窪美澄のレビュー一覧

  • 二周目の恋

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    一穂ミチの作品が1番好き。島本理生と綿矢りさも面白かった。
    窪美澄の話は私に合う合わないが結構はっきりしてて、この本に収録されてる話は面白かったけど合わなかった。最初の方の展開が急に感じた。特に2人が自己紹介してるところ。浮いてるように感じた。

    でもどうしてもセックスがえもいみたいな雰囲気苦手だな

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    2024年01月19日
  • トリニティ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・平凡パンチがモデルなのね。世代じゃないから、読んでいてもわからなかった
    ・人は必ず死ぬのに、なんで必死こいて働くんだろうな

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    2024年01月17日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    「二度目の恋」でらなく、「二周目の恋」って何? と思いながら手にとった。
    恋愛小説のアンソロジー。

    同じ人にもう一度恋をする、というより、過去の恋の色んなものを乗り越えて、振り出しに戻って新しい恋をスタートさせる、というイメージかな。だからといって、すべての話がそうとは決まっていない。
    もうすでに「付き合ってる」ような感じだけど、明確にするために頑張る女子大生や、結婚を経験したのちに自分らしい恋愛をする女性。脱皮して一回り大きくなった人たちが出てくることは間違いない。
    昔は居心地が良かったけど、新しい世界で生きていると、なんだか昔のことを違う視点から見られるようになっている、なんてことはよくある。憧れだったのか、恋をしてるふりをしていたのか、世間体を気にしていたのか。
    登場人物たちは、縛られていた何かから放たれて過去を振り返らずに突き進んでいく。

    一番良かったのは、一穂ミチさんの「カーマンライン」。空と宇宙の境界部分のことをカーマンラインというらしい。
    時代設定が平成初期だけど、意外と良かったのが遠田潤子さんの「道具屋筋の旅立ち」。今も同じような男性はいるだろうな。どんな人もできるだけ自然な自分を出せる相手が何人かいるだけでずいぶん楽になると思う。
    あとね、窪美澄さんって苦手かもって思ってたけど、ここでレズビアンの女性の話が出てきて、これが良かった。上手くどこがどう印象的だったのか分からいんだけど、幸せな気持ちになった。

    目次
    最悪よりは平凡 島本理生
    深夜のスパチュラ 綿矢りさ
    フェイクファー 波木銅
    カーマンライン 一穂ミチ
    道具屋筋の旅立ち 遠田潤子
    無事に、行きなさい 桜木紫乃
    海鳴り遠くに 窪美澄

    そういえば、「フェイクファー」を読んでるとき、「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の小説を思い出した。

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    2024年01月06日
  • 二周目の恋

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    オール讀物2023年2月号に掲載された女性作家による短篇をまとめたアンソロジー。タイトルの「二周目の恋」は雰囲気で付けましたという感じかな。
    お初の作家・波木銅さん「フェイクファー」は、ちょっと特殊な設定の作品で興味深く読んだ。
    綿矢りささん「深夜のスパチュラ」は、4回のデートを重ね明日のバレンタインデーはどうしようかと悩む女子大生の、告ったほうが負け(?)な話で笑えた。
    一穂ミチさん「カーマンライン」は、国際結婚で生まれた男女の双子が父親の死後離れ離れとなり、14年振りに再会するが……。断トツによかった。

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    2024年01月05日
  • 二周目の恋

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    初めて読んだ
    アンソロジー。
    やっぱり作家さんによって文や物語の雰囲気が違くて一冊読んでる感覚がなかった!
    でも素敵な方にたくさん出会えるのはいいことだね。
    一つ一つ本当に色が違うから感じたこともそれぞれだけど、恋愛の形って本当に色々あるなってのが所感。
    実ったものも実らないものも実らせちゃいけないものも心に秘めておくだけのものも全部恋。愛。
    正しい形に囚われすぎなくたっていいんだって思わせてくれた。
    お気に入りは大好き島本理生さんの作品「最悪よりは平凡」と一穂ミチさんの「カーマンライン」

