【感想・ネタバレ】三体2 黒暗森林 下のレビュー

あらすじ

太陽系に迫る三体世界の巨大艦隊に対抗する最後の希望は、四人の面壁者。人類を救う秘策は智子も覗き見ることができない、彼らの頭の中だけにある。面壁者のひとり、羅輯が考え出した起死回生の“呪文”とは? 一方、かつて宇宙軍創設に関わった章北海もある決意を胸に三体世界に立ち向かう最新鋭の宇宙戦艦に乗り組んでいた。全世界でシリーズ累計2900万部を売り上げたベストセラー『三体』衝撃の第二部。解説/陸秋槎

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ屈指の人気を誇る作品だと言うのが納得出来ました。普段ミステリー小説を読んでいますが、それに匹敵するむしろ上回るレベルの伏線回収で最高でした。
タイトル回収も素晴らしいですし、上でのあのルオジーがここまで活躍しているのを見るとたまりません。
読み終わったその日に死神永生も買ったのですぐに読みたいと思います。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

水滴が大暴れするシーンにはニヤニヤが止まらなかった。縦列艦隊を一網打尽にする圧巻のシーン。
結末は本当に三体文明が何も気にしないでいられたのかなぁとご都合主義感は否めなかったが、二転三転するルオジーの世間からの評価に涙がちょちょぎれます。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

よくこんなに世界を広げられるな。
専門用語も多いけど、それよりも論理の展開とかがすごすぎて感嘆した。
しかも、そう風呂敷を畳んでくるかという結末でありながらも、さらに続きがあるという。
こっからどういう展開になるのか全く読めないが、とりあえず楽しみ。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

「宇宙人はいるのか、いないのか?いるならなぜ出会えないのか」という、人が一度は考えたことのある疑問に、今まで見た中で一番明快にかつ恐ろしい形で答えている。鳥肌もの。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未来の描写がやっと出て来て嬉しい。愛で締めるのはなんか嫌だな、と思ったが、次作でひっくり返されたのですごい

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

上巻から時代が大きく進み、人類が宇宙航行を可能にするレベルまで技術を進歩させた時代がメインで描かれる。
前作を大きく上回り、壮大なスケールと凄まじいスピード感にページを捲る手が止まらず、後半はほぼ一気読み。
三部作完結作に向けて、さらにスケールアップするらしい死神永生編も楽しみに読みたい。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

面白すぎる、凄すぎる、、!

本巻では遂に三体文明との直接対決が描かれる。
地球文明と三体文明の科学力の違いをこんな形で見せられるとは思わなかった。

その危機的な状況下において、ジャンベイハイとルオジーという2人の英雄の謎の行動はこの巻の後半で綺麗に回収される。
ジャンベイハイの先見の明に惚れ惚れし、ルオジーの頭の柔らかさに驚いた。

それにしても暗黒森林理論なんて面白いことをよく考えつくな〜。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに地球連合艦隊が登場!と憶きや壊滅しましたが…,とても面白かったです。他にも羅輯が一番、面壁者しててかっこよかったです。

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2025年09月09日

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ネタバレ

三体世界の侵攻が迫る中、人類が生き残るための戦略が立案・計画・実行される。
鍵を握るのは面壁者として指名された4名。
それぞれが莫大なリソースを利活用することを許可され、三体世界と人類を欺きながら計画を遂行することが求められる。
今作には三体勢力がほとんど登場しない。
(とはいえ、登場シーンは苛烈で痺れる)
それより、迫る危機に対する人類社会の動向がテーマになっている。
人類社会への洞察が深く、感動を覚えるほど。
そういう点が、自分も含めたSFファン以外もどハマりする要因になっていそう。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

面壁計画。そして時間は一気に進み、三体危機から二世紀近い未来へ。
冬眠から目覚めた面壁者「羅輯(ルオ・ジー)」と宇宙軍所属の軍人「章北海(ジャン・ベイハイ)」の二人をそれぞれ軸に物語は展開していく。
表面がなめらかならどこにでも映せるディスプレイ、美しい人々、巨大な森のような街並み…

