窪美澄のレビュー一覧
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ネタバレ水遣りはいつも深夜だけど
家族にまつわる短編集。
サボテンの咆哮 と かそけきサンカヨウ
がすごくすごくよかった。
サボテンの咆哮
自分の子育ての事や家庭の事、いろいろなことが心に浮かんで涙が流れた。
育児物の小説ってどうしても母親目線のストーリーになるが、この話は父親メインの話で、父親も母親同様に葛藤を抱えて悩み苦しむんだと知り、切なくなった。
奥さんの方も優しい人で、お互いに許し合うことができてよかった。
かそけきサンカヨウ、
これもとても良かった。
全体的にとても静かなトーンで話が進んでいくが、最後の美子さんの「陽さんのお母さんは素敵な絵を描く方なんだね」と言うセリフひとつに涙腺 -
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好きな言葉はエロスです。
ってな事で、『ここから先はどうするの 禁断のエロス』
澤村 伊智
壁の向こうで誰かが
彩瀬 まる
噛みあとはオレンジ
木原 音瀨
Lotus
樋口 毅宏
ROMANCE
窪 美澄
バイタルサイン
の5人の官能アンソロジー
それぞれええ感じのエロスです。
眠っていた自身のエロスを解放していく様…
脚フェチから纏足に魅せられ、また自身の纏足との別れ
と共に、過去の複雑な呪縛から解放された『何だか清々したわ』にシビれた
1番はやっぱり窪美澄さんのバイタルサインがえかったな
義父と娘のズルズルと沼にハマっていく禁断の愛が……
それぞれの作家さんのエロ -
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15歳のみかげは、姉の七海と2人で暮らしている。生まれたときから住む家は、お年寄りが多い古びた団地だ。
姉と助け合いながら、工場でのバイトと定時制の学校で2人の友人むーちゃん、倉梯くんと穏やかに過ごす日々を送っていたみかげ。
ある日、団地警備員を名乗るおじいさん、ぜんじろうさんの半ば強引な誘いで、みかげは団地警備員に任命される。
今作ではそれぞれの登場人物の背景はあまり描かれていない。現在の悩みや苦しさも、主人公であるみかげ以外はあまり描かれない。
しかし、登場人物たちは皆それぞれ違った優しさを持っていることが、言動から伝わってくる。
それだけでなく、その優しさの背景にはこれまでに様々な傷や -
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子供がいる未来か、いない未来か。
手探りで選択しつつある夫婦の形。
5編の家族。
解説は渡辺ペコさん。渡辺さんのコミックも「1122」「にこたま」等、いつも夫婦の形を考えさせる素敵な作品が多い。
窪さんと渡辺さんは、テーマが似ているのかなと思う。
“子を生す、持つ”
“家族を作る”
ご自身も答えを探しながら書いている。
しかも まだ納得も理解もしていないとのこと。
短編ですが、5編とも、子供を持つことに対してしっかり考える。子供だけが、人生の糧でないことも考える。すれ違う気持ちも大切にする。
そして、それぞれの家族のみらいを読者に委ねる。
ただね、こんなに考えちゃったら、家族を持つ事が不安 -
Posted by ブクログ
ストーリーに納得できないところは、ある。
優しく穏やかなれば、なんでも許されるんですかねって思う。
それでも、読ませる。
こういう家族の形を認めさせてしまう。
前半は、“はは”の視線。
普通の会社員の家庭で一人娘として、おっとりと育った女性。家族で自営業の男性と結婚して一緒に働き始める。長男が生まれ、仕事が薄くなり、夫はタクシードライバーとなる。
家計を助けるため保育園に息子を預けて慣れない仕事を始める。ははは、将来を見据える。家庭の安定を求める。そのあたりから、穏やかな夫との間にズレが生じる。
後半は、高校生となった長男の視線。
長男は、父親譲りの優しさで、家事を受け持ち、双子の弟の面倒