【感想・ネタバレ】硝子のマンションのレビュー

あらすじ

『正体』『悪い夏』で話題の染井為人の最新作は、
マンションを舞台にしたクライムサスペンス!


今まで一度も事故やトラブルが起こったことのないマンション『ベルドゥムール板橋』。
駅まで徒歩7分、家賃もリーゾナブルで、住人たちもみんな幸せそうに見えるけれど……。
不倫、モラハラ、虐待!? こんなマンション、絶対に住みたくない!
けれどもなぜか共感してしまう、驚きに満ちたクライムサスペンス。
あなたの隣の部屋でも、事件が起きているかもしれません。

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Posted by ブクログ

この作品はオーディブルで拝聴したが、オーディブル側では評価が4.8なのにもかかわらずこちらでは4を切っているということは、気軽に耳で聞いた方が楽しめる作品なのかもしれない。

なんにしても、私にとっては久々に一度も飽きずに最後まで楽しめた作品だった。オーディブルを聞くときはじっと座って聞くのもどうかと思うので、歩いたり作業をすることになるのだが、この本のおかげで歩数も作業も進んだ。そういうことか、と気が付いたのは本当に最後の方。気が付くまでも、気が付いてからも先が気になった。3人のお話をスピーディーに回していく形式も、登場人物の分かりやすさも、お手軽エンタメの要素なのだろう。

気軽に聞けるのに心地よい没入感。頭が疲れているのに本を読みたいときは、こういう作品がピッタリだと思った。

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2026年11月02日

Posted by ブクログ

あるマンションを舞台に3人の女性が殺人を犯してしまう。
この死体の処理はどうすれば。
協力して辿り着いた場所と最後に伏線回収に背筋がゾクリ

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
ひたすらにハラハラしたし、こういう系統の話は絶対に最後で捕まってしまうのが常なのに、まさかの、隠し通したまま終われるなんて。
3人とも、良かったね、という気持ちでいっぱい。
読後感が最悪を覚悟していたのに、割と爽やかな読後感で良かった。

爽やか(人は3人死んでいる)

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

面白かった。

「このマンションは、今まで物騒なことは起きていないんです。治安がいいのが自慢です」

きゃー。

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

うおーっ!!!面白かった。ゾクゾクする。結末がなんとも。さすが染井為人さん。

小関凛は彼の鈴村唯斗から同棲の話を切り出されている。凛は保育士だ。ベランダで異臭がすると近所の人に教えられる。

真野遥香は二人の子持ち。夫がDVをふるってくる。

岸本奈津子の夫は弁護士だが、彼との関係はご主人さまと使用人の関係になってしまっていて、何一つ逆らえない。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

今回の物語も面白かったー
続きが気になりすぎて一気に最後まで読みました
色々突っ込みどころはあるかもしれないけど、深く考えずに読めるエンタメ小説

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

女性3人の気持ちは、よーくわかった。こんなパートナーでは、当然だと思う。

そして、一番の黒幕は。。ははは!

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2026年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ストーリーの展開が早く、テンポ良く進むので読みやすかった。
絶対にバレるはずの殺人が、いつバレるかいつバレるかと読みつづけていくが、バレない。
少しずつ管理人が怖く見えてくる。
そして殺人がバレないように管理していたのが管理人という人怖。ありえないけど、エンタメとして面白い。

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気に読んでしまった。面白い!

事件が起こらないという平和なマンションで、既婚男性に騙された保育士、旦那のDVに悩む主婦、旦那のモラハラに悩む主婦の3人が、最終的には全員彼氏や旦那を殺害。3人で手を組んで殺人を隠蔽しようとする。
最初の方はワイドショーを見ているような軽い気持ちで読んでいたものが、だんだんハラハラする展開に。
素人目(?)にみても、そんなことしたら何かあった時疑われるでしょ!周りにバレれるでしょ!というような行動のオンパレード。
うっかり殺人者側の立場にたってアドバイスしたくなってしまった。
管理人さん、ことが落ち着いたらこの3人に退去してもらってもよいのでは。

