窪美澄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表題作の「雨のなまえ」の感覚がすごくよくわかるのだけど、相手に対してこれといった不満もないし、傍から見れば幸せなのはわかるけど、それが逆に不満というか、そういう完璧に近いようなものへの息苦しさの結果、相手を裏切る行為をしてしまう感覚って、ちょっとわかるな~という風に読んでいた。いろいろなしがらみから、解放されたいのだろうか、結果携帯をポイ捨て同然のごとく扱ったり。
ほかの短編だと、「ゆきひら」の結末が少し衝撃を受けた。そんな終わり方って・・・という印象。窪さんの作品の印象にこのタイプの終わり方がなかったので面食らった。
やっぱり窪さんの本は長編のほうが面白い。その都度打ちのめされたり -
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ふがいない僕を見つめなおす
色んな失敗をしてきた。悪いことも恥ずかしいこともしてきた。「ふがいない僕は空を見た」は、そんな僕を大きく手を広げて許してくれた。どの時点で僕の人生には終止符が打たれるのだろうか。その時、僕はどんな気持ちなのだろうか。もういいと満足しているのだろうか。それとも、反省しきりなのだろyか。
「きょうという日を愛せよ」これは、僕が考えた自分自身のための座右の銘だ。生きていくための励ましの言葉だ。いろんな人と出会った。いろんな経験をした。いろんないいこともした。我が人生に悔いなしと思うために、僕はきょうという日を愛すように努めている。出逢った人を裏切らないように。
「ふがいない僕は空を見た」空