窪美澄のレビュー一覧

  • やめるときも、すこやかなるときも

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    低く立ち込める暗雲のように、人にもなかなか光が見えない時もある。 それをどう解消していくのか、それすら丸ごと背負っていく2人。
    大人の純愛

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    2026年06月22日
  • 私は女になりたい

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    若い時の自分なら、自分の母と同年代の女性が、色恋に溺れていく様は、正直に言って気持ち悪いとか思うかも。
    だから玲からは「見てられない」だろう。
    ま、それよりはアンチエイジングに頼りすぎるのはなんか悪あがきみたいで嫌だったな。
    でも窪さんの描き方だろうか、女の心の動きが、性が、読んでいると感じられてありだなって思える。。
    若い男性と付き合うだけで、普通の恋愛でなぜこそこそしなきゃいけないんだろうなんて思ってしまうから不思議だ。
    最後はそれでも女の主人公がそこにいた。それでいい

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    2026年06月21日
  • 君の不在の夜を歩く

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    高校の友人5人それぞれの連作短編。
    感想を書くのが難しい…。
    生きている 菜乃子自身は登場しないのに 菜乃子が5人の中心にいて 残った友人4人を苦しめ惑わせてる。 
    それぞれすれ違いの恋愛感情も辛いね
    もちろん菜乃子自身も苦しんでの決断だったんだろうけど 最後の章で その理由はわかったけど 想像していたのとはちょっと違ったかな。
    みんな心に沼を抱えていて 足を取られる事もあるし生きてる方が辛い事もあるのかもしれないけど やっぱり生きて。
    歳を取らない菜乃子 老人になった友人達 最後はちょっと悲しい

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    2026年06月20日
  • 君の不在の夜を歩く

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    連作短編集5篇
    菜乃子を中心にした5人の友情恋愛偏愛の物語。高校時代から続く関係性の変化、心情のすれ違いや思いが溢れている。

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    2026年06月18日
  • 給水塔から見た虹は

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    ネタバレ

    あくまでも私の考え?
    主観ですが、桐乃というか、この年代の少女は不良グループに文句が言えるだろうか?
    相当腕に自信がないと言えないのでは?
    と思ってしまったら、ヒュウとも仲良くなれるの気がしなくなり、ちょっと読むのが辛くなりました。

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    2026年06月15日
  • 君の不在の夜を歩く

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    ネタバレ

    久しぶりの窪美澄。
    登場人物5人を主人公とした、連作短編になっていて冒頭2つくらいはとてもいいなと思った。
    他も良かったのだけど、どんどん特殊な人間関係が突出していって、さすがにこれは小説感がすぎるのではと思ってしまった。5人のうち2人がLGBT、1人はメンヘラ。さらに男女入り乱れての片思い&刹那的な性関係。

    思うところはあるにせよ、やっぱり窪美澄さんはすごいな。
    人間の愚かさというか、ふがいなさの表現がすばらしい。

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    2026年06月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    日々のルーティーンの中少しのしあわせ。気に入ったカレー屋さん、大学で知り合った裕福な友人の話がよかった。かなちゃんと友だちになれて本当によかった、と言う桃華。経済格差があると難しいけどふたりが仲良くいられますように。

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    2026年06月14日
  • 君の不在の夜を歩く

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    学生時代からの友人、男女5人組の中の一人が突然亡くなった。残ったメンバーは故人の亡くなった理由を考え続ける。浮遊感と虚無感が漂う内容でした。

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    2026年06月12日
  • 夏日狂想(新潮文庫)

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    窪さんの、直木賞受賞後一作目となる小説。男に振り回された1人の女性の人生を丁寧に紡いだ小説、なかなかイラッとする主人公だったなぁ

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    2026年06月10日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    伊吹さん目当てで読んだが、藤野さんがおもしろかった。
    伊藤さんはよく分かりませんでした。
    「食べて」はよく出てきましたが「寝て」がピンときませんでした。

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    2026年06月10日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    ある町に住む人々の物語。自分は自分のことしか知らない。他人を知っていると思っても絶対に知り得ない。人には隠された感情がやはりあるし、仮に全く隠していなかったとしても他社が本人と同じ気持ちになんてなれない。なれないからこそ寄り添うということが重要なのかしら
    複数の視点から語られる物語を読んでそんなことを考えていた。

