説読んだことがない。
あと、個人的には、程心と雲天明の宇宙的規模のラブストーリーも良かったです。

#ドキドキハラハラ #深い #シュール

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2025年08月11日

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ネタバレ

三体Ⅱより会話劇が多い印象

重量オーバーで軽くするために脳みそだけ飛ばす発想は面白い

なぜ他の国じゃなくてオーストラリアに大移動することになったのかは気になる

迷彩服の智子、急な態度の変わり方怖い

程心、重力波のボタン10分もあるんだから想定してなくても押してほしかった
失明したのなんでだっ

4次元空間、気になる

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2025年07月19日

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ネタバレ

別視点からの三体世界との向き合いがあった。主人公程心は今までの主人公と比較して流されてしまいがちで感情移入が難しい....
だがスケールの壮大さと宇宙の本質に触れていく三体Ⅲはとても面白かった

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2025年07月09日

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三体IIのラストで白けてしまい続きを読むか迷いました。でも三体IIIではNetflixで気になっていたラダー計画について語られていて、諦めずに読んでよかった。
人類が集団や社会として描かれていて、ソードホルダー、智子に対する評価が状況次第でころころ変化し、絶望の中で救ってくれる存在を渇望するところなど、人類はどんなに時が経って技術が発達しても、本質がまったく変わらない。
宇宙船が4次元空間に入っていく場面を、文章で表現できるところが、作者さん翻訳者さんともにすごすぎます。読んでいて想像力が暴走して、本を閉じても、3次元にいながら脳が作り出す無限大のイメージに溺れます。
宇宙は11次元あるらしいですが、もう5次元以上くらいになってくると、どういう世界?そこまで想像するのは難しいです。

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2025年06月07日

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「ついに」

仮初の平和を味わい、本当の敗北を知り、想像力の限界を超えた
これまで無限大に拡がってきた展開が、ここに至ってシンプルに生き残ることを目指す方向に収束してきた感覚。
世論がいちばん怖いかも。
コンスタンティノポリスの魔術師の話も繋がってきてよかった。

終わってほしくない……

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2025年06月07日

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「黒暗森林」の人気が高いだけに「死神永生」はどうかなと不安に感じながら読み始めたが、前作を上回る面白さで少し安心
本作は焦点を当てている人物がずっと一人だったので内容が追いやすくて圧倒的に読みやすかった
人間の行動範囲が宇宙にまで広がり、さらに科学技術の大幅に発展しているため、内容が煩雑になりそうだがうまくまとめてて良くこんな話が書けるなと思ってしまった
特に終盤の展開を読むと下巻が気になって仕方がないので、また明日から続きを読みたい

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2025年06月03日

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おもろすぎる!

4次元の話引き込まれすぎるし、ラダープロジェクトどうなんのと、想像しても全く思いつかん。全ての想像力の上をいかれてる。オモロです。

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2025年05月28日

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IIが最高傑作と感じたのに、まだまだ面白い。四次元のかけらの表現部分、想像力フル稼働で何度も読み返した、面白いなんてもんじゃない

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2025年05月07日

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三体0を読んでからの再読
Ⅱ(下)の感想に、三体シリーズではこのⅡが一番面白いと書いたけど、Ⅲもとても面白い
スケールの桁が違うから、面白さの方向性も加速度も違う

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

仰向けで読んでて本が落ちたんだ!!眼鏡に直撃する瞬間に顔を背けて避けたんだぜ、右顎に直撃して痛かった。眼鏡を壊そうとする程の面白さがこの本には詰まっている

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2025年04月23日

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お、おもしろかった…!二巻がものすごく面白かったから、三巻は本当にそれを上回ることができるのかと思っていたけど、予想を遥かに超えて面白かった。まだ上巻なのに!
めちゃくちゃ時間がかかってしまったけど、下巻を読むのが楽しみでしょうがない。

ところで、4次元ってほんと何?悲しいくらい全く理解できないんだけど。我々が2次元の紙、それにたまたま接着したシャボン玉、が1番わかりやすかった。4次元がどういうものか、この次元にいる限り理解できないことがよく分かる良い例え。

p.421
何も見えないこの暗黒は、いまや程心を守るものになっていた。闇の外はさらに恐ろしかった。そこに立ち現れたものは、寒さそれ自体を寒さで身震いさせ、闇そのものまで闇につまずかせる。

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2025年04月21日

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ネタバレ

三体3はハードSF。知能の行き着く先、宇宙の限界、世界の意味みたいな哲学テーマにしっかり向き合おうとしてる。でも他のハードSFより読み易いし、どんでん返しのような展開も多いから、そこが好き。

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2025年04月17日

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希望を期待しながら読むのに、結構しっかり絶望感を味わって「ええぇ…ここからどうすんの…」と思ってからの急展開。
なにこれ、めっちゃ面白い!!!

