窪美澄のレビュー一覧

  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    Ⅰ.ソラナックスルボックス
    田宮由人
    北関東の農家の次男として生まれる。東京の三年生のデザインの専門学校に進む。デザイン会社に勤める。失恋と激務でうつを発症した。

    溝口
    由人の会社の同僚。同じデザイン学校を出た先輩。

    ミカ
    輸入物の子ども服や雑貨の店で働く。専門学校の一つ上の科に通っていた。由人と付き合っていたが、浮気しておるところを由人に見られた。

    由人の二歳年上の兄。

    由人の二歳年下の妹。

    亜優太
    由人の妹が中学三年で産んだ男の子。

    中島野乃花
    由との会社の社長。年齢不詳。潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。


    会社でいちばん年長の男性。経理。

    長谷川
    いちば

    0
    2024年12月27日
  • よるのふくらみ

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    けっこう、ミミさん(京子さん)みたいな女性が、僕は好きだ。あっけらかんとしているようで、自分のことを卑下せず、ちゃんと考えて生きている人。うむ。いいな、と思う。

    読む前に想像していた物語とはまったく違った!なんの予習もしてなかったので、当たり前っちゃ当たり前なのだが。でも、よかった!

    星は、0か3か5しか基本的にはつけないときめているので、3にしました。0ではないけど、5まではいかない、という感覚。

    0
    2024年12月23日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    3人の登場人物が、それぞれ少し歪んだ家族(母親)の愛に苦しみ、仕事や人生に疲れ果て、打ち上げられたクジラを見に行く。そこで過ごす数日間で、また前を向いて生きていこうと歩き始める。最後はスッキリ。
    この話は親の愛がテーマではないが、私の心に一番突き刺さった母親の愛。どれも子供が可愛さゆえに、行き過ぎてしまう行動。
    自分も気を付けなくては…。

    この作家さんは初めてだったけど、すごく読み易くて引き込まれてしまいました。また違うものも探して読んでみようと思います。

    0
    2024年12月18日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

    0
    2024年12月18日
  • いるいないみらい

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    短編小説だからか、ひとつ一つの話に何か物足りなさを感じた。核心をついていないような、、重要な部分、もっと深く知りたい部分までが描かれていなく浅い物語が並んでいるように思えた。デリケートな話が題材になっているからこそ、細かく描くべきだった部分が描ききれていない印象。当本人はもっと苦しく深い思いがあるはずなのでは?と思ってしまった。

    0
    2024年12月08日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    主人公2人がなんだかわからない間に惹かれ合っていてちょっとその辺がモヤモヤしたし、壱晴は飲みに行った帰りによく女性を部屋に連れ込む人みたいに書かれていたが物語の中での言動は決してチャラくはなく、どちらかというと忘れられない過去から逃れられていない人だし、
    なんか「?」と思う箇所はあるにはある。
    でもそれを除けば純愛もの。
    2人の真摯な向き合い方が浮ついてなくて好感が持てた。

    0
    2024年11月27日
  • 私は女になりたい

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    ネタバレ

    奈美に同情した。
    奈美が家庭を壊したという描かれ方をしているけど、もし自分がこの本のような人と暮らしたら、きっと奈美と同じ気持ちになると思う。子供にも恨まれてしまっているのは本当に切ない。お金を錆びる父親が良い人であるはずがない。
    最後、恋人と再会するシーンは自分には要らなかったかな。思い出として美化したまま話が終わって欲しかったです。

    0
    2024年11月26日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    ちょっぴり辛いような中でのキラキラした出会いと生活。日々ってそういう感じだったりするのよね。 ぜんじいー!

    0
    2024年11月20日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    2024

    本屋をぐるぐる徘徊して、ときめいた本の1冊。初めてこの著者の本を読んだけど、読みやすかった。内容はなんだかお父さんが暴力を振るう描写が多くて少しげんなり、、あとは土下座の安売り感、なんだかあまり読んでて気持ち良いものではなかった。

    相手の中に忘れられない人がいる場合、それを越える人に出会わないと物事が進んでいかないよねえ〜。ふーー、恋愛って難しいねえ。

    0
    2024年10月22日
  • よるのふくらみ

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    読みやすくてさくさく読んだわりには特に感想がなくて何を書こうか悩んでしまった。
    この3人、あんまり好きじゃなくて。
    えーーー!とツッコミたくなる場面が所々あり、そこがいまひとつのめりこめなかった理由だと思う。
    でも幸せになりそうな感じで終わったので安心した。

    0
    2024年10月01日
  • 二周目の恋

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    7人の短編。初めて読んだ波木銅の「フェイクファー」が意外に面白かった。学生時代のサークル「ミッシング」で着ぐるみを作ったり着たりして楽しんだ頃と仲間たちの話し。
    「裁縫は暴力の逆だから好き」と言う発想も面白かった。