ついに宇宙船が登場してテンション爆上がり。期待を大きく上回るおもしろさ。
どうして人類は今まで宇宙人の存在を知覚できなかったのか、宇宙の真実には思わずゾッとした。「黒暗森林」ってそういうことだったのか…

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2025年08月23日

Posted by ブクログ

科学的なことはよくわからない笑
けど、それを加味しても展開が面白い。絶望的な状況、冬眠システムを使用して時間を経過、宇宙規模の場面などさまざまな要素を盛りだくさんにしながらも全てのことがつながりごちゃごちゃせずにまとまっている。地球に突きつけられる絶望的な状況で主人公が最後にしたことがもうなるほどと驚き、ページが進んでしまった。
最高の場面展開、緻密な設定、途中で感じるもうこれはだめだという絶望感が最高に最後の展開を面白くしている。途中から主人公の幸せを願ってました。もう一人の主人公は、自分の役割を全うするも状況は最悪、これが打開策につながるとは思いもよらなかった。
一巻の主人公のわんみゃおが全然でてこなく(ダーシーの話にちょろっとだけ)残念。
あとがきで次の巻からさらにスケールが大きくなると書いてありたのしみっ!!!

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

プロローグ

映画『2001年宇宙の旅』が好きだ
鬼才スタンリー・キューブリックの作品だ
原作は、SF小説の巨匠アーサー・C・クラーク
勿論、原作も後世に語り継がれる名作だが
映画は、飛び抜けている
自身のオールタイムベストのTOP3に入る
SF映画の金字塔である

人類が1969年に初の月面着陸を行うが
この映画は、その1年前の1968年上映という点も
驚きである
そして、この映画の圧巻は冒頭15分
約400万年前の類人猿が宇宙人が残したと
される黒い石板“モノリス”に触れることによって
武器などを使い始め、目覚ましい進化を
遂げるのである
また、この15分間は、無声で効果音と音楽のみで
進行していくのもなんとも斬新だ
冒頭だけでも観る価値はあるが、
宇宙ステーションのデザインや宇宙服は
スタイリッシュこの上ない
そして、胎児に変貌するボーマン船長の
ラストは、神々しくもあり難解で
ミステリー考察ポイントが多数ある点も
見逃せない

個人的には、これを観ずしてSF映画は語れないと
思うのだが皆様は如何であろうか

さて、ようやく本題だ


本章

『三体Ⅱ 下巻』黒暗森林★5
誤解を恐れずに言うならば、三体人の出現は
“モノリス”のそれに酷似している
三体人の出現、認知によって人類は、
未曾有の進化を遂げるからである
遂げてもなお、三体人のそれとは
比べ物にならなかった悲しい現実も
本作の見どころだ(読みどころ)

そして、shinさんも仰られていたが、
“黒暗森林”という副題が秀逸すぎて鳥肌が立つ
人類と三体人、生き抜くという命題に
どう立ち向かうのか!?
未だ見ぬ三体人とは、一体何者なのか!?
三体Ⅲでは、邂逅を果たすのか!?

更に200年後が楽しみでならない


エンドロール(映画か!?)

そうだ!京都に行こう!
ということで、本日は京都にいる(仕事ですが)
悠久の時を超えて織りなされる古都、京都
街を散策すると長方形の石畳がなんとも
時空を超えたロマンを感じる
そして、あの“モノリス”にも見えてくる
ひょっとして、京都のこの素晴らしくも
複雑な街並みは、古の人が“モノリス”を
触れたからできたのではないか!?
三体人は、この美しい古都を破壊できるのか!?

空を見上げると、曇天
更に遥か上空には広大な宇宙が
昨日は雨が降ったのか
紫陽花の葉の雨露がなんとも美しい
キラキラと星のように煌めく雨露と
どこからか聞こえてくる古寺の鐘の音が

そっと心に響いた



                    完

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2025年07月15日

購入済み

とんでもないスケール

言葉で表現できないスケール。急展開と驚きで、間違いなく、今まで読んだ小説のBest3に入る。数人の主人公がいるが、個人的には、章北海が魅力的だ。3作目もすごいらしいから、楽しみです。

