窪美澄のレビュー一覧

  • 二周目の恋

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    初めてでもなくて、2度目でも最後でもなくて「2周目」。ひと通りの経験を積むとこういう大人になるのかな。
    普段、恋愛小説は読まないけれど、人気作家が色々な角度から描く恋愛小説は面白かった。
    特に「カーマンライン」が好きだなと思った。

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    2023年10月31日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    絶対に死ぬな。生きてるだけでいいんだ

    セリフとしては月並みなひと言かなと、
    抜き書きして今思うけど、小説の中でこの一節を読んだ時、涙出そうになった。

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    2023年10月23日
  • ルミネッセンス

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    なんかゾッとする…連作短編になるのか、一話目で嫌〜な気分になり読むのを止めようかと思ったけど止まらず…登場人物が追い詰められて一時の休息を求めて飲み込まれていく…怖かった。。

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    2023年10月18日
  • ルミネッセンス

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    見た瞬間、キレイと思った装丁と小説の内容のバランスがなんとも言えない。毒と言うのか、闇と言うのか恐怖すら感じる。輝きがある中にどす黒いモノが秘めている、そんな短編作品。

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    2023年10月18日
  • たおやかに輪をえがいて

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    主人公にまったく共感ができず、序盤はかなりイライラした。
    52歳の主婦絵里子は、夫と、20歳のひとり娘の3人暮らし。一見どこにでもいる家族だが、それぞれがフラストレーションを抱え、それが積もって絵里子は家を出る。

    絵里子は言いたいことを言わず、怒らず、家族のためを思って家のことをこなしてきた。絵里子の内面が描かれているから、余計に思っていることがあるなら言って!と思ってしまう。
    溜め込むタイプの人は爆発すると怖いな。
    家族だろうと親友だろうといくら心が通っていると思っても、言いたいことはやっぱり口で伝えなきゃいけない。わかった気になっているのがいちばんダメ。

    絵里子が家を出てからの変貌ぶり

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    2023年10月17日
  • ルミネッセンス

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    ホラーな短編小説5作。
    どれも団地で起こり最後には死に至るところが少し怖かったけれど不倫など悪いことをすると罰が当たるという内容は面白かった。

    宵闇の孫とおじいちゃんのお話は1番読みやすくいい話だったのではないかと思う。

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    2023年10月16日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    その人の地獄はその人の魂に紐づいているので、どうあっても救われないという話。
    テーマがちょっとしんどすぎた。

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    2023年10月07日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    怖かった。サイコパスとか性癖っていう言葉で人間を区別しきるなんて無理だと感じた。

    出来事の外側の事実と内面的な事実は、全く違う気がした。怖かった。

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    2023年10月04日
  • アニバーサリー

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    戦後を生きた女性と心を閉ざしたシングルマザーの話し。

    古き良きなんて言われるものが全て素晴らしいとは思わないけど、豊かさと引き換えに失われたものってあるんだろうなぁ、なんて。

    人との繋がりが如何に大事かって認識する一冊でした。

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    2023年09月10日
  • たおやかに輪をえがいて

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    52歳のパート勤めの主婦、絵里子。
    ある程度幸せに過ごしてきたと思っていたが、
    ある日夫の持ち物らしい風俗のポイントカードを見つけてしまう。一人娘の萌も最近帰りが遅い。
    そんなきっかけで、夫を信じられない、家族とは一緒にいられないと家出…
    え?そんなことで?
    風俗くらいで済んでよかったじゃん。しかも風俗のポイント貯めるなんて…なんか憎めない
    それ以外は穏やかで優しそうな夫なのに…
    まあ、人それぞれ怒りのポイントは違うからね。
    あまり絵里子に共感出来なかったけど、夫をはじめ人に恵まれている人だよね。それがよかった

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    2023年09月06日
  • じっと手を見る

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    みんながそれぞれ理屈通りではない自分の感情を持ちながら生き続けていて、それを他人としてみると、こういうものだよなあ生きるのってって感じる

    登場人物みんな好きでも嫌いでもない

    終わり方が綺麗

    人の体は永遠に繁茂する緑ではない。けれど、永遠じゃないから、私はそれがいとおしい。

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    2023年09月05日
  • トリニティ(新潮文庫)

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    紆余曲折を経て、決断と運が作用して出来上がる人生。そんな他人の人生の結果を俯瞰して
    こうすればよかったのに、あの人のああいうところが悪かった、結局こういう生き方が一番丸いとか
    考えてしまうのはやだな。

    物事はなるようにしかならないし
    一時は良くても最終的にはお金を無心するような惨めな暮らしになる、誰も周りにいなくなることだってある

    安全なところから他人に関してどうのこうのおもうのやめたい

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    2023年09月10日
  • ご本、出しときますね?

