窪美澄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ一度挫折して再挑戦した小説です。
読み進めていくうちに飽きない展開がきて私にしては早い3日で読み切りました。
自分の気持ちってそんなに気付かないものなのでしょうか。
圭ちゃんは1人になりたいと告げた時に無言で花瓶の水をみひろにぶっかけた時点でやば男なので絶対にやめて正解。まだ安定期でもないのに町内会で発表するのも論外なのでやめて正解。
読んでいて裕太はものすごく魅力的な人だなーと思った。私でも好きになっているかも。
私はセックスの重要性があまりまだわからないし個体差がありすぎると思うけどそれがうまくいかなければ破綻するということは理解しておかなければいけない…。
最後圭ちゃんが風俗嬢とくっつく -
Posted by ブクログ
ネタバレaudible☆
題名があまりしっくりこなかった。そこでなぜ給水塔が見ていると思うのか⁇本文にでてくるたび思ってしまった。
登場人物の特徴・感想をメモに書きだし、この物語からなにを感じたのか?考えてみた。
私はヒュウに感情移入していた…そして祖父の言葉に胸をうたれ、その言葉通りに生きているよ!と受け取った。
「自分の人生をよくするために必死に考えろ。」
「どう生きようとお前の人生はお前のものだ。誰のものでも無い。
それがどんな人生でも、自分の人生を愛し生きるんだ。」
「お前はわしの可愛い孫だ。わしの血がお前にも流れている。お前にできないことなんてなんにもないんだよ。辛いことがあるのなら戦 -
Posted by ブクログ
ネタバレコロナウィルスが流行し出した時が舞台となっている。
こんなこともあったな、閉塞的な先の見えない時期だったな、皆がマスクをつけ、距離を取り、街から人が消えたような孤独感がそこにはあった。
この物語も別れや孤独感が充満しており、息苦しさを感じながらページをめくっていた。
一見救いがないような気もするが、このような時代だからこそ人の温もりを求める人間の性のような物が垣間見え、別れがあったからこそ変化していく人たちがいた。
星座にも物語はあるし、この世界にも人がいるだけ物語がある。皆苦しみを抱えつつも何かに縋り生きていかなければならない。
今ある幸せを大事にしなければならないと自分と向き合えた一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレはじめはかなり生々しくエロティックな描写に驚いたが、後半につれ、人々それぞれが持つ”性・恋愛”に対する欲求の果てしない”やるせなさ”に深く共感できた。
登場人物それぞれが、
誰かから見たら良い人生・生き生きとした人生
に見えても、個人個人のその”やるせなさ”
のせいで、人生が時に大きく変わってしまうことがある。
この本は、何か、元気づけたり・エネルギーをくれるようなメッセージ性があるかと言われると微妙なところではある。
しかしながら、
「人間って、そういうものだよね」と、
個人個人については、私も完璧でなく、あの人も完璧ではないことを改めて受け止めることができるように感じた。
”悪い出 -
Posted by ブクログ
窪美澄さんの5つの短編集
「雨のなまえ」
「記録的短時間大雨情報」
「雷放電」
「ゆきひら」
「あたたかい雨の降水過程」
窪美澄さんらしい丁寧な描写で、人間の奥深い心理が描かれていた。
男女の性描写も多いが、その艶かしさだけでなく、背徳的であったり、おざなりで気怠さも感じさせる巧みな描写が際立っていた。
どの物語も共通して、表面的には見えない複雑で鬱積した心にフォーカスされているのに、読んでいると不思議と引き込まれてしまう。
「雨のなまえ」から始まる4作品は、どれもラストの余韻まで衝撃的だった。物語に表と裏がある構成は、ラストまで気が抜けず、主人公達の心の奥底に迷い込んだような心境になる -
Posted by ブクログ
弱い者が更に弱い者達をたたく…ってこういう連鎖なんだろうな。
学校でも疎外され家にも居場所がなくて、良くないとわかってるけど受け入れてくれるグループに入って、抜け出せなくなったり。
いくら努力しても出生や国籍、親の環境とか変えられないなか、もがいて苦しんで、少しでも上にあがろうとするけど。
寂しくて情けなくて、どこか知らない別の場所にいきたい。別の新しい人生が始まるはず、って願うけど。
どんな人生でも己で選んで、その生き方に責任をもって、胸を張って愛せって。己で切り開くしかないのは、子供には辛い人生だよね。
最後、立ち向かうシーンで終わるのも、リアルでいいと思う。これからどう生きていくかは、ヒ