    0
    2024年09月28日
  • いるいないみらい

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    ネタバレ

    どのお話も、子どもを産むことや、子どもっていいよね、いつか欲しいよねみたいな結論に向かわないのが本当によかった。
    もっぱら自分の最近の悩みが、子ども欲しくないけど持たない人生を決断しきれてない、ということなので、子どもを持たない選択肢も肯定されたような気がして嬉しかった。

    個人的には「無花果のレジデンス」が好きだったかなぁ。
    妊活、大変なんだよね…めちゃめちゃわかる。
    最終的にひと息ついて、2人の関係が良い方向に向かいそうな終わり方をしたのがよかった。救われた。
    この後もしんどい時期がくると思うけど、旅でもしながらゆるりと妊活していってほしいなぁ。

    そうそう、この本では養子という選択肢が提

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    2024年09月27日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    いつかは必ず終わりを迎えるこの生活を、大切な人との時間を、もっともっと大切にしながら過ごしていきたい。そう思わせてくれる作品でした。

    "貝のむき身みたいな自分"か〜。

    26/2024

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    2024年09月26日
  • いるいないみらい

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    色々な事情で子どもがいない人達のお話。
    難しいことだし、子どもを持つ、持たないに正解不正解はない。
    だからみんな悩むし、未来を想像する。
    でも自分たちにとってどちらが正解なのかもちろんわからない。
    本書の話でも登場人物たちが明確な答えを出す訳ではない。
    ただ考えて悩んで、それでも日常を生きていく。
    そしてそれでも良いんだと肯定してくれているような気がする。

    今手にしているもの、今の幸せを大切に。
    隣にいる人とは怖がらずにしっかり話す。
    それが大切なのだと教えてもらえた。

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    2024年09月15日
  • 私は女になりたい

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    取って付けたような理由をあれこれ並べて
    女である事をやめてしまいたくなる時もあるけれど
    それでもどうしようもなく女なんだよな私。
    と、本を読み終わってぼんやりと思っている。

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    2024年09月08日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    再読。
    出てくる人たちそれぞれに思惑がちらつくのがリアリティあった。でも壱晴さんも桜子さんも、早い段階からお互いを大切な人だと思ってるのは、あれ?いつの間にそんな感じになったんだろうと、追いつけない感じは少しあった。
    全体的に話の流れが早くて読みやすく、苦しい出来事もあったけど、最終的には素敵な恋愛小説だった。
    師匠と壱晴さんの造る椅子に座ってみたい。

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    2024年09月04日
  • 朔が満ちる

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    まずこれだけ言わせてほしい。
    なぜ単行本の書影ままにしなかったーーーー!
    あの真っ赤な背景に斧一本。
    衝撃的な書影だっただけに残念。
    少し久しぶりの窪美澄さん。
    今回は自分と作品のジャンルが相性悪かったなぁぁ
    毒親。暴力が日常茶飯事の父親の元に生まれた主人公。
    生みの親に捨てられて施設で育ったヒロイン。
    "私たちは同じ"みたいなセリフ、
    この背景で言われてしまうとどうしても安っぽく感じてしまうのよ…(これは完全に個人の意見)。
    勿論救いのあるお話でしたが、
    史也と梓は最後の最後まで同志以上恋人未満でいて欲しかったな〜共感性が無いとなかなかハマれない。

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    2024年09月01日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2013年(第6回)。6位。
    いろんな目にあって、迷ってる3人と迷ったクジラの話。
    人間がクジラを救うとか、おこがましいね。すべて自然の摂理。
    って、由人くん、きもい。ミカかわいそうw
    ののか、会社がんばれ
    まさこ、親と離れるは正解

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    2024年09月02日
  • たおやかに輪をえがいて

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    ほぼ自分と同年代の作者が描く女性は、まるで自分のことを見透かされたような表現があちこちに出てきてイタイ。
    スーパーでそろえる色気のない下着で満足し毎日夫と大学生の娘のために家事をする、「ただのおばさん」が、夫が風俗に通っていることを知ったところから物語は始まる。
    完璧に「姉」キャラの絵里子。言いたいことを胸におさめ、ただ嵐が過ぎ去るのをじっとがまんして。
    「どうして怒らないのか」と後で娘に言われる。それから、こどものころからなんとなくなじめなかった母親にも「何か言うのが怖かった」と。
    そんな絵里子が、希望を抱けない自分の未来に疑問を持ち、親友詩織の理解を得てとうとう家を出る。レズビアンの詩織や

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    2024年08月21日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    主人公二人の視点がから物語がすすんでいく構成。それぞれの過去や心情が読んでいくにつれてわかってきて、感情移入できる。自分的には桜子の方には共感できるところがあり、涙した。壱晴の方は、さすがに気持ちを想像することしかできないものの、大変なものを背負いながら、その切ないトラウマ経験の元となった人と似たような女性にまた惹かれていく、この男性の運命と、その人との結婚を決意することによって、過去と罪悪感と精神のカタルシスを得るという、ハッピーエンドな物語。これからの二人には、明るく幸せな未来があるはず!

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    2024年08月21日