窪美澄のレビュー一覧

  • よるのふくらみ

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    ネタバレ

    みんなが幸せハッピー!で終わる話が大好き。
    だって現実にはそんなこと絶対無いから。
    それを突きつけられる読後感。

    登場人物みんな間違いを犯しまくり。
    逆説的に間違いを犯さない人なんていないということに気付かせてくれる。誰かを傷つけても傷ついても、一人ひとりの物語は終わらないわけで。兄弟が出てくる物語では、何故か兄に肩入れしてしまう私。その兄が意外すぎる着地点で驚いた。予想もできないことが起こり続ける人生。過去と痛みは消えないけど、それでも人肌を求めてしまう本能に感謝しながら。誰かに許され誰かを許しながら生きていくことを余韻の中で味わいました。

    大人の恋愛漫画を読み終えた気分。おもしろかった

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    2024年02月26日
  • ははのれんあい

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    最初タイトルから母親に好きな人ができてその人と恋に落ちていくのが主体の話かと思いきや、、

    ちはるの健気さに心打たれました。

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    2024年02月23日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説のアンソロジー。
    著者ラインナップが『一穂ミチ・窪美澄・桜木紫乃・島本理生・遠田潤子・波木銅・綿矢りさ』こんなの全員海老の天ぷらじゃん。海老天しかない天丼じゃん…。
    私はれんこんの天ぷらが一番好きだけど。文芸誌の恋愛特集のために書き下ろされた作品をまとめたもの。
    どれもほんとーーーによかった。全部好き。
    なんか恋愛ってどうしても自分の生きてきた環境から受け取った価値観がインストールされて、それがよくも悪くも作用してるよなあと読んでいて思うのだった。
    あとけっきょく他人と深く向き合うことは自分と深く向き合うことでもあって、そらつらいわあ…。
    ヒリヒリしてて苦しくて、でも文字からそれを体感

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    2024年01月29日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ガラスのようなデリケートな関係がとても新鮮で美しい。二人にはゆっくり幸せになってほしい。
    間をあけて再読を繰り返してる1冊です。

    0
    2024年01月28日
  • 雨のなまえ

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    ネタバレ

    何の気なしに読み始めたが、ものすごくおもしろくて2日で一気読み。

    どの短編も雨がキーワードで出てくる。
    全てがハッピーエンドで終わらないところとか、アッと言わされるような物語の展開がおもしろかった。

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    2024年01月14日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    一気に引き込まれた小説。桜子のようにゆっくり物事を進めることは私にはできないが、幸せになるだろうことが分かったときはウルッときてしまった。

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    2024年01月14日
  • 二周目の恋

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    読んでみたいけど、なかなか手が伸びなかった作家さんばかりのアンソロジー。思わず買ってしまった。

    『最悪よりは平凡』 島本理生
    主人公の和田魔美ってどんな女性なんだろうか?会ってみたいと思った。とても魅力的らしい。読んでて、真面目でしっかりとした女性だと思うんだけど、なぜか下心がある男ばかり寄ってくる。本人はそんなつもりは全くないのに。身体が魔性の女みたいに言われてるし。最後はいい感じに終わって良かった。

    『深夜のスパチュラ』 綿谷りさ
    バレンタインデーは恋する女子にとっては戦いだねって改めて思った。主人公の可耶ちゃんがチョコを買いに行くところから渡すまでの奮闘が読んでて面白かった。ガトーシ

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    2023年12月21日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    4匹の迷いクジラたちのストーリーでした。皆の根本的な問題が解決した訳ではないけど、とりあえず生き抜こうという前向きさが良かったです。

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    2023年12月02日
  • ご本、出しときますね?