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    2023年12月27日
  • 恋愛仮免中

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    色んな作家さんが描く恋愛のお話。

    原田マハさんはもちろん素敵な物語で大好きでしたが、アポロ11号やシャンプーも初めて読んだ作家さんだったけれど、とても良かった。他の作品も読んでみたくなる。

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    2023年12月20日
  • 二周目の恋

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    やっぱり好きな作家さんの話が面白かった
    島本理生さん 綿矢りささん 遠田潤子さん

    波木銅さんは初めての作家さんだったけど 内容がイマイチ私には入ってこなかった

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    2023年11月25日
  • いるいないみらい

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    窪美澄さんの5つの短編集

    「こどもをもつかもたないか」ということに真っ直ぐに向かい合った物語で、それぞれの主人公なりの考え方や生き方が描かれていて、正解を導くことはなかった。ここには、生まれ生きていく中で、新しい命を成すかどうかは、誰でもない自分あるいは自分たちで決めて行くのだから・・・という作者の意志が強く感じられた。

    妊娠・出産といったテーマを多く描かれている窪美澄さんらしく、多様な場面や人物設定だった。どの物語でも主人公の意志が、ごく自然体で表現されていた。読み手は、きっと主人公達の何処かに気持ちを寄り添わせることが出来る作品だとも思う。「こどもをもつ」ことに否定も肯定もしない姿勢は、どんな生き方も尊重されているように感じた。

    奥ゆかしさを美しんできた日本人は、性に対する意識がまだまだ閉鎖的だと思う。結婚適齢期には敏感だが、妊娠適齢期には鈍感なのも、その影響があるように思えてならない。昨今の初婚年齢の高齢化による高齢出産、それによる妊婦・こどもへのリスク、また女性特有の疾患や夫婦で取組む不妊治療に対する知識の乏しさ。
    当事者になって初めて知るケースが余りに多く、男女平等が叫ばれる中、男性と肩を並べて社会に出て働いて来た女性達が嘆き悲しむ場面を、私も身近に幾つも見て来た。

    第5章 金木犀のベランダ
    作中の節子さん曰く
    「昔はね、ふたつも選べなかった。結婚と仕事、ふたつ手に入れることは難しいことだったの。今の人は結婚も、仕事も、子どもも、手に入れることができる。ほんとうにいい時代になった。」
    とあった。
    まさにその通りだと思う。

    今の時代はどちらも手に入れることが出来る選択肢があったとしても、その両方の表だけでなく裏も側面も知った上で、「こどもをもつかもたないか」ということに向き合うための知識と教養を培うことが大切だと思う。日本では学校教育の場でこの分野について教わることは僅少だ。受け身で待っていては手遅れになることも多い。
    本作を手にした方にとって、そこに向き合うための一助となるように・・・という作者の温かい願いを感じる作品だった。

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    2023年11月17日
  • たおやかに輪をえがいて

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    未だに付き纏う女性の老いとか、誰しもある誰にも知られたくないこととか、そういった後ろめたいようなネガティブなものをプラスにしてくれるような、そんな作品だった。色々考えたことは多いけど、私はずっと詩織とみなもの関係がすきでした。

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    2023年11月06日
  • たおやかに輪をえがいて

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    主人公にまったく共感ができず、序盤はかなりイライラした。
    52歳の主婦絵里子は、夫と、20歳のひとり娘の3人暮らし。一見どこにでもいる家族だが、それぞれがフラストレーションを抱え、それが積もって絵里子は家を出る。

    絵里子は言いたいことを言わず、怒らず、家族のためを思って家のことをこなしてきた。絵里子の内面が描かれているから、余計に思っていることがあるなら言って!と思ってしまう。
    溜め込むタイプの人は爆発すると怖いな。
    家族だろうと親友だろうといくら心が通っていると思っても、言いたいことはやっぱり口で伝えなきゃいけない。わかった気になっているのがいちばんダメ。