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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
    この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

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    2023年08月26日
  • ご本、出しときますね?

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    ◆心に刺さったワード◆
    ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
    ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
    ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
    ⚫強い心は強い肉体に宿る
     

    ◆読んでみたい本◆
    ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
    ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
    ⚫世界の実相

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    2023年08月18日
  • よるのふくらみ

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    ネタバレ

    窪さんのふがいない〜……は好きなのですが、
    この話は生理的に受け付けない部分が多くて読むのが苦しかったです。しかし最後の結末には心が救われました。

    恋愛するとIQが下がるらしいけど、みひろと裕太があんな狭い商店街という世界で生きていながらも本能のまま結ばれたのは、正直素直に祝福できませんでした……。
    裕太はみひろへの気持ちが残ってるなら、なんでリサさんと結婚しようとした?ショウくんのお父さんになろうとした?
    みひろも、レスの苦しさがあるといえども性欲を抑えられずに裕太に会いに行った時点からすごく嫌でした。この女のどこがいいんやろ……??と思いながら、でも商店街で昔から一緒に育ってきたら惚れる

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    2023年08月13日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    装丁はやさしいい雰囲気に感じたけど、
    いろんな意味でショックをうけた。

    嫌な人物たちの登場。
    理解不可(私にとって)な母親(少年Aの母)、
    作家の妹(とても困るキャラ―)・・・・・・
    (ノンフィックションみたい)

    加害者を崇拝するということも私は最後まであまり理解できなかった。

    性的表現や、少年Aの殺害状況?ルーのネズミ実験?
    などあまりにもリアルすぎて気持ち悪かった。


    ※【この国のすべての病は、母親から起こる】 わぁ・・・
    心が痛い・・・

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    2023年08月13日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    忘れることも出来る。
    忘れずにいることも出来る。
    けれど忘れられないことがある。
    本当にあった凶悪事件を忘れかけていたけど
    こうしてノンフィクション×フィクションにして、色んな立場の色んな感情達が絡み合って想像してしまう。それが楽しかった。
    著者らしい描写もありながら著者らしくないなと思う部分もあり複雑な気持ちになったので星3。

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    2023年08月11日
  • たおやかに輪をえがいて

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    人生を変えた絵里子。娘の萌とやり直せたことは本当によかった。子供にとっても元の絵里子のように毎日義務のように家族のためだけに生きている母親より、楽しみながら前向きに生きている親の方がいいと思えるのだろう。しかし、みんな家族の世話や家事に追われる。現実は厳しい

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    2023年08月08日
  • いるいないみらい

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    妹が出産して母親にプレッシャーをかけられる女性、妻から妊活を告げられ不妊治療クリニックを受診する男性、子どもが嫌いな独身女性、子どもを亡くし離婚した男性、40を過ぎてダンナから養子を迎えたいと告げられる妻。
    それぞれのこどもにまつわる短編集
    ある程度の年齢になると結婚→出産→子育てが当たり前と思わされていた私たちの頃と違って、今はたくさんの選択肢があるからうらやましいけどみんなそれぞれの悩みがあるんだな
    昔は結婚すると平気で子どもはまだ?と当たり前のように聞かれたけど、今はデリケートなことと理解してくれる人が多い世の中になってよかった

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    2023年08月02日
  • たおやかに輪をえがいて

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    言いたいことも言わず、怒らず、我慢する絵里子に対して、逆に反発する娘の気持ちに共感。
    今時そんな主婦いるかなぁと思ったり。

    窪さんの『ふがいない僕は空を見た』もそうだったけど、ちょっと不甲斐なくても結局人間らしいのが一番なんですよね。

    正しいとか、優しいとか…
    もちろんそれは良いことだけど、自分を殺して、自分が何をしたいのかもわからなくなるのは違うかなと。
    他の人に理解されなくても、自分の幸せは自分で決めるべき!

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    2023年07月30日