窪美澄のレビュー一覧

  • 私は女になりたい

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    家族を捨てオーナーの財力に媚びて?生計を成り立てていた主人公の生き方に共感はできないけど何故か幸せになって欲しかった
    序章と最後のくだりは読者の想像力を沸き立てる

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    2024年05月04日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    大都会の片隅で日常の中に身近にある死。それに気付かぬまま今を必死に生きるみかげ。いつか死体がみたいと思っていたのは死というものがわからなかったからなのかな。みかげ、素直でほんとうにいい子。

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    2024年05月01日
  • じっと手を見る

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    初めて窪美澄さんの作品を読んだけれど、全体を通しての印象はとてもきれいな文章だったということ。

    終始じっとりとした空気感だったけれど、人間の心の機微が細やかに丁寧に美しく描かれていた。

    他の作品も読んでみたいと思った。

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    2024年04月23日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    15歳のみかげは、姉の七海と2人で暮らしている。生まれたときから住む家は、お年寄りが多い古びた団地だ。
    姉と助け合いながら、工場でのバイトと定時制の学校で2人の友人むーちゃん、倉梯くんと穏やかに過ごす日々を送っていたみかげ。
    ある日、団地警備員を名乗るおじいさん、ぜんじろうさんの半ば強引な誘いで、みかげは団地警備員に任命される。

    今作ではそれぞれの登場人物の背景はあまり描かれていない。現在の悩みや苦しさも、主人公であるみかげ以外はあまり描かれない。
    しかし、登場人物たちは皆それぞれ違った優しさを持っていることが、言動から伝わってくる。
    それだけでなく、その優しさの背景にはこれまでに様々な傷や

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    2024年04月23日
  • いるいないみらい

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    自分のこれからの生き方を考え直すいい機会になった。
    大体こんな感じになるんやろうな〜と思っていた人生じゃなくても良くて、選択肢はたくさんあって、その選択肢を一緒に選びたいと思える人と一緒に生きていきたいと思った。
    どうしても人と比べてしまいがちだけど、人生に正解はない。
    人に自分が正解だと思い込んでいることを押し付けるのはお門違い。

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    2024年04月12日
  • アカガミ

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    読み進めるにつれて、これは何かとんでもないことが起きるのでは…とハラハラした!
    ラストの衝撃といったら…
    やっぱり窪美澄先生の作品は好きだ

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    2024年04月09日
  • いるいないみらい

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    子供がいる未来か、いない未来か。
    手探りで選択しつつある夫婦の形。
    5編の家族。

    解説は渡辺ペコさん。渡辺さんのコミックも「1122」「にこたま」等、いつも夫婦の形を考えさせる素敵な作品が多い。
    窪さんと渡辺さんは、テーマが似ているのかなと思う。
    “子を生す、持つ”
    “家族を作る”
    ご自身も答えを探しながら書いている。
    しかも まだ納得も理解もしていないとのこと。

    短編ですが、5編とも、子供を持つことに対してしっかり考える。子供だけが、人生の糧でないことも考える。すれ違う気持ちも大切にする。
    そして、それぞれの家族のみらいを読者に委ねる。
    ただね、こんなに考えちゃったら、家族を持つ事が不安

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    2024年04月07日
  • ははのれんあい

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    母が主人公で、母と父と幼い子供とすごす日々の前半部分と、長男が主人公の後半部分。母が強くなる様子や、長男の心の動きが優しくて、最後はうるうるした。

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    2024年04月05日
  • ルミネッセンス

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    5つの物語からなる連作短編集。

    暗くて重いまま物語が進み、結末はホラーのようなのに、不思議なくらい引き込まれた。

    女子中学生が主人公の「宵闇」の結末だけは、明るいく力強い。

    全体に漂うやるせない感じ、物事が解決しない世界…現実の自分にも当てはまるから、引き込まれたのかもしれない。

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    2024年04月05日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    わかりみがすぎる。深すぎる。
    以前シングルマザーだった頃、年下の男の子に僕と恋愛してくれと迫られた事がある。
    対象として見た事もなかったし、子供の方が年齢近いやんかと丁重にお断りしたけれど、やっぱり本音言うと嬉しかったなぁ。
    セフレでもいいからと食い下がってきた時は笑ってしまったけど(笑)
    (↑今思えば気まずくならないように笑わせてくれたのかなと…いやそもそもこっちが目的だったのか?笑)
    お断りした後も何度か顔を合わせる機会があって、なんとなーく、ほんのちょーっぴりいつもより小綺麗にしていた私は、確実に女やったと思う(笑)
    この件に関しては1ミリも後悔とかしてないけど
    あの時こうしていたら…こ

