窪美澄のレビュー一覧

  • 給水塔から見た虹は

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    ネタバレ

    あくまでも私の考え?
    主観ですが、桐乃というか、この年代の少女は不良グループに文句が言えるだろうか?
    相当腕に自信がないと言えないのでは?
    と思ってしまったら、ヒュウとも仲良くなれるの気がしなくなり、ちょっと読むのが辛くなりました。

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    2026年06月15日
  • 君の不在の夜を歩く

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    ネタバレ

    久しぶりの窪美澄。
    登場人物5人を主人公とした、連作短編になっていて冒頭2つくらいはとてもいいなと思った。
    他も良かったのだけど、どんどん特殊な人間関係が突出していって、さすがにこれは小説感がすぎるのではと思ってしまった。5人のうち2人がLGBT、1人はメンヘラ。さらに男女入り乱れての片思い&刹那的な性関係。

    思うところはあるにせよ、やっぱり窪美澄さんはすごいな。
    人間の愚かさというか、ふがいなさの表現がすばらしい。

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    2026年06月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    日々のルーティーンの中少しのしあわせ。気に入ったカレー屋さん、大学で知り合った裕福な友人の話がよかった。かなちゃんと友だちになれて本当によかった、と言う桃華。経済格差があると難しいけどふたりが仲良くいられますように。

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    2026年06月14日
  • 君の不在の夜を歩く

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    学生時代からの友人、男女5人組の中の一人が突然亡くなった。残ったメンバーは故人の亡くなった理由を考え続ける。浮遊感と虚無感が漂う内容でした。

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    2026年06月12日
  • 夏日狂想(新潮文庫)

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    窪さんの、直木賞受賞後一作目となる小説。男に振り回された1人の女性の人生を丁寧に紡いだ小説、なかなかイラッとする主人公だったなぁ

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    2026年06月10日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    伊吹さん目当てで読んだが、藤野さんがおもしろかった。
    伊藤さんはよく分かりませんでした。
    「食べて」はよく出てきましたが「寝て」がピンときませんでした。

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    2026年06月10日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    ある町に住む人々の物語。自分は自分のことしか知らない。他人を知っていると思っても絶対に知り得ない。人には隠された感情がやはりあるし、仮に全く隠していなかったとしても他社が本人と同じ気持ちになんてなれない。なれないからこそ寄り添うということが重要なのかしら
    複数の視点から語られる物語を読んでそんなことを考えていた。

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    2026年06月10日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    【略奪愛】とは何か、という哲学を考えさせられるとは思わなかった…
    略奪愛とひとことで言ってもたくさんあるんだなぁ。

    「それからのこと」だけは微妙だった。この微妙という感覚の正体について考えてみたのだが、他の話に比べて割とありきたりな略奪愛ものだったからだろう。

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    2026年06月06日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    窪美澄さんの「朧月夜のスーヴェニア」がとても好き。空襲警報が鳴り爆弾の落ちる音を背景にいつ体が焼けてもおかしくない状況で、本能に近い性欲で繋がる男と女。しつこくないのに匂い立つような性の表現が最高。
    彩瀬まるさんの「かわいいごっこ」も、女の男の下でかわいがられたい欲を現実的に描かれている。セックスのシーンでもいやらしさやエロさが強調されるのじゃなく、気持ちよさや感情主体でかわいく描かれてるのがよかった。

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    2026年06月06日
  • 夜空に浮かぶ欠けた月たち

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    すべてが優しい世界観。ノンアル梅酒みたい。とても読みやすく、精神疾患の症状や対処法などが学べます。
    絵画がサブタイトルに使われていますが、タブローとはほぼ関係なく一瞬ふれるだけです。

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    2026年06月05日
  • 君の不在の夜を歩く

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    同級生5人それぞれのパートに分かれて語られるので、複雑な5人の関係性もわかりやすく、それぞれの心情も切実に伝わってきた
    心にじわっと染み込むような感覚で読んだ

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    2026年06月04日
  • 君の不在の夜を歩く

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    学生時代から仲の良い5人組の内の1人が亡くなって、残された4人の視点で紡がれていくストーリー。
    「なぜ自殺したのか」を追うのではなく、彼女の死によって皆が何を想うのかが主。

    自殺した当人が一番苦しかったとは思うが、自分のせいで亡くなったのではと考える周囲の人も苦しいだろう。多くの人から愛されていたのに、自分のことは愛せなかった菜乃子に対して、憐れみだけでなく怒りの感情も抱いてしまうのは私だけだろうか。

    最後の章は菜乃子視点だろうな、と思っていたらやっぱりそうで、しかも生前ではなく、死後の菜乃子というのが面白い。
    彼女のことを思い出す人の所へ、彼女は姿を現す(生者に姿が見える訳ではない)。

