【感想・ネタバレ】三体3 死神永生 下のレビュー

あらすじ

地球文明と三体文明、二つの世界の命運をその手に掘る立場である執剣者。初代をつとめたもと面壁者・羅輯に代わり、程心は二代目の執剣者に選出される。だが、それは恐ろしい重圧をともなうものだった。やがて智子の導きのもと程心は思わぬかたちで雲天明と再会を果たす。人工冬眠と目覚めを繰り返し、次々に時空を超えた果てに程心が見たものとは。邦訳版累計部数100万部突破の壮大なる三部作ついに完結。解説/藤井太洋

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ネタバレ

1.暗黒森林抑止
暗黒森林抑止がなぜ効いていたのか。そして座標情報が伝わることがなにを意味するのか。この論点に対する理解が進展してよかった。三体星人は移住先を探しているという前提が物語をより面白くする要素になっているし、その点について三体ⅠのVR世界で語られていたというのもよかった。

2.スケール
時間も空間も圧倒的スケール感があってSFからしか摂取できない栄養素を感じた。ディストピア物のような部分も近未来物のような要素も詰まって全部入りって感じ。

3.低エントロピー体
まさか三体星人以外の外敵が登場するなんて思いもしなかったし、そこからの目線の描写よかった。三体星人ですらも下位の存在に過ぎなかった。

4.トマスウェイド
トマスウェイドが良かった。問題を解決するためにすべてを犠牲にして前に進む力強いリーダー。最終的には程心の言う通りに動いて死刑になってしまう。強い信念を感じるが、どんな気持ちで死を迎えたのだろうか。

5.愛情
程心の持っている愛情とは何だろうか。誰も切り捨てない。すべての人を救いたいという程心の理念こそが愛情で、それこそが人類の代表になりえた理由だろうか。しかし世界は愛情をもってしても救えなかった。。。

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2026年01月20日

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ネタバレ

三部作の最終巻で、第一部よりも壮大な展開を待ち受ける。程心と雲天明の二人で、地球を超え、さらに宇宙の果てまで長い時間をかけて進んでいく。そしてその先で発見した不可思議な空間の様子を、読者は二人と共に見ていく。

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2026年01月10日

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ネタバレ

3次元太陽系への2次元攻撃と小宇宙から大宇宙への引越し、スケール膨大すぎて読んでてアドレナリンすごかった...これより面白いSF存在できるのか

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2025年12月20日

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ネタバレ

たった一人の、世界に絶望してしまった人の虚空に向けたメッセージによって、地球の運命をまさか一枚の紙によって葬ることになるとは誰も想像出来なかっただろう。
壮大なスペクタクルで描かれる二次元攻撃の描写はあまりにも壮大過ぎて頭の中で完全な映像化が追い付かないまま、読み進める手を止められなかった。

人の尊厳は責任を背負うことによって保たれる。

雲天明と艾AAが晴れやかな死を向かえたことを祈る。

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2025年11月18日

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ネタバレ

面白かった。前評判に違わぬとてつもないスケールの大きさと面白さだった。
上巻から思っていたのだが、程心は登場から常に傲慢だったと思う。
程心のもたらした結果は常に人類、もしくは程心にとってよくない方向へ進み、その度に後悔を繰り返していたが、結局最後まで傲慢であり続けた。
一方で程心以外の主な登場人物は己の手で道を切り拓き、常に前に進み続けた。
この対比は割と意識して描かれていたんじゃないかと思う。
程心の傲慢さに少しイラッとすることもあったが、きっと自分が同じ立場ならそうするし、傲慢こそが人類が持つ特性なのだと思う。
そう思えば、この三部作の中で一番共感の持てる主人公であったし、一番嫌いな主人公であった。

だが、関一帆の言うようにこれが当然の帰結だったのだろう。
素晴らしい作品だった。
ただ、ラストの展開は何がしたかったのかいまいち分からなかった。

ちなみに今作の一番のお気に入りは雲天明。

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2025年11月18日

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ネタバレ

面白すぎる!!物理法則を武器として使う⁉️今の物理法則はすでに歪められている⁉️すごーい

さすがにこれ以上は広がらないだろ、、、と思った話がさらに広がる。そんなことある?

ユンティエンミンの愛の大きさと、直接会うことのなかったチェンシンの運命が切ない。1800万年の間に何があったんだろう。

ーズーは人類を超殺したけど、チェンシンと仲良くしてて面白い。

ラストも想像が膨らんで素敵だな〜
作者はもっと書けるんだろうけど

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2025年10月02日

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ネタバレ

とうとう読み終わってしまった。
本当に面白い三部作だった。
空間的にも時間的にも圧倒的なスケール。

人類を虫ケラに思わせるほど発展した三体文明も、さらに超高度文明にとってみれば変わりない。
そんなわけで一瞬で滅ぼされてしまった。
しかも実行者はその文明内ではヒエラルキーの下位に位置する者らしい。
恒星を破壊する活動は誰でもできるお仕事として扱われている。

