窪美澄のレビュー一覧

  • 給水塔から見た虹は

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    同じ団地だけど、それぞれの立場から見える景色は違っていて正解も答えもない世界。
    自分は田舎住みで外国人コミュニティや海外勢が生活圏にいないから実感がないけど、例えば学校に違う文化や宗教、ルールを持った子供がいたら。そして言葉が自由じゃなかったら…困難さは容易にわかる。
    そしてこの本で描かれているような世界線は日本に実在する。いろんな事情を持ち日本に暮らす外国人労働者。その子供たちは育つ場所や文化圏を選べない。だからこそ彼らにとって優しい世界でありますようにと願うしかない。

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    2026年09月26日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    ネタバレ

    家族のエピソードで妻の目線 夫の目線 子供の目線からの物語がちりばめられていて 読みやすかった 妻の目線では共感する部分が多くあり 子育てによって自分の能力不足や 頼るところが 両親しかいない また夫に求めて夫ができる限りのことをしている 何もかかわらず自分の方が苦しんだという思いに囚われて 夫に対して不信感を示してしまうのはすごくわかるなと思う反面 夫側からのエピソードの本では自分では見えなかった夫なりの気遣いや妻を思う気持ち そして妻が子供を守りあたかも自分の味方は自分の子供と両親しかいないというような態度で示されてしまうと 夫側もとても寂しい思いになるんだろうなと 子育てしている時は思わなかったけれども 改めて気づかされた また発達障害の疑いがある幼稚園の女の子のみんなと一緒にはできない だから不安がっている母親の気持ちもわかるができないことじゃなくてできるところに目を向ける 人と違う感性を持つからこそ 助けられる人がいるそれだけで この子にしかできない 特別な才能 なんではないかと感じた 最後に高校生の男の子と女の子の話が出てくるが 高校生の女の子には再婚した 継母と小さな女の子がやってくるが そのまま母がとても素敵な女性で素直なところが とてもいいなと思ったそして高校生の男の子はお母さん おばあちゃんの争いがすごく嫌 最後に離れて暮らす 次長にお母さんも連れてってあげてよ お母さんを幸せにするのお父さんしかいないんだよ という言葉に子供というのは両親が仲良くしているまたは目に見えた仲良さじゃなくてもお互い大切な人だと思い合っていることが一番子供にとって嬉しいことなんだなというふうに気づいた
    父親と息子の あまり コミュニケーションをしない話が出てくるが父といる時間が好きではない しかし 母親はその父はとても優しい人と評価しているそれだけで子供にとって父親はなかなか話すことができない存在だけれども 目に見える 態度だけでその父親を判断するのではなく こういった愛情深いところもあるのかもしれないと推測することができる全ての話に最後はホッと 安心する 終わり方 なので 良かった

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    2026年09月24日
  • 夏日狂想(新潮文庫)

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    フィルターを外した世界で、
    その人自身を見つめることができたら
    みんなでしあわせに暮らせるのかしら。
    想像力を大切にして、
    自分に誠実でありたい。

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    2026年09月23日
  • 君の不在の夜を歩く

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    5人それぞれの視点で関係性が紐解かれてくのが新鮮だった。
    私の周りもそれぞれが何かを抱えていて、日々葛藤しながら歩みを進めているのかもしれない。
    それも観測することはできないが。

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    2026年09月23日
  • 夜に星を放つ

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    少しずつみんな窮屈で、でも日々を懸命に生きている。いっぱいいっぱいになってしまう夜もあるけど、朝は来る。夜と朝を繰り返しながらゆっくり前を見るお話が多かったような気がする。
    特におばあちゃんとこどものお話が好き。
    大人みたいなことを言うなと叱ってくれたおばあちゃん。一瞬表情を歪めたおばあちゃんの感情の揺れ。うちに来いと半ば腕を引っ張るように連れていってくれた優しさ。増えていくお菓子の種類。あの日、あの時、確かに彼には救いだったんだろうな

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    2026年09月21日
  • 給水塔から見た虹は

