窪美澄のレビュー一覧

  • さよなら、ニルヴァーナ

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    ネタバレ

    かなり胸糞悪いので、読んでるだけで、気持ち悪さはあった。よくもここまで、怒鳴り付けたくなるようなキャラクターを描けるもんだと感心するくらい。どこまで堕ちていくのか知りたくて読み進めた。

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    2025年03月04日
  • 朔が満ちる

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    窪美澄さん4冊目。重い話であり、結末は甘すぎるかもしれない。それでも理不尽に父親から暴行を受け続け殺しかけた男と生まれてすぐに乳児院の前に捨てられた女が、それぞれの痛みを分かち合う努力をしながら求め合う物語は少なくとも幸せな家族を予感させるものとして終わって、私にとってはよかったと思える。それなのに13歳の時に男を救ってくれた元駐在さんから、男の父が男の祖父から暴行を受けていたことを聞かされる必要はなかったと思う。暴力は連鎖するとの伝説をここで想起させることで男の血にも殺しかけた父の血が流れていると問いかける必然があると思えない。希望を語るのであればDNAの話は抜きにした方がよかったと思った。

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    2025年03月02日
  • いるいないみらい

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    すごいデリケートな話題。
    だけど全体的に嫌な話がなくて、読みやすい短編5つ、時間にして数時間で読みおわれた!
    最初と最後はどちらかが前後なんだろうか?気づかなかったけど連作だったのかもしれないなあ。
    わたしの年齢的にもそろそろ難しいし、彼氏とこういうお話をすることもある。
    でもこの小説は割と男の人が子どもを欲しがってる人が多いイメージだったなあ。

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    2025年02月28日
  • 私は女になりたい

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    わたしは女だ、に共感だった。

    母でもあり
    妻でもあり
    嫁でもあるけど
    その前に、わたしはわたしだ!って思って
    ずっと生きてる。
    だから、恋だってする。
    女である自分を優先だってする。

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    2025年02月14日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    丁寧なストーリー構成に好感が持てた。
    ベッドで桜子さんの身体のサイズを測っていたシーンから桜子の椅子に桜子さんが座るまで、他人事ながら愛着を感じる、人間味の溢れた素敵な物語だなと思った。
    桜子さんが壱晴さんを好きになる気持ちは分かったけど、壱晴さんが桜子さんを大事にしようと決めた時の気持ちがよく分からなかった。
    性的接触の描写がなくなっていて感じたが、作者は人間の弱さをよく理解している人間好きな人なのかもしれない。

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    2025年02月13日
  • いるいないみらい

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    独身だったり、子供を持つ、持たないの選択、考え方それぞれの物語。自分ごとの話で思うことはあるのにそこまで刺さらないのは強い思いがないからとかなんや感や言いつつ理想通りに動くだろうと思ってるからなのかもしれない。

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    2025年02月10日
  • よるのふくらみ

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    究極の恋愛小説と、背表紙には書いてある。
    そうか。。。
    ずっと重苦しいじっとりした感じで、気分が落ちてるときには読めないかも。

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    2025年01月25日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    1〜3章目まで家族が崩れていく様子や、死にたくなる程の苦しみがこれでもかと盛り込まれていて息がつまった。家族というものは関心がなくても愛が強すぎても子供を持っても上手くいくものではなく、たくさんの境遇がある。最後の章で座礁した鯨を観に行き、そこで出会った家族に触れ合うことで3人の気持ちが少しづつ変化していく様子が人間的でとても良かった。「鯨が生死を彷徨っている=人間が生死の選択を迷う」ことがリンクしていて考えさせられる。
    死にたくなるような事は生きていたら必ずあるけど、それでも生きるしかないと思える作品。

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    2025年01月10日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    読み終えた皆さん思う、謎の黒い車の存在。
    読み手に委ねられました。
    それは悪魔かも知れませんね。
    誰もが幸せになれない。
    さよなら、涅槃

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    2024年12月28日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    Ⅰ.ソラナックスルボックス
    田宮由人
    北関東の農家の次男として生まれる。東京の三年生のデザインの専門学校に進む。デザイン会社に勤める。失恋と激務でうつを発症した。

