窪美澄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレaudible☆
題名があまりしっくりこなかった。そこでなぜ給水塔が見ていると思うのか⁇本文にでてくるたび思ってしまった。
登場人物の特徴・感想をメモに書きだし、この物語からなにを感じたのか?考えてみた。
私はヒュウに感情移入していた…そして祖父の言葉に胸をうたれ、その言葉通りに生きているよ!と受け取った。
「自分の人生をよくするために必死に考えろ。」
「どう生きようとお前の人生はお前のものだ。誰のものでも無い。
それがどんな人生でも、自分の人生を愛し生きるんだ。」
「お前はわしの可愛い孫だ。わしの血がお前にも流れている。お前にできないことなんてなんにもないんだよ。辛いことがあるのなら戦 -
Posted by ブクログ
ネタバレコロナウィルスが流行し出した時が舞台となっている。
こんなこともあったな、閉塞的な先の見えない時期だったな、皆がマスクをつけ、距離を取り、街から人が消えたような孤独感がそこにはあった。
この物語も別れや孤独感が充満しており、息苦しさを感じながらページをめくっていた。
一見救いがないような気もするが、このような時代だからこそ人の温もりを求める人間の性のような物が垣間見え、別れがあったからこそ変化していく人たちがいた。
星座にも物語はあるし、この世界にも人がいるだけ物語がある。皆苦しみを抱えつつも何かに縋り生きていかなければならない。
今ある幸せを大事にしなければならないと自分と向き合えた一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレはじめはかなり生々しくエロティックな描写に驚いたが、後半につれ、人々それぞれが持つ”性・恋愛”に対する欲求の果てしない”やるせなさ”に深く共感できた。
登場人物それぞれが、
誰かから見たら良い人生・生き生きとした人生
に見えても、個人個人のその”やるせなさ”
のせいで、人生が時に大きく変わってしまうことがある。
この本は、何か、元気づけたり・エネルギーをくれるようなメッセージ性があるかと言われると微妙なところではある。
しかしながら、
「人間って、そういうものだよね」と、
個人個人については、私も完璧でなく、あの人も完璧ではないことを改めて受け止めることができるように感じた。
”悪い出 -
Posted by ブクログ
高校時代連んでいた男女5人組。約20年後、その中心的人物だった菜乃子が自死した。
残された4人が主人公となり、それぞれの人生に彼女の死が大きな影響を与えていく連作短編集。
残された人たちは、自分のせいじゃないか、あの時こうしておけば良かったのかも、などと永遠に正確な答えなどわからない問いを考え続ける。
本当に辛い。
残された4人が主人公となる連作短編集だが、最後の章はそう来たかと。この最終章があったからこそ、残された者のさらにその先がわかり、亡くなった菜乃子の気持ちも少しだけ理解できた。
最初から最後まで装画そのもの。とても寂しくて、切なくて悲しい物語だった。でも、こういう窪さんの作品 -
Posted by ブクログ
男女5人の同級生の物語。一人の自死により、残された4人の人生にさまざまな変化が生まれていく。
単純そうに見えて、いくつもの要素が折り重なっている作品で、「何を描いているのか」は簡単には言い切れない。ただ、最終頁の一節から、自分なりに受け取ったのは、「死にたい」と思うような感情を抱えていても、ほんの少し力を抜いてもいいのではないか、という感覚だった。
個人的に年を重ねるにつれて、人生に強く求めるものは少しずつ減ってきた気がする。それを寂しく思うこともあるが、同時に、大きく期待しすぎないことで、穏やかに過ごせている実感もある。
いま「もう楽になりたい」と感じている人が、この物語のどこかに引っ