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    2024年03月22日
  • 妖し

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    全編シンプルに怖い。どろどろしているわけじゃなくて、上品な怖さだけど、それ故に怖い…!作家さんたちがみんな巧みなんだな…

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    2024年03月19日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    窪美澄3作目。それはありえないでしょうと思う最終場面での「真織ちゃん」と主人公の邂逅エピソードも、よかったねと感じられてほんわり暖かな気持ちになれる。それまでのプロセスが一つ一つ積み重なって成就した、そうあってほしかったエピソードと思わせるところがこの作家の筆力なんだと思う。

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    2024年03月17日
  • ははのれんあい

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    3.9
    序盤は穏やかで微笑ましい家族が、出産や家族経営の仕事の廃業などから徐々に歪みだし、最後は夫の浮気が原因で離婚。その間に穏やかでのんびりしていた母はどんどん強い母に変わり一家の大黒柱になり、代わりに長男が母になる。
    家族の形が変化しながら、それぞれの役割も変わっていく様子が淡々としているようで、しっかりと物語に引き込まれる。

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    2024年04月03日
  • 二周目の恋

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    「誰も軽視しないから、誰からも軽視されない。」p121


    波のおとをきいているような感覚の文。
    繊細で力強くて身を預けてしまいたくなる

    「カーマンライン」と「無事に、行きなさい」「海鳴り遠くに」がアンソロジーのテーマに合っている感じがしてよかった。

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    2024年03月18日
  • ははのれんあい

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    ストーリーに納得できないところは、ある。
    優しく穏やかなれば、なんでも許されるんですかねって思う。
    それでも、読ませる。
    こういう家族の形を認めさせてしまう。

    前半は、“はは”の視線。
    普通の会社員の家庭で一人娘として、おっとりと育った女性。家族で自営業の男性と結婚して一緒に働き始める。長男が生まれ、仕事が薄くなり、夫はタクシードライバーとなる。
    家計を助けるため保育園に息子を預けて慣れない仕事を始める。ははは、将来を見据える。家庭の安定を求める。そのあたりから、穏やかな夫との間にズレが生じる。

    後半は、高校生となった長男の視線。
    長男は、父親譲りの優しさで、家事を受け持ち、双子の弟の面倒

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    2024年03月10日
  • ははのれんあい

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    第一部が、重く長いなあと感じたが、この重く長いのがあるから、第2部が生きるのだとは、思った。
    人の心の動きが丁寧に書かれた作品。

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    2024年03月10日
  • ははのれんあい

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    ネタバレ

    親にふりまわされる子供達がかわいそうだった
    智久 再婚するなら遠いところに行ってよ!!
    自分の親の面倒を別れた嫁&子供にさせるなよ!!

    智久にはツッコミどころいっぱいだった

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    2024年03月03日
  • ルミネッセンス

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    ある団地を抱えるまちを拠点としたダークな短編集。
    何の前情報もなく読み始めてしまったが、よく見ると各々のタイトルが妖しい。
    どろっとして真綿で首を絞められるような、ずぶずぶと泥沼にハマっていく感じ。
    読んでいるとじわりと不穏な空気がまとわりついてくる感じ。
    でも嫌いじゃない。先が気になって結局全話あっという間に読んでしまいました。

    『トワイライトゾーン』
    母親の介護のため実家に戻った高校教師が歓楽街のある一軒の店に入って出会った少年らしき男性のことが忘れられず・・・。

    『蛍光』
    文具店を営んでいた父親が亡くなり、家の整理に帰った娘は、ノートを買いに来た少年をきっかけに、小学生の頃に亡くなっ

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    2024年03月01日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    なぜか泣ける短編集。本書は同じ幼稚園に通う子供の家族を主人公にバトンタッチされていく短編集。それぞれの家族にそれぞれの悩み・苦しみ・葛藤があって、泣けるシーンがたくさんあった。家族小説たからこそ、現実離れした壮大なストーリーはなく、それぞれに心当たりがある読者の感情を揺さぶってくれるのだと思う。日常生活に疲れた気がする人に読んでみてほしい1冊。

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    2024年02月25日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    そんなつもりないけど泣いちゃった。
    淡々と進むけど知らないうちに自分も追い込まれる気持ちになるから上手いんだとおもう。
    大人は勝手だけど、大人も子供だからね。ずっと。

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    2024年02月24日