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    切ない…
    桐乃やヒュウのように、自分ではどうしようもない状況に置かれていることが…
    いくら求めても、親は自分のことで精一杯
    そして誰も自分のことをわかってくれない
    夏休み、中2の桐乃とヒュウはあるきっかけで、団地を出てベトナム人の不法滞在者達が暮らすアパートで過ごす。そこでは、知らないことばかり
    約束した給料がもらえなかったり
    カビだらけ汚いアパートで高い家賃
    仕事は汚い、辛い、長時間労働から逃げて、捕まらないよう隠れて暮らし、自国に仕送りをする

    ヒュウのおじいさんはボートピープル…
    大変な人生を送ってきたのはわかる
    だけど、学校でのいじめや家庭での孤独は…

    『僕の人生は僕だけのものだ。誰のものでもない。それがどんな人生でも僕は自分の人生を愛し、生きる』




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    2026年09月21日
  • ぼくは青くて透明で

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    セクシャリティの枠を超えた、誰もが抱える「型」と「生きづらさ」の物語。

    表紙や帯の印象から「同性愛をテーマにした瑞々しい青春もの」を想像して読み始めたが、蓋を開けてみれば、綺麗事では終わらない人間のエゴや生々しい生きづらさを描いた、重厚な群像劇だった。

    第一話の主人公・海の、自分の殻に閉じこもって被害者ヅラする自己中心的な態度に、最初は強い違和感を覚えた。
    けれど、読み進めるうちに、登場人物それぞれが「血の繋がらない母」「町議の息子」「親になれなかった人間」という、自分や周囲によって作られた「型」に縛られて苦しんでいる構造が見えてくる。

    特に第五話の父親・緑亮の章は圧巻だった。
    彼の選択は世間一般の正しさでは測れず、簡単に善悪でジャッジできない人間の脆さと孤独が詰まっていた。
    上手く生きられない緑亮を1番嫌ってるのは緑亮本人なんだ、それでも緑亮なりの愛はあるんだということが伝わってきた。
    だからこそ5話のラストは辛かった。

    劇的な大団円や和解があるわけではなく、ズレを残したままの「ままならない現実」が描かれる。
    しかし、相変わらず“青い”ままの海が自分の殻を破って一歩を踏み出し、忍の自分の意志を感じさせる姿に、現実的な希望が持てる着地だった。

    現代を生きるすべての人に身に覚えのある「窮屈さ」とそこからの解放を教えてくれる、窪美澄さんらしい見事な一冊だと思った。

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    2026年09月20日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    いつまでも女でいたい男でいたいと思う人が多いのではないかと私は思う私もその一人女性は閉経し女でなくなる時に諦めがつくかもしれないが 男性の場合は そういった区切りがないので どこで切り替えるのだろうと感じた また 特に 40歳 50歳60歳も入るかもしれないが その時期が一番自分は恋愛はもうできないのではないか そして もし 好意を持っている人が現れても自分にはもう その年齢が過ぎたと並べることもできる一方 それが寂しく思う また世間と自分の本能とのギャップによりより一層 自分を苦しめるんだなという風に思う 美容整形や 美容 皮膚など手軽に自分を少し若返ることができる現代だからこそ 本来の自分を受け入れなくても良くなった でもこの本の最初に外見は若く見せることができるが内臓機能は年齢相応であると 書いてありまさに恋愛をした後 性行為をする時自分の隠している部分に現実を突きつけられる
    性欲の対応は人それぞれ自分で解決していかないといけないんだな っていう風に思う

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    2026年09月19日
  • 君の不在の夜を歩く

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    感想
    外から見れば順調そうでも人はそれぞれ悩みを抱えている。

    死んでも誰かが思い出してくれるのはいいな。


    あらすじ
    菜乃子が亡くなったと健太から連絡が来た。沙耶、菜乃子、健太、達也、倫子は高校の同級生だ。達也と結婚した菜乃子は、人生に倦んでいた。沙耶は健太がずっと好きだったが、蔑ろに扱われていた。そんな健太が菜乃子の死後、結婚したいと沙耶に言って来たが、沙耶は断る。沙耶は、達也に頼まれて菜乃子の格好をし、達也と関係を持つ。

    健太は5歳で父親を亡くす。母親は宗教にハマり、それを隠すために健太は明るく振る舞い勉強に励む。高校で菜乃子と達也に出会い、達也のことが好きになる。その気持ちを押し隠しながら結婚するも妻から母親の宗教狂いがバレて離婚を突きつけられる。菜乃子を失った達也を支えたいが、達也は菜乃子のことしか見ていないのだった。