#アツい #ドキドキハラハラ #ダーク

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

破壁人に見抜かれて暴かれるシーン、律儀に1から全部解説してくれてじわじわ削りにくるの意地悪すぎてめっちゃ好き

水滴の速度落とさず急ターンできるのチートすぎるな
特にこの宇宙シーンは1,2作目よりかなりSFぽくて好き、というか三体はSFジャンルて説明すると妙に矮小化される感じがするから、何ていうジャンルに当てはまるのかな

タバコの箱に広告表示される世界線やだみがすごい

猜疑連鎖のルオ氏の説明も、巻末のなぜ宇宙人が地球以外に見つからないかのアンサーとしてかなり腑に落ちた
黒暗森林の前の上巻の墓の蟻のプロローグ読み返すと味わい深い

三体のどデカい主力艦隊が来るシーンや宇宙エレベーターについて、詳細に描かれるとこも見たかった

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

Ⅲにこれは超えられるのか?

どのキャラクターも活き活きしていた。
みんな好きだけどやっぱり常に期待を裏切ってくる羅輯が一番好き。
大史が老汪に言及してくれたのも好き

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2025年06月05日

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諦めないで読み続けて良かったー。
冒頭の冷凍から目覚めた世界感!すぐに引き込まれました。『水滴』がでてきた時はマジで興奮しましたー!そして黒暗森林の意味。読む手が止まりませんでした。このまま次に進みます。終わりが見えてきたよー!

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2025年06月02日

Posted by ブクログ

下巻を読むのはもう少し先の予定だったが、本屋で1ページ目を読んで買うことを決断
一部と二部の上巻は面白いところがポツポツと散りばめられている分読むのに時間がかかったが、二部の下巻はここまでの伏線を回収するような圧倒的な展開の速さですぐに読み終わってしまった
話がどんどん壮大になっていくけど、ちゃんとまとまるの⁉︎って思ってたけど、全部回収してくれてスッキリ
正直二部が面白すぎて、三部がこれを超えられるのか不安であり楽しみでもある

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2025年05月25日

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「よしっ!」というやる気を出して頁をめくり始めると、一気に読める。絶望のあとのどんでん返しが凄かった。「この人は、どこまでこの世界に関わるんだろう?」という登場人物たちの続投や幕引きもあった。しかしあの2人、最後の最期は瞬時だったな…。でも、穏やかに終わっていく人物は「一般の人」の一部なのかもしれない。
さて。
3巻はこれ、どうなるんだろう??

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2025年05月10日

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20代ですが今まで読んだ中で個人的にベストなSF作品でした!物語の前編では三体という圧倒的な技術力を持った異星人が近未来のうちに確実に侵攻してくる(その上科学理論が三体の妨害のせいでこれ以上発達しないというオマケ付き)という絶望ムードの中でいかに対応策を練るかという話が進められていましたが、後編では既存の科学理論の中で人類の科学技術が遥かに向上していたという希望の中から再開します。そこからの希望と絶望の二転三転が凄まじく「水滴」の出現からはページを捲る手が止まりませんでした。難しい科学用語が毎ページ必ずあるのでそういうのが大好きなSF慣れしている人に強く勧めたい作品です。

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2025年05月03日

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下巻は上巻の第二部からそのまま繋がっていて、分断した事で繋がりを思い返しづらくなってしまったのが印象に残った。きりが悪いというか。。。それでも後半から怒涛の展開を見せ一気に加速するので諦めないで読んでほしい。読み終わってから解説動画とか見るとより三体に引き釣り込まれるのでおすすめです。また読み直ししたくなるので。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

黒暗森林の理論はなるほどと、マジでフェルミのパラドックスの答えなのでは?w 現状この宇宙の公理に当てはめると葉文潔めちゃくちゃ戦犯に思えるけど、彼女もこの理論に気づいてたっぽかった。いつ気づいたのかは分からんけど。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

SFの名著。
SF好きにはぜひ読んでもらいたい1作。
人物の心情や作品としての完成度が随一。

個人的には2部が1番好きです。

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2025年09月25日

Posted by ブクログ

読むのが苦痛なパートでツライツライと思っているととんでもなく面白い展開をぶっ込んでくるDV男のような本と書いてる人がいてワロてしまいましたw
確かに夢中になってどんどん読み進められるところと難しくて明らかに読む速度が遅くなったところがありました。
3では一体どうなるのか。。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