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    2026年06月10日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    【略奪愛】とは何か、という哲学を考えさせられるとは思わなかった…
    略奪愛とひとことで言ってもたくさんあるんだなぁ。

    「それからのこと」だけは微妙だった。この微妙という感覚の正体について考えてみたのだが、他の話に比べて割とありきたりな略奪愛ものだったからだろう。

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    2026年06月06日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    窪美澄さんの「朧月夜のスーヴェニア」がとても好き。空襲警報が鳴り爆弾の落ちる音を背景にいつ体が焼けてもおかしくない状況で、本能に近い性欲で繋がる男と女。しつこくないのに匂い立つような性の表現が最高。
    彩瀬まるさんの「かわいいごっこ」も、女の男の下でかわいがられたい欲を現実的に描かれている。セックスのシーンでもいやらしさやエロさが強調されるのじゃなく、気持ちよさや感情主体でかわいく描かれてるのがよかった。

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    2026年06月06日
  • 夜空に浮かぶ欠けた月たち

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    すべてが優しい世界観。ノンアル梅酒みたい。とても読みやすく、精神疾患の症状や対処法などが学べます。
    絵画がサブタイトルに使われていますが、タブローとはほぼ関係なく一瞬ふれるだけです。

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    2026年06月05日
  • 君の不在の夜を歩く

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    同級生5人それぞれのパートに分かれて語られるので、複雑な5人の関係性もわかりやすく、それぞれの心情も切実に伝わってきた
    心にじわっと染み込むような感覚で読んだ

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    2026年06月04日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    うつの今読んでよかったかもなあと思った。

    野乃花の話が1番辛くてでも1番共感できて、どうしてと思いながら読んだ。繊細でか細く見えた野乃花が、あんな社長になっていたという事実に、彼女の強さとその美しさとたくさんのしんどい気持ちのその重さを感じた。

    由人の話もよかった。かなりしんどい中生きてきて、自分もしんどいのに、人のことを考えちゃう優しい人だと思った。
    語り口が特に好きで、魅力的な人だと思った。
    ミカが泣いた時のセリフがすごく印象的だった。自分とは違って寂しくて死にたくなるか。
    寂しくて死にたくなる。

    正子の話は、現代の都会の毒親の子はこういう気分になりながら育つのかと思わされた。最初は

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    2026年06月01日
  • 夜に星を放つ

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    全五編からなる短編集で、コロナ禍の中執筆された影響か全ての話に通じて物悲しさや喪失感が漂う。

    短編それぞれでテーマは違うものの、人との別れという点は共通している。身内の死、離婚など。

    各短編の主人公はこの別れに対してどう向き合うかが描かれる。
    希望を見出し、前を向いて生きる者もいれば、別れの悲しさを引きずったまま生きる者もあり、現実的だ。

    登場人物の内面を細かく描写しているため、読んでいるうちに感情が込み上げてくる。

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    2026年05月30日
  • 宙色のハレルヤ

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    6つの短編集。
    装丁が可愛かったが、中身は、やや重みと暗さを持った、様々な恋愛に関するお話だった。
    そう、恋愛自体は、結局いつかは終わるんだ、と実感。テレビドラマでは、ハッピーエンドで終わりがちだが。人生は、ドラマのように終わったりしない、ずっと続いていく。
    ひとつの恋は、何かを自分に残して、終わっていく。

    事実だけれど、私が読みたい恋愛物は、やはりキュンキュンで始まり、キュンキュンなまま終わってほしい。

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    2026年05月28日
  • 夜に星を放つ

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    それぞれの主人公の寂しさとそれを受け入れていく様が丁寧に描かれていて、読んだあとは少しだけ強く、素直に、なれる気がする作品。でも、個人的には給水塔が好き。

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    2026年05月25日
  • 給水塔から見た虹は

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    とても大切なことが描かれた作品だと思うけど…

    文体というか、
    「中学生や若い人がこんな喋り方するかなぁ」って感じる話し言葉とか、ため息とかを「はぁーーーーーっ」って表記してるのとか、なんか違和感があってそれが気になって話に入っていけなかったというか。

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    2026年05月24日