    溝口
    由人の会社の同僚。同じデザイン学校を出た先輩。

    ミカ
    輸入物の子ども服や雑貨の店で働く。専門学校の一つ上の科に通っていた。由人と付き合っていたが、浮気しておるところを由人に見られた。

    由人の二歳年上の兄。

    由人の二歳年下の妹。

    亜優太
    由人の妹が中学三年で産んだ男の子。

    中島野乃花
    由との会社の社長。年齢不詳。潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。


    会社でいちばん年長の男性。経理。

    長谷川
    いちば

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    2024年12月27日
  • よるのふくらみ

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    けっこう、ミミさん(京子さん)みたいな女性が、僕は好きだ。あっけらかんとしているようで、自分のことを卑下せず、ちゃんと考えて生きている人。うむ。いいな、と思う。

    読む前に想像していた物語とはまったく違った!なんの予習もしてなかったので、当たり前っちゃ当たり前なのだが。でも、よかった!

    星は、0か3か5しか基本的にはつけないときめているので、3にしました。0ではないけど、5まではいかない、という感覚。

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    2024年12月23日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    3人の登場人物が、それぞれ少し歪んだ家族(母親)の愛に苦しみ、仕事や人生に疲れ果て、打ち上げられたクジラを見に行く。そこで過ごす数日間で、また前を向いて生きていこうと歩き始める。最後はスッキリ。
    この話は親の愛がテーマではないが、私の心に一番突き刺さった母親の愛。どれも子供が可愛さゆえに、行き過ぎてしまう行動。
    自分も気を付けなくては…。

    この作家さんは初めてだったけど、すごく読み易くて引き込まれてしまいました。また違うものも探して読んでみようと思います。

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    2024年12月18日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • いるいないみらい

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    短編小説だからか、ひとつ一つの話に何か物足りなさを感じた。核心をついていないような、、重要な部分、もっと深く知りたい部分までが描かれていなく浅い物語が並んでいるように思えた。デリケートな話が題材になっているからこそ、細かく描くべきだった部分が描ききれていない印象。当本人はもっと苦しく深い思いがあるはずなのでは?と思ってしまった。

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    2024年12月08日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    主人公2人がなんだかわからない間に惹かれ合っていてちょっとその辺がモヤモヤしたし、壱晴は飲みに行った帰りによく女性を部屋に連れ込む人みたいに書かれていたが物語の中での言動は決してチャラくはなく、どちらかというと忘れられない過去から逃れられていない人だし、
    なんか「?」と思う箇所はあるにはある。
    でもそれを除けば純愛もの。
    2人の真摯な向き合い方が浮ついてなくて好感が持てた。

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    2024年11月27日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    奈美に同情した。
    奈美が家庭を壊したという描かれ方をしているけど、もし自分がこの本のような人と暮らしたら、きっと奈美と同じ気持ちになると思う。子供にも恨まれてしまっているのは本当に切ない。お金を錆びる父親が良い人であるはずがない。
    最後、恋人と再会するシーンは自分には要らなかったかな。思い出として美化したまま話が終わって欲しかったです。

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    2024年11月26日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    ちょっぴり辛いような中でのキラキラした出会いと生活。日々ってそういう感じだったりするのよね。 ぜんじいー!

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    2024年11月20日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    2024

    本屋をぐるぐる徘徊して、ときめいた本の1冊。初めてこの著者の本を読んだけど、読みやすかった。内容はなんだかお父さんが暴力を振るう描写が多くて少しげんなり、、あとは土下座の安売り感、なんだかあまり読んでて気持ち良いものではなかった。

    相手の中に忘れられない人がいる場合、それを越える人に出会わないと物事が進んでいかないよねえ〜。ふーー、恋愛って難しいねえ。

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    2024年10月22日
  • よるのふくらみ

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    読みやすくてさくさく読んだわりには特に感想がなくて何を書こうか悩んでしまった。
    この3人、あんまり好きじゃなくて。
    えーーー!とツッコミたくなる場面が所々あり、そこがいまひとつのめりこめなかった理由だと思う。
    でも幸せになりそうな感じで終わったので安心した。

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    2024年10月01日
  • 二周目の恋

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    7人の短編。初めて読んだ波木銅の「フェイクファー」が意外に面白かった。学生時代のサークル「ミッシング」で着ぐるみを作ったり着たりして楽しんだ頃と仲間たちの話し。
    「裁縫は暴力の逆だから好き」と言う発想も面白かった。

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    2024年09月28日