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2025年04月15日

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ネタバレ

前回の平和なラストから一転して魔女紀元から始まって何事かと思ったし、状況が変わりすぎて頭がパンクしそうになったけど、相変わらず最高だった。
安全通知の送り方が気になるけど、一応4次元のかけらで太陽を隠すみたいな予想だけしておきます。
あと、2時間の会話内容を正確に覚えるタスクが地味にキツい。元ソードホルダーのチェン・シンありがとう。
ロオ・ジーはさらに洗練されててかっこよすぎるし、ユン・ティエンメンは幸福のまま人生を終えられそうでよかった。

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2025年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二巻である黒暗森林の終わり方が完璧で、続きをどうなるのだろうと読み始めた。

人類の救世主とも言える面壁者のその後が何ともやるせない。世間の評価はどんどん変わり、英雄だ、悪魔だと言われたい放題。ルオ・ジーの達観した様子を見るに極度のストレスにさらされて、ある意味ボケしまったのではないかと思わされる。

人類は重大なミスを犯して、再度滅亡の危機にさらされる。チェン・シンの心情描写には胸が苦しくなる。自分がその立場に立ったとしても、きっと何もできないだろうと思う。
それでもあっと驚く展開で、またも形勢逆転。圧倒的なスケール感と正直理解の及ばない描写が続く。

人類に最後の希望を残して、下巻に続く。続きをあっという間に読み終えてしまうだろう。

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2025年02月27日

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ネタバレ

II部の時点でそうだったけど、SF以外の要素も考えられてるのがすごい
暗黒森林理論の是非についてもちゃんと議論してたり、様々な状況によって政治や宗教の変遷もちゃんと描写してる。
自分は宗教に対して無関心(強い言葉を使うと、馬鹿馬鹿しい)と思ってたけど、
「地球が助かったのは奇跡=神がいるとしか考えられない→ 信仰しよう!祈りが足りない!」みたいになるのは少し理解できたし、単に自分の教養が足りない(歴史的背景があるからこその宗教)んだな、と気付かされた。

もちろんSF要素も、四次元や他の全宇宙文明を出してくることで、三体文明をちっぽけに見せてしまう圧倒的スケール。理解できてない部分が大半だけど、一枚の絵にシャボン玉が接触してる、とかはわかりやすかった。

チェンシンが崇拝されてる中申し訳ないが、ルオジーに比べればまだ何も成してないと思うので、下巻に期待

(ただ、こんだけスケールでかいから全然口出ししてなかったけど、一つだけ。
技術爆発ゆえに、だとは思うけど、ソフォン遮蔽できるんかい笑)

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2025年03月01日

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非常に面白かったですが、下巻もあるためあえて星4にします。
今回の主人公がルオジーからチェンシンになりましたが非常に魅力的な登場人物でした。物語の前半の賢いアイデアの数々から後半では人類の代表のような形になるくらいの出世でしたが、変わらず彼女らしい選択の心情の数々で良かったです。
これからこの物語がどう終幕するのか楽しみで仕方がないです。

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2025年12月07日

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ネタバレ

前回で綺麗に終わったと思いきや絶望に突き落とされ地球があそこまでになるとは思いもしなかった!これからどうなるのか最後展開が全然読めない。下巻でどうなるのか楽しみです。

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2025年11月17日

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・星の贈り物は素敵すぎる。脈なしな人も一途な気持ちには弱いのだなと思った。
・ルオジーの家庭が崩壊していてとても悲しかった。ルオジーのような家庭を気づくことが夢だったのに。。

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2025年10月31日

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SF要素が一気に強くなってて面白い。

三体危機の判明後に面壁計画と並行して計画されていた階梯計画の話と、暗黒森林攻撃を抑止した後の世界が主に描かれている。

三体人に〇〇の〇〇を送るというぶっとんだ計画がどんな結末を招くのか?
三体文明と地球文明は仲良く共存できるのか?
宇宙には更に高度な文明があるのか?
といった話にワクワクさせられる!

それにしてもなぜ四次元についてこんなに解像度高く描けるのか、、凄い。

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2025年09月22日

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行きつ戻りつして読んだ。すとんすとんと話も「時代」も進む。あと場面も。作中でも言われてるけど、「三体」という世界への印象が二転三転する。集中しないと読めなかったから時間もかかったけど、「三体」というタイトル考えると、下巻はどうなっていくんだろうか。。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

前回で完結したような印象だったが、面壁計画と並行して動いていた階梯計画。
発想がとんでもなく感じるが、妙に納得してしまう。
終盤の展開がさらに面白く、下巻が気になる。

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2025年06月30日

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前作2で話が終わったように感じて、どうなるかと思ったら、言ったん過去に戻る。そこからどんどん時代を経ていく。人類というか太陽系はどうなってしまうのか。全てにおいてスケールが大きくて圧倒される。下巻も楽しみ。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

二巻の雰囲気とはガラッと変わって一巻に近いテイストで好き。

暗黒森林理論が活かされているのもよいですね。SF的には既にぶっ飛んだ設定なのでハードSFとしてはどうかと思うが (何でもありの半分エンターテイメントSFとしては楽しい) 、三体は心理描写が結構書かれていているのが良いですね。地球艦隊乗員、雲天明等にしても人類全体のマクロ視点でも。ところどころ、なぜそうなる?の箇所もあるけれど気にしない。

さあ、次はいよいよ最終巻下巻。序盤の魔女の話と繋がるのかなあ。単に何か暗示なのか。

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2025年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第3部も第2部とは主人公が変わり、三体の脅威に最初にさらされた時代の人物(程心)である。
細かい章に分かれていて、それぞれどういった目線で書いているのかが不明であったが、それぞれの人物のことを書いているため、特に気にせず読むことができた。
「執剣者」という新しい考えが出て、それを巡る駆け引き、その結果起こる災難、それを開放した宇宙艦隊のやり取り、それぞれ面白く読むことが出来た。
ただ、主人公程心の考え方があまり納得感がなく、その部分は合わないなと感じた。
また、物語にして伝える、というのもよくわからなかった。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

三体文明の地球侵略に対抗する面壁計画の裏で、女性エンジニア程心が発案した極秘の「階梯計画」が進行していました。
目的は、三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。
そしてこの程心の決断が、人類の命運を揺るがすことになっていきます。
新たな展開を見せる物語。
益々面白くなっていきます。

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2025年05月05日

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