窪美澄のレビュー一覧

  • たおやかに輪をえがいて

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    最初は主人公に、いや言いたいこと全部とは言わんけど少しは言えよなんなん?って思って読んでいたんだけど、覚醒(?)してからが素晴らしかった。こんな人になりたいとまで思えるくらいには!
    ゆっくり読んだけど、時間さえあればサクサク読める感じだた!

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    2025年04月09日
  • 妖し

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    米澤穂信、小池真理子が面白く、朱川湊人はそれなりに思いました。元々読んでいる作者が、結局好みということです。

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    2025年04月05日
  • すみなれたからだで

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    「猫降る曇天」の英字ビスケットの入りが好き。
    窪さんの実体験なのかな?と思った。
    完全に創作ならその想像力に戦慄する。

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    2025年04月01日
  • アカガミ

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    設定はユニークだけどなんかずっと暗いな…主人公もパートナーもクヨクヨしてる。パキパキ北京の主人公がこの世界にいたらどんな感じだろうと思いを馳せた。

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    2025年03月26日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    途中から一気読みしました。
    特段変化がある訳じゃないのに、続きが気になって仕方ない短編たち。
    全部に色々と植物が出てくる。わたしはゲンノショウコの話を読んで凄く泣きそうになった。
    色々あるけど全部最後は前を向いている、そんなお話たち。

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    2025年03月21日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    桜子が壱晴に惹かれた理由はなんとなくわかるが、壱晴が桜子のどこに惹かれたのかイマイチよくわからなかった。やっぱりどこか桜子に真織を重ねているようにしか思えなかった。真織を忘れるための桜子みたいだなと思った。最後はいい感じで終わったけれど、桜子の家が心配だった。父親も桜子のことが大好きなのかも知れないが暴力をするし、母親は今度は妹に頼って暮らすつもり。妹が疲れ切ってしまいそうだと思った。

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    2025年03月20日
  • たおやかに輪をえがいて

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    『たおやかに』とは上品でしとやかな表現のこと。結婚二十年、52歳の主婦が主人公。一人娘は大学生、住宅ローンもほぼ完済。人生は穏やかにこれから収束するはずが…意外な展開に。

    真面目なだけと思っていた夫の風俗通いが発覚、大学生の娘がドラッグの売買に関係して警察に呼び出されたり、同窓会で久しぶりにあった友人が整形して同性愛だったり、自分の人生には関係の無かったような出来事に戸惑いながら自分自身の人生についても考えてゆく…そんな物語。

    僕が男だからかなあ。女性ってなんでそう考えるのかなぁ…とか、そんなことないのになあ…主人公の感情に共感するところと意外に思う部分はあったが、他に登場する女性たちか個性が強すぎて、なんだか腹が立ったりさほど魅力を感じなかった。ラストも、うーんという感じ。

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    2025年03月04日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    ネタバレ

    かなり胸糞悪いので、読んでるだけで、気持ち悪さはあった。よくもここまで、怒鳴り付けたくなるようなキャラクターを描けるもんだと感心するくらい。どこまで堕ちていくのか知りたくて読み進めた。

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    2025年03月04日
  • 朔が満ちる

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    窪美澄さん4冊目。重い話であり、結末は甘すぎるかもしれない。それでも理不尽に父親から暴行を受け続け殺しかけた男と生まれてすぐに乳児院の前に捨てられた女が、それぞれの痛みを分かち合う努力をしながら求め合う物語は少なくとも幸せな家族を予感させるものとして終わって、私にとってはよかったと思える。それなのに13歳の時に男を救ってくれた元駐在さんから、男の父が男の祖父から暴行を受けていたことを聞かされる必要はなかったと思う。暴力は連鎖するとの伝説をここで想起させることで男の血にも殺しかけた父の血が流れていると問いかける必然があると思えない。希望を語るのであればDNAの話は抜きにした方がよかったと思った。

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    2025年03月02日
  • いるいないみらい

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    すごいデリケートな話題。
    だけど全体的に嫌な話がなくて、読みやすい短編5つ、時間にして数時間で読みおわれた!
    最初と最後はどちらかが前後なんだろうか?気づかなかったけど連作だったのかもしれないなあ。
    わたしの年齢的にもそろそろ難しいし、彼氏とこういうお話をすることもある。
    でもこの小説は割と男の人が子どもを欲しがってる人が多いイメージだったなあ。

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    2025年02月28日
  • 私は女になりたい

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    わたしは女だ、に共感だった。

    母でもあり
    妻でもあり
    嫁でもあるけど
    その前に、わたしはわたしだ!って思って
    ずっと生きてる。
    だから、恋だってする。
    女である自分を優先だってする。