面白かったのでこの人の作品をもっと読んでみよう。

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2026年10月30日

Posted by ブクログ

マンションの中で次々と起こる不穏な事件。ラスト5分の1あたりは、もうかなりドキドキするし、不安でお腹が痛くなるし。なかなかのサスペンスっぷりでした。

ラストは余韻を残す感じで、わたしは割と好きですが、賛否はわかれるかもしれません。

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2026年10月23日

Posted by ブクログ

今まで一度も事故やトラブルが起こったことがないマンション。
でも女3人はみんな壊れているし、彼女たちの彼氏や旦那はみんなクズで、まともな登場人物が1人も出てこない!
染井為人さんの痛快ハチャメチャ小説は大好きだけど、これはいやミスというか、だいぶブラックでした。
たまにはこんな結末もあり。

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2026年10月22日

Posted by ブクログ

半日で読み終えた。

人怖モノ。

同じマンションに住み、2階、3階、4階の縦続きに暮らす、3人の女性の話。

3人の章が、それぞれ短くコンパクトおさまり、コロコロと展開していくので読みやすい。

彼氏に裏切られた 凛
旦那のDVに悩まさせる遥香
旦那のモラハラに悩まさせる 奈津子

それぞれ3人は殺害という犯罪に手を染めていく、お互いの犯罪がバレないように結託していく。

最後の方では、山に死体を2体埋めてたのに、なくなってたという 怖さ。誰が掘り返して持っていった?

バレる要素があるのに、警察からは疑われない、なぜ?

いつもにこやかな好々爺の管理人がなんか怪しく怖いなぁと思ってた。

3人の女性も、管理人が色々と処理してるのでは?と、彼女達はその結論に至っていく。

最後まで憶測で終わるが、



最後は管理人の章があってもよかったかも。
裏で全てを把握し、マンションの問題を後処理していく様を。

「手のかかる住民には困ったものです。
世話の焼ける子(住民)には、親(管理人)がちゃと責任(処理)をとっていかないとですね」「今日も私のおかげでマンションの平和が保たれるのですよ これからもずっとね」

みたいな終わり方だったらよかった。

それぞれあるあるの悩みで他人事とは思えないから、のめり込んで読めた。

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2026年10月21日

Posted by ブクログ

ハラハラして面白かったけど、ストーリーとしては想像したとおりに進んだ。結末というかキーパーソンというか事件の裏にある動きも初っ端から見えてしまっていて、残念だった。答え合わせをしているような状態だった。

年齢も働いてるところもバラバラの3人がそれぞれ別の理由でパートナーに苦しめられ、「世の中の犯罪の9割は男性。だからたまには…」って男女の逆転?も背景にあったのかな?

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2026年10月20日

Posted by ブクログ

築30年で駅まで徒歩7分家賃はリーズナブル
トラブルが起きた事がないと管理人兼大家の自慢のマンション『ベルドゥムール板橋』

での殺し‥
クズ男にモヤモヤ‥モゾモゾ、ハラハラ
この終わり方は今まで無かった‥
大事さ問題は抱えて終わったが
エンタメな殺人事件でした。

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2026年10月19日

Posted by ブクログ

面白かった。3人の女性がパートナーを殺してしまう。変なながれで3人と一緒に死体を葬ることに、、、
ばれるのか?いや逃げ切れるのか?
気になってサクサク読めました。
殺された男たちよ、自業自得のクズ男でした。
最後の最後はひぇっ!となってしまった。

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2026年10月15日

Posted by ブクログ

同じマンションに住む3人の女性が自分の旦那あるいは交際相手の傍若無人なふるまいに怒りを募らせ、手にかけてしまうところから話がスタート。ただの住人同士であった3人はお互いの事情を知ることで一心同体となり、遺体を隠す算段を立てる。
その後無事に隠し終えるが、防犯カメラの映像などから本来それが露見してしまうはずの危機が起こる。それでも、自分たちでも不思議なくらいそれが露見することなく計画は無事達成されることになる。
途中までのストーリー展開にはページをめくる手が止まらなかったが、最後の結末には若干拍子抜けしたところがある。

本作ではミステリー要素以外にも考えさせられることとして、あまりにもモラハラに近い傍若無人な振る舞いに対して正義の名のもとに殺人が正当化されるのかということ。(もちろん冷静に考えれば殺人だけは許されないということになるが、当事者からすればそれくらい追い詰められた状況では殺人もやむ無しという考えになってしまうのではないか。)

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2026年10月13日

Posted by ブクログ

今まで一度も事故が起こったことのないマンション「ベルドゥムール板橋」。住人たちもみんな幸せそうに見える。だが、不倫、モラハラ、虐待と、次々に不穏なことが起き…。
怖いと思いつつ、先が気になり読み進めてしまう。
最後に驚きはあんまりないけれど、楽しかったです!

