窪美澄のレビュー一覧

  • ルミネッセンス

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    一つ一つ読み終えてなんとも不思議な感情がそれぞれにあった 
    「んー」と深く感じたり、「ん?」と最後をまた読み返したり、じんわりとなんとも言えない不気味さを感じた
    一気に読めました

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    2026年01月03日
  • ぼくは青くて透明で

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    海くんと忍くんの恋愛と
    それぞれのお家の事情

    若いうちはただでさえ自分の心に振り回されるのに
    親にまで振り回されて
    つらいね

    若い子が読むのと中年が読むのとでは
    誰に感情移入するか変わってくるかもしれないけど
    私はどの人にも当てはまるというか
    どの人の中にも私がいた

    読みやすいので
    読書慣れしていない若い子もぜひ読むといい
    というか若い人のほうがすっと読めるかもしれない

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    2025年12月30日
  • 宙色のハレルヤ

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    いろいろな恋愛のかたち。
    けっして一筋縄ではいかない。
    そして胸が苦しくなる、熱くなる、哀しくなる。

    六つの短編集。

    「海鳴り遠くに」〜夫を亡くして三年、彼女が胸を熱くしたのは画家の女性。

    「風は西から」〜冒頭のばあちゃんの口癖が「禍福は糾える縄のごとし」が頭に残る。
    彼女にふられた傷心の僕の家に来たはとこが作る料理に癒される。

    「パスピエ」〜行きつけの居酒屋に新しく入ってきたバイトの足の綺麗な女の子は、とんでもない子だった。こんなに簡単に騙されるのか…

    「赤く冷たいゼリーのように」〜妻を亡くし年金とバイトで生活している初老の男が助けた男子高校生は、亡くなった同級生に似ていて気になる

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    2025年12月17日
  • 給水塔から見た虹は

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    ネタバレ

    技能実習生や移民労働者の現状や問題について扱った作品だが、読み終わった後にそのイメージや考えが変化することはなかった。桐乃の育つ団地や小学校の環境は耐え難いと感じ、他にも反発したくなるような飲み込み難い箇所が幾つもあった。

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    2025年12月15日
  • 給水塔から見た虹は

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    中島京子さんのやさしい猫を思い出しました。
    政治的思想の話になってしまうので、細かく感想は控えますが、日本で真面目に働いて母国にいる家族に仕送りしたいとか、本気で頑張ろうとしている人には、良い環境で働いてもらいたいなと思うし、〇〇人の定義ってなんだろう。日本で産まれたら日本人じゃないの?って疑問に思ったし、でも結局日本人もそうでない人も、日本っていい国だなと思ってもらいたいなと思った。

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    2025年12月12日
  • じっと手を見る

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    作家の朝井リョウさんおすすめの恋愛小説! のっけからの性描写で、この本、このままだと挫折かもと、気を揉んだが、あの朝井リョウさんがおすすめするなら何かがあるはずと読み進めた。柔らかい文体だが、子どもの話、ひどい。一話一話に体温を感じつつも、読んでいて少しずつ何かが抉られていったこの感じは何だったんだろう。

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    2025年12月11日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    わたしはあんまり好きじゃなかったな。
    こういう人いるよね、とは思うけど、身近じゃないというか。
    共感できなかったし、サラッとしている話が多かった気がする。もう少し、精神が大人になったら感覚も変わるかな。

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    2025年12月11日
  • 夏日狂想(新潮文庫)

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    友達におすすめしてもらって読んだ。人の生涯だからやっぱり長くて、友達におすすめしてもらってなかったらもっと読むのに時間がかかっていたかもしれない。友達が、人生ってこういうもんかっていってて、それ聞いたらすごく共感した。そう思ったら確かに、礼子は若い頃に出会った水本に心惹かれてその後誰と付き合っても水本は頭から離れず、結局60代になっても水本水本と、、。ほんとにいま20代の自分がそうなりそうで怖かったけど、まあそう言う生き方もあるのかと思ったらちょっとだけ人生に希望がもてたというか、まあ良かった。

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    2025年12月04日
  • 給水塔から見た虹は

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    日本にいる外国人がどんどんと増えていく現代に、読んでおきたい1冊だと思った。残念ながら私が育った環境にはあまり沢山の外国人はいなかったが、知らない、より、知っていること、ってとても大事だと思った。
    外国人の日本での生活の大変さは想像もつかない。外国に留学するのとはまた訳が違うな、と。
    自分はあまあまで、ゆるゆるで、イージーな生活をしてきたんだな、と感じてしまった。より小さな幸せをみつめたいと思ったし、『日本人ファースト』という日本人寄りすぎな考えは危険だと改めて思った。
    あと、外国人関係なく、コミュニケーションの大切さを感じた。里穂と桐乃の関係性はどこにでもありうるかな、と。コミュニケーション

