窪美澄のレビュー一覧

  • いるいないみらい

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    結婚するかどうか。子どもをもつかどうか。
    家族のあり方というテーマを扱った短編集。

    私は2人の子を授かったが、1人目のときは治療を受けた上での妊娠だった。
    夫と「子どもは2人がいいね」なんて会話していたから、子どもを授かれないかもしれないと知ったときはとても絶望したし、子どもがほしいという夫の希望を叶えるには離婚すべきか?と悩むこともあった。
    結果として授かることができたのだけれど、仮にそうでなかったとしても、話し合いの末、夫から「そのときには猫でも飼おう」と言ってもらえて嬉しかったことを覚えている。

    "家族のあり方"というのは簡単だけれど、それは答えのない難しい問題だ

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    2024年03月06日
  • 二周目の恋

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    大人な恋だったり、
    同性愛だったり、
    どうしようもない恋だったり。
    7人の先生の作品だったので
    ゆっくりゆっくり読みました。

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    2024年02月29日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    ネタバレ


    不倫の話だけは、読んでいてきつかった...
    他はとても面白くて
    心あたたまる瞬間がたくさんあった。
    様々な家族の形があるんだな。
    わたしに家庭ができたら、どんな
    家庭ができるんだろうか。
    辛いことがもちろんあるだろうが、それを乗り越えて愛のある家庭にしたいと
    思わせてくれる1冊だった。

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    2024年02月28日
  • トリニティ(新潮文庫)

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    (1960年代以降の)時代と女性の人生を切り取った小説だなと思いました。
    3人の女性が描かれますが、家庭と働き方はそれぞれバラバラで、どの道を選んでも苦労と努力が求められる様が、時代背景とともにありありと描かれます。
    働く自分は女なのか、男なのか、人生の三要素は異性、結婚、仕事なのか、それとも仕事、結婚、子どもなのか。現代でもこの問題に頭を抱える人は多いのではないでしょうか。

    どうしても必要なのかもしれませんが、説明量が多く、同じ時代を生きていない自分からすると退屈に感じてしまう部分もありました。

    実在の雑誌や人物から着想を得たフィクションとありますが、どこまでが実話なのか気になります。駆

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    2024年02月27日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    私の感想としては星3.6。
    最初のプロポーズから、え、そうなるの?それって運命なの?とか思ってしまったけど、なんだかんだいい方向に行ったり、ちょっと成長もあったり。小説ならではかな。
    美しさが垣間見える文章だった。
    ただお母さんにはモヤモヤするなー。

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    2024年02月25日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    子育て真っ只中なので、共感できる部分がたくさんだった。
    端から見れば幸せそうで羨ましいあの人もこの人にも、それぞれ陰があって、まさに隣の芝は青いってこういうことだなぁと感じた。
    劇的なハッピーエンドじゃなくて、日常が少し良い方向に傾いたような終わり方がリアルでそこもいいなと感じた。

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    2024年02月25日
  • ぼくは青くて透明で

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    窪美澄さんのBL小説。とはいえ、章ごとに主人公が変わり、様々な視点から浮かび上がる親と子の絆や確執、夢を追う生き方などの恋愛以外のテーマも盛り込まれており、シンプルなBL小説とは少し違うものだった(普段読まないので、推測ふくむ)。手に取るのにやや躊躇する方もいるかもしれないが、窪さんらしい、誰しもが弱さも持つ人間っぽさがしっかりと感じられるヒューマンドラマのような作品でもあるので、ぜひ多くの方に読んで欲しい。
    それにしても、時代小説だったり、ディストピアっぽいテイストの作品を作ってみたり、様々な作品を届けてくれる窪さんは本当にすごい。次作はどんな内容の小説を届けてくれるのか。楽しみに待ちたい。

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    2024年09月07日
  • 二周目の恋

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    二周目の〜ということで大人の恋が多かった。
    そんな中、綿矢りささんの「深夜のスパチュラ」は可愛いかったが、オチのつき方が一捻りあって綿矢さんらしい!と思いました。一穂ミチさんの「カーマンライン」は離れて育てられたミックスツインのお話。その感情がなんなのか、説明できない、そのできなさを恋という風に描けるのは(作中でははっきり言及しませんが)さすがだな〜と。
    アンソロジー、いろんな作家さんが楽しめて良い。

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    2024年02月18日
  • ははのれんあい

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    綺麗事じゃない、リアルで泥臭くて、あたたかい家族のかたち。ただ智久とカンヤラットには最後まで嫌悪感を抱いた。笑

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    2024年02月16日
  • よるのふくらみ

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    性欲とは、処理しなくてはいけないもの、コントロールできるべきもの、あたり前のようにその不完全さを愛情で補完できるはずのもの。そういうふうに捉えてしまうが、その実、どうしようもなく「なすすべもない」もので、愛情だとか思い遣りだとかそういった感情とリンクさせて理屈で考えようとすればするほど、自分の欲望と感情との不一致に悩まされてしまう。
    性欲に突き動かされて形振り構わず行動するのは、インラン、と軽蔑されるようなことかもしれないが、その必死さ、褒められた欲ではないからこその葛藤や罪悪感にも少し理解できるところはあると感じた。

    「やめるときも、すこやかなるときも」を読んだ時にも感じたけど、登場人物が

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    2024年02月16日
  • タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