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    2025年02月14日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    丁寧なストーリー構成に好感が持てた。
    ベッドで桜子さんの身体のサイズを測っていたシーンから桜子の椅子に桜子さんが座るまで、他人事ながら愛着を感じる、人間味の溢れた素敵な物語だなと思った。
    桜子さんが壱晴さんを好きになる気持ちは分かったけど、壱晴さんが桜子さんを大事にしようと決めた時の気持ちがよく分からなかった。
    性的接触の描写がなくなっていて感じたが、作者は人間の弱さをよく理解している人間好きな人なのかもしれない。

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    2025年02月13日
  • いるいないみらい

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    独身だったり、子供を持つ、持たないの選択、考え方それぞれの物語。自分ごとの話で思うことはあるのにそこまで刺さらないのは強い思いがないからとかなんや感や言いつつ理想通りに動くだろうと思ってるからなのかもしれない。

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    2025年02月10日
  • よるのふくらみ

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    究極の恋愛小説と、背表紙には書いてある。
    そうか。。。
    ずっと重苦しいじっとりした感じで、気分が落ちてるときには読めないかも。

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    2025年01月25日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    1〜3章目まで家族が崩れていく様子や、死にたくなる程の苦しみがこれでもかと盛り込まれていて息がつまった。家族というものは関心がなくても愛が強すぎても子供を持っても上手くいくものではなく、たくさんの境遇がある。最後の章で座礁した鯨を観に行き、そこで出会った家族に触れ合うことで3人の気持ちが少しづつ変化していく様子が人間的でとても良かった。「鯨が生死を彷徨っている=人間が生死の選択を迷う」ことがリンクしていて考えさせられる。
    死にたくなるような事は生きていたら必ずあるけど、それでも生きるしかないと思える作品。

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    2025年01月10日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    読み終えた皆さん思う、謎の黒い車の存在。
    読み手に委ねられました。
    それは悪魔かも知れませんね。
    誰もが幸せになれない。
    さよなら、涅槃

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    2024年12月28日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    Ⅰ.ソラナックスルボックス
    田宮由人
    北関東の農家の次男として生まれる。東京の三年生のデザインの専門学校に進む。デザイン会社に勤める。失恋と激務でうつを発症した。

    溝口
    由人の会社の同僚。同じデザイン学校を出た先輩。

    ミカ
    輸入物の子ども服や雑貨の店で働く。専門学校の一つ上の科に通っていた。由人と付き合っていたが、浮気しておるところを由人に見られた。

    由人の二歳年上の兄。

    由人の二歳年下の妹。

    亜優太
    由人の妹が中学三年で産んだ男の子。

    中島野乃花
    由との会社の社長。年齢不詳。潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。

    畠
    会社でいちばん年長の男性。経理。

    長谷川
    いちばん年長のデザイナー。

    心療内科の医師


    Ⅱ.表現型の可塑性
    野々花

    野々花の父
    漁師。

    野々花の母
    缶詰工場で働く。

    若本
    野々花の担任で美術部の顧問。

    横川英男
    若本の大学の同級生。

    横川英則
    絵画教室の先生。若本の幼なじみで大学の同級生の息子。

    晴菜
    野々花の娘。

    島田

    由人


    Ⅲ.ソーダアイスの夏休み
    篠田正子
    小学校入学から母に記録をつけるように言われる。

    正子の父
    東京に本社のある文房具メーカーの営業マン。

    正子の母
    最初の子を七ヶ月で亡くし、正子を大切に育てようとしている。

    風花
    正子と同じマンションに住む。

    海老原薫
    バス停で正子に水色の棒アイスを差し出した。

    忍
    海老原の双子の姉。


    Ⅳ.迷い鯨のいる夕景
    由人

    野々花

    正子

    前園
    水産課クジラ守り隊隊長。

    クジラ博士
    ブルーのつなぎを着た男性。

    雅晴
    クジラ守り隊。

    ばあちゃん
    雅晴のばあちゃん。

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    2024年12月27日
  • よるのふくらみ

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    けっこう、ミミさん(京子さん)みたいな女性が、僕は好きだ。あっけらかんとしているようで、自分のことを卑下せず、ちゃんと考えて生きている人。うむ。いいな、と思う。

    読む前に想像していた物語とはまったく違った!なんの予習もしてなかったので、当たり前っちゃ当たり前なのだが。でも、よかった!

    星は、0か3か5しか基本的にはつけないときめているので、3にしました。0ではないけど、5まではいかない、という感覚。

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    2024年12月23日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    3人の登場人物が、それぞれ少し歪んだ家族(母親)の愛に苦しみ、仕事や人生に疲れ果て、打ち上げられたクジラを見に行く。そこで過ごす数日間で、また前を向いて生きていこうと歩き始める。最後はスッキリ。
    この話は親の愛がテーマではないが、私の心に一番突き刺さった母親の愛。どれも子供が可愛さゆえに、行き過ぎてしまう行動。
    自分も気を付けなくては…。

    この作家さんは初めてだったけど、すごく読み易くて引き込まれてしまいました。また違うものも探して読んでみようと思います。

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    2024年12月18日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日