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2026年10月11日

Posted by ブクログ

管理人曰く、今までトラブルのなかったマンション。
そのマンションに住む女性3人は、恋人、夫に悩まされている。
果たして事件は起こり、3人の事情は絡み合ってゆくが・・・
ミステリのようで、おかしみがじわじわ来る。コメディでもない。
危ない橋から落ちそうな彼女たちが、最後にたどり着く場所。
映画にしたら面白そうです。

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

えー、どうなるの? どうするの? と気になって一気読みした。こんな危ない状況、他人を巻き込めないわ。でも、一人でどうにかすることもできない。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

ストーリーは面白い。パートナーに恵まれなかった彼女たちの最後の選択。
展開が早く、スピード感があり一気に読める。
ただ、途中からラストが想像できてしまった。
マンション特有の治安の下で庇護されている彼女たちは、もうこのマンションから出られないのかも知れない。

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

3人の女性が意図せず、意図的に犯罪に手を染めていく話がハラハラしながら読めた。思ったほどのどんでん返しは無いものの、3人共捕まらないでほしい、イヤでもそんな事はあり得ない、と思いながら読み終えました。ラストは意外とアッサリに。。。でも読ませる筆力はさすが染井さんです。

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

物語の舞台は『ベルドゥムール板橋』という築30年超えの集合住宅

このマンションに住む女性たちが、ある事件をキッカケに運命共同体となり、綱渡りで危うい修羅場に何度も遭遇していく。

何を書いてもネタバレになりそうなので…
詳細は避けるとして、本作の見所はそのエンタメ性の高さだと思う。

あらすじは、序盤から何となく透けて見えるので、結末の意外性は低い。けれど、これも染井為人さんの作戦だと感じた。起きている事象は物凄く残酷で卑劣なのに、計画性の低さや杜撰さにハラハラしながら、何故か共犯者になった気分で読み進めてしまう。

集合住宅で、日々そこに住んでいる住民が抱える闇を浮き彫りにしながらも、滑稽さを交えて時に痛快に進んでいく物語は、テンポ感もよくとても面白かった。って、不謹慎かな…
エンタメ感は、『正義の申し子』に匹敵するレベル!

願わくば、エピローグに、「あの人」視点の語りが欲しかった。そこは、ご想像に…ということかしら♪

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんな話かと思ったら、3人がドンドン堕ちていくさまが、また…

OUTとか、ナオミとカナコみたいな
イヤーな共犯関係

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

平凡な日常が、ほんの少しの歪みから音を立てて崩れていく恐怖に足がすくんだ。

『正体』や『悪い夏』の染井為人らしく、人間の愚かさや負の側面を一切の容赦なく描く手腕が今作でも遺憾なく発揮されている。舞台はどこにでもある普通のマンション。そこで夫やパートナーに悩みながら暮らす3人の女性たちの姿はごく等身大で、最初は深い同情と共感を覚えながらページをめくっていた。

しかし物語が進むにつれ、日常の裏に潜む悪意や狂気がじわじわと平穏を侵食していく。著者は私たちが普段見ないふりをしている「悪い想像」の領域へと容赦なく踏み込み、普通の人間が蟻地獄のような沼に落ちてもがく様を絶妙な俯瞰の視点で見せつける。いつの間にか自分も逃亡劇に加担しているような恐ろしい緊張感に包まれ、ページを繰る手を止められなかった。

そして物語の終盤、これまで積み重なっていた小さな「違和感」が一気に線となり、想像を超えるラストへと結実する。すべての前提がひっくり返るようなその展開には、まさに背筋に冷たいものが走った。身近だからこそ余計に恐ろしい、圧巻の人間ミステリーだ。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

マンションに住む3人の女性はそれぞれクズ男に苦しめられている。
モラハラ夫、DV夫、嘘つき変態交際相手。
その苦しみから逃れられるかと思うと、次々と試練が襲う。
この3人、警察から追われる立場になりそうだったが、あまりにクズ男ばかりなので、負けずに逃げ延びてほしいと応援してしまった。
もう1人、マンションのオーナーで管理人でもある中牟田さんは、何でも見通しているような不気味さがあった。
とても楽しめたが、3人の女性を危うくする登場人物たちが執拗に迫ったり、力を合わせたりせず、結果的に単発であったのが残念だった。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

