すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
明治時代後期の岡山県。貧しい家庭で育ちながらも、幼い頃から聖書を読み、文学に興味を持った山中すてら。しかし、わずか12才で病の父を助けるために工女となるが、読書を続け、文を書き続けたことにより、彼女の未来は開かれていく。
久々のマハさん。
フィクションなんだけど、実在の人物が多く出てくるので、まるで1人の女流作家の人生を辿っているかのよう。マハさんが、「すてらは私の化身です」と言っているように、マハさんが育った岡山県の生まれで文学と芸術に興味を持ち、真っ直ぐで純粋なすてらは、マハさんそのもののような気がした。
代表作の多いマハさんだけど、今作も代表作になること間違いなし。
3部作で構成 -
-
Posted by ブクログ
映画の007シリーズは全部観ているはずなので、本も読んでみようかなあと思って。
ボンドにはやっぱりショーン・コネリーの印象が強い。『カジノ・ロワイヤル』映画のボンドは六代目のダニエル・クレイグなので、シリーズの数冊目かと思っていたのだが、小説では一作目がこれなのですね。
===
ジェームズ・ボンドは007のコードネームを持つ英国の諜報員。今回の彼の任務は、カジノでロシアのスパイであるル・シッフルから資産を取り上げること。ル・シッフルはフランスでの活動組合の会計係だが、組合の金を使い込んだ。それを補填するためにカジノでバカラの大勝負を計画していた。そこで英国諜報部は、ル・シッフルを破産させロシ -
Posted by ブクログ
こういうテーマは大好き。
本書では、男女の賃金格差の実態を把握するための手法や格差の要因などがエビデンスを交えて説明されており、日本の格差の大きさもよく分かります。
本書で取り上げられるテーマも、女性の労働参加率と出生率、長時間労働のリターン、ジェンダーバイアス・ジェンダーステレオタイプ、自己評価の男女差、人的資本投資など盛りだくさんで、とても参考になるものでした。
女性の力をうまく引き出せないのは単純にもったいないし、組織としての損失だとも思います。
われわれ公務は、女性活躍と非常に親和性が高い仕事であると常々思っています。
現に、身近には優れた女性管理職が多く存在しますし、その活躍を後押 -
Posted by ブクログ
ネタバレ三浦しをん先生のエッセイは本当に面白いなと爆笑しながら読んだ。
移動中の電車の中で読んだものだから、笑いをこらえるのにどれほど苦労したことか。
一応小説の書き方についての内容だったはずが、今思い出せるのがハイローの話ばかりなのだが、はて。
一人称・三人称の小説の特徴と違いや書き方、プロットのこと、短編・長編のことから、ここをこうすればもっといい感じになるというアドバイスまで、内容はしっかり実践的ではあるのだが、いかんせん語り口調がコミカルなものだから、真面目さがちっとも感じられないという不思議。
いや、本当にいい内容なんですよ。
二十五章分もあるのに、指南書よりよほどさくさく読める。
堅苦し -
Posted by ブクログ
異国での体験記にとてもわくわくした。
博士号取得までの険しい道のりを、人との出会いや繋がりによって乗り越えられてきたことを感じた。
周囲の方々も、学者や人としてすごい方ばかりだけど、そんな方々を引き寄せたり巻き込んだりできるのは、彬子さまが魅力的だからだと思った。
日本とは違う環境で研究に向き合い、論文を書き上げることの大変さをひしひしと感じたけれど、その中でも思い切り真剣に研究に向き合い、オックスフォードならではの学生生活を経験され、色々な方とのご縁の中で過ごされてきた刺激的な経験を羨ましくも感じた。
この本を読んで、真剣に物事向き合うことは素敵だと思ったし(年を重ねるに連れてできな