あらすじ
世界的ベストセラー三部作、完結篇! 〈ローカス賞受賞〉三体世界の太陽系侵略に対抗すべく、侵略艦隊の懐に人類のスパイをひとり送る――奇想天外なこの「階梯計画」を実現に導いたのは、若き航空宇宙エンジニアの【程心/チェン・シン】。計画の鍵を握るのは孤独な男・【雲天明/ユン・ティエンミン】。この二人の関係が宇宙全体の運命を動かすとはまだ誰も知らなかった……。
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Posted by ブクログ
三体Ⅱより会話劇が多い印象
重量オーバーで軽くするために脳みそだけ飛ばす発想は面白い
なぜ他の国じゃなくてオーストラリアに大移動することになったのかは気になる
迷彩服の智子、急な態度の変わり方怖い
程心、重力波のボタン10分もあるんだから想定してなくても押してほしかった
失明したのなんでだっけ
4次元空間、気になる
Posted by ブクログ
別視点からの三体世界との向き合いがあった。主人公程心は今までの主人公と比較して流されてしまいがちで感情移入が難しい....
だがスケールの壮大さと宇宙の本質に触れていく三体Ⅲはとても面白かった
Posted by ブクログ
三体3はハードSF。知能の行き着く先、宇宙の限界、世界の意味みたいな哲学テーマにしっかり向き合おうとしてる。でも他のハードSFより読み易いし、どんでん返しのような展開も多いから、そこが好き。
Posted by ブクログ
前回の平和なラストから一転して魔女紀元から始まって何事かと思ったし、状況が変わりすぎて頭がパンクしそうになったけど、相変わらず最高だった。
安全通知の送り方が気になるけど、一応4次元のかけらで太陽を隠すみたいな予想だけしておきます。
あと、2時間の会話内容を正確に覚えるタスクが地味にキツい。元ソードホルダーのチェン・シンありがとう。
ロオ・ジーはさらに洗練されててかっこよすぎるし、ユン・ティエンメンは幸福のまま人生を終えられそうでよかった。
Posted by ブクログ
二巻である黒暗森林の終わり方が完璧で、続きをどうなるのだろうと読み始めた。
人類の救世主とも言える面壁者のその後が何ともやるせない。世間の評価はどんどん変わり、英雄だ、悪魔だと言われたい放題。ルオ・ジーの達観した様子を見るに極度のストレスにさらされて、ある意味ボケしまったのではないかと思わされる。
人類は重大なミスを犯して、再度滅亡の危機にさらされる。チェン・シンの心情描写には胸が苦しくなる。自分がその立場に立ったとしても、きっと何もできないだろうと思う。
それでもあっと驚く展開で、またも形勢逆転。圧倒的なスケール感と正直理解の及ばない描写が続く。
人類に最後の希望を残して、下巻に続く。続きをあっという間に読み終えてしまうだろう。
Posted by ブクログ
II部の時点でそうだったけど、SF以外の要素も考えられてるのがすごい
暗黒森林理論の是非についてもちゃんと議論してたり、様々な状況によって政治や宗教の変遷もちゃんと描写してる。
自分は宗教に対して無関心(強い言葉を使うと、馬鹿馬鹿しい)と思ってたけど、
「地球が助かったのは奇跡=神がいるとしか考えられない→ 信仰しよう!祈りが足りない!」みたいになるのは少し理解できたし、単に自分の教養が足りない(歴史的背景があるからこその宗教)んだな、と気付かされた。
もちろんSF要素も、四次元や他の全宇宙文明を出してくることで、三体文明をちっぽけに見せてしまう圧倒的スケール。理解できてない部分が大半だけど、一枚の絵にシャボン玉が接触してる、とかはわかりやすかった。
チェンシンが崇拝されてる中申し訳ないが、ルオジーに比べればまだ何も成してないと思うので、下巻に期待
(ただ、こんだけスケールでかいから全然口出ししてなかったけど、一つだけ。
技術爆発ゆえに、だとは思うけど、ソフォン遮蔽できるんかい笑)
Posted by ブクログ
前回で綺麗に終わったと思いきや絶望に突き落とされ地球があそこまでになるとは思いもしなかった!これからどうなるのか最後展開が全然読めない。下巻でどうなるのか楽しみです。