窪美澄のレビュー一覧

  • クラウドクラスターを愛する方法

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    窪さんの本は何冊か読みましたが、、いつもどこか揺さぶられる様な感覚を覚えます。
    主人公のさとちゃんと同世代で、この物語も年末年始で、だから何かとてもリアリティを勝手に感じてしまいました。

    元彼と一緒に住んでいた頃に「食器を洗ってくれるかな?」という一言さえ言えなくて思い悩み。
    今の彼氏にも同じ様に小言に口をつぐみ、嫌いになるポイントが日々加算されはじめ、元彼の時と同じことを繰り返すことを危惧し。
    何だか見に覚えがある気がしました。笑

    家族という複雑な存在には私もけっこーひねくれた思いを持っているので、本文中の
    自分が重そうに抱えている荷物を「ほかに、もっと重い荷物を持っている人はたくさんい

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    2016年01月18日
  • クラウドクラスターを愛する方法

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    ネタバレ

    初めて窪さんの小説を読む。「ふがいない僕は空を見た」の作者、という情報しかなかったので、あまり深く考えずに購入。紗登子の周りの人に対する遠慮とか、本当は打ち明けたいこととか、きっと誰もが生きていく上で抱えるものなのだろうに、それを大したことのないこと、と向井くんに片付けられている部分を読んでいて腹立たしくなった。みんなそれぞれ自分の度合いで苦しんでいるし、誰が誰より苦労しているというレベルなんてあるはずがないのに。反して克子との話は気分が晴れた気がする。
    ただ少し終わり方が急だったから驚いた(笑)

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    2015年11月10日
  • 給水塔から見た虹は

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    とても大切なことが描かれた作品だと思うけど…

    文体というか、
    「中学生や若い人がこんな喋り方するかなぁ」って感じる話し言葉とか、ため息とかを「はぁーーーーーっ」って表記してるのとか、なんか違和感があってそれが気になって話に入っていけなかったというか。

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    2026年05月24日
  • よるのふくらみ

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    3.8/5.0

    寂しさや孤独、不安など生きていく上では避けて通れない痛みにそっと寄り添う小説だと感じた。
    ただ今の自分には、がっつり刺さった、というわけでなかった。

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    2026年05月21日
  • ルミネッセンス

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    全体的には暗かったけれど、ボケてると思ってたおじいちゃんが孫庇った話は最高でした…!
    いじめられたら、やり返さなければいけないよなって思う。あいつら治らないもん。

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    2026年05月20日
  • 君の不在の夜を歩く

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    ネタバレ

    久しぶりにヒリヒリした人間模様のストーリーを読む。
    5人のそれぞれの人生。
    最後の章は、今までとはがらっと変わった展開。
    救われる気もするけれど、なくてもよかった気もするなぁ。
    最終章の評価(感想)は高いみたいだけど。

    なんだか多様性が多い気がする、著者らしいといえばだけど。

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    2026年05月20日
  • 君の不在の夜を歩く

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    高校時代仲が良かった男女五人のグループのうち、もっとも聡明で美しかった菜乃子がODで自死したことから溢れ出す、残された者たちの続きの人生。
    当時から五人のあいだであちこちに矢印が向き合っていたことが分かり、それが二十年後の今もなお一方通行である事実にもどかしさを感じながら読んだ。
    話の主人公が入れ替わっていく連作短編で、まさか五番目となる最終章は亡くなった菜乃子の視点ではあるまいなと冷や冷やしていたらそのまさかで、はじめ若干白けたのだけれど、蓋を開けたら五つの中では一番良かった。
    クールでわりと物静かな印象を他人に与えながらも、実は彼女が「小説家になりたい」という野心や、才能ある他者への嫉妬を

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    2026年05月21日
  • 君の不在の夜を歩く

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    ネタバレ

    この世を去った側と、残った側のお話。
    重たい内容なのにどことなく穏やかな気持ちになる不思議な本だった。

    残された側ができることって、その人の事を思い出すことだけなんだよね。本当のことを知りたくても、人と人だから一生知り得ることはない。いなくなったことを事実として受け止めて時々思い出す、ただそれだけ。
    菜乃子からしたら、その時たまたま成功してしまっただけで誰の責任でもない。失敗したらそれはそれでまた死にたいと思いながら生活が続くのだろうと私も思う。

    「死にたいと思うことは、気持ちの一つでしかない。特別な感情とは思わなくていい。」といった一文があってこれがこの本の全てだなと思った。

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    2026年05月19日
  • じっと手を見る

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    ネタバレ

    読んでて苦しかった。もっと正直に楽しい方に流れたいけど、どうしようもできない。
    ままならない感じが苦しかった。

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    2026年05月17日
  • 君の不在の夜を歩く

