窪美澄のレビュー一覧

  • 雨のなまえ

    Posted by ブクログ

    窪さんが主人公に書く男は、どうしてこんなに、優しく、弱く、傷を負っている人が多いんだろう。
    ‪どうして私はそれに惹かれちゃうんだろう。‬
    窪さんの話に出てくる登場人物は、どの人もとても自分に近く感じるのは何故だろう。
    西加奈子さんの本を読むと、生きることに意欲がわくというか…前向きになれる。
    対して
    窪美澄さんの本を読むと、自分の足もとを見つめて、自分自身と対峙することができる気がする。
    どちらも自分には必要なこと。

    0
    2017年03月04日
  • アニバーサリー

    Posted by ブクログ

    重くて読むのに時間がかかってしまった。
    気楽な本ばっかりじゃなくて、過去を知る本をもっと読んだ方がいいんだろうな。私。

    辛いけど未来は見える話。

    0
    2016年01月28日
  • クラウドクラスターを愛する方法

    Posted by ブクログ

    ・クラウドクラスターを愛する方法
    家を出ていった母。同じ様に専門学校の卒業とともに家を出た娘の紗登子。母や父、実家との微妙な距離、自分の今後に悩む。ちょっと島本理生の小説と似た感じがした。個人的には「ふがいない僕~」や「晴天の迷いクジラ」の方が好き。
    ・キャッチアンドリリース
    同じマンションに住む小学生の莉子と光。2人とも両親は離婚。こちらの話も今までに読んだことある窪さんの小説とは違った印象。でも、窪さんが捕らえている本質は変わらないかな。

    0
    2016年01月04日
  • クラウドクラスターを愛する方法

    Posted by ブクログ

    離婚した親と家族について思い悩む女性の話。

    今までは苦しかったかもしれないけど
    自分で作る家族は幸せと感じてほしいと思った。
    できれば向井くんと。

    0
    2015年12月13日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

    購入済み

    ふがいない僕を見つめなおす

     色んな失敗をしてきた。悪いことも恥ずかしいこともしてきた。「ふがいない僕は空を見た」は、そんな僕を大きく手を広げて許してくれた。どの時点で僕の人生には終止符が打たれるのだろうか。その時、僕はどんな気持ちなのだろうか。もういいと満足しているのだろうか。それとも、反省しきりなのだろyか。
     「きょうという日を愛せよ」これは、僕が考えた自分自身のための座右の銘だ。生きていくための励ましの言葉だ。いろんな人と出会った。いろんな経験をした。いろんないいこともした。我が人生に悔いなしと思うために、僕はきょうという日を愛すように努めている。出逢った人を裏切らないように。
     「ふがいない僕は空を見た」空

    0
    2020年03月30日