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    本の内容はもちろん面白かった。
    それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。

    たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。

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    2023年11月19日
  • よるのふくらみ

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    ネタバレ

    凄く良かった。
    主人公が章ごとに変わるので分かりやすかった。
    心と身体は切っても切り離せない関係であり、好きには理由は要らないが愛には理由が必要だとも教えられた。
    人に良いように見られたいお兄ちゃんの事を嫌う人も居るだろうが、ダメだよ。と言ってくれる人が此れ迄居なかったのだから仕方がない。
    其々が自身の罪に向き合い成長していく姿は心地よかった。
    お兄ちゃんは、最後まで自分の欠点に気づかずに中学生の時に愛した女性の名前と其の店の名前を思い出さなかったのは悲しいことだ。
    登場人物の内面ご的確に描写されていて良かった。此の作者が書かれている他の作品も読みたいと思った。
    勧善懲悪と言う

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    2023年11月18日
  • よるのふくらみ

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    自分のことじゃないのに痛いくらい気持ちはよくわかるからすごい。自分の周りにいる人たちともっとちゃんと向き合っていこうと思った

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    2023年11月01日
  • よるのふくらみ

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    一人の女性を好きになってしまったきょうだいのお話。大人の恋愛でやはり体の関係は切っても切れないものだ。相手と自分と切実に向き合うことになるのかもしれない。心と体はつながっているから。

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    2023年10月27日
  • ご本、出しときますね?

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    小説家の方々の独特な頭の中がとても面白い。聞き手の若林さんの面白さと相まってテレビ観といたら良かったー!と悔しい気持ちでいっぱい。またやってくれたらいいのに。

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    2023年09月22日
  • いるいないみらい

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    重いテーマなのに、柔らかい文章とお互いを思いやる登場人物たちの優しさに読んでいて心が穏やかになる。
    自分も病気で子どもが欲しくても諦めた過去があるので、いろんな人にいろんな角度からそっと心に傷をつけられたことが蘇り嗚咽をあげながら読んでしまった。

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    2023年08月23日
  • 黒い結婚 白い結婚

    購入済み

    やはり、何事も白い方がいい

    様々な結婚の形を色で表現した短編集。黒組は、あまり気分のいいものではなかった。結婚の意義って、そこにあるの?疑問に思ってしまった。白組も様々ではあるが、心癒されるモノばかりであった。

    #泣ける #切ない #感動する

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    2023年08月13日
  • 恋愛仮免中

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    プロポーズ待ちの彼女の悩み、長年連れ添った夫婦の行く末、中学生女子の甘酸っぱい初恋など、それぞれ異なるカットでちょっぴり切なくも朗らかに恋模様が描かれる。

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    2023年07月15日
  • アカガミ

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    惹き込まれた。ミステリーみたい。現代の若者の考え方や生き方、現代社会に警鐘を鳴らしているように読み取れる作品。
    好きだ。ラストがあいまいだけれど、読者に委ねられる感じが好きだ。
    不穏な空気が流れるあたりからがたまらない。

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    2023年07月15日
  • 雨のなまえ

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    すっきりとしない梅雨空のような、曖昧でそして生々しい心情描写がリアルで鋭かったです。
    それぞれに雨が登場する5つの短編。震災に触れる章もある。
    突拍子もないというわけでなく、自分に沸き上がったかもしれない感情、身近に起きてるかもしれない、という分かる気がする物語。結末というより、いつの間にか心情を解釈して入り込んでいたというか。決して明るくない話、出口が見えない現実だけれど、目を反らさず、やっぱり幸せを求めようとしている姿に救いをみたようでした。
    逃げたい思い、もっとすっきりしないものか、人間臭さとか、人の純粋な感情から、著者の気迫が伝わりました。一編一編がずしりとくる。個人的には窪美澄さん、

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    2023年06月03日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    窪美澄さんの作品の中で1番好き
    少年の持つ異常性癖で感情が顕になった時のシーンが今でも頭に残っている
    狂気じみて哀しい、だがその少年はとても美しい
    少年を崇拝する者がいる
    理解し難いことに魅力される者もいる
    バラバラだけど繋がっている
    こんな世界があるのだと撃ち抜かれた気分

    物語はスピーディーで終始救いようの無い感じだが、凄く考えさせられる話だった

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    2023年05月16日
  • トリニティ(新潮文庫)

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    ギュンギュンに胸が締め付けられた。

    何かを得て何かを失うと言う事がしっかりと伝わった。
    人生に強烈な輝きを発する瞬間があって、ことあるごとにそこに立ち返る、良いんだか悪いんだか。

    でもそんな思い出があるから乗り越えられる今がある。

    もうやっぱり窪美澄さんは大好きです。

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    2023年05月09日