    倫子は菜乃子のことが好きだった。菜乃子から勧められて、大学の時に書いた小説が準優秀賞になる。そのことを菜乃子に伝えて傷つけたことを後悔していた。仕事を辞めて実家に帰り、祖母の介護をしながら小説に応募するのだった。

    達也は菜乃子の死から七年が経ち、町に戻って雇われ店長をやる。何をしても思い出すのは菜乃子のことだった。本屋の経営方針でバイトと揉めながらも一人の女子高生に出会い、菜乃子を重ねる。捨てられなかった菜乃子の原稿を燃やす決意をする。

    菜乃子は成仏出来ずに自分のことを思い出す人たちのところに現れた時が経つに連れて皆も年老い、思い出されることが少なくなっていった。菜乃子は最後穏やかに過ごす達也と共に成仏する。

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    2026年09月17日
  • 君の不在の夜を歩く

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    ネタバレ

    窪美澄作品 6冊目
    登場人物たちの 表面では知りえることのできない本当の姿や想いを綴っていく「視点交代ノベル」連作短編小説

    埼玉の高校で出会い いつも一緒にいた男女5人の仲間
    その中心にいた美しく聡明な菜乃子
    〈菜乃子が死んだってよ〉
    30を過ぎそれぞれの人生を歩んでいた頃に届いたメール
    仲良く付き合ってきた 身近な仲間たちとの築いてきた関係。
    だが 本当の想いは。そして 死にたがりだった菜乃子の想いは

    身近な誰かの人生が終わったことで変化する 残された人たちの人生
    それぞれが お互いに思いやり そして傷つけあう

    窪作品は いつも人の知らない部分が複雑なんだよなぁ
    それでも 何処かにいそうで そして 手を差し出したくなる危うさが
    読み手の心をヒリヒリさせておもしろい

    一気読みのお話しでした。
    でも ちょっと重いから気を付けてね。

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    2026年09月20日
  • いるいないみらい

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    よかったです。
    子供を望まない登場人物が多い印象でした。

    不妊治療の大変さ、望んでも手に入らない辛さ。
    欲しい人、欲しくない人、失った人。
    いろんな葛藤があって、心揺さぶられる場面もありました。

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    2026年09月13日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    古内さんの「五十の壁が高すぎる」、窪美澄さんの 「真っ赤な林檎のその上で」がよかった。1人で食べる食事は味気ないよね。

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    2026年09月13日
  • ぼくは青くて透明で

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    窪美澄さんの作品の中で1番好き。
    同性愛が描かれているけれど、究極的には人と人とのお話だと思います。恋愛関係、家族関係、友人関係…とさまざまな形がありますが、どうしたって他人同士なのだから、一筋縄ではいかない。
    人間ってのは面倒くさくて愛おしいな。

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    2026年09月09日
  • 宙色のハレルヤ

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    短編6作品
    切ない恋愛物語ですが心に残ります
    ・海鳴り遠くに
     夫を亡くして別荘で一人暮らす恵美…
     隣の別荘にきた彼女と新しい時間が動きだす

    ・風は西から
     『禍福は糾える縄のごとし』…とは言え、
     告白された彼女から
     好きなのかどうかわからなくなっちゃった」って…
     そして自分の親友を好きになってしまうなんて
     辛い…
     そんなとき、桃子さんがナイスアドバイス!
     ちゃんとみて、助けてくれる人がいるよ
     言葉にして伝えて

    ・パスピエ
     板倉さん、中野さんを守っているはずが…
     あーもー

    ・赤くて冷たいゼリーのように
     年齢も性別も関係なくお互いを大切に思いあえる
     時間が尊い

    ・天鵞絨のパライゾ
     どうしようもないことに巻き込まれてしまったこ
     とで、ぼろぼろになった私
     ユーシェンが優しく洗ってくれたとこが好き

    ・雪が踊っている
     会わなくてもいい人と、子供を通して会ってしま
     う…昔、手痛い別れをした結婚しようとしてた人
     最初からなにもなかったと…

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    2026年09月07日
  • 夜に星を放つ

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    2022年直木賞上半期受賞作
    ↓短編読切の5部構成
    真夜中のアボカド
    銀色紙のアンタレス
    真珠星スピカ
    湿りの海
    星の随(まにま)に