最終的な感想は“面白かった”んだけど、つくづく私はミステリー要素がないと楽しめないんだと、改めて発見。何やら不穏な現象と、VRゲーム三体の世界観で引き込まれた前作から、一旦謎が解けて、具体的な話になってくる本作。特に上巻の最初は、右往左往する人類の群像劇のような様相を呈して(もちろん、伏線だったりと、必要な部分もあるんだけど)、なかなか読みすすめられなかった。下巻は少しワクワクする要素もあり、持ちなおしたんだけどね。それにしても、三体Ⅱでも人類って変わらないなぁってのが感想。まぁ、色々な人がいる、それが人類だよね。だからこそ文学も生まれて、こうやって楽しめるわけだし。さぁ、次は三体Ⅲ!この壮大な話が完結した時に、私はどんな感想をいだくのかな。楽しみ。

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2025年09月08日

Posted by ブクログ

猜疑連鎖と技術爆発。
水滴の無双シーンはめちゃくちゃ読み応えあった。
暗黒森林のシーンも心理描写がいい。
ルオジーはよく頑張りました。真の英雄。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

1よりもSF色が強くて読むのに体力が必要だったけど、タイトルの意味がわかるラストはお見事でした。一回読んだだけだと理解できなくて、他の人の感想を読んでから読み直してやっと理解できた。

三体はリーダビリティが素晴らしくて、翻訳とSFが苦手な私でもなんとか読めてる。特に、キャラクターの名前が見開きごとにちゃんとルビをふってくれるのに感動!!

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻で主人公の羅輯が冬眠から覚めての世界から始まる。
大きく発展を遂げており、三体の技術力を上回っているという安堵感の中から、水滴により絶望の淵に叩き落させる流れが凄まじかった。
また、水滴から逃れた宇宙艦隊の生き残りをかけたやり取りが壮絶であり、その部分だけでも読みごたえがある描写だった。
また、最後に三体世界との和平に持ち込む流れ、フェルミのパラドックスに対する回答は、上巻からは想像もできず、なるほどと唸ってしまった。
三体シリーズのこの巻が一番面白いと感じた。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人類を救った理論は単純明快だった。真理ほどシンプルで、それ故に見過ごされるのだと思う。黒暗森林理論、これは本当に宇宙を説明できる社会学なんじゃないだろうか?とんでもない説得力だ。
ついに三体文明と会話を成立させるシーンの面壁者羅輯の頑張りには感動した。完全に負けたと思ったところからのどんでん返し。ヘタレだと思っててごめん。完璧な面壁っぷりに痺れました。全人類と三体文明が欺かれた。
それと、これは上巻の話だけれども、真理に気がついた時の、湖に落ちて宇宙を彷徨うような描写の美しさには息を飲まされた。そのあとの羅輯のセリフ、自分が自分の破壁人だと名乗るシーンは忘れられない。まさに鳥肌ものだった。
羅輯のタイプの女性が美化されすぎており、男の理想の二次元キャラ感が強いので、これには批判はあるだろう...でもそれ以外の点においては文句がない。宇宙全域を舞台にした、時空を越えるスケールの大きさ、ディストピア感、大好物だった。三体3も楽しみ。
章北海が好きだったなぁ。。

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2025年06月10日

Posted by ブクログ

audibleで聴読。
暗黒森林の意味が分かり、考えさせられるが宇宙規模の話なので、なかなかイメージがわかないと感じた。壮大なSFなので、そんな未来があり得るのかや、冬眠が現実的になったら、未来にタイムスリップしたような感覚になれると思った。水滴が最強で手も足も出ないと思ったら、高次元から簡単に処理できてしまう話にはなかなかついていけなかった。

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

読み終わるまでに時間かけすぎた!!!もう色々忘れてるから凄さがいまいちわかってない!!!ちゃんと味わいたいけど読み返す気力が私にあるのか!?

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

上巻より盛り上がってきてオチもよいけど、もう少し宇宙社会学を掘り下げてくれるとよいなあ。SFらしからぬメンタルの話が多いのもよい。けど、長い...。

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2025年05月22日

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