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    「死」について「死体」について「自殺」について、人より深く考えたことがある自分にとっては共感する場面が沢山あった。
    全体的に暗い話ではあるけど、展開や状況が割とリアルで現実っぽいから読みやすかった。
    大好きな人のために、大切な友達や周りの人間のために自分が出来ることはなんだろうか、無力な自分を必要としてくれる人はいるんだろうか、そんな風に悩みながら少しずつ変わっていく主人公がなんとなく素敵に思えた。
    人生は何があるか分からないし誰がキーになるか分からないから、一瞬一瞬の選択を大事にしたいなと思った。

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    2024年02月08日
  • いるいないみらい

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    ネタバレ

    本屋さんで文庫に目が止まり、あらすじを読んで興味を引かれ購入。

    心に残ったのは、私は子どもが大嫌い。嫌いと言いつつ、子どものことが、みくちゃんのことが気になってしまう主人公。
    みくちゃん、どうなっちゃうのかな。先が気になるお話でした。

    読んでて辛い…ってなったのは無花果のレジデンス。もし自分が原因の不妊だとしたら…と考えるとあまりにも辛かった。自分が積極的に子どもを欲しがっていた訳じゃないけれども、落ち込んでしまう主人公の姿に同情した。奥さんの立場からしたら休もうか?ってしか言えないけれども、主人公の立場に立つとその言葉は無くない??気を遣ってるつもり???って腹を立ててしまう不思議。〆で

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    2024年02月02日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    少年Aの事件はどうして起きたのか。
    事件の後、少年Aはどうしているのか。
    被害者家族の人生はどのようなものなのか…。

    どこまでが真実で、どこからが創作なのか。

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    2024年01月28日
  • 二周目の恋

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    一穂ミチの作品が1番好き。島本理生と綿矢りさも面白かった。
    窪美澄の話は私に合う合わないが結構はっきりしてて、この本に収録されてる話は面白かったけど合わなかった。最初の方の展開が急に感じた。特に2人が自己紹介してるところ。浮いてるように感じた。

    でもどうしてもセックスがえもいみたいな雰囲気苦手だな

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    2024年01月19日
  • トリニティ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・平凡パンチがモデルなのね。世代じゃないから、読んでいてもわからなかった
    ・人は必ず死ぬのに、なんで必死こいて働くんだろうな

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    2024年01月17日
  • やめるときも、すこやかなるときも

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    ネタバレ

    彼氏がいない女友達とうまく付き合うのが難しい感じがうまく出ていると思った。人生それだけじゃないのに、恋愛も結婚も「する人」がマジョリティだからみんなの当たり前になってしまっていて、自分のペースでって思うことは難しい…。
    壱晴の女友達は、理由はなんであれ不倫はどうなのかと思う。友達が不倫をしていたらまずは諌める人間でありたい。
    桜子について、心的外傷の理由を知りたいって思っていたのは自分なのに、いざ打ち明けられたら無理なのは身勝手すぎる。それを受けて壱晴が、2人で松江に行こう!ってなったのにもびっくり。
    最終的にはハッピーエンドに落ち着いたけど、もうこの世にいない人と競うことはできないから、壱晴

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    2024年01月10日
  • 水やりはいつも深夜だけど

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    家族にまつわる短編集

    サボテンの咆哮よかった
    産後鬱になった奥さん、精一杯仕事も家のこともやってるつもりだけどどんどん奥さんとの距離が開いていく感じとかリアルで読んでてしんどくなったからいい方向に進むかんじで終わってよかった

    色んな家族の形があるけど、なんかこれを読むと結婚したり子供産んだりするの怖くなる感じある

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    2024年01月07日
  • ルミネッセンス

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    著者名だけで借りたので、読み始めて驚いた。これは窪さんによる“ダークサイド”な連作短篇集だった。
    5篇すべてに共通しているのは、ある町にある古い団地だ。最初の3篇では、中学校の元同級生たちが犠牲(?)になる。4篇目はやはり同じ中学校の同級生が登場するが、主人公はその娘だ。5篇目はまったく関係ない男が主人公であるが、舞台となるのはやはりこの団地だ。
    タイトルになっているLuminescencehは小難しい科学用語だが、エネルギーを受けて発光する現象らしい。確かに輝いたとも思えるが……。ちょっとホラーっぽかったな。

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    2024年01月06日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    「二度目の恋」でらなく、「二周目の恋」って何? と思いながら手にとった。
    恋愛小説のアンソロジー。

    同じ人にもう一度恋をする、というより、過去の恋の色んなものを乗り越えて、振り出しに戻って新しい恋をスタートさせる、というイメージかな。だからといって、すべての話がそうとは決まっていない。
    もうすでに「付き合ってる」ような感じだけど、明確にするために頑張る女子大生や、結婚を経験したのちに自分らしい恋愛をする女性。脱皮して一回り大きくなった人たちが出てくることは間違いない。
    昔は居心地が良かったけど、新しい世界で生きていると、なんだか昔のことを違う視点から見られるようになっている、なんてことはよく

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    2024年01月06日
  • 二周目の恋

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    オール讀物2023年2月号に掲載された女性作家による短篇をまとめたアンソロジー。タイトルの「二周目の恋」は雰囲気で付けましたという感じかな。
    お初の作家・波木銅さん「フェイクファー」は、ちょっと特殊な設定の作品で興味深く読んだ。
    綿矢りささん「深夜のスパチュラ」は、4回のデートを重ね明日のバレンタインデーはどうしようかと悩む女子大生の、告ったほうが負け(?)な話で笑えた。
    一穂ミチさん「カーマンライン」は、国際結婚で生まれた男女の双子が父親の死後離れ離れとなり、14年振りに再会するが……。断トツによかった。

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    2024年01月05日