    絵里子が家を出てからの変貌ぶりはすごい。絶対こっちの絵里子のほうが魅力的。ただ、ここにたどり着くまでが長い、、、絵里子のうだうだしてる時間が長すぎてキツかった。

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    2023年10月17日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    その人の地獄はその人の魂に紐づいているので、どうあっても救われないという話。
    テーマがちょっとしんどすぎた。

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    2023年10月07日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    怖かった。サイコパスとか性癖っていう言葉で人間を区別しきるなんて無理だと感じた。

    出来事の外側の事実と内面的な事実は、全く違う気がした。怖かった。

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    2023年10月04日
  • アニバーサリー

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    戦後を生きた女性と心を閉ざしたシングルマザーの話し。

    古き良きなんて言われるものが全て素晴らしいとは思わないけど、豊かさと引き換えに失われたものってあるんだろうなぁ、なんて。

    人との繋がりが如何に大事かって認識する一冊でした。

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    2023年09月10日
  • たおやかに輪をえがいて

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    52歳のパート勤めの主婦、絵里子。
    ある程度幸せに過ごしてきたと思っていたが、
    ある日夫の持ち物らしい風俗のポイントカードを見つけてしまう。一人娘の萌も最近帰りが遅い。
    そんなきっかけで、夫を信じられない、家族とは一緒にいられないと家出…
    え?そんなことで?
    風俗くらいで済んでよかったじゃん。しかも風俗のポイント貯めるなんて…なんか憎めない
    それ以外は穏やかで優しそうな夫なのに…
    まあ、人それぞれ怒りのポイントは違うからね。
    あまり絵里子に共感出来なかったけど、夫をはじめ人に恵まれている人だよね。それがよかった

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    2023年09月06日
  • トリニティ(新潮文庫)

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    紆余曲折を経て、決断と運が作用して出来上がる人生。そんな他人の人生の結果を俯瞰して
    こうすればよかったのに、あの人のああいうところが悪かった、結局こういう生き方が一番丸いとか
    考えてしまうのはやだな。

    物事はなるようにしかならないし
    一時は良くても最終的にはお金を無心するような惨めな暮らしになる、誰も周りにいなくなることだってある

    安全なところから他人に関してどうのこうのおもうのやめたい

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    2023年09月10日
  • ご本、出しときますね?

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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
    この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

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    2023年08月26日
  • ご本、出しときますね?

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    ◆心に刺さったワード◆
    ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
    ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
    ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
    ⚫強い心は強い肉体に宿る
     

    ◆読んでみたい本◆
    ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
    ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
    ⚫世界の実相をつかみたい人 古井由吉 辻
    ⚫次から次に変人が出てくる 村上龍 ライン

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    2023年08月18日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    装丁はやさしいい雰囲気に感じたけど、
    いろんな意味でショックをうけた。

    嫌な人物たちの登場。
    理解不可(私にとって)な母親(少年Aの母)、
    作家の妹(とても困るキャラ―)・・・・・・
    (ノンフィックションみたい)

    加害者を崇拝するということも私は最後まであまり理解できなかった。

    性的表現や、少年Aの殺害状況?ルーのネズミ実験?
    などあまりにもリアルすぎて気持ち悪かった。


    ※【この国のすべての病は、母親から起こる】 わぁ・・・
    心が痛い・・・

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    2023年08月13日
  • さよなら、ニルヴァーナ

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    忘れることも出来る。
    忘れずにいることも出来る。
    けれど忘れられないことがある。
    本当にあった凶悪事件を忘れかけていたけど
    こうしてノンフィクション×フィクションにして、色んな立場の色んな感情達が絡み合って想像してしまう。それが楽しかった。
    著者らしい描写もありながら著者らしくないなと思う部分もあり複雑な気持ちになったので星3。

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    2023年08月11日
  • たおやかに輪をえがいて

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    人生を変えた絵里子。娘の萌とやり直せたことは本当によかった。子供にとっても元の絵里子のように毎日義務のように家族のためだけに生きている母親より、楽しみながら前向きに生きている親の方がいいと思えるのだろう。しかし、みんな家族の世話や家事に追われる。現実は厳しい

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    2023年08月08日