【感想・ネタバレ】三体2 黒暗森林 下のレビュー

あらすじ

太陽系に迫る三体世界の巨大艦隊に対抗する最後の希望は、四人の面壁者。人類を救う秘策は智子も覗き見ることができない、彼らの頭の中だけにある。面壁者のひとり、羅輯が考え出した起死回生の“呪文”とは? 一方、かつて宇宙軍創設に関わった章北海もある決意を胸に三体世界に立ち向かう最新鋭の宇宙戦艦に乗り組んでいた。全世界でシリーズ累計2900万部を売り上げたベストセラー『三体』衝撃の第二部。解説/陸秋槎

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副題がしっかり回収されて、しかもわかりやすくてよかった。かつての呪いや、他の面壁者達の計画が集約したような結末で、ここからあと1巻どう広げるんだ?という気持ちになった。

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2026年04月07日

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ネタバレ

羅輯の面壁計画が明らかに…!地球規模でも同じことが起きていると思ったけど、それが宇宙規模だとこうなるのか、と感心した。外交して言葉を直接交わすってすごく重要なんだなって思えた。ここでさらに世界観が広がったけど、面壁計画としては一段落ついたような。ここからまだどうなっちゃうの!という感じなので次もすぐに買って読もうと思う。

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2026年02月16日

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ネタバレ

1.智子
『三体』1巻を読んだとき、ソフォンを二次元展開して太陽を覆えば、人類はそれだけで滅亡するのでは?と思っていた。その素朴な疑問に対する答えが、三体Ⅱで示され、さらに三体Ⅲでも補強される。三体1読んだときはそれ以降読まなくても完成していると思ったけど最後まで読んでよかった。

2.面壁者
ウォールフェイサープロジェクトの心理戦がとにかく面白かった。三体星人との直接対決が描かれるかと思いきや、実際には地球内部での知略戦、裏切り、猜疑が物語の中心になる。彼らの戦いは極端に孤独で、誰にも理解されず、ときには嘲笑されるが、それでも人類の選択肢を一歩ずつ広げていった点は間違いないと思う。暗黒森林理論はあまりにも強力で、美しい発想だと感じた一方で、「こんなにうまくいくものなのか?」という疑念も残った。ただし、その違和感は三体Ⅲで回収されるので、ここでは保留にしておきたい。

3.水滴
水滴による攻撃描写は圧巻だった。人類側の努力や希望が、理解不能な技術差によって一瞬で踏み潰される。説明しきれないテクノロジーと圧倒的なスケール感で、絶望を直接叩きつけてくる描写は、まさにSFの醍醐味だと思う。

4.人物
三体Ⅰと比べると三体Ⅱの登場人物は、みな強い思想を持っていて印象に残った。共通の問題に対して単に解決策を模索するだけでなく、それぞれが異なる信念や倫理を背負い、その思想同士がぶつかり合っていく構図がとてもよかった。
そう考えると、三体Ⅰは世界観と問題設定を提示するための導入であり、三体Ⅱで初めて「人間の物語」として本格的に動き出したのだと感じた。

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2026年01月20日

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スーパー面白かった(語彙力) 。

「物理学についても、同じ態度でいられたらよかったんだが」 丁儀がつづけた。「人生最大の後悔は、われわれが智子に目を曇らされていたことだ。でも、もっとポジティヴな考えかたがある。われわれが法則を探求しているとして、法則がそれとなんの関係がある? いつの日か人類が――それともべつのだれかが物理法則を徹底的に探求して、自分たちの現実のみならず、この宇宙全体を変えられるようになるかもしれない。パン生地をこねてボールをつくるみたいに、あらゆる星系を好きなかたちに変えられるようになるかもしれない。でも、だからどうした? それでも法則は変わらない。そう、法則はあいかわらずそこにいて、記憶の中の恋人のように、いつまでも若い・・・・・・」丁儀は話しながら舷窓の外に広がる絢爛たる天の川を指さした。 「そう考えると、心配など消えてなくなるよ」中佐は話題が移ったことに失望して、かぶりを振りながら言った。「丁先生、水のごとき美女の話をしてくださいよ」

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2026年01月17日

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中国の作家、劉慈欣のSF超大作。第二弾。今作も非常に読み応えがあるものの、やっぱり面白い。

絶望した葉文潔による宇宙へのメッセージが、遥か彼方のスーパー文明に届いてしまい、400年後に地球へ攻めてくる。尖兵として送られた粒子スーパーコンピューター智子により、地球人は物理法則の発展が見込めない。三体世界を信奉する三体協会との戦いに最初の決着がついたのが三体1。続く本作では、400年後に攻めてくる三体艦隊に対してどう戦っていくかがメイン。

智子に監視されているため、唯一監視されてない個人の心を武器とするため、面壁計画を発動。主に上巻から下巻の冒頭では、4人の面壁者による三体世界を相手に取った高度な情報戦。下巻の序盤以降は、200年後の地球を舞台に、迫る偵察隊との戦いが描かれる。