物語中、程心にのしかかる責任は半端なく大きい。
太陽系を救うこと、滅亡を受け入れて遺すこと、生き残ること、宇宙を消滅から救うこと。
どれも想像がつかないほどの重みだった。

物語には教訓がつきものだったりするが、三体のスケールはそんなものを吹き飛ばす。
宇宙は冷酷で無慈悲で、経験則なんて役に立たない。
そういう残酷さにゾクゾクさせられる作品だった。

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2025年09月01日

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読み終わった後の虚無感がすごい。
面白かったが故、終わってしまう物語りへの虚無だった。
スケールが肥大化して創造できるSFの範疇を超えていたが、今まで周りに流されていた程心とその周りの人達との関わりで人類が直面してる危機について読書にも感じ取れるように書かれている。

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2025年07月09日

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ネタバレ

やっと読み終わった〜
の達成感がすごい

結局ユンテイメイ(?)と再開するラストじゃないのか〜というね

おとぎ話しを紐解くとこ面白かった

空間をねじ曲げて光速出せるっていう発想もだし、おとぎ話しの中の船が海を進む時の超軽量な石鹸を落とすことが光のアナロジーになっているとこも好き

智子は和服だったり迷彩服だったり、地球侵略してきた時と今作ではまただいぶ違う性格の持ち主

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2025年08月03日

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ネタバレ

前評判通り2部が1番面白かったけど結末は3部が好きだったな。主人公の女性!美しさ!母性!みたいなキャラ付けが苦痛だったけど、ラストを描きたいがためなのはわかったからもう何も言えない…。恋人でもない同級生から星と宇宙を贈られるキモさと感動の狭間に揺れ続けたけれど、本当に結末が綺麗でよかった。

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2025年07月27日

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ネタバレ

上下まとめての感想。昔はもっと高次元で光速も速かったって分かる下りはぞくっとしたし面白かったけど、中盤辺りは描写が多くて読むのにちょっと疲れちゃう。Ⅱが一番好きだったな。童話に伏線があるという構成はすごく面白かったから、そこをもっとたくさん読みたかったとも思う。

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2025年08月16日

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三体2に比べると、読後感は劣ると言わざるを得ない。
これは2の着地が綺麗に決まっているが故に、それを超えるのは難しいというのが正しいか。

気になった点
雲天明は宇宙に送り出される直前、自分を顧みなかった人類(社会)や大した考えもなく、自分の思いも知らず、安直に自分を候補にした程心を恨んでいたように思う。
でも、その後登場する彼は善意の人になっていて、その変遷は描かれていない。
ここがずっと喉に引っかかった魚の小骨のようになっていて、最後まで解消されなかった。
もしかして二次創作側で描かれるのか??でもそれって同人だよね?
伏線を全て回収しろというような野暮は言わないが、やはりモヤっとした感覚はある。

程心の最後の独白で「私は普通の人生を選べなかった」というようなことが述べられるが、ズッコケてしまった。
「お前の意志でえらんだものもあったろ!!」という気分になった。特にPIAに属するところ、前述の雲天明を選んだのは他ならぬ程心の選択であって、それを「普通の人生を選べなかった」という形で片付けてしまうのは苛立ちすら覚えた。
程心については超人ルオジーに比べて、実際の人に近いキャラクター描写がされていると思うが、どうしても身勝手さが目について感情移入ができなかった。そこが二巻に比べて三巻の読後感の悪さにも繋がっているように思う。

一点、気づきであったメモ。
光速宇宙船でプレゼントされた恒星系に移動する時、「約58時間で着く」というシーンがあるが、⚪︎光年離れてるんだから年単位の時間がかかるんじゃないの??と思っていた。
⚪︎光年というのは光速で移動しているものを観測している側基準の時間であり、光速で移動している側の時間ではなく、⚪︎時間という話になるのかと気付かされた。

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2026年01月23日

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ネタバレ

audibleで聴読。
壮大なSFと思いながら読んでいたら、ついに宇宙を作り出したり、時間の概念がなくなったり、人が冬眠して数世紀時間が経過したりと、ハードSFというジャンルになっていて、内容には全然ついていけなかったが、ほえーっ!こんな想像力があるものなんだと驚いた。
SFファンなら楽しく読めるのだろうが、普段読んでいないジャンルなので、文章量と面白さを比較するとコスパが悪いと感じてしまう。
とはいえ、完走した達成感は感じる量があった。漫画版をいつか読んでみたい。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・とても壮大な話になって読んだあとが少し怖いという感情が残った。
・あの二人は最後まで再会できず、とても悲しかった。もう少しハッピーエンドを求めてしまった。救いがなさ過ぎるように感じた。
・地球がなくなってしまうのは悲しい。

・太陽系を滅ぼすのが紙一枚という斬新な武器。その発想がすごい。
・結局、反人類罪の二人が正しかった。自分を貫くことのすごさ、後からしかわからない正しさを考えさせられた。
・作中を通してルオジーが一番好きだったので、最後まで登場してくれてうれしかった。
・ルオジーのモナリザを見つけた時のそこにいたんだね、それならもっとここにきたのに。という言葉が感動的だった。200年経っても忘れられない人。

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2025年11月03日

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