窪美澄のレビュー一覧

  • ご本、出しときますね?

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    番組Pの佐久間宣之の『おわりに』が印象的だった。作家さん達の考え方の違いが面白く、文字だけで伝わる人柄みたいなものに押されて何冊か本をポチった。

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    2025年04月12日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    感情の揺れから出る些細な動作を
    すんごい的確に書いてて凄いの。

    短編から成る本で、
    最後の2つの短編がすっごく好き。
    自分くらいの年齢の方に読んで欲しいな。

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    2025年04月12日
  • 夜空に浮かぶ欠けた月たち

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    新しい学校、新しいクラス、新しい職場に、新しい生活…来月は生活環境に変化が多い季節。
    何かの始まりには、不安になる気持ちがでてきてしまう小心者なので、この時期どうもネガティブにドキドキする。部署異動や数年周期でやってくる業務に合流する初対面の人などなど。始まってしまえば落ち着くのに、心配事がピークを迎えています。読む本にも安心を求めていたのかもしれません。
    純喫茶とメンタルクリニックに関わる人たちが繋がっていく連作小説。うつ病、ADHD、不眠症、パニック障害、心を塞ぎ込む事情も様々だった。(もっと過激でひどい事情を覚悟してたけど結構マイルドだった。ひたむきに無理して頑張っちゃう系。)クリニック

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    2025年03月31日
  • たおやかに輪をえがいて

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    後半から自分の生き方を見つけて、イキイキと変わっていく描写が好きだった。みんな役割を与えられてはいるけど、あくまでも自分個人が確立されたうえでの役割。これから長い人生、自分はどうしたいのかって後回しにせずに自分を大事にしていきたいと思わせてくれた一冊。

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    2025年03月27日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    面白かった。
    文章表現が素敵。
    急展開が多く飽きない。
    急展開も伏線がしっかりしていて不自然な感じが無くよかった。
    ラストが、よく言えば余韻を残してスッキリ。
    別な言い方をすれば、パッと終わってモヤモヤ。2人のこの後や、男性の身辺をもっと知りたいな〜と思った。

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    2025年03月26日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    47歳バツイチ子持の美容クリニックの医院長のお話し。この人はとってもかっこいい。

    想像していた女性像よりも、すっごく強くってかっこいい方のストーリーだった。

    女性の女としての終わりっていつなんだろって考えさせられた。

    章の名前がお花の名前になっているのもとっても良かった。きっと花言葉と繋がっている。

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    2025年03月21日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリーの若林と作家たちが対談し、”自分のルール”についてをメインに小説を書くにあたってのモチベーションや作品の映像化の話、小説には関係ない話まで色々と語る番組の書籍化。各回の最後にはオススメの本が紹介されています。それぞれのこだわりや持ち味が出ていて面白かったです。テレビで実際に話しているのを見たかったかな。

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    2025年03月21日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    両親に捨てられた姉妹が、辛い思いをしながらも古い団地でなんとか暮らしている。そんな中で夜間学校で友達ができたり、団地を警備するおじいさんと出会ったり、だんだんと世界が広がっていくようすに救われる。
    主人公がひたすら素直で真面目ないい子なのが泣ける。

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    2025年03月16日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    性行為の描写が生々しくてそれぞれの性からその人に移入できた。最初は短編かと思ったけど、それぞれがそれぞれの視点で描かれていて面白かった。
    個人的には、半分で良かったと思う。後半はアナザーストーリとしてみたら面白かった。

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    2025年03月14日
  • いるいないみらい

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    子を成すこと・親になることを巡る短編集。
    子を持ちたいという渇望、親になることへの怖さが繊細に描かれていて、折々で胸が締め付けらるくらいに共感してしまう。

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    2025年03月12日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    ある意味で毒親の元で育ったばらばらの3人が、どうにも生きるのがしんどくなった末、なぜか湾に迷い込んだクジラを見に行く話。亡くした大切な人を想うばあちゃんや、正子の母親を説得した野乃花のしなやかさが心強い。

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    2025年03月03日
  • ははのれんあい

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    「ははのれんあい」というからドロ沼かと思いきや、まあそういう部分もなくはないのだが、それがポジティブな意味合いということが分かるシーンでは思わず涙ぐんだ。正解が分からないままの子育て、息つく暇もないほどの生活の先に、こんな言葉をかけてくれる子に出会えるなら、自分の預かり知らぬ所で自分が経験したことのない苦労や努力をしている誰かの存在を認められるなら、立派な家族の形だ。全てひらがなの章題の度に、ちょっと複雑で恥ずかしいかもしれない家族の物語を、不思議と重くではなく、やさしく見守っている自分に気づく。