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    健太が最後までかわいそうだったなぁ…
    何が言いたいのか??これが友情??と思いながら読み進めていったが
    最後の章は良かった
    「人生で起こるすべてのことに、真面目に向き合う必要はない」
    「もっと不真面目に生きていい」
    本当にそうだなと感じた

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    2026年05月16日
  • 給水塔から見た虹は

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    娘よりも外国ルーツの人々の世話をする母には、よほどの事情があるのだろうと思った。が、それほどの事情ではないような。

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    2026年05月15日
  • ルミネッセンス

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    なんとも言えない無力感

    これから先どうあるべきか、そう考えながらも日々が過ぎていく

    主役たちと同年代ゆえにそんなことが浮かんだ
    遅読ゆえあまり小説を読まないが、
    気になってスラスラ進んだ

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    2026年05月14日
  • アカガミ

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    ネタバレ

    ミツキとサツキの恋愛小説として読めばめちゃ楽しめた。ミツキの変化が目覚ましくてわくわくするし、サツキが小説の時代背景には少し珍しいワイルドめなタイプなところがまた良い。サツキがいればこれからもなんとかなる気がする安心感がある。
    アカガミは胸糞悪いし、なんかよくわからないままモヤモヤで終わるが、まあ安易な言葉でまとめるなら"ただより高いものはない"ってことなのかなと思う。

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    2026年05月14日
  • 給水塔から見た虹は

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    過ぎたるは及ばざるが如し。善意と行動、頭下がることもあるが、あまりに身勝手な親子。動機も腹に落ちない。善意のファンやズンがかわいそすぎる。やっぱり日本人傲慢。

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    2026年05月13日
  • 君の不在の夜を歩く

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    ネタバレ

    窓辺の夕餉に 沙耶
    達也のことが好き。都合のいい女。菜乃子を失った達也に呼ばれ、菜乃子の服を着て達也とセックスする

    野辺の送り 健太
    母が父の死後宗教にハマる。母の介護。達也のことが学生時代から好き。達也まで母と同じ宗教にハマる…

    空夜 倫子
    会社を辞め実家で祖母の介護。昔小説新人賞に応募し菜乃子は落ちて倫子は準優秀賞、好きだった菜乃子を傷つけた。菜乃子のことを小説に。

    柘榴色の雪 達也
    菜乃子を失って田舎の本屋へ。宗教はやめ沙耶が結婚、倫子が小説家になったことがさらりと書かれる。本屋の客の少女がパパ活し万引き。菜乃子の原稿を焼こうとするができない。

    芍薬の星月夜 菜乃子
    幽霊。全員が

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    2026年05月12日
  • いるいないみらい

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    男女それぞれの立場で、『いる』こと、『いない』ことについて考える短編集。

    どの話も、いること、いないことどちらかを良しとすることはなく、その狭間で揺らぎ続ける人間を見守るように描かれているところが好みだった。
    中でも『私は子どもが大嫌い』は、タイトルのドキッとする感じからは想像もできないほど穏やかな読後感で良かった。

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    2026年05月11日
  • 君の不在の夜を歩く

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    40歳目前に仲良くしていた高校の同級生が、亡くなったと知らされた。

    男2人と女3人の5人でいたことを思い返す。
    みんな自死した菜乃子を中心に仲良くしていた。
    みんな菜乃子が好きだった。
    残された元同級生4人が今までの人生を語り、菜乃子がいなくなってもそれぞれの人生を生きる。

    親しい人が自死するということの辛さだけじゃなく、これからの自分の行く末を考えて生きていくというのは、言葉には表せないものがある。
    40歳というのは、人生でもまだ半分、どんなふうににでもなれる自分がいるのに何も考えられない…というのもわからなくもない。
    それでも何かを信じて命ある限り生きる。
    それが、ひとりでも…だ。

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    2026年05月10日
  • 君の不在の夜を歩く

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    ネタバレ

    結構最低な承認欲求モンスターだったのは意外だった。
    人は死者に対して実物よりも美化してしまう部分があるなと感じた。
    若くして死んでしまい神格化してる人も実際はこんな風に人間臭いのかなぁと思いを馳せた。

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    2026年05月10日
  • 夜に星を放つ

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    最後の話は泣きそうになった
    小学生がそこまで気を遣わなくていいのよ...
    佐喜子さんがいてくれてよかった

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    2026年05月10日
  • じっと手を見る

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    生きるって苦しいけど愛おしいと思える本。

    心に残った文章
    【責任感じて誰かと生活するっていうのが一番だめだって】

    【人の体は永遠に繁茂する緑ではない。
    けれど永遠じゃないから私はそれが愛おしい。】

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    2026年05月07日