窪美澄のレビュー一覧
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無料版購入済み
閉塞感も漂います
パンデミックでずっとマスクをしていた頃が舞台で、なおかつ主人公が抱えている生きづらさも割と息が詰まりそうです。内省的な主人公の考えがずっと作中に漂っています。
新たな出会いで何かが変わっていくんでしょうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校時代の5人グループの中心にいた菜乃子の30代後半での自死。憔悴する配偶者の達也だけでなく、生き方に迷いのあった残る3人にもそれぞれに影響を与えていく。
自責の念で生き続ける達也、宗教をめぐる健太の生き方など、苦しみを引き受けながら人生を進む姿に胸を打たれるが、最後は、菜乃子の成長物語に。
自分のことを思っている人と寄り添うことで、あるべき生き方に気づくこと。また、菜乃子の死が倫子の小説を生み、それで救われる命があったこと。
菜乃子からは安堵と感謝の言葉が語られる。一方で、後悔の気持ちは振り払われているかのよう。
これがいい話となってしまうと「自死は残された人の気持を考えればあってはならない -
Posted by ブクログ
人生の中盤だからこそ、同年代には響くものがあると思う。
高校時代の同級生5人が30代後半になり1一人の自死によって様々な葛藤に悩まされる。姿を各々で語られる短編集。
30代後半は僕の中では人生で色々なイベントが起きる時期だと考えていました。
また、自分自身ももうすぐ30代後半なので、この小説からたくさんの人ことが学べると思い読みました。
一人の死が周りに与える影響力に驚きました。
生きる気力を無くしたり、逆に糧にしたりとその物事で捉える形が違うのだと感じます。
また、当時では語られなかったことを心に秘めて生きていたり。
人はいろいろなことを抱えて生きているのかも知れませんね。
人は生き -