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    2025年03月03日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

     『ソラナックスルボックス』では、15歳で子供を産んだ由人の妹の姿を、物語でよくある破滅した家庭の一つだと見ていた。由人、野乃花、そして正子がそれぞれの生活に苦しみ、沖合に迷い込んで自らの死を待つクジラに各々を重ね合わせる中、クジラがいる町の役員・雅晴の自殺した妹を思った、「生きてるだけで良かった」と言う言葉に出会った。それで、私は、家庭を壊した由人の妹は、病んで自殺するよりよっぽど健全だと思った。
     この物語を通して、私は「生」と言うものがいかに貴いものであるかを痛感した。生きてさえいれば、若く身籠っても親の束縛に反してもなんでもいいのだ。

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    2025年02月25日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    『夜に星を放つ』を読み終えて、ちょっとやるせない気持ちになっていたところ、窪作品で読みかけの本があることを思い出し、最後まで読み終えました❗️

    最初の『ちらめくポーチュラカ』が余りイイ感じがしなくて、『夜に星を放つ』同様にちょっとやるせない作品なのかなぁと構えて読みましたが、全体を通して言えることは、家族あるあるが沢山描かれていて、少し息苦しい気持ちになることもあるけれども、前向きに明るい気持ちにさせてくれる、温かい家族小説でした❗️

    特に印象的なのは、『サボテンの咆哮』、『砂のないテラリウム』で既婚男性ならそんな気持ちになることは一度位あるのではないか⁉️と思います。

    好きな話しは、『

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    2025年02月24日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    辛い境遇の中で、本音での友情、人情に救われた。
    近しい人との別れは本当に辛いけれど、健やかな気持ちで読み終えられてよかった。

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    2025年02月23日
  • 私は女になりたい

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    母親になったら、子どもが高校生くらいになったら女であることは許されないのか。
    年相応に生きるしかなくて、年下の男性と恋愛をするなんて許されないのか。
    誰が許さないのかはわからないけど、そういう人としてレッテルを貼られると生きづらいことは間違いないのだろう。

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    2025年02月23日
  • ぼくは青くて透明で

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    やっぱり窪美澄さんの小説は面白い。一気読みでした。海と忍の恋愛を5人が順々に時系列に語っていくんだけど、語りが変わることで、本人である2人の感情も、周りで2人を見ている外野の感情もわかって、よかった。璃子が、2人と友達であることに優越感をもってしまうとこや、2人を見ながら、リアルな恋愛ってめんどくさっ、と思うとこは、共感。
    恋愛の熱だけで、人生はやっていけないよ、と思いつつも、若いうちは、それだけでよいのかも、とも思ったり、でした。

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    2025年02月17日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    窪美澄さんの作品が好きで読みましたが、
    この作品も非常に良い作品でした。

    やはり、情事の描写は
    想像に容易いが、いやらしくならないという
    作者の得意なところなのかなと思います。

    作品自体は女性が女性でいることの難しさを
    自身が女性(恋愛対象)でありたいという気持ちと
    周囲から女性(家庭での役割、職責、年齢)として見られている気持ちが
    作品の中で相互に作用してその機微が描かれております。

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    2025年02月16日
  • 私は女になりたい

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    audible52冊目。

    好きな作家は?と聞かれた時に答えたことがなかったけれど、わたしは窪美澄さんが好きなのだと思う。
    『ふがいない僕は空を見た』
    『晴天の迷いクジラ』
    『水やりはいつも深夜だけど』
    『さよならニルヴァーナ』
    特に、迷いクジラが好きだった。

    そんなわけで、窪美澄ワールドのダークな感じが好みなのだけど、この作品はちょっと雰囲気が違いました。
    純粋な(?)大人の恋愛小説、でした。

    かつて母に、「どんなに近くにいても、縁がない人もいるでしょ。どんなに離れていても、縁がある人とは続いていくよ。」と言われたことがあります。
    きっと、縁がある人とは、たとえば一度離れてしまったとして

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    2025年02月15日
  • ご本、出しときますね?

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    若林さんは不思議な人だ。
    めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
    だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
    この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
    人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。

    私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
    この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
    あとは角田光代さん

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    2025年02月13日