同じマンションに住んでいる問題を抱える3人の女性。
・遠距離恋愛中?の保育士さん
・鬱でDVの夫に悩まされる二児のママしかも妊娠中
・弁護士夫から支配される主婦

なんだか読みやすくて気が付けば一気読みしてる。
彼女たちが協力して犯罪を隠蔽したり犯したりするんだけど、まあ応援したくなるよね。男たちがちょっとヒドイのでね。

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2026年09月25日

Posted by ブクログ

マンションの隣人で挨拶だけするような関係の3人の女性。それぞれが旦那や彼氏にに嫌気を差し殺してしまう。そこから3人は運命共同体として過ごしていく。途中から結末は見えていたけれど、3人の視点をテンポよく入れ替え、飽きずに一気に読めました。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて読む染井為人さん。
オーディブルに流れてきた本の中から、硝子のマンションというタイトルと表紙だけみてなんとなく惹かれて。
(夜のマンションの灯りって家によって蛍光色だったり電球色だったり色々で、あの一つ一つに暮らす人たちの物語があるんだと思うとエモいですよね?)
(硝子のということはそんな中の人たちの暮らしが透けて見える、しかも脆さを含んでいるわけで…と)

物語の舞台は現代でとても卑近。
テンポよく転がっていくストーリー、女性たちは割と感情的で突発的。読む人を飽きさせない、ハラハラ展開。

で、あのこれ、オーディブルで聴いたのがアカンかったです。男性の朗読だったんです。
だから、人生崖っぷちに追い詰められた3人の妙齢女性たちのやり取りが、オネエ芸人たちのコントに聞こえちゃって。

いえ、そんな風に聞こえる私の耳が1番アカンね。でもね、もう出てくる男たちみんなそれぞれ立派に殺される義務のある粒揃いのクズで、私もオネエたちに混ざってワイワイと加担したくなりましたよ。
男たちのクズぶりに心がざわついて、もう、完全犯罪go!って、がんばれがんばれ、ここで心折れないで!やり遂げて!って拳握って応援していました。

女性が3人集まると、死体の埋め直しに行くのもサンドイッチ食べ出してピクニック感出しちゃうじゃないですか。あのサイコパス感に一緒に浸って、思わせぶりな中牟田さんに最後んんん?となって、おしまい!
フィクションならではの楽しみ方でした。

これだけ満喫しておいて星4つなのは面白かったけど今読みたい重さに対してちょっと軽過ぎたからです。完全な主観です。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

ある事件から、急展開になりハラハラしっぱなしでしたが、終盤なんとなく真相がわかってしまいました。ただ、序盤からの伏線回収は素晴らしかったです。

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2026年10月18日

Posted by ブクログ

今まで一度も事故やトラブルが起こったことのない「平和」なマンション、『ベルドゥムール板橋』。

住人たちもみんな幸せそうに見えるけれど……。
なんてことのない日常から起こる恐ろしい出来事。

今回も、まるでミステリーの教科書に載っていそうな、よくまとまったお話でした。

主婦仲間で罪を共有するミステリーといえば、ずいぶん昔に桐野夏生さんの『OUT』を読んだことがあります。

普通の主婦たちが抑制の限界を迎えて突発的に事件を起こし、互いに協力しながら共犯関係の泥沼へと向かっていく構図は、どうしても『OUT』を思い出しました。
もちろん刺激の強さでいえば、『OUT』のほうが上。夫をバ◯バ◯にするような描写もあって、なかなかエグいです。

本作品は、どこにでもいるような女性たちが、日常の裏側で犯罪に手を染めていくハラハラ感と、そこに至るまでの心理描写がお上手でした。

ただ、これまでの作品では、物語全体の安定感に加えて、登場人物の個性の強さが印象に残るものが多かったように思います。

今回はそのあたりが少し弱く、良くも悪くも「こういうことをしそうだな」と想像できる人物が多かったかな。

そして最後も、前半から散りばめられた伏線を見ながら、
「この作家さん、無駄なことは書かないからな……」
と考えて読んでいたら、やっぱりそういうことね、と。

安定した筆致で最後まで読みやすい一方、その安定感ゆえに、今回はオチが少し見えやすかった印象です。

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2026年09月21日

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