ぼくは青くて透明で

ぼくは青くて透明で

1,700円 (税込)

8pt

高校一年の夏、ぼくは彼に恋をした。

「ぼく」(羽田海)は、血の繋がらない継母の美佐子さんと二人暮らしをしている。
ぼくが高校一年の夏に、美佐子さんの仕事の都合で引っ越しをすることになった。
前の町で美佐子さんが勤めていた印刷会社が倒産したのだ。
幼いころは父さんと母さんがいたけれど
ぼくが六歳のときに母さんは家を出ていき、
その後、美佐子さんと結婚した父さんもどこかに行ってしまった。
勉強も好きじゃないし、運動も得意じゃない。
いつか美佐子さんとも離れなくちゃいけない。
そんなとき、「ぼく」は、転校先の高校で忍と出会った……。出会ってしまった。

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ぼくは青くて透明で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    登場人物が暖かくて好きだった。
    ただただ萌えたかったために購入したけど思いのほか将来の事とか、考えさせられた。
    透き通った物語は人を救う、このような小説を沢山読みたい。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    プリンが食べたいです

    ってな事で、窪美澄の『ぼくは青くて透明で』

    トランスジェンダーと言う言葉が聞き慣れてきた時代でも、まだまだ全ての人に理解と寛容は難しいのも現実で、そんな中でトランスジェンダーな事だけではなく取り巻く環境にもがきながら生きていくお話。


    美佐子

    璃子
    緑亮
    沙織

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    ゲイの主人公の少年のお話。
    彼の母親は育ての親で生みの母と父は彼をおいていってしまったり、彼の愛する人が優等生で両親の理解が得られなかったりとさまざまな困難も描かれる。

    日本ももっとLGBTに寛容になり普通に街中を歩いたり結婚したりできるようになったらいいなと思う本だ。
    好きになったのがたまたま同

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    普段専門レーベルのBLを読んでいるので、一般書で同性愛がどのように描かれているのかと気になり購入。
    BL小説では基本男性2人の話が中心ですが、こちらは男性2人の周囲の話もあり、より広く深いお話でした。
    BL読者でない人にも読んで欲しい本です。
    年齢的に学生よりも大人側の美沙子さんの章に感情移入してし

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    4.2/5.0

    多くの人が、自分を偽らずに生きていける世の中に、一刻も早くなって欲しい。
    生きづらさを抱える人に優しく寄り添う物語だった。

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    窪美澄手法とでも言うのか、各章毎に主役が入れ替わる、前の章でダメなやつと思った人が次の章では見方が変わるみたいな感じ。で、最後はまとまる。

    LBGTQを取り扱っているんだけど、わざとらしくなくて良かった。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    やっぱり窪美澄さんの小説は面白い。一気読みでした。海と忍の恋愛を5人が順々に時系列に語っていくんだけど、語りが変わることで、本人である2人の感情も、周りで2人を見ている外野の感情もわかって、よかった。璃子が、2人と友達であることに優越感をもってしまうとこや、2人を見ながら、リアルな恋愛ってめんどくさ

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    「普通の」昭和的感覚をもつ家庭で育った忍と、忍とは対照的な環境で育った海が出会って、恋に落ちるストーリーが、彼らに関わる人たちの目線からも展開される。美佐子さんの海を大切に思う気持ちに共感。

    0
    2025年02月12日

    Posted by ブクログ

    自分らしくいることの難しさ。嫉妬や世間体、家族の反対、好き同士なのに広がる距離。恋愛に悩みはつきものだけど、同性同士だからこその悩みに胸がチクチクしました。生きづらさに悩みながらも一緒に人生を歩みたい人に出会って、全力で愛するって素晴らしい。

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    窪美澄さんの小説はたくさん読んできたけれど、同性愛が主題の小説は初めて読んだと思う(他に存在するのかはわからないけど)
    高校1年の海(かい)の章からスタートし、ラストは成人した海の章で完結する。その間に、海の継母である美佐子、海が恋した同級生の忍、海と忍の友人である璃子、海の実父である緑亮の章があっ

    0
    2024年10月16日

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