    死、別れ、失恋、いじめ、離婚、虐待、コロナって言う暗い話に加えて、余白の多さは芥川賞受賞作を思わせるんだけど…コミカルでもない独特の表現が闇をあまり感じさせないのが、この作者 窪美澄さんの腕なのかなぁーと思わせる。
    「あったよなーこんな事」とか「こんなことあるかも」的なちょっと身近な心情を映し出してるからかもしれない

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    2026年09月04日
  • 君の不在の夜を歩く

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    5人の仲が良かった元同級生。そのうちの1人が自死で亡くなった。残った同級生は何年経っても心に亡くなった彼女がいる。何故亡くなったのか本人しか分からないが残った者はそれを抱えて、人生を左右されながら生きていずれは年老いて人生を終わらせる。明るい話ではないが読まずにはいられなかった。

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    2026年09月03日
  • 君の不在の夜を歩く

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    生き物は死んだらどうなるのか。無になる、と思う。
    私個人としては死後の世界があるとは到底思えないけれど、亡くなった人が思い出される時(と空間)にだけ死後の世界が生じる、というアイデアに共感。

    私たちはそれぞれ自分の物語を持っている。そして自分以外の人の物語を(勝手に)創り出している。
    暫く前からずっとそのことを考えていたせいもあってか、面白く読んだ。

    描かれていない登場人物の人生についても知りたい、と思わせるところに作者の技量を感じた。
    特に健太の最期。どういう経緯でそうなったのかな。

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    2026年08月30日
  • 給水塔から見た虹は

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    自分は日本人しかいないような田舎からベトナム人の多い街に引っ越してきたため、接し方やどんな人たちなのか、全然わかっていなかった。
    保育園にもベトナムの方は多くおられるが、そんなに大変そうには見えていなかった。
    国を問わずみんな大変なことはあると思うが、ベトナムならではの大変さってあるんだろうな…
    ベトナム人のコミュニティもあるがゆえに余計に孤立したように感じる人も実際いそうだし…
    視野を広げてくれた本となった。
    近所に住むベトナム人について、またそのコミュニティについて知りたくなった。

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    2026年08月29日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    初読みの作家さん。
    高校生男子と主婦がセフレの関係。
    その旦那と姑がその二人以上に下衆な親子。
    性の描写が直球過ぎるし、登場人物が皆んな残念な人々ですが、何故か引き込まれていくのは作家さんの文章力の力なのか。
    物語は続き物ですが各章でメインが変わっていく内容。
    後半につれて、深みに入っていきます。
    圧巻は高校生男子の友達の章。
    家は貧乏で父親は自殺。母親は他の男と別で暮らし、同居している祖母は重度の認知。そんな祖母を面倒見ながら、学校に通い、バイトで生活費を稼ぐという不幸の塊の中、SNSで主婦との関係動画が出回り引きこもりになった友達を誰よりも心配、味方になっている。その反面、その反面、その動画コピーを拡散する友達に協力する姿もあり、人間の弱さ醜さを生々しく描いています。
    最後の章の高校生男子の母親も良かったです。
    助産婦として、生命の誕生に携わる仕事の描写が尚更、引きこもっている息子と対比になって生きていく辛さが見えている感じがします。

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    2026年08月25日
  • ぼくは青くて透明で

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    登場人物それぞれの視点から物語を描くユニークな構成
    読みやすかった

    クラスメイト男子に惹かれる過程が瑞々しく描かれていた
    誰かに次第にひかれていくズキン(あえてキュンと言わず、ズキンと表現(^^))とした感情が、わかるなーとリアルに描かれていた

    互いに惹かれつつも、高校卒業 上京してからの過程も思春期から青年にかけての恋愛によくあるかんじに描かれていた

    成長していく過程ですれ違っていくだろうタイプの違う2人
    それはそれで、よくある恋愛だろうし、ただ、そうなっても年齢を重ねて懐かしい思い出となるストーリー、みたいにもう少し先の2人をみてみたくなった

    最後の方の2人の肌を重ねる描写が、やけっぱちで、表現も自分には無理で星4としました



    【実写化するなら】
    どちらが誰を演じるかまではわからないが

    細田佳央太
    板垣李光人

    あたりに演じてほしいな〜と思った

    皆さんはどうですか

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    2026年08月24日