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    2026年06月04日
  • 君の不在の夜を歩く

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    闘わなくていい、ただ息をして待つんだ。絶望を日常の波に変える、終章の美しさ

    「死にたい」という波が過ぎ去るのを、ただじっと待つ。残された者たちが紡ぐ、夜明けの物語。

    高校時代から固い絆で結ばれていた5人組。しかし大人になり、その中の1人が自死という形で突然この世を去ってしまう。本作は、遺された4人がそれぞれに消えない傷と問いを抱えながら、それでも続いていく人生を歩み続ける姿を描いた連作群像劇です。

    なぜ死を選んだのか。その本当の理由は、どれだけ考えても本人にしか分かりません。遺された人々は、「あの時もし自分がこうしていれば」という後悔や、割り切れない苦しみを背負いながら、暗闇の中を手探り

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    2026年06月02日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    うつの今読んでよかったかもなあと思った。

    野乃花の話が1番辛くてでも1番共感できて、どうしてと思いながら読んだ。繊細でか細く見えた野乃花が、あんな社長になっていたという事実に、彼女の強さとその美しさとたくさんのしんどい気持ちのその重さを感じた。

    由人の話もよかった。かなりしんどい中生きてきて、自分もしんどいのに、人のことを考えちゃう優しい人だと思った。
    語り口が特に好きで、魅力的な人だと思った。
    ミカが泣いた時のセリフがすごく印象的だった。自分とは違って寂しくて死にたくなるか。
    寂しくて死にたくなる。

    正子の話は、現代の都会の毒親の子はこういう気分になりながら育つのかと思わされた。最初は

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    2026年06月01日
  • 夜に星を放つ

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    全五編からなる短編集で、コロナ禍の中執筆された影響か全ての話に通じて物悲しさや喪失感が漂う。

    短編それぞれでテーマは違うものの、人との別れという点は共通している。身内の死、離婚など。

    各短編の主人公はこの別れに対してどう向き合うかが描かれる。
    希望を見出し、前を向いて生きる者もいれば、別れの悲しさを引きずったまま生きる者もあり、現実的だ。

    登場人物の内面を細かく描写しているため、読んでいるうちに感情が込み上げてくる。

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    2026年05月30日
  • 宙色のハレルヤ

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    6つの短編集。
    装丁が可愛かったが、中身は、やや重みと暗さを持った、様々な恋愛に関するお話だった。
    そう、恋愛自体は、結局いつかは終わるんだ、と実感。テレビドラマでは、ハッピーエンドで終わりがちだが。人生は、ドラマのように終わったりしない、ずっと続いていく。
    ひとつの恋は、何かを自分に残して、終わっていく。

    事実だけれど、私が読みたい恋愛物は、やはりキュンキュンで始まり、キュンキュンなまま終わってほしい。

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    2026年05月28日
  • 君の不在の夜を歩く

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    展開の生々しさと救いの無さが苦しかったけれど、最終章で少し救われた気分になった。
    ふと立ち止まって過去を振り返る時、その当時は見えなかったものに気づいて、あとから後悔することってすごく多いんじゃないかと思う。
    私は菜乃子みたいな考えをしがちな人間だと思うが、残される人たちのことを思うと、やはりそう簡単に自死はできないなとも思った。

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    2026年05月26日
  • 夜に星を放つ

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    それぞれの主人公の寂しさとそれを受け入れていく様が丁寧に描かれていて、読んだあとは少しだけ強く、素直に、なれる気がする作品。でも、個人的には給水塔が好き。

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    2026年05月25日
  • 給水塔から見た虹は

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    とても大切なことが描かれた作品だと思うけど…

    文体というか、
    「中学生や若い人がこんな喋り方するかなぁ」って感じる話し言葉とか、ため息とかを「はぁーーーーーっ」って表記してるのとか、なんか違和感があってそれが気になって話に入っていけなかったというか。

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    2026年05月24日
  • 君の不在の夜を歩く

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    高校時代仲が良かった男女五人のグループのうち、もっとも聡明で美しかった菜乃子がODで自死したことから溢れ出す、残された者たちの続きの人生。
    当時から五人のあいだであちこちに矢印が向き合っていたことが分かり、それが二十年後の今もなお一方通行である事実にもどかしさを感じながら読んだ。
    話の主人公が入れ替わっていく連作短編で、まさか五番目となる最終章は亡くなった菜乃子の視点ではあるまいなと冷や冷やしていたらそのまさかで、はじめ若干白けたのだけれど、蓋を開けたら五つの中では一番良かった。
    クールでわりと物静かな印象を他人に与えながらも、実は彼女が「小説家になりたい」という野心や、才能ある他者への嫉妬を

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    2026年05月21日