窪美澄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「やめるときも、 すこやかなるときも」
タイトルに惹かれました。この言葉、良く結婚式で耳にしますよね。タイトルが全部ひらがなというのも優しさやあたたかみ、幸せそうな物語の匂いがして手に取りました。
窪美澄さん、初めて読んだけど良かった!特に女性のというより桜子の描写、妄想が、いじらしかったり、勇ましかったり、ユーモアもあって。「私のなかの暴走列車はとっくに走り出してしまっていた」「大きな獲物を前にしたハイエナみたいに奮い立つような気持ち」とか、ちょっと面白いと思いませんか?
主人公は2人で、壱晴はある事がトラウマで12月の1週間だけ声が出なくなる(記念日反応というらしい)。桜子は家族に問 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『ソラナックスルボックス』では、15歳で子供を産んだ由人の妹の姿を、物語でよくある破滅した家庭の一つだと見ていた。由人、野乃花、そして正子がそれぞれの生活に苦しみ、沖合に迷い込んで自らの死を待つクジラに各々を重ね合わせる中、クジラがいる町の役員・雅晴の自殺した妹を思った、「生きてるだけで良かった」と言う言葉に出会った。それで、私は、家庭を壊した由人の妹は、病んで自殺するよりよっぽど健全だと思った。
この物語を通して、私は「生」と言うものがいかに貴いものであるかを痛感した。生きてさえいれば、若く身籠っても親の束縛に反してもなんでもいいのだ。 -
Posted by ブクログ
『夜に星を放つ』を読み終えて、ちょっとやるせない気持ちになっていたところ、窪作品で読みかけの本があることを思い出し、最後まで読み終えました❗️
最初の『ちらめくポーチュラカ』が余りイイ感じがしなくて、『夜に星を放つ』同様にちょっとやるせない作品なのかなぁと構えて読みましたが、全体を通して言えることは、家族あるあるが沢山描かれていて、少し息苦しい気持ちになることもあるけれども、前向きに明るい気持ちにさせてくれる、温かい家族小説でした❗️
特に印象的なのは、『サボテンの咆哮』、『砂のないテラリウム』で既婚男性ならそんな気持ちになることは一度位あるのではないか⁉️と思います。
好きな話しは、『