SF的なところはなかなか難しかったが、根幹にあるのは騙し合いであるため、抵抗感は薄く読みやすい。下巻からは200年後に舞台が移るため、その時点で三体1から登場していた人物などの結末、どのように亡くなったかが挟まれるのはグッときた。とうとう宇宙戦(と言いつつ圧倒的に殲滅される)もあり、主役級が順番に姿を消す。それもかっこよく。

戦力差が圧倒的すぎて、決着の付け方はこれしかないよなぁと。ただある程度綺麗にまとまったのに、三体3で何をするのかと。終わるのが勿体無いけど、続きも気になるので楽しみ。

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2026年01月13日

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上巻に引き続き、下巻でも主人公羅輯は面壁者として、迫りくる危機に向けて、行動を起こす。本作の過去に起こった危機、大峡谷時代のように、現代から少し経った未来で、なにが、どんな要因で、人類に大打撃を受けたのかなど、現代人である読者にとって、興味深い、示唆的な描写があって考えさせられる内容となっている。

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2026年01月04日

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水滴が大暴れするシーンにはニヤニヤが止まらなかった。縦列艦隊を一網打尽にする圧巻のシーン。
結末は本当に三体文明が何も気にしないでいられたのかなぁとご都合主義感は否めなかったが、二転三転するルオジーの世間からの評価に涙がちょちょぎれます。

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2025年11月18日

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読みにくい部分はやっぱり多いけれど、上巻で立てられていた作戦が明らかになって、八方塞がりの世界にちょっと希望が見えてくるような終わり方が好きだった。

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2026年04月26日

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本作は、宇宙文明同士の関係を「暗黒森林理論」という形でモデル化し、人類がそれにどう対抗するかを描いたSFだと感じた。特に印象的だったのは、文明の第一目的が生存であり、さらに文明は技術爆発を起こす可能性があるという二つの前提から、互いに先制攻撃を選ぶ方が合理的になるという発想である。ゲーム理論を学んだ経験から、この結論自体はある程度予想できる構造だったが、それを宇宙文明同士の関係に当てはめ、物語の中心原理として描いている点が興味深かった。
羅輯の戦略は、同じ面壁者であるレイ・ディアスの計画と通じる部分が多い。三体文明が圧倒的な技術力を持っているにもかかわらず、宇宙に三体星系の座標を公開するという脅しによって、相互破壊を前提とした抑止を成立させたからである。この発想は攻撃能力ではなく「暴露能力」を利用した戦略であり、文明全体を巻き込んだ捨て身のコミットメントとして非常に印象的だった。また、羅輯がこの戦法にたどり着けた背景には文潔の考えの影響もあるが、人類全体の勝利を目指すというより、個人の平穏を守るために合理的に思考した結果でもあったのではないかと感じた。
もう一つ印象に残ったのは、人類艦隊が三体文明の偵察機だと考えていた水滴の性能とその役割である。人類は三体文明との技術差をある程度想定していたものの、その差をあくまで現在の技術の延長線上にあるものとして捉えていた。しかし実際には、材料科学などの分野で質的な飛躍が起きており、単一の探査機が艦隊全体を破壊するという圧倒的な差が示される。この場面は、文明間の技術格差が単なる量の差ではなく、質的な断絶として現れる可能性を強く印象づけるものだった。
また艦隊が殲滅される場面は、第1部でETOの船をナノマテリアルの線で切断した作戦を思い起こさせる。材料の強度や物性が戦闘の結果を決定づけるという点で、スケールは違うものの同じ発想がより大きな規模で示された場面のようにも感じられた。

3部はさらに広いスケールになると聞いているので、楽しみである。

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2026年03月15日

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ネタバレ

正直なところ、物語上の難がないとは言えない

何度も命の危険に晒されたルオジーが次の瞬間には普通に食事を始めようとしていたり、三体文明の探査機が武力としての圧倒的な実力差があることが分かったのに真っ先に地球人類(ルオジー)を抹殺せず太陽を封鎖したり、常時、智子で地球文明を二世紀にわたって監視していたにも関わらず、暗黒森林理論に辿り着いていないと思ったといったり…

文体面でも良く言えば描写が細かく、悪く言うと冗長で、三体探査機vs地球艦隊のシーンは回りくどくてしんどかった

ただし、物語としては大きく動くしここまで読ませてきた内容が一応?の決着をみるところまで描かれるので、読んでいてアガる感覚はある。

これ、まだ続くの?という終わり方してるけど、Ⅲもなんだかんだで楽しみではある。

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2026年01月03日

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ネタバレ

下巻は「いや〜絶対に勝てない!」
「水滴すごい!!」
語彙力ないけど、これに尽きる。

と思わせて最後の羅輯と三体の対決。

原作が中国の小説なので、宇宙艦や計画とかの名前が独特で分かりにくい。

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2025年12月10日

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面壁者の心理戦や星艦地球の発生とかはめっちゃ面白かった
主人公の戦略とか偵察機との戦闘のとこは分かりやすすぎてうーん…
面白かったけど全体的には1の方が好きだったかな

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2026年04月11日

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