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    2025年12月03日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    十人十色の人生がありました。
    全員闇深い。
    ただただ全員の闇の部分を知り、その時各々が感じたことをありのままに受け止める感じで読み進めました。
    かける言葉が見つからず己の未熟ささえ見つけてしまった本でした。

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    2025年12月03日
  • 給水塔から見た虹は

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    楽しい物語ばかりでは
    駄目なんですかね。
    辛かった。

    子供達の成長が
    胸を打った

    カッコいい大人になるな

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    2025年12月01日
  • 夜に星を放つ

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    直木賞受賞作の本作は、全5篇からなる短編集。

    どの物語も“大切な人との別れ”や“もう会えない寂しさ”を静かに描いており、読後には胸の奥にじんわりと温かくも切ない余韻が残ります。

    始まったばかりのコロナ禍を背景にしたエピソードもあり、あの頃の先の見えない不安や孤独を思い出しながら、登場人物たちの感情に自然と寄り添ってしまいました。
    それでも彼らの心の奥には、希望のような小さな光が確かに灯っており、その光こそが“星”として描かれているように感じます。
    タイトルの通り、物語の中には星座や夜空が繰り返し登場します。読んだあとには、ふと空を見上げたくなる。

    そんな静かな力を持った作品で優しさと哀し

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    2025年11月29日
  • じっと手を見る

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    この本を選んだきっかけは、Twitterか何かで紹介されていたような気がする。性描写がすごく丁寧で官能的で生々しかった。
    結局いっときの気の迷いで、よく見える人についていくと、破滅に向かうなということがわかった。
    生まれてきた環境の違いで、人生の簡単さがこんなにも変わるのかとある主残酷性があった。
    あんまり明るい話じゃないので、気持ちが落ち込んでいるときには読まないほうがいいと思った。

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    2025年11月29日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    人妻とイチャコラしてたら旦那さんに拡散されて大変なことになった高校生の話…でいいのかな?
    お金も貰ってるし買われてるから…未成年ナンチャラで捕まるのは人妻の方だろうか?
    ストーカーであっても働かなくていいよって言われたら結婚するもの?
    色々疑問は出てくるが…楽しめました

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    2025年11月25日
  • アカガミ

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    3.7/5.0

    根幹にあるテーマがなんなのか、今の自分には最後まで掴めなかった。
    「性」への関心の薄さみたいなものが、描かれる作品が近年多い気がするが、個人的にはあまりピンとこない。

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    2025年11月22日
  • アカガミ

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    2030年代の日本が舞台だが、その頃の若者は他者との繋がりも希薄化し、結婚はおろか、恋すら遠い存在になってしまっていた。
    そこに国が設立したお見合いシステム「アカガミ」に参加することになったミツキは、国に管理された生活の中、出逢った相手サツキと国が推奨する「まぐわい」の末に子を成すのだが、、、。

    読んでいて、どうにも胡散臭さがいっぱいなのに、それに気がつけない(疑問に思わない)若者たち。
    生きることにも未来にも、あまり意思や欲求が感じられない、言われることにも受け入れるばかりの子たちが、子供を持ち、恋をしり、だんだん私の知っている「人らしさ」を持ち出すのだが、そこで徐々に今の手厚い生活に疑問

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    2025年11月12日
  • 夜に星を放つ

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    人は人との繋がりの中でがむしゃらに生きているんだなと感じた。
    人はずっと変わらない関係を築けなくて、たえず変わっていく関係の中で自分の立ち位置を探し続けている。
    不安定な人間関係の中で安心するために。人との繋がりを感じた記憶をつくっていくのかもしれない。

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    2025年11月11日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • 夜に星を放つ

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    ちょっぴり切ない5話からなる短編集。
    ただ生きているだけで、思いもよらない哀しみがやってくる。

    ・真夜中のアボカド
    ーーー婚活アプリで恋人を探す。
    フリーでプログラマーをしているという麻生さんは、妙に女慣れしていなくて、前に出会った人みたいに食事の後すぐに、ホテルに行こうとも言わなかった。

    ・銀紙色のアンタレス
    ーーー 16歳の夏。僕は田舎のばあちゃんちで、泣いてるような顔で赤ちゃんを抱えたあの人に出会う。
    幼馴染の朝日は言う「水着着たわたし、かわいかった?」

    ーーー真珠星スピカ
    酷いイジメにあっている私は、今日も保健室にいる。
    亡くなった人は話すことができないのだと知ったのは、死んだ母

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    2025年10月31日
  • じっと手を見る

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    田舎の閉塞感と人間の弱さ•脆さ•不確かさみたいなものが真綿のように詰め込まれた本。

    地方は向上心を持たなくてもいいし、
    限られ、閉ざされたコミニュティのなかで
    やるせなさと共に傷を舐め合うんよな。

    故郷を思い出した。
    まあ流されるっていうのも一興なんですけどね。

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    2025年10月28日